理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第四章 都の聖徳太子
第40話  IN奈良の都


人の賑わう都のある団子屋の腰掛けで理久兎は一息ついていた……

 

理 「おばちゃん!みたらし団子追加ね……」

 

おば「あいよ!」

 

理 「しかしここは賑わってるな……」

 

理久兎がこの都に関しての感想を言っていると団子屋の店主が追加注文の団子を持ってくる……

 

おば「あいおまち!」

 

理 「どうも~♪」

 

理久兎は、修行などをしていてそれを繰返しで旅をしていると大きな町ができていたので少しこの町にお邪魔しているのが現状だ……そして追加と共にサービスのお茶をすする

 

理 「ズズ~ふ~お茶がおいしい……」

   (でもいつぶりかな、お茶を飲むなんて……

   確か、祝音ちゃんのお茶を飲んだのが最後

   かな………)

 

ここだけの話俺は、ここに来る間に1回死んだ。そして、その後旅をして50年ぐらい気づくと人がたくさんいたので少したちよったというのが正しい………ちなみに祝音ちゃんとの出会いからもう500年近くたっている………

 

理 「おっとこんな思い出話にふけっている

   んじゃ俺も年をとったな………

   おばちゃん!ごちそうさん!」

 

おば「あいよ!」

 

そう言って俺は、財布から金を出そうとした時事件が起きる………

 

? 「待つのじゃー!!

 

? 「待ちやがれ!」

 

? 「待ちなさい!」

 

? 「来るんじゃねぇよ!!」

 

理 「なんだ?」

 

男を追っかけて来ている少女3人が目に入ったのだった。視点は変わりとある一室の少女へと変わる。

 

? 「ふ~どうしたものですか………」

 

私はこの国の先を考えていた。道教者にとって段々と住みにくい世の中になってきた。これもあれも仏教のせいだ。

 

? 「太子様!!」

 

? 「おやどうしたのですか布都?」

 

そして太子様と呼ばれた少女は豊聡耳神子と言い布都達からは太子様と呼ばれている。

 

布都「どうじゃろうか?太子様少し都を周らぬか?」

 

? 「布都!太子様も迷惑しているだろ!」

 

と、布都に注意している少女その名を

 

布都「屠自古!何をいっておるのじゃ!」

 

蘇我屠自古といい豊聡耳神子を支える者の1人だ。

 

蘇我「迷惑しているから言ってるんだろ!」

 

布都「なら表でどっちが正しい決着つけるか?」

 

蘇我「いいぜやってやんよ!」

 

この2人は豊聡耳神子の従者の1人は外へ行こうと提案してきた物部布都そしてもう1人の注意してきた少女は蘇我屠自古だ……そして2人の言い合いを見ていた神子は、

 

神子「2人ともいい加減にしなさい!」

 

言い合いに終止符を打つと2人は申し訳なさそうに、

 

2人「「ごめんなさい………」」

 

そう言うと神子は少し考えて、

 

神子「でも確かに………布都の言っていることも

   一理ありますね………たまには外に出てみ

   ましょうか………」

 

布都「そうか!なら行こう太子様!」

 

蘇我「だから太子様を引っ張るな布都!!」

 

神子「フフフ♪」

 

神子は2人のそんなやり取りを見て笑うのだった。

 

少女達外出中………

 

3人は都の商業エリアへと散歩で足を運んだ。そこは色々な商売で賑わう所だ。

 

神子「たまには外をまわるのもいいかもしれ

   ませんね」

 

布都「じゃろ!」(*≧∇≦)ノ

 

蘇我「やれやれ」┐(´∀`)┌

 

そんなことを話していると突然だった。

 

店員「食い逃げだ!」

 

店から突然人がでてきたのだ。

 

食逃「あばよ!」

 

食い逃げ犯は猛ダッシュで逃げていく。そしてそれを見た神子達のとった行動は、

 

神子「な!追いかけますよ!布都、屠自古!」

 

布都「分かったのじゃ!」

 

蘇我「なら追いかけるぞ!」

 

神子達3人は食い逃げ追っかける。

 

布 「まつのじゃー!!」

 

屠 「まちやがれ!」

 

豊 「待ちなさい!」

 

食逃「来るんじゃねぇよ!!」

 

神子達が食い逃げを追いかけていると目の前に何かを手に持っている男性が立っていたのだった。そして視点は理久兎へと戻る。突然の事で理久兎が何かと疑問を抱いていると、

 

神子「その人を捕まえてください!」

 

神子がそう叫ぶと理久兎は、

 

理 「どうやら訳ありみたいだな」

 

そう呟き動けるように心構えをする。そして食い逃げ犯は目の前に立つ自分に、

 

食逃「どけ!」

 

そう言って食い逃げ犯は殴りかかる。だが相手は読者様が知ってのとうりの男だ。まず財布が邪魔だから財布を上に放り投げる。そして相手の拳をいなして、

 

理 「遅い!」

 

ガシ!ダン!

 

そのまま背負い投げのりょうようで投げて、

 

理 「とりあえず無力化だ」

 

そう言うと理久兎は投げ飛ばし横に倒した食い逃げ犯の横腹を結構手加減をして蹴る。

 

食逃「グハ!ぐへっ………」

 

あまりの痛みに食い逃げ犯は食べた物を吐き出し気絶した?そして無力化させると遅れて3人が息をきらしながらやって来る。

  

神子「ハ~ハ~」

 

布都「へ~へ~」

 

蘇我「ぜぇ~ぜぇ~」

 

そして3人は理久兎にお礼を言う。

 

神子「ご協力ありがとうございました………」

 

蘇我「………ありがとう……」

 

布都「ありがとうなのじゃ!」

 

お礼を言われた理久兎は何時ものように、

 

理 「気にするな……あぁそうそうおばちゃん!

   お勘定ねえ~と………あれ?」

 

そう言いお勘定を払うために財布を出そうとするとその時事件は起きた。

 

おば「どうかしたのかい?」

 

理 「財布が………」

 

読者様お気づきだろうかそう理久兎はさっきの食い逃げ犯を捕まえるのに自分の財布を空に放り投げたのを、

 

烏 「かーかー!」

 

理久兎の財布はカラスのくちばしにくわえられそのままどこかへ消えてしまった。理久兎はそれをただただ見つめることしかできなかった。スナッチ使え?無理だなもう射程圏外だ。

 

理 「お金が払えない………」

 

この日初めて現実の厳しさを知った。


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