理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、昨日投稿するつもりがいつの間にか床に倒れていた怠惰のクソ悪魔です。いつの間にか床で寝ていて起きたらビックリしました。さてでは遅れましたが本編へどうぞ。


第459話 暴徒と化した妖怪達

旧都での北端、暴徒と化した妖怪達の鎮圧のために赴きパルスィとヤマメとの戦闘が勃発していた。

 

パル「花咲爺 シロの灰」

 

黒谷「蜘蛛 石窟の蜘蛛の巣」

 

前座をせずに無数の弾幕を展開させて自分に向かって攻撃してくる。2人はすぐにでも自分を潰しておきたいみたいだがその目論みは潰して1つ脅しをかけてやるか。断罪神書を開きいつの間にか手に入れていたレクイエムを取り出すとふと気づく。

 

理 「何だ?」

 

レクイエムもそうだが断罪神書からも変なオーラが出ている事に気づく。だが今はそんなのはどうでもいいか。まずは向かってくる火の粉を払い除けなければならないしな。

 

黒谷「そんな玩具みたいな銃で何ができるの!」

 

パル「ふふっ理久兎さんにしてはお可愛いわね」

 

理 「そうかならこんな玩具みたいな銃がお前らに

   恐怖を植え付けるとしたらどう思う?」

 

黒 「負け惜しみ?」

 

理 「さぁどうだがモード【魔力】」

 

ただの玩具ではないことを教えてやらないとな。魔力に切り替え銃に魔力を込める。そして引き金に指をかけて、

 

理 「恋符 マスタースパーク!」

 

と、唱え引き金を引きチャージした魔力を極太レーザーへと変換させて放つ。

 

黒谷「うぇ!?」

 

パル「っ!!」

 

2人は間一髪で避けたが避けたマスタースパークは民家を破壊し極太レーザーは消えた。

 

理 「あちゃ~お前らが避けちまうから壊しちまっ

   たじゃねぇかどうしてくれんだ小娘共?」

 

黒谷「しかも当て付けたよ!?」

 

パル「あんたやってる事が最早ヤクザよ!?」

 

いくら俺でもそこまでは酷くはないぞ。でも今回は暴動を起こしたお前らが悪いのは変わらないため当て付‥‥ゲフンゲフン‥‥そう言ってるだけだ。

 

黒谷「それよりもそれって確か魔法使いの技だよね

   何時そんなの覚えたの!?」

 

理 「つい最近?」

 

前に本を借りに来た魔理沙から使い方だけ習って今日、初めて実践してみたが案外に良い火力だな。下手したら魔理沙よりもレーザーの質量が上かもしれない。

 

黒谷「パルスィ!」

 

パル「分かってるわよ!」

 

そう言うとパルスィは2人に分裂する。そして2人のパルスィは息を合わて、

 

パル「舌切雀 大きな葛と小さな葛」

 

黒谷「行くよ理久兎さん!」

 

2人のパルスィはスペルを放ち弾幕を再度展開しヤマメは糸を使い自身へと特攻を仕掛けてくる。

 

理 「ふぅ‥‥生ぬるいわぁ!!」

 

思いっきり地面を踏み衝撃波を放ち向かってくる弾幕を消滅させパルスィの分身を消しそして向かってくるヤマメを弾き飛ばす。

 

黒谷「うぐっ!?」

 

パル「っ!分身がそんなのもありなの!」

 

理 「あぁ言い忘れていたが今回はお前らの暴動を

   即刻に止めるために俺の枷は2つ外している

   そして亜狛と耶狛に黒には五体満足殺さない

   程度で叩き潰せとも命令している訳だがそれ

   がどういう意味なのか賢いお前達になら分か

   るよな?」

 

実はここにくる途中で念のために2つだけ枷を外していたのだ。そのせいか鬼達は簡単に倒せてしまったが。そして、それを聞いたパルスィとヤマメの顔は真っ青になっていた。この2人は恐らく話でしか俺の本気(遊びレベル)を聞いたことがないからなのか少しビビってる感じがする。

 

理 「ほぉ~ら聞こえるだろ?東西南から爆発音と

   共に聞こえる断末魔がさ♪」

 

パル「わっ私達をほっ本気で叩き潰す気!?」

 

黒谷「大人げなっ!?」

 

理 「大人げなくて結構♪普段は本気は出さない用

   に相手をするが今回は違うからな?」

 

