理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

472 / 545
こんばんは読者様、過ごしてきたゴールデンウィークを振り返ると昼間は雑用、夜はゲームしかしてないなと感じる怠惰のクソ悪魔です。他にやることがないのかと思うかもしれませんがそれしかないですよね。失礼それではそろそろ本編へどうぞ。


第465話 VS美寿々

辺りでは地震だったり建物が崩れる音だったり断末魔の悲鳴だったりが起こる。現在、旧都の北側では、

 

美 「そうだよこの興奮だよ!弾幕ごっことなん

   ていう遊びとは訳が違う忘れかけていたこ

   のゾクゾクする気持ちがたまらないねぇ」

 

理 「そうか?弾幕ごっこも大差変わらんだろ」

 

美寿々とぶつかり合っていた。そして自分から言わせれば弾幕ごっこも昔みたいな駆引きがあるし大差変わらない気がする。まぁ戦いで死ぬ確率はガチバトルより少ないが。

 

美 「理久兎お前は分かってないな私はこの殴り

   蹴り合うこの戦いが何よりも好きなのさ」

 

理 「へいへいそうですか」

 

そんな事を述べながら美寿々の顔面めがけて殴るが抑えられ反面で美寿々が蹴り放ってくるが難なく防ぎと戦いは一種の泥沼のように変化していた。何せ互いに決定打がなくぶつかり合いをしているのだから。というか美寿々の奴、前よりも幾分か強くなったような気がする。

 

理 「前より強くなってない?」

 

美 「そう思うかい?それはそうさお前と戦ったあ

   の日からこつこつとそこら辺の鬼達をボコし

   ながら強くなっていったからねぇ!」

 

拳を構え圧を乗せて殴りかかってくる。だがその拳を平手で受け止める。改めて言われると確かに重みがある。これで顔面を殴られれば骨が砕けるぐらいじゃ済まないレベルだ。

 

理 「確かに重いなっ!」

 

お返しに美寿々の顔面めがけて殴るが美寿々も同様に一撃を受け止める。

 

美 「っやるじゃないか!」

 

額の血管をピクピク動かしながら笑って言ってくる。だがこの顔を見ただけで分かる。美寿々の奴、意外にも痩せ我慢してると。まぁ軽く力を解放してるから仕方はないが2個ぐらいでここまでとな本気の100%になったら‥‥いやよそう。そんな事をすればこの自分の力に耐えれず爆発四散は愚か世界までもが爆発四散だ。

 

美 「何を頬おけてるんだい理久兎!」

 

理 「うおっ!?」

 

自分の腕を掴み思いっきり投げ飛ばされるがすぐに受け身をとる。

 

理 「ふぅ危ない危ない」

 

美 「お前が相手なら出し惜しみは無しにしないと

   いけないかねぇ!!」

 

上着を脱ぎ捨てサラシで巻かれた胸が露になる。

 

美 「私を楽しませておくれよ理久兎さもないとす

   ぐに捻り潰してやるからさぁ!」

 

圧力が自分の体にかかる。そして美寿々の肉体には変化が現れる。体に幾つものラインが現れ角にもラインが伸びる。さながらタトゥーのように見えなくもないそのラインは鈍い紅色の光を放ちラインを輝かせる。

 

美 「言っておくがこれはまだお前にしか見せてな

   い‥‥何故ならばこれはあまりにも強大でね周

   りにある物を全てに粉砕しちまうからねぇ」

 

たったの軽めの一歩だけを踏み出したその直後、地面は揺れだし美寿々を中心に地面はひび割れ地殻変動を起こす。

 

理 「成る程ねぇ‥‥周りに建物がないならやっても

   って考えか」

 

美 「あぁそうさお前がヤマメとパルスィとの戦い

   で壊してくれたからねぇそれにお前さんは気

   づかなかったのかい?」

  

理 「はぁ?何に‥‥あれゃ?」

 

言われてみてようやく気づいた。先程まで戦っていた鬼に妖怪達は愚かヤマメとパルスィが消えていたのだ。

 

美 「お前と殴りあっていた時に彼女達は鬼や妖怪

   達を運んで逃げてったよ」

 

理 「へぇお前にしては考えたじゃんか」

 

つまり先程までの殴り合いは誘導。そして本命は彼女達を逃がすためだったか。

 

美 「いや勝手に逃げてっただけだけどね?」

 

ズコッ!

