理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、この1週間を乗りきれば10日の休みとなる怠惰のクソ悪魔です。しかしこの1週間は地獄ですが‥‥さてそんな話もともかくで本編へどうぞ。


第457話 怒れる地底

数日が経過し地霊殿には何気ない日常となってた。

 

理 「のんびりだなぁ~」

 

さと「‥‥どうしたんですか急に?」

 

仏頂面となっているさとりは聞いてくる。まだ前回に弄った事を根にもってるから困るところだ。

 

理 「まぁこう平和だからねぇそれよかまだ弄った

   事を怒ってるのかよ?」

 

さと「怒ってませんよ元々こんな顔ですから」

 

理 「はぁ‥‥」

 

可愛い反応するからついつい弄りたくなってしまうのは仕方無いことだがまさかここまで根に持つとはなぁ。

 

理 「ほらほらさとりには笑顔が似合うんだからも

   う少し笑えって♪」

 

さとりの脇をささっとくすぐる。

 

さと「ちょっあっハハハハ理久兎さんったらぁ!」

 

そうしてくすぐり暫くすると、

 

さと「理久兎さんそういうふざけてる所を治して下

   さいって言ってますよね‥‥?」

 

理 「わっ悪かったよ‥‥」

 

頬を叩かれて正座で謝罪することなった。

 

さと「昔の理久兎さんはもっとこう知的で物静かで

   って感じだと思ったんですけどねぇ」

 

理 「う~ん環境のせいかな?」

 

さと「それはつまり私が子供だからと言いたいんで

   すかねぇ♪」

 

理 「あれれ~何でこんなに意図も容易く怒るのだ

   ろうか~」

 

今日のさとりには色々な言葉が怒りのトリガーになる感じがする。はてさてどうすれば良いのやら。そんな事を思っていると廊下からバタバタと音がしてくると、

 

ドゴンッ!

 

と、扉が勢いよく開かれ亜狛が現れる。

 

亜狛「マスター大変です!」

 

理 「うん大変だね‥‥俺が」

 

さと「何ですって?」

 

理 「えっアハハかっ勘弁してぇや」

 

亜狛「そうじゃなくて外を見てください!」

 

何なんだよこっちも頭に包丁が生えるかもしれないと言うのに。とりあえず窓を開けて外を見ると、

 

鬼 「おらぁ!」

 

鬼 「やんのかゴラァ!!」

 

妖怪「ぶっ殺す!!」

 

妖怪「てめぇが死ねや!」

 

何故か鬼達が血気盛んに殴り合いというか騒動を起こしていた。

 

理 「………どうしたんだ?」

 

亜狛「それが鬼達を含めて他の妖怪達が急に暴れだ

   しまして‥‥」

 

妖怪達ってまさかと思いゆっくりとさとりを見るとさとりも包丁を持って凄い形相で見てくる。

 

さと「理~久~兎~さ~ん~♪」

 

何このヤンデレ感のあるさとりは。滅茶滅茶、怖いんだけど外の血気盛んな妖怪達もそうだがさとりも可笑しくなってる。

 

亜狛「おっ落ちつて下さいさとりさん!」

 

さと「亜狛さんこそ大人しくして下さい!これは私

   と理久兎さんとの問だ‥‥」

 

今なら亜狛に気をとられてるチャンスだ。即座にさとりの背後へと周り、

 

トンッ

 

と、手刀で後ろ首を叩く。

 

さと「あうっ」

 

倒れるさとりをキャッチして危なっかしい包丁を取り上げる。

 

理 「ナイス亜狛」

 

亜狛「いっいえしかしさとりさんもですか」

 

理 「平和だとか言っておいてあれなんだがあれは

   嘘だ状態だっての」

 

ソファーにさとりをそっと寝かしつける。

 

理 「………亜狛」

 

亜狛「はい」

 

理 「知ってる限りで今の状況を報告」

 

亜狛「はい先程にも申した通り旧都で騒動が起きて

   おりそしてお燐やお空とも連絡が取れてはい

   ませんそして地霊殿の被害は今の所はありま

   せんがもしかしたら………」

 

理 「そうか」

 

このまま騒ぎが続き地霊殿に被害が及ぶのは勿論、食い止めなければならない。だが何よりも心配なのは破損した物件だとかの修繕費がバカにならない事だ。これ以上は出費を出す訳にはいかない。

 

