空の光が止みそこには正真正銘の本物の霊夢がいた。そしてそんな霊夢に蓮は近づき思いっきり抱き締めていた。
理 「見てるこっちが恥ずかしくなるな」
さと「私からしたら恋愛小説を見ているのと同じで
すけどね」
蓮の刀を持って近づいてきたさとりはそう呟く。まぁ確かにそう思いながら見れば少しは変わるのかな。
理 「所でさとりは怪我とか大丈夫か?」
さと「問題ありませんよ♪それより理久兎さんこそ
大丈夫ですか?」
理 「あぁ問題ない」
と、話しているとそうしていると蓮と霊夢は抱きつきながら下へと降りて来ると豹達と戦っていた咲夜と妖夢そして援護してくれた早苗は蓮と霊夢といっても霊夢の方へと近づいていく。
さと「行きましょう」
理 「あぁ」
自分達は蓮の方へと向かう。近づきさとりは刀を差し出しながら、
さと「見事でしたよ蓮さん」
と、言うと蓮は受け取り握る。さとりを見習って自分も称賛の言葉をかけるかか。
理 「あぁ中々だったぜさっきのあの技は‥‥」
蓮 「ありがとうございます」
まぁでもあんなのまだまだ断刈列斬とはまだまだ言いがたいものだが出だしの1歩としては充分だ。
咲夜「戻ったのね」
妖夢「良かったです霊夢さん」
早苗「大丈夫ですか霊夢さん!」
3人は霊夢の心配をし言葉をかける。
霊夢「えぇ大丈夫よ‥‥それよりも彼奴は!」
彼奴‥‥あっそういえばオセの事をすっかり忘れていたな。落ちた方を見ると、
オセ「許さねぇっす下等種族がコケにしやがって」
蓮 「なっその姿は」
霊夢「………っ」
姿に形は先程の霊夢いや人型だったときよりも野性が強くなり体毛は生え顔と体の形は変化しその姿はさながら豹の獣人といった姿になっていた。
オセ「ここまでコケにしたのはアスモ師匠ぐらい
っすよ本当に!」
これは言動からして完璧にお怒りだな。
霊夢「こんな変態野郎に負けて狐にされてたなんて
末代の恥ね」
理 「ぷっ狐巫女ってか♪」
少しツボって笑いそうになっちまった。それを隣でジト目で見ていたさとりは口だけ笑って、
さと「理久兎さん♪」
理 「悪かったから………」
この真剣な場面で笑うのは良くないよな。まぁ作戦がなければただの無駄な動作だが。
オセ「おい
る時に下らない話をするとは良い度胸じゃな
いすか!怒らせたいんすか!あぁん!」
理 「わざとやってるに決まってるだろ♪」
眉間から血が吹き出すぐらいに浮き出させ此方を見てくる。短気な猫野郎だな。
蓮 「オセ‥‥お前はここで倒す!」
オセ「やってみるっすか!良い度胸じゃないすか!
何ならもう一度その巫女の力を貰い受けいや
お前ら全員はあの御方の供物となってもらい
ますよ!!」
オセが復活したからか消えていた無数の豹達が次々に現れる。まったくこうなってくると多数を相手にするから面倒くさいんだよな。
オセ「いけぇお前ら餌の時間っすよ!」
無数とも言える豹達がオセの号令を合図に駆け出し襲いかかってくる。各々で構えたその時、
? 「魔眼 ラプラスの魔!」
知っている声が聞こえたかと思うと豹達をましてやオセをも取り囲むかのようにスキマ現れ中から目玉が出てくる。
オセ「なっ何すか!」
そしてそれらの目玉は発光すると大爆発を引き起こしオセもろとも一瞬で殲滅する。
理 「おっとこの声は‥‥やっと来たか」
霊夢「遅いのよ紫!」
蓮 「えっ!」
爆発が止みスキマが開かれ紫と藍が出てくる。今の今まで何処をほっつき歩いていたんだ。
紫 「私達が旅行に行っている間に何が起こってい
たのかしら?」
理 「旅行ってお前はなぁ‥‥」
賢者仕事しろよと思いながら声をだし見つめる。
蓮 「でも紫さんが来てくれて良かった‥‥」
まぁ確かに相手も数は多く揃えてくるし此方も1人でも多くいたことに越したことはない。それも紫や藍ちゃんなら尚更にだ。
藍 「紫様‥‥」
紫 「みたいね」
煙が止み分かるのは豹達は殲滅したみたいだが肝心のオセはボロボロになりながらもその場に立っていてニヤリと笑った。
オセ「やっと会えったすよ妖怪の賢者さんよ‥‥私と
