理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。寝過ごしてしまった怠惰のクソ悪魔です。俺は気づいたらいつの間にか寝ていて12時になっていたんだ。何を言っているか分からないと思うが‥‥みたいな感じです。ただやっちまったという感じです。本当にすいません。それでは気を取り直して本編へどうぞ。


第407話 罪悪感と申し訳なさと 

2人に飛び付きからの抱きつかれて重さが更に増したと同時に、

 

理 「うっくっ苦しい!」

 

あまりにも強く抱きつかれ胸は圧迫され首は締め上げられて苦しい。

 

怠惰「ほら小娘ともそろそろ離れないとまた理久兎

   がいなくなるぞ」

 

さと「はっ!」

 

紫 「ごっごめんなさい御師匠様」

 

やっと2人から解放され呼吸を整えるあぁ苦しかった。だがこの反応からしてやはり怠惰の言葉は本当だったのだなと感じた。

 

怠惰「さてと俺は千ちゃん達にも伝えてくるよ♪」

 

そう言い怠惰は部屋を出ようとするが、

 

理 「なぁ俺の従者達はいるのか?」

 

怠惰「従者?あぁあの3人か隣の部屋で寝かせてる

   よ♪多分もうちょいしたら起きんじゃない?

   君が起きた事だしね♪」

 

そう言うと今度こそ部屋から出ていく。そして霊夢は此方を見ると、

 

霊夢「あんた自分がやった事を覚えてる?」

 

理 「………すまん何も分からない」

 

霊夢「そう」

 

霊夢の顔からして怒っているのは容易に分かる。そして触り程度つまり母親を手にかけたという事は知ったが後は何もわからないのは事実だ。そのため自分が何をしたのかを聞きたいと思った。

 

理 「何かをしたのなら話してくれないか‥‥俺がし

   た事の全てを‥‥悪行があるならその悪行を頼

   む」

 

蓮 「霊夢………」

 

霊夢「ごめん蓮‥‥私は言うわ理久兎やその従者達が

   した事を包み隠さずにね」

 

そうして霊夢は包み隠さずに話してくれた。ウリエルという女が自分を利用し幻想郷の皆に手をだし傷つけさせてしまった事、母親の心臓を貫き殺人未遂をした事、世界を壊しかけた事、自分の仲間であり友である従者達を道具扱いし捨て駒と使った事、他にも多々と聞かされた。到底自分がやったなんて思えない悪行を全て話してくれた。

 

霊夢「それぐらいかしらね私が知っている事は」

 

理 「………まじか」

 

信じられない事だが信じざるを得ないだろう。何せ言葉の一言一言に迫力があるし目は真剣だったのだから。

 

理 「紫やさとりそれに蓮も何かあったら言ってく

   れないか?」

 

紫 「私からは何もありません」

 

さと「私もです」

 

蓮 「僕もないですかね主に霊夢の言葉通りなので

   ‥‥って理久兎さん!?」

 

理 「………すまん‥‥本当に‥‥すまん」

 

ただ悔しかったし自分が情けなかった。外部からの敵の策略に嵌まって皆を傷つけてしまった事や迷惑をかけてしまった事が。

 

霊夢「別に良いわよ‥‥あんたは覚えてないかもしれ

   ないけどあんたが紫を助けたりしたのも事実

   だったし」

 

蓮 「それに最後は僕やさとりさんも助けてくれま

   したしね」

 

紫 「そうですよ御師匠様だから気に止めないでく

   ださい悪いのは全部あの女ですから」

 

さと「えぇ♪」

 

理 「だが俺がやった事は‥‥」

 

と、言っているとドタドタと廊下を歩く音が聞こえる。そして部屋の前で止まると障子が勢いよく開かれおふくろが鬼のような形相でこちらを見てくる。

 

千 「バカ息子!!!」

 

馬乗りにされ胸ぐらを掴まれる。

 

永琳「って龍神様おやめください!」

 

輝夜「止めるわよ!」

 

鈴仙「はっはい!」

 

てゐ「えぇいどうにでもなれ!」

 

紫 「止めてください!」

 

さと「なっ!お義母様理久兎さんを傷つけないで下

   さい!」

 

6人はおふくろを押さえつけようと四肢を拘束しようとするが、

 

千 「離さんか!!」

 

永琳「ぐっ!!?」

 

輝夜「きゃ!!?」

 

6人はいとも容易く吹っ飛ばされる。そしておふくろは自分の顔を見つめながら、

 

千 「このバカ息子が!ワシを心配させるでない

   わそなたは本当に!本当に!」

 

拳を構えてくる。殴られる覚悟はとうにできている。そのぐらいの事を自分はしたのだから当然だ。だが拳は当たらなかった。何故なら拳を解いたからだ。

 

千 「心配させよってそなたは本当にアホうじゃ!