理 「亜狛!耶狛と黒を召集してロビーに集合させ

   ろそれと準備もしておけと伝えておけ」

 

亜狛「分かりました!」

 

そう言い亜狛は裂け目へと入り部屋を後にした。

 

理 「さてとここでお姫様を寝かせるのもあれだし

   部屋に連れていくか」

 

さとりを抱き抱えて自分も部屋を出てさとりの部屋へと向かう。さとりの部屋に入り抱き抱えるさとりをベッドに寝かしつける。

 

理 「大人しくして寝ててくれよ」

 

額を撫でて微笑む。

 

理 「行ってくるぜ」

 

そうして部屋を出てロビーへと向かうとそこには準備を済ましたであろう亜狛に耶狛そして黒の3人が既にいた。

 

理 「準備は大丈夫か?」

 

耶狛「大丈夫だ問題ない」( v∀v)

 

黒 「それ問題があるやつだからな耶狛?」

 

亜狛「こちらも大丈夫ですただマスターや耶狛に黒

   さんにも伝えておきます外は世紀末に近い状

   態です」

 

世紀末って大袈裟だな。そんなヒャッハーがそこらで物を壊してるとかじゃないんだから。

 

理 「大袈裟だなぁそんな‥‥えっ?」

 

亜狛「………」

 

亜狛が真剣な目でヤバイです‥‥マジでヤバイですと訴えてくる。えっ何そんなにガチでヤバいやつなの。

 

理 「亜狛それはマジか?」

 

亜狛「マジです」

 

耶狛「お兄ちゃんがそこまで言うなんて」

 

黒 「…ある意味であれだよなファールだよな?」

 

ファールって何だよ。それを言うんだったら、

 

亜狛「それはフェラルですよ黒さん」

 

理 「だな」

 

フェラルつまりは野生化だ。野生化もヒャッハーも大差は変わらないため合ってるには合ってるか。だがそうなって困るのは自分だ。

 

理 「はぁ………修繕費はいくらになるんだ」

 

本当にいい加減にして欲しい。修繕費だってバカにならないんだぞ。人件費はタダだからまだ良いが材料費がバカにならないってのに。本当にため息しかでねぇや。

 

亜狛「あっでもそういえば私達総出で旧都の鎮圧に

   出掛けたら誰が地霊殿を守るんですか?」

 

理 「それなら問題ない」

 

ポケットの断罪神書を取り出しページを開くとそこから骸達4人が出てくる。

 

理 「こいつらに地霊殿に任せるから問題ない」

 

耶狛「成る程ね」

 

理 「あぁ各自散開し異常があり次第に鎮圧しろ」

 

骸達「カタ!」

 

骸達は敬礼と共に地霊殿に散開した。

 

理 「さてとお前らは準備は良いか?」

 

耶狛「うん!」

 

黒 「久々に血が沸き立つ!」

 

亜狛「程々にですよ」

 

3人とも準備は良さそうだ。玄関の門を開け、

 

理 「なら暴徒鎮圧に向かうぞ!」

 

3人「おぉ!!」

 

そうして自分達は突然に起こった暴徒鎮圧に向かうのだった。




怠惰「てな訳で今回はここまで」

千 「ふんっ」

怠惰「こっちもこっちでまだ怒ってるよ面倒臭い
   なぁ‥‥1、2ヶ月したらSwitch買うからや
   らせてあげようと思ったのに」

千 「なっ何じゃと!」

怠惰「うわっ食いついてきた!?」

千 「因みに何を買うんじゃ!」

怠惰「一応はルーンファクトリー4のリメイクを
   買う予定だよそんで来年にはその新作を買
   うよ」

千 「なっ何じゃと!?ゲーム会社というかプロ
   ジェクトチームは確かもう解散し倒産した
   筈じゃろ!」

怠惰「それが正式なナンバリングタイトルの5を発
   表したんだよ」

千 「そう‥‥なのかついにこの時が‥‥ファンには嬉
   しい朗報ではないか!」

怠惰「だねぇ~♪まぁ発表したの数週間前だけど」

千 「楽しみじゃな♪」

怠惰「だね♪ってもうこんな事を言ってる間にも
   時間という名の尺が‥‥はぁとりあえず今回
   はここまでだね」

千 「すっすまんえっと次回もよろしくの!」

怠惰「それじゃ読者様、また次回」

千 「さらばじゃ!」

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