来てもらっても良いすっかね?」
紫 「あら丁重にお断り致しますわ♪」
こいつよりによって自分が娘と思っているぐらい大事な愛弟子を自分の目の前でナンパするとはな。決めたこいつが命乞いしようが慈悲を要求しようが関係ない。フルボッコにして灼熱地獄に突き落としてやる。
理 「おいおいお父さんの目の前で娘をナンパとは
良い度胸じゃねぇか♪キュっと絞めるぞ?」
オセ「ならば強引ながらになりますが来てもらいま
しょうかあの御方のためにも!」
と、オセが言うが自分は‥‥いやこの場にいる全員が気づいただろう。空が急に荒れ出し雷雲が鳴り響き雨がポツリポツリと降り始めそしてそんな中にいる筈なのにも関わらず周りの空気が気持ち悪いぐらい生暖かい事を。
理 (何だこれは)
と、思っていると皆は自分を見てくる。まさか自分がやったとでも言いたいのか
理 「いや待て俺は何もしてねぇぞ?」
今回は断じて否であり何も能力は行使してはいない。
蓮 「えっ‥‥それじゃあ」
霊夢「じゃあ何よこれ?」
さと「これはいったい?」
と、言っているとオセの近くに雷が落ちマグマが吹き出しそして小雨となっていた雨が強く降り始めた。。
オセ「げっ!まさかバレちゃった系な感じすかね」
と、何か不味いといった顔をすると自分はその光景に、
理 「マジかよ」
そう呟いてしまう。オセを囲い混むかのようにマグマから赤髪の少女、落雷から金髪の少女、強い雨の中から青髪の少女がと合計で3人の少女が現れた。
? 「見つけたよオセ」
? 「あの御方が呼んでるの」
? 「………早く来ないと‥‥お仕置き」
だが不思議なことに顔は殆ど同じなのだ。これは恐らく三つ子ってやつなのか。そしてオセは3人の少女に怯えていると感じた。
オセ「いや!ですけれどぉ!」
? 「ベル‥‥スー」
? 「うんケル」
? 「………」
少女達はオセを囲い込み横腹にエルボーを腿に蹴りを肩にパンチを連続してぶつけた。
オセ「痛い痛い痛いっす洒落にならないっす遊びで
やったらダメな技っすよ!?」
? 「早く来るのオセ?」
オセ「分かったっすよ!?」
こいつら逃げる気満々の台詞を吐いてやがる。逃がす気なんて毛頭ないと言うのに。
蓮 「待って下さい逃がす気はないですよ」
? 「えぇ~そんな~!?」
? 「………逃がしてくれるなら‥‥ごめん思い付かな
い‥‥」
? 「スーったらそう言うのは逃がしてやるって言
った方が良いの」
逃がしてやるねぇ。こいつら今の自分達の立場を分かって言っているのか。
オセ「いやあの私が言える事じゃねぇとは思います
がマジで手を引いた方が良いっすよこの方達
を怒らせるのは得策じゃないっすよ」
こいつまで何を言い出すかと思えば引けとかそんなバカな事すると思ってるのか。
理 「お前は黙ってろ猫科動物」
オセ「あぁ!お前言ってはならぬことを!?」
? 「うるさいオセ‥‥はぁ………っ!」
空気が変化し冷たくなる。こいつら堂々と俺達に向かって殺気を飛ばしてきやがった。
蓮 「っ!」
理 「ほう‥‥殺気か」
霊夢「これは凄いわねっ!」
殺気を飛ばした3人の少女達は殺気をもろともしない自分達を見て赤髪はニコニコと笑いながら、黄髪の子は興味ありげに、青髪は無表情を貫いた。
? 「亡者を相手にするバイトも飽きてきたしそろ
そろ生者を殺しても良いよね♪久々に楽しめ
そう♪」
? 「私も彼奴らに興味あるの‥‥でもダメなのあの
御方に怒られちゃうの」
? 「ベルの発言………一理ある………」
? 「ちぇ~」
自分達を下と見るその態度はやはり気にくわない。怠惰もそうだがこいつらも嘗めすぎだろ。すると近くにいる早苗が口を開く。
早苗「えっとさっきから貴女達はケル‥ベル‥スーと
言ってますが‥‥」
? 「はいは~いケルだよ♪」
? 「ベルなの」
? 「………スー」
と、赤髪がケル、黄髪がベル、青髪がスーって名前か。待てよケル、ベル、スーって何処かで聞いたことのある単語だな。
早苗「ケル‥ベル‥スー………ケルベルスー………はっ!
