扉を開けて外へと出るとそこは火の手が上がり黒煙を上げまた鬼や妖怪達の声が騒々しくそして互いに殴り合いとその光景は本当に世紀末といった感じだ。
理 「こいつはすげぇ」
耶狛「本当に世紀末だね」
黒 「あぁちげぇねぇ」
亜狛「マスター指示をお願いしてもよろしいでしょ
うか?」
と、亜狛に言われ我に返る。とりあえずは暴れている暴徒共を鎮圧していく事から始めて火を鎮火からの負傷者手当てと行っていくか。
理 「そうだなペースを早めるために各自散開して
亜狛は東から耶狛は西そして黒は南で待機し
ろ俺は北から行くが赤い光玉が上がったら即
刻攻め込めそんで攻め込んだら暴徒共は五体
満足殺さない程度で叩き潰せそれから火の手
をこれ以上広めないために鎮火しつつ最後に
負傷者の手当てをしてくれ」
亜狛「分かりました」
耶狛「了解だよ♪」
黒 「あぁ」
そう言い3人は各々散開して旧都へと向かった。それに続いて自分も旧都へと向かう。そして宣言した通り旧都の北から旧都へと来ると喧嘩している鬼達が存在に気付き自分の周りを取り囲む。
鬼 「ヒャッハー!!」
鬼 「おうおう理久兎さんじゃねぇか」
本当にもう世紀末という言葉しかでない。やれやれと呆れながら声を張り上げて、
理 「てめぇらこれは何の真似だ?てめぇらが壊し
てる建物の修繕費やらは誰が払ってると思っ
てんですか?あぁ?」
鬼 「うるせぇな!俺達は自由に暴れてぇんだよ」
鬼 「俺らさ自由にやってんだよぉ!」
鬼 「そんで邪魔な野郎は叩き潰してんだよぉ」
どうやらこいつらには少し躾をする必要があるみたいだ。そして忘れているみたいだからまた再び教えてやらないとな。かつてお前らが恐れた絶対的な力の持ち主が誰なのかを。アロハシャツを汚したくないため脱ぎ断罪神書に入れて殺気を放つ。
鬼 「っ!?」
鬼 「なっなんだ!」
鬼達は何が起こっているのか分からないみたいだ。やれやれと呆れつつ言葉に重みをかけて、
理 「てめぇらに忠告する即刻にこの騒動を止めな
いというならこちらも武力をもって鎮圧する
ぞ?なおこれは最後の警告だからな?」
鬼 「理久兎さんこそ嘗めてんですかぁ!?」
鬼 「やる気ならやっちまうぞ!
」
説得は不可能か。ならばやりたくはないが仕方がない。合図の赤い光弾を空へと放つ。
鬼 「あんだこ‥‥」
と、言いかけてる鬼の腹に向かって拳を振るう。
鬼 「ぐふっ!」
鬼 「なっ!てめぇ汚ねぇぞ!
