深夜となり街道の明かりも消えた旧都を理久兎は部屋の窓から眺めていた。
理 「耶狛は大丈夫かな」
時々に自分の力を伝達させているがしっかりと仕事をこなしているのだろうか。
理 「………」
隣をちらりと見る。そこには にとりが置いていき挙げ句に料金までとられた機械がある。確かTKG機もとい卵かけご飯機だったか。こんな物まで買ってくる始末で不安になるのは仕方ない。
理 「やれやれ………」
本当に仕方ない奴だ今回は多目に見よう。また夜中に夜食したらおかずを2、3品減らして野菜だけにすれば万事解決だし。というか秘密に夜食をするならせめて使った食器や食材の後片付けとかして欲しい。
理 「はぁ~………」
ため息を吐きながら外を眺めていると黒い何かが此方に向かってくる。目を凝らして見てみると、
理 「耶狛‥‥やっと帰ってきたのか」
やっと耶狛が帰ってきたか。地霊殿へと帰るのを確認すると椅子に座る。数分後、廊下を歩く音が聞こえてくる音からして此方に向かってきている。そして部屋の前で止まると扉が開かれ耶狛が顔を覗かせた。
耶狛「起きてる?」
理 「あぁ入りなさい耶狛」
と、一言をかけると耶狛が部屋に入り自分の前に立つ。しかしニコニコと耶狛は笑っている。
理 「………で?成果を聞こうじゃないか」
耶狛「はいはい~♪」
そうして耶狛から成果について聞く。地上で起きていた異変はしっかりと片付けた事、その異変を起こしていたのはお面の妖怪だった事、宗教家達を相手に戦った事そして蓮が霊夢と破局を迎えて別れた事等々を聞いた。
理 「………そうか」
耶狛「でも意外だったかな蓮くんが霊夢ちゃんと破
局するなんて」
実際本当に破局をしたのだろうかという疑問は残る。彼奴等の記憶が確かならオシドリもとい鶴のように互いを支えあっていて相性的にも良い2人が破局を迎えるとは世も末で恐ろしいものだ。
理 「まぁその話は置いておいて‥‥その異変の黒幕
の面の妖怪‥多分‥面霊気はどうなった?」
耶狛「えぇと神子ちゃんがお面が出来るまで暫く預
かるって」
理 「そうか‥‥まぁ神子ちゃんなら何とかしてくれ
るから万々歳かな‥‥何時かお礼の酒を持って
行かないとな」
神子ちゃんなら信用できるしその面霊気も何とかなるだろう。それに此度の件は此方にも非があるにはある。だからそれ相応に礼をしなければ。
理 「まぁ何はともあれご苦労だったこの結果はし
っかりと映姫にも連絡しておくよ」
耶狛「やった~♪」
喜ぶ姿はまるで幼稚園児みたいだがまぁそこは置いておいてとりえあえず隣に置いてある機械を机に置く。
耶狛「マスターそれは?」
理 「にとりから届いた何だっけ?TKG機だった
っけ‥‥お前の品だろ?」
それを聞くや否や耶狛は喜びの表情を見せるがすぐにどんよりと暗くなる。
耶狛「えっえぇとマスターおっ怒ってる?」
理 「いいや全然♪」
何故か耶狛は2歩後ろへと下がる。何その態度まさかビビってるのか。
耶狛「ごっごめんなさい!!」
部屋から逃げようとすぐさま後ろを振り向いた何故に逃げるんだ。椅子から立ち上がり、
理 「瞬雷」
一気に距離を移動し耶狛の背後へと回り込み通せんぼをする。
耶狛「ひっ!?」
理 「何逃げようと‥‥」
耶狛「いや~!」
今度は窓を突き破って逃げようしているのか窓の方へと全速力でダッシュし出した。
理 「いい加減におとなしくしろ」
深夜に騒がしくしたら地霊殿で眠るさとり達に迷惑だ。魔力へと切り替え断罪神書から鎖を出現させ耶狛を縛る。
耶狛「いや~勝手に買ってごめんなさい!!」
とりあえず1人用のソファーに座らせ逃げないように手足をすぐさま固定させる。
耶狛「ごめんなさい!ごめんなさい!!」
ソファーがガタガタと揺れる。たかが‥‥まぁ数万は取られたけどそんなに怯えるか普通よ。
