理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、怠惰のクソ悪魔です。言うことも大してないのでそれでは今回もどうぞ。


第480話 逃走援助

旧都から地上へと繋ぐ1本道を翼を羽ばたかせながら急いで地上へと向かう。そうして暗い地底の道から地上へと飛び出すとそのまま空を飛び蓮達が正邪と交戦していた迷いの竹林付近へと向かうと、

 

理 「おっいたいた」

 

そこに正邪が此方へと向かって飛んできていた。立ち止まると正邪も自分に気づいたのかその場で浮遊しつつ立ち止まる。

 

正邪「げっ何でお前がここに」

 

理 「何ただの手助けさ来な」

 

正邪「はぁ?今はそれ所じゃ」

 

理 「良いから」

 

正邪「………」

 

不服そうな顔をしながら正邪は頷くと自分はそのまま地上へと向かって滑降する。正邪も自分に続き滑降して後を付いてく。

 

理 「お前さんの今の状況は大方だが推測つくぜ

   3人の面子に追われているんだろ?」

 

正邪「なっ何でそれを!」

 

理 「やっぱりな」

 

3人の面子つまり自分の従者達の亜狛、耶狛、黒の3人だ。亜狛はその類いまれなる洞察力、耶狛は離れていても臭いに感づく嗅覚そして黒は逃げる相手を確実に捕獲するその影の力それらがある故に正邪には荷が重いだろうと考えた結果それならばと思いこうして手助けをしにきた次第だ。本当なら説得とかでやっても良いが彼奴等の残念な所は嘘をつく、またははぐらかしながら真実を述べるのが下手くそ過ぎて紫に追求されかねないためこうして助けるしかないんだよな。

 

正邪「おっおいこんな地面すれすれだと捕まるだろ

   それだったら空に!」

 

理 「止めておけその内の1人は洞察力と投擲演算

   のプロだ空に逃げようものならクナイや手裏

   剣の雨で地面に射ち落とされるそれにここな

   ら狙いが定まりにくいし何よりもここは竹の

   密集地だ捕獲者の影もここじゃ使えないのさ

   そうなると3人の内の2人はこの場で断念す

   するそして残るのは嗅覚が凄い子だがそいつ

   に至っては頭のネジが5、6本は抜けてる子

   だから追跡はすぐに止める筈だ」

 

そう呟きながら意識を集中させ自分を中心とした場所から数Km先までの音を聞き取ると竹を揺らす音が1つ此方へと向かってきている。やはり予想通り耶狛だけに絞ってきたか。だが耶狛にしては物珍しくしつこいな。

 

理 (さてどうするかっておいおい!)

 

そんな事を思っていると既に竹林を抜けていた。まずい竹林を抜けたのが耶狛に気づかれればそこから連絡され亜狛と黒がやって来るぞ。何とかしなければと思っているとポチャンと音がした。まさかと思い神経を尖らせて集中すると水の流れる音がする。この近くに川があるな。

 

理 「おい正邪」

 

正邪「何だよ」

 

理 「鼻摘まんで息を大きく吸っておけよ」

 

正邪「はぁ?何でだよ?」

 

こうするからだ。そう言い正邪の後ろに付くとそのまま正邪の体を抱き抱える。

 

正邪「っておい!何を!」

 

理 「いくぞ!」

 

一気に速度を上げて水の音がした場所へと一気に向かう。そして案の定で川が見えた。

 

理 「息を止めろ!」

 

正邪「はぁっちょっ!!?や

 

そのまま川へと向かって一気にダイブする。

 

正邪「グッボボボボボボ!!!!?」

 

理 (だからあれほど息を止めろって言ったのに)

 

やれやれと思いながら高速で川を泳ぐ。こうすれば流石の耶狛といえど匂いでの追跡はこれ以上は不可能だからな。そうして約200m程を泳いだ辺りで川から浮上し正邪を陸に離す。

 

正邪「ガハッ!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」

 

水を吸いすぎたのか咳き込んでいた。

 

正邪「てってめぇ私を殺す気か!?」

 

理 「お前なんぞの小物を殺しても映姫達の面倒ご

   とが増えるだけだから殺さねぇよ」

 

