理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、そしてお久しぶりです怠惰のクソ悪魔です。また暫くは此方を投稿するのでよろしくお願い致します。それでは本編へどうぞ。


第477話 正邪討伐依頼

鉱石採掘から数日が経過しここ地霊殿の自室では、

 

理 「さてさて撒いた種はどうなったかな」

 

断罪神書を広げ砂嵐の映像が写し出される。

 

理 「♪」

 

断罪神書に力を送り見たい者のイメージを送ると砂嵐となっているその映像が変わり1人の少女の顔が写し出される。それは数日前に手負いながらも自分に挑んできた少女こと鬼人正邪だ。

 

理 「はてさてどこまでドンパチしてるのか」

 

アップされている映像の倍率を下げて全体が見渡せられるように調整すると丁度グッドタイミングで彼女は弾幕ごっこ‥‥いや普段の弾幕ごっこよりも遥かに激しい弾幕ごっこをしている最中だった。

 

理 「やってる♪やってる♪」

 

見た感じで正邪の相手は異変解決の際には必ず定番でいる博麗霊夢そして霧雨魔理沙は勿論の事、早苗それから妖夢や幽々子だったり紅魔館のメイドの咲夜や白沢慧音に妹紅そしてよく見ると本当に掌サイズの小さな女の子もいたりと結構な数を正邪は相手していた。

 

理 「こうして見ると現代のリンチを見てる見てぇ

   だな」

 

何故にこうなっているのか分からない第三者の者からしたらリンチに見えるだろう。だが何故にこうなっているのか分かっている自分からしたら、正邪がやった事はこれだけの者達を相手する事をしたのだ。そのため当然の報いではあるが本当に集団リンチにしか見えないんだよな。

 

理 「……‥そういえば蓮の奴がいないな?」

 

ふと気づいたが蓮が見当たらない。彼奴の事だからこのリンチに参加していると思ったのだが検討違いだったか。だがまぁ良いこれだけの数の手練れ達が一同に討伐目標である正邪を倒そうと奮起している姿、そしてそんな退治される運命から逃れようと必死に抗う正邪の姿それらの姿を眺めながら楽しむ。

 

理 「……‥端から見たらこれ趣味悪いな」

 

端から見たら集団リンチになるようになるように動かしてしまった自分が一番趣味が悪いように見えるのは気のせいかな。いやだが彼処で正邪を助けなければ今頃はと思うと‥‥どちらにせよこうなる運命だったのだろうか。そんな事を考えていると正邪は自分が与え‥‥いや捨てたアイテムを手に取る。

 

理 「ほう」

 

それを使うや否やそれはなりの大きさの剣となり黒い波動を纏うと大きく回転し一閃する。その瞬間、黒い斬撃波は光を食らう闇のように侵食し異変解決組の面々を飲み込んだ。そして数秒もしない内に侵食した闇から霊夢に魔理沙といった正邪に戦いを挑んだ者達は地に落ちていく。そして侵食していた闇は一瞬で消えるとそこには正邪ただ1人が立っていた。どうやらあのアイテムを自分なりにアレンジして使いこなしているようで安心した。

 

理 「ふふっ‥‥ブラボーだ鬼人正邪♪」

 

中々に良い戦いが見れた。とりあえずこれで戦う者も暫くは現れなさそうなためいったん断罪神書を閉じる。

 

理 「やはり見立て通りになりそうだ」

 

と、呟いた直後、この部屋に自分1人しかいない筈なのにも関わらず何処からか気配を感じる。この気配からして恐らくは‥‥

 

理 「こそこそしてないで出てきたらどうだ?大方

   鬼人正邪についてだろ‥‥紫?」

 

その一言で自分の目の前に裂け目が出来上がりいきなり紫の上半身が飛び出てくる。

 

理 「うぉ!?」

 

いるとは分かってはいたが突然バッと出てこられるとびっくりしちまう。

 

