一輪に勝利に自分は決めポーズを取る。そのお陰か周りからは歓声が上がる。
耶狛「いや~勝っちゃいました~」
一輪「‥‥耶狛あんたはどうしてそこまで強いんだ」
何でそこまでって‥‥多分マスターの地獄特訓のお陰かな。
耶狛「う~んマスターの地獄特訓のお陰?」
一輪「………何したってのよ」
耶狛「えぇとキツくて覚えてないけど何回かは死に
かけたよね」
あの頃は本当に地獄だった。訓練、訓練、訓練、訓練、娯楽、訓練と毎日が地獄だった。
一輪「お前らの強さの秘密が分かった気がする」
耶狛「アハハ‥‥」
とりあえずは分かる限りでは分かったのは皆は自棄に好戦的であるというのだけは分かった。
耶狛「次は何処にいこうかな」
今度は何処に調査しに行こうか。早く調べるだけ調べてこの原因を探らなければ。
一輪「そういえばさっき聞いてきたが何か調査して
いるのか?」
耶狛「うん閻魔ちゃんからの依頼でね♪」
一輪「えっ閻魔天!?」
えっ何。映姫ちゃんって結構有名なのかな。あっ確か映姫ちゃんって閻魔は閻魔でも途中採用者だったけ。
耶狛「といっても中間管理者だけどね」
一輪「成る程‥‥でもそれなら理久兎さんが」
聞いてないような気がするがまぁいいか。
耶狛「今マスターはね前の異変の罰で謹慎処分を受
けて家で家事してるよ?」
一輪「それで貴女が‥‥」
耶狛「そうなんだよ♪」
マスターには悪いかもだけど今回の任務は少しいや凄く楽しい。1人で心細いには心細いがそれを勝るぐらいにワクワク、ドキドキしているのだ。
耶狛「ねぇ一輪ちゃん雲山さんこの後に調査をする
としたなら何処に行けばいいかな?」
一輪「えっ………雲山は分かる?」
雲山 ┐(´-ω-`)┌
一輪「う~ん分からないか」
と、一輪達が悩んでいると門から誰かが此方に向かって歩いてくる音を察知する。
耶狛「ん?」
一輪「あっ聖様」
それはここ命蓮寺の住職こと聖白蓮だ。聖は自分と一輪そして雲山を見ると、
聖 「ふむ‥‥これはどういう惨状?」
耶狛「‥‥なんか違う?」
目の前の聖が何時もとおかしい事にすぐに気づく。
一輪「耶狛さんが客‥‥まぁ挑戦者として迎え撃って
いてその‥‥負けた所です」
聖 「かぁ~情けないなお前さんはこれじゃ仏やら
は守れぬぞ!仏滅確定じゃ!」
一輪「なっ!!?」
雲山 Σ( ̄ロ ̄lll)
この目の前の人は何をいってるのやら。一輪の前に手をかざし、
耶狛「ねぇ貴女は誰?聖ちゃんとは臭いが全然違う
ね?さっきから獣独特の獣臭がするんだけど
正体を見せたらどうかな♪」
一輪「えっ?」
雲山 (*´・д・)?
聖?は顔をうつむかせる。そして、
聖 「クククアハハハハハハ!!」
と、顔を歪ませる程の笑顔で高笑いする。そしてドロンと煙が上がる。煙が止むとそこに聖は無くそこには眼鏡をかけ獣いや狸の尻尾を揺らす女性がいた。
? 「まさかバレてしまうとはのぉしかもバレ方が
臭いとは恐れ入ったぞ」
この人いや妖怪を見たことある。確か昔にマスターに挑んだのは良いもののこっぴどくボコボコにされた化け狸だ。
耶狛「………昔にマスターにボコボコにされた狸だ」
? 「ワシは二ツ岩マミゾウじゃそんな覚え方をす
るでないわい!」
そうだそうだマミゾウ狸だ。しかし狸かそんな言葉を聞いてるとお腹減るなぁ。
マミ「しかしまさか理久兎の所のバカ狼がここに来
るとはのぉ」
耶狛「バカじゃないよアホだよ!」
マミ「どっちも一緒じゃろ!?」
発音的に違うよ。
一輪「お前‥‥聖様に化けるとはいい度胸だな」
マミ「化かされるのが悪いんじゃよ」
一輪「むっ!」
マミゾウの一言で一輪の額にシワがよった。
マミ「とりあえず小娘よ理久兎はどこいにる!」
耶狛「マスターはいないよ~」
マミ「なんじゃと!?」
流石は狸、執念が並大抵のレベルじゃない。
マミ「ちっとんだ無駄足か人里でお主を見て奴も来
ていると思ったんじゃがな」
耶狛「ねぇ狸さんマスターに仕返しをしたとしてど
うするの?」
マミ「無論あの男をギャフンと言わせたらワシが妖
怪の中でも最強になるそうなればワシを頼り
に妖怪が集まりワシの百鬼夜行が出来上がる
という寸法じゃ‥‥しかしそのためには理久兎
が邪魔なんじゃよ」
今の発言はマスターにとっての敵対発言という事で良いのかな。
耶狛「ふぅ~ん‥‥狸さんはまだ懲りてないみたいだ
ね♪」
マミ「何?」
耶狛「マスターが貴女を茶釜から戻させなくした理
由って貴女の傲慢が生んだ末路だよ無謀にも
マスターを皆を嘗めきった結果‥‥だからそれ
は八つ当たりだと私は思うけどなぁ?」
実際にマスターや皆の実力を甘く見すぎたから茶釜から戻れなくされたそれは事実の出来事であり八つ当たりされるのは少し迷惑なためそう言うと、
マミ「言いおるの小娘どうやらまずお主をボコした
方が良さそうじゃな!」
今の発言で逆ギレしたのかやる気満々と言った感じになる。
耶狛「知ってる狸さんお兄ちゃんと私は動物をしつ
けるのも仕事の1つなんだよ‥‥だから貴女を
しつけてあげるよ」
マミ「貴様などに負けてなるものか!」
耶狛「行くよ!」
そうして狼少女と狸少女による弾幕ごっこが始まったのだった。
怠惰「ではでは今回はここまでです」
千 「耶狛の嗅覚は凄いのぉ」
怠惰「亜狛くんは聴覚が鋭いけど妹の耶狛ちゃんは
嗅覚が鋭いんだよね」
千 「普通の狼とじゃったらどのくらいかの?」
怠惰「狼の10倍はいくんじゃない?」
千 「そうなのか」
怠惰「うんだから臭いとかには凄い気をつかうん
だよ耶狛ちゃんはね」
千 「ほう‥‥柔軟剤とかはやはり」
怠惰「嫌いじゃないと思うよ?まぁそれだったら
お肉とかの方が喜ばれるけどね」
千 「匂いは食欲を増進させまたは減少させるから
のぉ」
怠惰「そうなんだよね‥‥だから食いしん坊なんだよ
ねキャラ的に‥‥」
千 「ほう‥‥ってそろそろ時間じゃな」
怠惰「ありゃまぁなら今回はここまでかな」
千 「うむまた次回もよろしくの!」
怠惰「ではではまた次回グッバイ!」