理 「だから何で謝るんだよ?」
耶狛「………えっ?」
キョトンとした顔になると首をかしげる。こいつは何を思っていたんだ。
耶狛「おっ怒ってないの?」
理 「別に?だってお前が今さら夜食しようがしな
かろうが知ってるしな」
耶狛「ばっバレてた!?」
バレてたって今更かよ。皿やら卵の片付けやらそう言った事の後片付けを完璧にしてから「バレた」と言えよ。というかバレるの前提てでやっているのかと思ったよ。
理 「まぁあれだ夜食を食べるのは良いけど食べた
と分かっら明日の朝食とかの品が2、3品減
ると思えよ?」
耶狛「夜食を食べた何時もの翌日だ!?」
まったくやれやれだ。そろそろ落ち着いた頃だと思い拘束を解き鎖をしまう。
理 「とりあえずだせめて夜食とかバレないように
やりなよ?俺が言うのもどうかと思うけど」
耶狛「アイ………」
まったく呆れてやれやれとしか出来ない。机に置いた機械を手に取りソファーに座る耶狛に差し出す。
理 「ほら今日の報酬だ」
耶狛「えっいいの!?」
理 「頑張ってくれたみたいだしな♪それに今回は
それ相応に規模が大きくなる前に今回の異変
を潰せたからその報酬だまぁこれじゃ足りな
いよな‥‥なら今日も特別に休んで良いぞ」
耶狛「えっ本当に良いん‥‥だよね!」
しつこいな俺が良いと言ったんだ。それぐらい良いに決まってるだろうに。
理 「俺が嘘をつくと‥‥」
耶狛「思います!」
理 「………壊して良い?」
耶狛「あぁ冗談だよ!だから壊さないでぇ!!」
まぁ異変の起こすときの前科があるから仕方ないと言えば仕方ないか。だが大声でなおかつ手を上げて言うなよ恥ずかしい。
理 「はぁ‥‥ほら」
耶狛「おっとと‥‥マスターありがとう♪」
理 「おう♪」
頭を撫でてやると尻尾をパタパタと振って嬉しそうだ。
理 「耶狛はそろそろ寝なもう深夜‥‥いや明け方だ
しな」
窓を覗くともう鬼達を初めとした妖怪達が外に出ていた。
耶狛「う~んそうだね‥‥なら寝るよ何か気が緩んだ
ら眠くなってきたし」
理 「あぁ寝ろ寝ろ♪」
耶狛「それじゃおやすみなさぁ~い」
そう言い耶狛は部屋を出ていった。出ていったのを確認すると部屋に置いてあるティーポットに茶葉とお湯を入れ即席で紅茶を作り外の景色を見ながら飲む。
理 「ふぅ‥‥さてと今日もやりますか」
と、一言を呟き徹夜で今日に備えるのだった。
怠惰「てな訳で今回はここまで」
千 「これで耶狛が主人公の話は終わりなんじゃろ
怠惰よ?」
怠惰「まぁ心綺桜はここまでだね」
千 「しっかし耶狛の思考はこうしてみるとある意
味でカオスじゃったな」
怠惰「まぁある意味でご◯うさに近い頭だよね」
千 「町の国際バリスタ弁護士を良い感じにパクり
おってからに」
怠惰「そうそうパクったねぇ‥‥地底の国際アーティ
スト獣医だったよね?」
千 「本当にカオスじゃったわい」
怠惰「耶狛の話はね頭を空っぽにしないとダメだよ
だってある意味でボケしかないカオスなんだ
からさ」
千 「本当に幻想郷の者達には感謝じゃな」
怠惰「ある意味でツッコミ役が結構いたからねだか
らそれを含めて対戦相手を考えているんだけ
れどね」
千 「何時もの運命ダイスではなかったのか!?」
怠惰「まぁね♪にとりに一輪にマミゾウに布都と言
いツッコミが多々といたからねぇ~♪因みに
布都ちゃんはボケと思いきや心綺桜だと真面
目ちゃんキャラだからね?どっちかと言うと
そのボスの神子がボケ担当になっていると言
う感じなんだよ?」
千 「ほうそうなのか」
怠惰「まぁそこが太子様のお茶目なんでしょうさて
ではではそろそろ終わりにしますかね♪それ
と次回から暫くはあっちを投稿し続けますの
でお願い致しますそれでは長くなりましたが
今回はここまで!」
千 「うむ!さらばじゃぞ!」