紫 「流石は御師匠様ですわね♪私の存在ましてや

   相談したい事すら見抜くとは」

 

理 「そいつはどうも♪それで何だ?鬼人正邪の討

   伐の手伝いか?」

 

紫 「えぇお察しの通り」

 

恐らく紫‥‥いや秩序を重んじる幻想郷の賢者として逃げ回る正邪が厄介なのだろう。そのため俺に相談それも正邪の討伐を手伝ってほしいといった感じ来たのだろう。

 

紫 「あの天邪鬼はあまり野放しにはできませんわ

   ‥‥あの思想は凶悪それに今回の異変で彼女は

   小槌の力を有する所かハンター達をあしらっ

   てしまうあの凶悪なアイテムと手がつけられ

   ませんわ」

 

理 「それは幻想郷の秩序のため‥‥と言いたいのか

   な?」

 

紫 「えぇ」

 

まぁぶっちゃけた話で今の正邪には小槌の力なんてこれっぽっちもないけどな。まぁあのアイテムを渡したのは確かに俺だがあれは発動させるには並々の条件があるためそんな凶悪なアイテムじゃない。正邪の使い方にはよるが寧ろ正邪に挑んだ奴等は油断や満身とかしなきゃ勝てるようにあのアイテムは調整してあるのだがそれで負けるって事はそういう事だ。

 

理 「手伝いたいのは山々だが」

 

紫 「だが何ですの?」

 

理 「外を見てみろよ」

 

そう言うと紫は外を見ると驚いた顔をする。無理もないだろうだって外にはまだ怪我した妖怪はわんさかいるしそれに旧都の復興はまだまだ終わってないのだから。

 

紫 「何がありましたの?」

 

理 「あぁ突然、旧都の妖怪達が暴れだしてなそれ

   で俺達が鎮圧作業したんだが‥‥まぁ加減ミス

   しちまってな‥‥主に俺が」

 

あれだけ自分からこれ以上の破壊は~とか言っていた割には壊したのって殆どが俺なんだよなぁ。

 

紫 「それで現在は復興作業中と」

 

理 「そういう事だ見積書やら報告書やらで色々と

   手が回らなくてな」

 

紫 「困りましたわねぇ」

 

本当は正邪の件もあってあまり出撃したくはないんだよな。だがこのまま紫を手ぶらで帰させるのも申し訳ない。ならばここは自分の手足を使うか。

 

理 「そうだ‥‥なぁ紫」

 

紫 「何でしょうか?」

 

理 「お前が嫌じゃなきゃ俺の従者達3人を使って

   くれても構わないぞ♪」

 

紫 「3人ってまさか‥‥」

 

椅子から立ち上がり窓を開けて上半身を前のめりになって出して大きく息を吸い、

 

理 「亜狛!耶狛!黒!仕事だ集合しろ!!」

 

と、大きく叫び窓を閉める。すると僅か10秒程で部屋に裂け目が現れそこから亜狛と耶狛が現れそして独りでに動めく影から黒が現れる。

 

亜狛「マスター仕事とは?」

 

耶狛「ねぇねぇ仕事って!」

 

黒 「簡単か面倒か?」

 

と、仕事の内容について聞いてくる。

 

理 「まぁ簡単じゃないか?」

 

紫 「えぇ1匹の妖怪を退治するだけですわ」

 

理 「あぁ‥‥」

 

待てよ確かこの3人って俺が正邪をぶちのめしに行ったのを知ってるよな。【紫が正邪の名前を言う→俺の件を呟く→問いたたせられる→/(^o^)(オワタ)\】というこの方程式が出され紫にボコボコにされてしまう。何とかしなければ。

 

理 「あっそうだちょっとこいつらに話したい事が

   あったのを思い出した!」

 

紫 「えっ?」

 

