理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、企業の筆記試験に合格した怠惰のクソ悪魔です。後は面接のみですが面接って嫌いなんですよね。はぁ‥暴食の鬱だ失礼それでは今回もどうぞ。


第491話 バトルマニア

美寿々の案内で自分達は旧都の色々な所へと向かう。居酒屋だったり土産物屋だったりとそういった所を案内される。

 

美 「そんでここが地底と地上を繋ぐ正面玄関みた

   いな場所さ」

 

と、美寿々が言う先にはパルスィと勇儀が何か話し合いをしていた。

 

憤怒「ここはカップルという者達のデートスポット

   的なものなのか?」

 

理 「いや憤怒なにか勘違いしてるかもだが彼処の

   2人は女性だぞ?」

 

憤怒「‥‥傲慢や暴食から百合カップルについて永遠

   と聞かされ続けたのが原因かもな」

 

理 「………」

 

美 「………」

 

憤怒は目柱を押さえて下を向く。7つの大罪って怠惰といいマシな連中がいないよな。すると橋で何かを話し合っていた2人は此方に気付き近づいてくる。

 

勇儀「おっ理久兎に美寿々様?なぜここに?」

 

パル「見知らぬ人もいるわね」

 

美 「あぁこいつの案内さ」

 

と、美寿々が言うと憤怒は手を差し出し、

 

憤怒「俺は憤怒だよろしく頼むぜ」

 

勇儀「こちらこそ♪」

 

パル「えぇ」

 

握手をして憤怒は下がる。そして美寿々を見てようやく気づいたのか首をかしげた。

 

勇儀「所で何でまた土埃だらけなのさ?」

 

美 「ん?あぁ~まぁあれだよちょいとこいつと殺

   り合ったらワンパンチで沈められてな」

 

勇儀「ワンパンチ!?」

 

パル「………事実なのよねそれ?」

 

美 「あぁ‥‥いや本当に参ったよ」

 

あれでも加減してくれていたんだけどな。俺とやった時なんかはあれよりも激しかったしな。

 

勇儀「へぇ‥‥なら私とも一戦やってもらおうか♪」

 

憤怒「喧嘩なら買うぜ?」

 

と、また喧嘩を起こしそうな雰囲気になる。だがパルスィと美寿々が勇儀を押さえる。

 

パル「待ちなさい勇儀」

 

美 「あぁ止めておきなこいつは常識外な奴だよそ

   うさねぇ前に理久兎とやり合っていた大鎌を

   持った男と同等またはそれ以上って所だ」

 

憤怒「それ怠惰だよな?」

 

理 「あぁ」

 

俺と戦って大鎌を持った奴なんて小町か怠惰ぐらいだ。それに男になると怠惰に絞られるんだよな。

 

勇儀「それでもどのくらいかやってみたいねぇ」

 

憤怒「それなら明日やろうぜ今は観光したい気分だ

   しな♪」

 

勇儀「分かったなら明日な約束だからな?」

 

憤怒「おうよ♪」

 

互いに拳を合わせ笑う。この光景を見ていると本当にバトルマニアな連中だよな。

 

美 「さてとそろそろ行くかね」

 

理 「だな」

 

憤怒「おうそんじゃあな♪」

 

勇儀「あぁ♪」

 

パル「えぇ」

 

そうして勇儀とパルスィと別れまた歩き出す。そうしてある程度の案内が終わる。

 

美 「とまぁこんなもんかね」

 

憤怒「旧都も色々と面白いな♪」

 

理 「まぁな」

 

面白いと言えば確かに面白い。色々と騒動を巻き起こしてくれるから尚更にな。けれど時々、頭を抱えたくなる時もあるけれどな。

 

美 「さてと私も粗方の警備は終わったし一度戻る

   としますかね」

 

理 「ありがとうな美寿々」

 

憤怒「世話になったな」

 

美 「良いよついでだったからねそれじゃ私は行く

   よ明日は頼むよ」

 

そう言い美寿々は自分達と別れ旧都へと戻っていった。

 

理 「さてと‥‥お前も色々とあったし疲れたろ?」

 

憤怒「いや別にそこまではないぞ?」

 

理 「そうか?まぁとりあえずはまた温泉にでも浸

   かって来たらどうだ?その間に晩飯の支度を

   するからよ」

 