理 「汚ない?戦場での戦いで綺麗も汚ないもない
だろ?何を言ってんだ?てめぇら弛みすぎだ
ろ?」
と、言っていると奥の方で爆発が起こる。3人も暴れ始めたみたいだな。手の指を鳴らして、
理 「さぁてお前ら小便は済ませたか?神様や仏に
祈りと懺悔はしたか?部屋の隅でガタガタ震
えて命乞いする心の準備は良いよな♪」
これは弾幕ごっこなんて生易しいものではない。これは恐らく喧嘩または一方的な弾幕当てになるだろうな。
鬼 「ひっ!」
鬼 「かっ数はこっちが上だやっちまえ!」
鬼 「おぉ!!」
鬼達は一斉に襲いかかってくる。とりあえず自分の近くにいる鬼を見つけ、
理 「お前に決めた」
鬼 「えっあがっ!!」
近くにいる鬼の角を掴み長い棒を振り回すような感覚で鬼を振るい向かってくる鬼達を凪ぎ払う。
鬼 「あがぁ!!」
鬼 「うぐっ!」
理 「アハハ♪面白いなまるで現世の無双ゲームと
かっていうゲームをしてるみてぇだ♪」
掴んでいる鬼を他の鬼達へと投げ飛ばし追撃として無数のレーザーをおみまいさせる。
鬼 「ぐぁ!?」
鬼 「怯むなぁ!」
まだ鬼達は向かってくる。右拳を構え地面を1発だけ殴ると大きく地面が揺れ出す。
鬼 「うぉっ!?」
鬼 「じっ地面が!!」
地面は割れ歪な刃となって向かってくる鬼達を撃退する。無論近くの建物も少しだけ壊れる。
理 「ん!?まちがったかな‥‥」
まぁこのぐらいじゃ大丈夫だろ。この鎮圧戦が終わって難癖つけられたら適当に済ませて美寿々達にツケておこう。
鬼 「こっこのやろう‥‥」
鬼 「ぐぅぅ!」
理 「天下無敵の鬼達はこの程度か?もっと楽しま
せてくれよじゃなきゃ楽しめねぇじゃねぇか
よ!」
立ち上がり挑発を交えて言うと鬼達は血相を変え歪な刃となった地面を乗り越え向かってくる。それに合わせ今度は足に霊力を込めて思いっきり地面を踏むとそれは波紋となって自身を中心に広がり向かってくる鬼達を吹き飛ばす。だが、
ガゴンッ!!
周りの建物の殆どは倒壊してしまった。どうやら加減をミスってしまった。
理 「あっやべぇ‥‥俺は悪くねぇからな?」
俺は悪くねぇ。挑んできた鬼達が悪いんだ。良しそう説明すれば基本単純な鬼達はそう信じ込むし修繕費は払わなくて済みそうだ。
? 「あれれ~意外にも小物みたいな台詞を吐くん
だね理久兎さん」
声のする方を向くとそこにはヤマメとパルスィが立っていた。
パル「私達のせいにするとかある意味で捻くれてい
るわね‥‥妬ましい」
黒谷「私達が証言すればどうなるかな♪」
ほう俺を相手に脅しをかけてくるか面白い奴だ。
理 「ほう♪俺に向かって脅しをかけるとはねぇ♪
ヤマメちゃんにパルスィちゃんも意気が良い
ねぇ」
ニコリと微笑み空気を軽くこずく。
ドゴンッ!!!
すると、こずいた隣の建物は見る影もなく粉々に粉砕された。
理 「俺に脅しをかけた奴の数分後はこれだけど‥‥
無論こうなる事が分かっててかつその覚悟が
あってその発言をしたんだよね?」
それを見ていたヤマメとパルスィは目を点にして此方を見ていたが我に返った2人は睨んでくる。
黒谷「こっ怖くなんかないからね相手があの理久兎
さんであっても!」
パル「今の私たちなら0%じゃないわ」
その強気な感情は一体どこから湧き出てくるんだか。だが確かに0%ではないだろうな。恐らく0.00001%ぐらいの勝率ならあるんじゃないかな。
理 「アハハ良いねその覚悟をしかと受け止めたよ
死なない程度には手加減してやるよあくまで
死なない程度には‥‥な?」
黒谷「どっちが悪役だが分からない台詞を!?」
どっちが悪役だと?そんなの関係ない。互いに正義を唄い互いが悪であると言い張る善悪においてなんて分からないのにな。
パル「やるわよヤマメ!」
黒谷「やってやらぁ!」
理 「来なよ♪そして軽くあしらわれろ!」
そうして騒動となっている旧都での戦いが幕を開けたのだった。
怠惰「ではでは今回はここまでです」
千 「うむ遅くなってしまってすまぬの」
怠惰「履歴書で手が回らないんです」
千 「まったく‥‥それでまだやるのじゃろ?」
怠惰「はいまぁそうですね」
千 「やれやれ‥‥済まぬが今回は早めじゃがここま
でじゃ」
怠惰「あっそれと明日ポケモン投稿するので見る方
はどうぞ」
千 「いや今日というのが正しいがの」
怠惰「だね‥‥まぁそんな訳なんでよろしくお願いし
ますでは今回はここまで」
千 「また次回もよろしく頼むぞ♪」
怠惰「それではまた次回サラダバー♪」