   理久兎!」

 

理 「ごめん‥‥本当にごめんな………」

 

千 「良かった戻ってきてくれて良かった!」

 

おふくろはそのまま抱きついてくるそして感じる。紫、さとりに比べると重さは軽いがとても暖かい。

 

怠惰「良かったじゃん千ちゃん♪大切な息子君が帰

   ってきてくれてさ」

 

千 「うむ‥‥怠惰よそなたにも礼を言うありがうと

   うな♪」

 

怠惰「バカだなぁ千ちゃんはこれは千ちゃんは勿論

   だけど他にも蓮くん達の奮闘にさとりちゃん

   達が傲慢を相手に体を張ったからじゃない礼

   を言うならその子達に言いなよ♪」

 

千 「そうじゃな♪」

 

怠惰「だけどもし俺に礼がしたいなら使った分の薬

   剤とか手術及び処置の手技料とかの請求を‥」

 

千 「さてワシは皆に理久兎が起きたことを伝えねば

   な!ではな!」

 

そう言いおふくろは嬉しそうにそしてそそくさと外へと出ていった。

 

怠惰「料金を踏み倒されちゃったよ」( ;´・ω・`)

 

やはり料金を踏み倒されたみたいだ。先程の言動ですぐに行動に移したからもしやと思ったが。

 

霊夢「あんたガメツイわね」

 

永琳「それに貴方は会計できるの?」

 

怠惰「何をいうんだ♪元闇医者だぜ俺はさだから俺

   の気分次第で料金は変わるよ俺の治療料金を

   決めるのは法や理久兎のルールじゃねぇ俺自

   身が決めることさ♪」

 

鈴仙「こっここまで清々しいクズがいるとは」

 

言っている事は本当にクズだがしかしその生き様や心の強さは見ていて面白いと思った。

  

理 「なぁさとり彼奴に報酬金を出しても良いか?

   無論俺の小遣いでさ♪」

 

さと「良いんじゃないですか?貴方がそれで良いの

   なら」

 

理 「あぁ♪なぁ怠惰」

 

怠惰「何だ?元ショタ野郎」

 

理 「誰がショタだ!?」

 

全員「いやあんただよ」

 

何この皆からのツッコミ。まさか自分がおかしくなっている時の姿っておふくろと同じような子供だったとでも言うのか。

 

理 「ってそうじゃなくて!なぁ俺からお前に報酬

   金を出したいんだが良いか?」

 

怠惰「お前が?」

 

理 「あぁ500万ぐらいならすぐに何とか出来る

   が」

 

貯金の金額を考えて残っているのは約500万程だ。それぐらいなら何とか出せるがそれ以上となるとちょっと今は払えないから未払金扱いになるなと思っていると、

 

怠惰「アハハハハハハハハ♪」

 

怠惰はゲラゲラと笑いながら自分の頭に手を乗せる。

 

怠惰「それじゃ足りねぇ‥‥」

 

理 「なっなら!」

 

怠惰「だがよてめぇのお陰で俺の仇について少しだ

   が知ることが出来たからよ安くして100万

   に負けてやるよ♪」

 

と、楽しそうに言うが仇とは一体どういう事だ。

 

霊夢「あんた仇ってそういえばその進化の秘宝の時

   に言ってたわよね俺が作った物じゃないって

   それらについて説明してくr‥‥」

 

怠惰「悪いが秘密♪ここから個人情報だからさ♪」

 

そう言い怠惰も襖を開けてそそくさと逃げていった。

 

紫 「仇ね‥‥」

 

理 「………彼奴にも言えない何かがあるんだろ」

 

さと「‥‥そうです‥‥かねですが理久兎さんが元に戻

   ってくれて良かったです」

 

紫 「えぇ♪」

 

理 「ありがとうな♪」

 

紫とさとりの頭を撫でながら笑顔で答える。そして蓮や永琳達の方を向き、

 

理 「それから蓮や永琳もごめんな♪」

 

蓮 「良いですよこうして生きてるんですし」

 

永琳「えぇ♪けど理千こっちもベッド代金とるから

   覚悟をしてちょうだいね理?」

 

理 「うぇ~怖ぇ」

 

そんな何気ないそして楽しい会話をしながら部屋は明るくなるのだった。だがその部屋の廊下では、

 

怠惰「‥‥姉貴もう少しだけ待っててくれよすぐに彼

   奴を送って今度は俺も行くからよ」

 

ロケットの写真に笑顔で映る女性にそう語りかけ怠惰は前を向く。そして、

 

怠惰「………今日は見逃してやるよ」

 

と、訳が分からない事を呟き自室に戻るのだった。




ではでは今回はありがとうございました。そしてマジで申し訳ありません。寝過ごしてしまいました。最初はずっと起きていたのに寝る間際の記憶がない状態です。はぁ‥‥失礼それではちょっと短いですが今回はここまでになります。また次回もよろしくお願い致します。それではまた次回サラダバー!

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