それを聞くと憤怒は「おっ」といった顔をする。

 

憤怒「それは楽しみだ理久兎お前の料理に期待して

   いるぜ?」

 

理 「変にハードルを上げるなよ俺は所詮一端の腕

   なんだから」

 

憤怒「ガハハハそう言うなよ♪まぁお前さんの言う

   通りに温泉に浸からせて貰うぜ」

 

理 「あいよ」

 

そうして自分達は地霊殿へと入り憤怒は風呂場へと向かう。自分は料理の支度のため厨房へと向かおうとすると、

 

理 「おっ」

 

さと「あっ」

 

さとりとばったりと出会う。さとりはニコリと微笑むと、

 

さと「理久兎さん1つ聞きたいのですが」

 

理 「ん?‥‥ひっ!?」

 

さとりから静かな怒気を感じてしまった。これまさかさっきのロリ発言を絶対に気にしているよな。

 

さと「私がロリという事について詳しくお聞かせ願

   いましょうか♪」

 

さとりは詰めよりそのまま壁に追いやられる。とっとりあえず何とかしなければ、

 

理 「いやだってその体型、身長からしてねぇ?」

 

さと「そうですか♪」

 

ヤバい今の一言で更に怒気が増しさとりの眉間にシワがよる。これは野放しにしたら明日の自分はサボテンになっているかもしれない。速くなだめなければ、

 

理 「だっだが!」

 

さと「だが何です?」

 

さとりをギュッと抱きしめる。

 

さと「ふぇっ!?」

 

理 「別に俺からしたらロリだとかは関係ないんだ

   よ‥‥寧ろ俺を知ってなおその気持ちを伝えて

   くれたさとりが大好きだぜ?」

 

さと「‥‥!!?」

 

一瞬だったがさとりの顔が赤くなると自分の胸元で顔を隠す。だが自分が言った事は真実だ。それは自分(年齢億越え)からしたらこの世界の殆どはロリみたいなものだしな。ただし、おふくろだとかの例外はいるけど。

 

理 「まぁそれと悪かったよ気にしていたなら謝る

   からよ」

 

さと「いえもう気にしてはいません」

 

理 「そうなのか?」

 

さと「えぇ確かに理久兎さんの言う通りではありま

   すしね‥‥ですが精神的なダメージの賠償とし

   てその‥‥」

 

理 「ん!?」

 

何を要求する気だ。まさかヤンデレみたく臓器を寄越せとか言わないよな。少し不安になっていると、

 

さと「もう少し‥‥もう暫くだけこのままでいさせて

   下さい理久兎さん」

 

なっなんだそんな事か。まぁ悪かったのは自分だし暫くはこのままでいようかな。さとりの頭を撫でながら、

 

理 「良いよ‥‥」

 

と、呟き暫くだけこのままの状態をもう少しだけ維持するのだった。




暴食「それじゃ今回はここまで」

千 「うむ‥‥所でそなた百合は?」

暴食「大好きです♪百合は良いぞ~♪」

千 「やはり傲慢と同じで危険な臭いが」

暴食「アハハ♪それじゃ今回は何か聞きたい事は
   あるかな?」

千 「そうじゃな‥‥そなたの事を教えてはくれぬ
   かの?」

暴食「ん?僕の事かい?」

千 「そうじゃ」

暴食「う~んあんまり教えれる事ってないんだよ
   なぁ自己PRって中々に思いつかないし」

千 「そうなのか」

暴食「うんだから次回には僕の相棒を連れてくる
   よ♪彼女なら説明してくれるかもだしね」

千 「わざわざすまぬのぉ」

暴食「気にしない気にしない♪あっでもそういえ
   ばなんだけど」

千 「何じゃ?」

暴食「他の奴等が僕につけた2つ名みたいなのは
   あったな確か暴食の恐皇子(ぼうしょくのきょうこうじ)だったかな?」

千 「まっまた凄い名じゃのう」

暴食「まぁ他の奴等がつけたあだ名だからねさて
   時間も丁度良いし今回はそろそろ終わろう
   か?」

千 「うむそれでは読者様、今回はここまでじゃ
   ぞ♪」

暴食「また次回もよろしくお願いしますね」

千 「それでは読者様」

暴食「またね♪」

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