理 「すまないけど紫は先に討伐対象を倒すための

   策を練っておいてくれや恐らく最初の考えは

   俺がいく事を前提で組んでいたんだろ?それ

   なら俺は行けず変わりにこの3人が行くんだ

   連携を組ませれば心強いことこの上無い筈だ

   そうなると策を改めて考える必要がある筈だ

   ろ?」

 

紫 「確かにそうですわね」

 

理 「こいつらにはこっちで今回の事は伝えておく

   からこいつらが最大限の連携プレイをしやす

   いよう作戦を考えておいてくれや」

 

と、苦し紛れかつ若干無理矢理気味だがそう言うと紫は納得したのか頷き、

 

紫 「そうですわね‥‥ならそうしますわ後で私の屋

   敷に集合して貰っても?」

 

理 「あぁ構わないよ♪」

 

紫 「分かりましたわそれでは♪」

 

そう言い紫はスキマに入り消えていった。

 

理 「ふぅ一難去ったぜ」

 

黒 「それで仕事の話とは?」

 

理 「あぁなら話すな」

 

そうして今回の仕事の件について3人に話した。この前に正邪の捕獲に向かったが逃がした事や今回の討伐依頼それらを含めて話す。

 

亜狛「成る程‥‥」

 

耶狛「マスタ~これは私も呆れるよぉ‥‥」

 

黒 「まったくだな」

 

理 「いや~ごめん♪ごめん♪そんでお前らはとり

   あえずは紫の指示に従って行動してくれそれ

   と正邪と戦う際に殺す気で行っても構わない

   がちょっとは加減してやれよ?」

 

手を抜いてやると洞察力の凄い紫にはすぐにバレてしまうからな。

 

耶狛「となると家事やらは良いの?」

 

理 「あぁそこは俺が何とかするとりあえずお前達

   には紫が満足するまでは付き合ってやってく

   れ‥‥」

 

亜狛「分かりました」

 

黒 「あいよ」

 

耶狛「うぃうぃ♪」

 

3人の返事を聞き時計をみるとかれこれ30分程経過していた。そろそろ行かせないとな。

 

理 「それじゃお前達、後は頼むな」

 

亜狛「はい」

 

耶狛「泥船に乗った気でいてね♪」

 

黒 「それは沈むだろうが」

 

そう言い亜狛と耶狛は裂け目を開くと中へと入っていった。1人残った自分は椅子に腰掛け天井をみる。

 

理 「さてと俺も仕事をしますか」

 

そうして自分もまだ残っている仕事そして3人の分の仕事を開始したのだった。




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「うむしかし怠惰よ理久兎は色々とやらかす
   のぉ」

怠惰「まぁ仕方ない千ちゃんの息子だから」

千 「そこまでワシは酷くはないぞ!?」

怠惰「はいはい」

千 「ぐぬぬ‥‥それよか怠惰よ」

怠惰「何さ?」

千 「何か面白いゲームはないのか!?」

怠惰「でたよゲームはないのかっていう催促」

千 「うるさいわい!それでどうなんじゃ」

怠惰「仕方ないなぁ‥‥ほらっ」

千 「とと何じゃこれは?」

怠惰「ゲームだよまぁカードゲームだけど」

千 「‥‥…ってこれは!」

怠惰「明日までに大方のルールは覚えてきてね」

千 「まさかこれをやっておるのか!」

怠惰「まぁ趣味の範囲内でやり始めたのさ」

千 「しかもこれは!良いのかこんなカードの数々
   を貰っても」

怠惰「あげないよ貸すだけだよ?」

千 「なっケチじゃな」

怠惰「嫌なら‥‥」

千 「やらぬとは言っておらぬぞ明日までにルール
   を覚えてくるから勝負じゃ!」

怠惰「はいはい分かった分かったさて時間も時間だ
   し今回はここまでだね」

千 「うむ読者様また次回もよろしくの!」

怠惰「それではまた次回!」

千 「さらばじゃ!」

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