 

理 「おっおいおい」

 

変な予測をしてしまった自分がただ単に格好悪いじゃないか。

 

美 「まぁ結果的にこれを使えるから万々歳だけれ

   どねぇ!!」

 

大きく1歩を踏み出し彼女は拳を構えて殴りかかってきた。先程と同様に拳を平手で受け止めるのだが、

 

理 「っ!?」

 

先程とは打って代わり半端じゃないぐらい拳が重く驚いてしまう。しかも受け止めた腕から血が吹き出したのだ。

 

美 「腹がガラ空きだよ!!」

 

理 「っ!」

 

すぐに抑えた拳を振り払って後退し美寿々の蹴りを避ける。腕を見てみるとありえない方向を向いており力が上手く入らない。これはガチで骨折したみたいだ。しかも手の甲にはまるで弾丸でぶち抜かれたかのような穴まで空いていて今もなお血が溢れ出ていた。

 

理 「おいおいマジかよ」

 

結構痛い。というかこんなにも痛みを感じるとは思わなかった。しかし何故だろうか何十何百年という久々の身体の痛みなのについ最近も痛みがあった気がするのは。たがそんなのは後だ今は応急処置をしないと。

 

美 「おらっ!」

 

だがそんな事はやらせないと言わんばかりに美寿々は崩れ落ち大きな瓦礫となった家の一部を片手で持ち上げ投げ飛ばしてくる。

 

理 「甘い!」

 

普段からしまっている翼を展開し翼で飛んでくる瓦礫を払い除け翼を羽ばたかせ空を飛び、

 

理 「ルールを制定する10秒間の間のみ自身の再

   生能力を極限化させる」

 

そう言い身代わり木板を投げると束1つが割れてなくなると傷を受けている腕は鱗をびっしりと生やし手の甲から肩まで覆いやがて鱗が抜け落ちると骨折し穴が開いた腕は元通りだ。

 

理 「やれやれ」

 

しかしとんだ出費になっちまった。しかも周りの建物といい修繕費やらで目が回りそうだ。何よりも帳簿を書いているさとりはあまりの出費に具合を悪くして寝込むかもしれない。それだけは何としても阻止しなくては。

 

美 「お前は妙な手品を使いやがって」

 

理 「手品?違うなこれは純粋な能力さ‥‥それとな

   美寿々ここからは少し本気を出すからな」

 

出費を抑えるためにもはどうするのかそんなの簡単だ。事態がより酷くなる前に叩き潰す。木の板を7枚上空へと投げ、

 

理 「ルールを制定するこの戦いの間のみ自身の力

   の枷を7解放する」

 

と、その一言と共に辺り一帯は地震が起きたかのように揺れ出す。それを見た美寿々はニヤリと楽しそうに口許を歪め自分を見上げる。

 

美 「さぁ私を楽しませておくれよ理久兎!」

 

理 「悪いが美寿々ここからは戦いなんて感じの生

   易しいものじゃないこれは‥‥」

 

一気に空を駆けて美寿々のほぼ目の前へと距離を詰めより霊力を纏わせた右拳を構えて、

 

美 「っ!!?」

 

理 「一方的な暴力だ」

 

そう言い美寿々を思いっきりぶっとばすが拳が当たる直前に腕でブロックされたため顔を殴れなかったがそれでも美寿々は何百メートル先まで吹っ飛んでいき激突した建物は貫通し壊れていった。

 

理 「こんなのはコラテラルだ‥‥」

 

致し方ない犠牲ことコラテラルダメージであると言い聞かせながら、ぶっ飛んだ方向に向かって翼を折り畳み空気抵抗を出来る限りで無くした状態でクラウチングスタート体制を取る。

 

理 「よ~い‥‥どんっ!!