それに速く潰さないと旧都の修繕費が加算されかねない。そうなると、どうせ俺が払うことになりそうだしそれならば安く済ませたいだけの事だ。

 

理 「足掻くなら頑張って足掻けよ?」

 

魔力をレクイエムにチャージさせ銃口を空に向ける。

 

パル「ヤマメ!あれを止めて!」

 

黒谷「了解!」

 

ヤマメが向かってくるがもう遅い。引き金を引きながら、

 

理 「凶王 サディスティック・ハート」

 

と、スペルを放ち引き金を引き銃口から巨大な魔力の玉が現れると大玉から無数の黒く歪な形のハートが飛び出しパルスィとヤマメへと向かっていく。

 

パル「っ!」

 

黒谷「うわぁ!?」

 

それらは追尾し逃げ回る2人に襲いかかるが悪足掻きと言わんばかりに回避をしていく。

 

黒谷「こんな程度たいした事ないね!」

 

パル「ギリギリで避けれるしましてやその魔力玉は

   がら空きなのよ!」

 

そう言い2人は負けじと弾を放ち魔力玉に当たった瞬間に弾幕の勢いが弱まりだす。

 

パル「あら大したことないのね!これならすぐに私

   達が有利になるわね!」

 

黒谷「本当に理久兎にしては欠点を‥‥理久兎にして

   は………はっ!!?」

 

パル「ヤマメ?えっまさか………」

 

どうやら気づいたみたいだな。俺がこんなのを予測して作っていたなんて事を。暴走し凶王となった者が負けていきそしてその勢いが弱まった時の最後は決まって近くにいる者の裏切りで終わるのだ。

 

理 「粛清 暴君の最後」

 

サディスティック・ハートを放つ魔力玉に銃口を向け引き金を引き魔力弾をぶちこむ。そしてサディスティックハートを放つ魔力玉は更なる光を放つと無数の鎖を放つ。

 

パル「なっ今度は何!?」

 

黒谷「何がなんなの!?」

 

理 「暴君の最後は本当に悲しいもんだよな」

 

と、呟くと放たれた鎖は眩しく発光する。

 

理 「チェックメイト」

 

それと同時に魔力玉が爆発し同時に放たれた鎖も誘爆され爆発を引き起こす。

 

パル「キャー~!!」

 

黒谷「そんなぁ!!?」

 

ピチューーン!!ピチューーン!!ピチューーン!

 

と、無数にも被弾音が鳴り響いたのだった。




怠惰「ではでは今回はここまでです」

千 「お主なぁ」

怠惰「いや本当にごめんリアルが忙しすぎて体が
   ついていかず倒れたみたいで」

千 「あまり無理するでないぞ小説を投稿したり
   しなければならぬのじゃからな」

怠惰「まったくその通りです‥‥さてではまぁ本気
   を出した理久兎くんだけれども」

千 「あやついつの間にマスタースパークを習得
   したんじゃ」

怠惰「恐らく魔理沙が地霊殿に来た際に大まかな
   やり方を聞いて後は独学で身につけたって
   感じじゃない?」

千 「成る程のぉそしてわざわざいつの間にか手
   にいれておったあの銃で撃つと‥‥何時から
   この小説はSFになったんじゃ?」

怠惰「この小説は主に魔法や信仰とかが主体であ
   り決して近未来要素は‥‥まぁ何処ぞの眼鏡
   ちゃんが来れば話はSFって言ってもあり
   かもね」

千 「眼鏡ちゃん?」

怠惰「まぁそれは後々の話だよ‥‥そんで魔理沙か
   ら教わった火力魔法ことマスタースパーク
   理久兎が使えばその威力は魔理沙の最終技
   の代名詞ファイナルスパークと同等レベル
   というね本家を越えかねない火力なんだよ
   ねぇこれが」

千 「あやつは力が強いから仕方ないのぉ」

怠惰「まぁLv99の魔法使いの低レベル魔法は
   中レベル魔法と同等って言うしね」

千 「その通りじゃなそれでいてMPもワシと同
   じで無限みたいなものじゃから使いたい放
   題なんじゃよ」

怠惰「流石は腐っても神様だよね」

千 「そうなんじゃよなぁ………って尺を使いすぎ
   ておるが大丈夫かの?」

怠惰「あっそろそろ終わらないとねそれで昨日の
   分については日曜日にその分を投稿します
   のでお願いしますそれでは今回はここまで
   また次回もよろしくね」

千 「うむ♪ではさらばじゃ!」

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