正邪「おいコラ!小物とか言ってんじゃねぇよ!」

 

仕方がないだって本当に小物なんだから。

 

理 「まぁお前がもう少し大物になったら俺が直々

   に赴いて殺ってやるよそんでそのまま十王達

   の元にお前を連行してやるよ」

 

正邪「なっふざけるな!?ていうか人の体を触りや

   がっててめぇ十王達の前で痴漢されたと訴え

   ってやるからな!」

 

理 「誰が痴漢だ!?お前あのままだったら捕まっ

   てそのまま紫のスキマ折檻ルームにご招待さ

   れてたかもしれないんだからな?」

 

正邪「へっそんなもん怖くもないね」

 

いやその強がりは絶対に長くは続かないな。だってその折檻を教えたの紛れもなく自分だし。因みにその折檻の実績は中堅妖怪程度なら1日で泣き叫ぶ折檻だ。

 

正邪「ふんだがまぁそのあれだ‥‥」

 

何故そんなにもモジモジしているんだ。あぁつまりそういう事かせめて言いやすくしてやるか。

 

理 「所で正邪くん俺に何か言うことあるだろ」

 

正邪「あん?そんなもん……‥」

 

理 「ほらほら感謝を込めて言えよ正邪♪」

 

わざと勝ち誇ったドヤ顔をしながら笑うと正邪はジーと自分の顔を見つめそして苦虫を噛み潰したかのような顔をして、

 

正邪「どぅもぉありがとぅごじゃぇいましだぁ~」

 

うわぁ‥‥うぜぇこいつ。だがその変顔についついクスリと笑ってしまう。

 

正邪「てめぇ何を笑ってんだよ!」

 

理 「悪い悪い‥‥その変顔があまりにもブサイクだ

   ったもんでついな」

 

正邪「ふざけんな!?」

 

まぁこんだけ元気良く言えるなら問題ないだろ。それに言いたいことも言えてスッキリとした表情になってるしな。

 

理 「アハハ‥‥さてと」

 

アロハシャツの水を思いっきり絞り出し再び着る。

 

理 「まぁ頑張りなよお前さんの逃走劇をさ」

 

そう言い翼を広げて空を飛ぶ。

 

正邪「あっちょ‥‥」

 

と、正邪の声が微かながらに聞こえたような気がしたのだが‥‥気のせいだろうと考えず空を飛び、

 

理 「さてと折角地上に来たし買い物を済まして

   3人を回収して帰りますか」

 

そう考えとりあえず買い物を済ませるために人里に向かうのだった。

 




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「うむ」

怠惰「そういえば千ちゃん」

千 「何じゃ?」

怠惰「カードゲームでふと思ったけどオセロニアと
   かまだやってる?」

千 「ふっふっやっておるぞ貴様に勝つためにワシ
   はあれから更に特訓を重ねたからの!」

怠惰「へぇ~なら折角だしやる?」

千 「ふふっ良かろう!貴様をぶちのめしてやるわ
   い!!」

数分後‥‥

怠惰「千ちゃんその置き方はダメだよ‥‥チェックメ
   イト‥‥」

? 「許しをこいなさい」

? 「どさくさに紛れて!」

? 「我の牙は凄烈なる海の顎!」

千 「ふぇーー!?」

怠惰「うわすげぇ‥‥ダメージ千ちゃん大丈夫?」

千 「チートじゃ!そなたはチーターじゃ!?」

怠惰「酷い!?そんな奴等と一緒にするなよ」

千 「何じゃその駒のえげつなさは!というか殆
   どのキャラが入手困難なキャラってどうい
   う事じゃ!」

怠惰「これが俺のヨシノ魔デッキ♪」

千 「ワシの神デッキがぁ‥‥」

怠惰「まだまだ修行が足りぬなせめて上位クラス
   になったら特訓したと言えるな」

千 「ぐぬぬ!もう1回じゃ!」

怠惰「はいはい‥‥さてこんな事をしてる間にも時
   間だし今回はここまで」

千 「また次回もよろしくの!それでは読者様」

怠惰「またね♪」

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