ケルベロス!」
ケルベロスって確か日本外の地獄それもヘカーティア管轄の地獄の門番じゃねぇか。
ケル「おぉ~私達有名みたいだよ!」
ベル「みたいなの」
スー「‥‥嬉しい」
仕事をサボってほっつき歩いてるがわざわざオセを回収するためだけに西洋からここ大和の辺境地まで来たってのか。
スー「ねぇ‥‥そろそろ行かないと‥‥怒られそう‥‥
先生も‥‥痺れきらす」
ケル「それは不味いねほら行くよオセ!」
オセ「へっへいっす!」
逃がしはしねぇ。こいつらは今この場で叩き潰して今回の件は全てへカーティアに報告してやる。
理 「させるかよ紫!」
紫 「分かりましたわ!」
紫に合図を送りスキマを開かせる即座に中へと入り4人の背後へと飛び出し天沼矛で突き刺すが、
ベル「邪魔なの」
ケルベロスの1人が片手で突きを受け止められる。だがそれだけでかつ投げ飛ばされるならまだ良いが受け止めたケルベロスの1人は体から稲光が出したかと思ったその瞬間、放電してきた。
理 「くっ!!」
感電し体に結構な電圧を誇る電流が流れてくる。大抵の人間だとかならこれを受けたら死ぬだろう。だがあくまで普通の生身の人間ならだ。自分からしたらこのぐらい少し痺れるぐらいで済む。そして放電し終え自分を投げ飛ばすが即座に受け身を取り体制を立て直す。
ケル「凄い!ベルの放電を受けても受け身とれるっ
て中々いないよ♪」
ベル「殺す気でやったのにまぁ良いのケル‥‥スー‥‥
速く行くの」
スー「うん‥‥」
ケル「そんじゃバイバイ♪」
水と炎を放ちそれらが合わさると濃霧レベルの水蒸気が4人を隠した。
理 「っ!」
そして水蒸気が消えるとその場にはケルベロスましてやオセもが消えていた。逃げられたか、だが逃がしてなるものか。
理 「彼奴ら‥‥紫に藍!あの不届き者共を追え!」
紫 「分かりましたわ!藍!探すわよ彼奴らを野放
しにできないわ!」
藍 「はっ!」
紫と藍に指示を出すと2人は了承しスキマに入りケルベロスとオセを追っていった。先程の電流で体は痺れるが何とか立ち上がると皆が駆けつけてきた。
蓮 「理久兎さん大丈夫ですか!」
理 「あぁ問題ない‥‥しっかしピリリと来たぜ」
冗談を交えつつ問題ないと言うと皆は自分の顔を見て吹き出し始めた。
蓮 「ぷっ!アハハ理久兎さんその髪」
髪って‥‥触ってみると何か不思議な感触がする。何か丸みがあるような感じだ。恐らく電流のせいでアフロのような感じに爆発したのだろうか。
さと「そうですね‥‥♪」
理 「お前らなぁ笑うなって!?」
髪が長すぎるのも問題か。短髪にでもしようかなと心から思った。
霊夢「でも‥‥逃げられたわね」
理 「あぁ後は紫達に任せるしかないな」
警戒している紫達ならもしがあっても大丈夫だろう。何かあれば自分をスキマから召喚するだろうし問題ないだろう。すると咲夜と妖夢は、
咲夜「この事はお嬢様達にも伝えなければなりません
ので私はこれで」
妖夢「私も幽々子様に伝えないといけませんので行き
ますね!」
そう言い2人は空を飛び帰っていった。自分達の主人にこの事を報告しにいくとは従者としてしっかりしているな。だが俺とさとりも散歩という訳にはいかなさそうだな。
理 「これは散歩って訳にはいかないな」
さと「そうですねケルベロスは西洋地獄の管轄だった
筈です‥‥私達も帰ってすぐに調べないと」
理 「だな悪いが俺等も1回帰るぜ」
蓮 「わかりました」
そう言いさとりと共に空を飛び地底へと戻る。
理 「あぁ本当に何でこうなるのかなぁ」
さと「仕方ないですよそれよりも亜狛さんに連絡し
た方が」
理 「だな」
そうして自分達も地底へと帰り事の件を手紙として西洋地獄へと送る事ととなったのだった。
怠惰「ではでは今回はここまでです」
千 「うむ」
怠惰「そしてつい出たケルベロスだけど実はケルベ
ロスはしっかりと妹もいたりするんだよ」
千 「そうなのか!?」
怠惰「うんしかも本編に度々と出てるよ」
千 「えっ!?誰じゃ!?」
怠惰「耶狛が使役してるオルトロスだよ」
千 「なっ何じゃと!?」
怠惰「まぁ一応この作中設定的に言うと凄い年の差
があるからケルベロスの事はあんまり分かっ
てはいないけどねぇ」
千 「そうなのか‥‥しかしケルベロスとオセといい
関係性ってあるのか?」
怠惰「あるよ♪実はケルベロスには裏の名前があっ
てねそれが悪魔ネームだよ」
千 「ほうそうなんじゃな因みに名前は」
怠惰「そこはまぁいずれ本編で出るけど気になる方
はぜひ調べて欲しいかな♪」
千 「いや調べれるのか!?」
怠惰「調べれるよ?ケルベロス悪魔ってやればね」
千 「世の中は便利じゃのう‥‥」
怠惰「だよねぇ俺も常々と思うよ‥‥さてそれとだけ
ど明日はポケモンを1話投稿するからよろし
くね」
千 「うむ確か後編じゃったかの?」
怠惰「そうだよ♪まぁ見ている方はよろしくね♪」
千 「うむさてそろそろ時間じゃし終わろうかの」
怠惰「OK♪それじゃ今回はここまで」
千 「また次回もよろしくの♪」
怠惰「それじゃ読者様」
千 「さらばじゃ!」