 

そさて一気に駆け美寿々に追撃を与えに向かい数十メートル先で、

 

美 「やりやがるぜ‥‥」

 

美寿々は起き上がっていた。それを見計らい、

 

理 「瞬雷」

 

仙術の瞬雷で空気を更に蹴り恐らくは目に見えぬ速度で一気に近づき頭にアイアンクローで掴む。

 

美 「がっ!?」

 

突然の事で美寿々はうなり声をあげるがそんなの関係なしだ。そのまま地面に向かって美寿々を倒し、

 

理 「タッチダウン!」

 

どごーーん!!

 

美寿々の後頭部を地面に激突させると土煙が上がった。だがまだ終わらない。そのまま美寿々を地面に倒したまま直進し引きずる。

 

美 「ぐぅ!!」

 

理 「飛んでけ!!」

 

そして引きずりから美寿々を持ち上げ投げ飛ばすが美寿々は何と体を回転させ受け身をとると、

 

美 「調子にのるなよ理久兎!!」

 

大きな気弾を放ってくる。翼でその気弾を弾き飛ばすとそこには美寿々が拳をこちらに向かって構えていた。

 

美 「お返しだ!!」

 

理 「仙術四式硬皮!」

 

すぐに皮膚を硬くさせ一撃を右手で掴んで防ぐ。今度は出血せずに防げた。

 

美 「流石は理久兎だそうこなくっちゃね!もっと

   私とぶつかり合おうじゃないか!」

 

理 「悪いがそんな悠長にしてる時間はないんでね

   こんな事をしてたら旧都がなくなっちまうか

   もしれないしなすぐに片をつけてやるよ」

 

押さえている右手を此方へと引っ張る。

 

美 「なっ!」

 

理 「少し痛いが覚悟しろよ」

 

左手で美寿々の右肘を目掛けて下かたら突き上げ殴り飛ばすと、

 

ゴキッ!

 

と、鈍い音がなると美寿々の腕があらぬ方向に曲がる。

 

美 「ぐっ!!」

 

理 「おまけだ!」

 

右手を離し引っ張った際に出た遠心力を利用に回し蹴り放ち美寿々の顔面にぶつけ吹っ飛ばすが動く左腕で地面を掴み受け身をとると、

 

美 「っ!いい気にのるな!」

 

美寿々の体に描かれるラインが更に真っ赤な光を帯だす。そして圧倒的ともいえるような妖力が目に見える程のオーラを出す。

 

美 「全て粉砕されぶっ壊れちまいな!!」

 

そのオーラは地底の空へと向かって放たれると大きな玉を作り上げる。だがその玉は何と一気に小さくなり小さな玉へと変化する。

 

美 「理久兎お前なら分かるだろこの威力が」

 

分かるさ。その玉には美寿々の粉砕する力が凝縮されている物。いわば全てを破壊する格爆弾と大差変わらないものなのであるのは間違いないだろう。というかそんな危険な技を放ってくるなよ。

 

美 「究極秘技 永劫粉砕!」

 

心のツッコミ空しく美寿々はそれを握ると大きく振りかぶって投げ飛ばすして徐々に自分へと迫ってくる。自分が避けたてしても地面に当たればこの旧都全体が粉砕され粉々になることは確定だ。

 

理 「仕方ねぇなっ!」

 

今出せる力を最大限に出し全神経を集中し少し大きめな弾を作り出す。

 

理 「包符 スワロウカウンター」

 

スペルを唱え美寿々が放った玉に目掛け放つと美寿々が放った全てを粉砕する凝縮核爆弾を包み込む。

 

美 「止めただと!」

 

理 「まぁ止めたには止めたがそれだけじゃない」

 

そうだってわざわざカウンターっていう名前がういているんだ。それだけで終わるわけがないだろう。美寿々の一撃を取り込んだ玉はふわふわと美寿々へと向かっていくと自分はゆっくりと右手を握っていく。

 

美 「まさか!」

 

すぐさま美寿々は後ろへと後退しようとするがもう遅い。拳を握り終えたと同時に弾は膨張し光の嵐が辺りを包み込む。スワロウカウンターそれは相手のエネルギー系の技を吸収し吸収した分だけの一撃を相手に返す技なのだ。

 

美 「ちっ!ぐぅ!!」

 

返ってきた一撃を美寿々は気の膜を作りガードするが、

 

理 「まぁ少し大人げないが悪く思うなよ」

 

そう言い小さな玉を光の嵐へと放つと光の嵐はより大きな力となり旧都を更に包み込む。

 

美 「がぁぁぁ!!?」

 

ピチューーン!!

 

と、被弾音が鳴り響くが光の嵐は自分をも包み込もうとしていた。

 

理 「‥‥仙術十三式空壁!」

 

咄嗟に空壁を使い光の嵐から身を守る。だが、

 

ピチュ!ピチュ!ピチュ!ピチュ!

 

と、更に被弾しピチュる音が響き渡る。

 

理 「これマジでやり過ぎたかな?」

 

等と呟きながら身を守り数分すると光の嵐が消え旧都が写し出される。

 

理 「あ‥‥あちゃー‥‥」

 

そして映し出された旧都の参上にもうそれしか言うことが出来ないのだった。




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「ついにあの鬼は常識を逸したの」

怠惰「まぁ元から常識を逸してるけどね」

千 「しかしあやつもあんな隠し玉があるとはの」

怠惰「まぁでもあれは元々はなかったんだけどここ
   に来たときに理久兎を相手にして歯が立たな
   い事を自覚した美寿々は自分なりに修行して
   いたんだけどその後に凶変した理久兎達に破
   れて美寿々なりに反省して更に修行し強さに
   磨きをかけて身に付けたってのが設定なんだ
   よね」

千 「ほう確かにあの時の理久兎は可笑しかったか
   らのぉ」

怠惰「まぁあの時の理久兎はぶっちゃけた話しにな
   るけどノーマルVerと比較すると大して強
   くはないんだけれどね‥‥」

千 「うぇそうなのか!?」

怠惰「うん怠惰さんの意見になるけど人‥‥まぁ理久
   兎は神な訳だけどそれらって力を振るうにあ
   たって大きく分けると2つの例があるんだよ
   ねぇ」

千 「2つの例?」

怠惰「そう護るために使う力そして壊すために使う
   力の二種類そんで理久兎とか蓮は前者に当て
   はまるんだよねだから急に前者から後者に切
   り変えて戦えだなんて無理な話だよ」

千 「つまり分かりやすく言えば空手家に明日まで
   に柔道家になれと言うのと同じ事かの?」

怠惰「そうだねぇ」

千 「うむ確かにそれは無理じゃな」

怠惰「それに千ちゃんはあの時に無意識に手加減し
   たよね♪」

千 「うっ」

怠惰「だから腹を貫かれるんだよ千ちゃんがあそこ
   で本気で殺そうとすれば理久兎も一瞬で殺れ
   たのにね」

千 「これ以上は言うでないワシの息子にそんな事
   をこれ以上と言うのであれば貴様とて容赦せ
   ぬぞ」

怠惰「分かったよまぁでもそういう事って覚えてお
   いてね‥‥時には冷酷にならないといけない時
   もあるってさ‥‥さて長くなったけど今回はこ
   こまでね」

千 「うむ‥‥また次回もよろしくの」

怠惰「それじゃ読者様また次回」

千 「さらばじゃ!」

 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。