理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、リアルの傲慢と遊戯王をしてきた怠惰のクソ悪魔です。やはり熟練者だけあって強かった‥‥因みに怠惰さんが使ったデッキは‥‥ってこんな話もあれですね。それではそろそろ本編へどうぞ。


第492話 晩飯の時間

さとりの怒りを何とか静めた自分は厨房で今日の晩飯の用意をしていた。

 

理 「ズズ‥‥こんなもんだな」

 

スープを味見し次にメインとなる物の準備を整えるためフライパンに肉タネを置き石窯に入れる。今日のメニューはお客もいる事だしハンバーグ、オニオングラタンスープ、付け合わせとして人参、ブロッコリー等の温野菜そして石窯のパンといったメニューだ。

 

理 「よっと」

 

野菜を一気に切り蒸籠に入れ蒸していく。そしてハンバーグソースで作り置きしてある継ぎ足しデミグラスソースを断罪神書から出し火にかけて煮詰めその間にトースターモードにした魔力レンジから狐色となったパンを取り出す。スープを器に人数分盛り焼き上げたパンを乗せチーズを乗せる。

 

理 「そしたらそろそろだな」

 

石窯からハンバーグを取り出し代わりにスープを入れ空いてるスペースに主食のパンも入れ焼き上げていき、取り出したふっくらハンバーグは皿に盛り付け蒸籠の蓋を開け蒸し野菜を盛り付け最後にデミグラスソースをかける。

 

理 「中々だな」

 

そうしてスープとパンも出来上がりハンバーグとスープ、パンをカートに乗せ今日の料理は完成だ。

 

理 「お前達!作った料理を運んでくれ!」

 

と、言うとダイニングルームへと続く扉が開き亜狛と耶狛が入ってくる。

 

耶狛「おぉ~!やっぱり今日はハンバーグだ♪」

 

亜狛「お腹が空きますよねぇ」

 

2人は尻尾を物凄い勢いでパタパタと振る。喜んでくれているみたいで何よりだ。

 

耶狛「運べば良いんだよね?」

 

理 「あぁ頼むよ」

 

亜狛「分かりました♪」

 

理 「それから粗相のないようにな?」

 

と、念を込めて言うと2人は頷きカートを押してダイニングルームへと向かった。そしたら後は食事で飲むお茶とワインを取り出し自分もダイニングへと向かう。

 

憤怒「ほうハンバーグか旨そうだな♪」

 

理 「そいつはどうも♪どうよこれは?」

 

憤怒「それもいただくぜ♪」

 

ワインをグラスに注いでいく。

 

お空「速く食べようよ♪」

 

黒 「急かすなよ誰も取りはしないんだからな」

 

お燐「さとり様?」

 

さと「ふふっ♪」

 

因みにさとりは何故か知らないが嬉しそうにニコやかに笑っていた。機嫌はどうやら戻ったようだが更にご機嫌になったみたいだ。

 

憤怒「何かあったか?」

 

理 「まぁ少しな♪それじゃ全員で食べようか」

 

飲み物を渡し席につき、

 

全員「いただきます」

 

と、言う一言で食事を始める。

 

耶狛「おいしい♪」

 

亜狛「やはりこれですね♪」

 

お燐「そうだねぇお父さん」

 

お空「おかわり♪」

 

黒 「たく食うのが早すぎるぞ空‥‥」

 

と、皆からの声が上がる。黒に限っては幾つかの皿を持って調理場に向かう始末だ。恐らく定番のようにおかわりコールをされ仕方なく向かったのだろう。

 

憤怒「う~ん旨いな中々な味だぜ?」

 

理 「ありがとうなだが器具に助けられるだけさ」

 

実際、本当に色々な器具に助けられてるのは事実だ。そうじゃなかったからここまでの品は出来ない。

 

憤怒「謙遜するなよ理久兎」

 

理 「ありがとうな」

 

そうして自分も食べてみると良くできた味だなと感じた。自分にしてはよく出来た方だな。

 

憤怒「所でよあそこ嬢ちゃん食べてないが?」

 

理 「あぁ~うん余韻に浸ってる所、悪いけど食べ

   させないとな」

 

さとりは未だに夢見心地なのか幸せそうな顔をしていた。席から立ちさとりの頬を指でつつく。

 

理 「お~いさとりさ~んや~い飯を食わないと駄

   目だぞ」

 

亜狛や耶狛に黒はたまたお燐やお空は何時も食べているため問題はないがさとりな食べさせないとどんどん食べさせないとただでさえ食が細いのもあるが、こいしシックならぬ心配性のためすぐにベッドで寝込みそのまま不健康生活にまっしぐらという不生活を繰り返すため食べさせないといけないのだ。

 

さと「はっ!私は何を!?」

 

理 「さとり~飯を食わないと駄目だぞ?」

 

さと「えっえぇといただきます」

 

そう言い食事をとり始める。これなら問題はないだろう。席に戻り自分もワインを飲み出す。

 

憤怒「‥‥本当に怠惰に似てるよな」

 

理 「彼奴と一緒にするな」

 

憤怒「‥‥ふっ♪」

 

笑いワインを飲み出す。俺と彼奴の何処が似ているんだか。少なくとも俺はロリコンじゃない。付き合った女性がたまたま見た目がロリだった。ただそれだけの事だ。

 

憤怒「そういえばそこの幸せ顔だった嬢ちゃん」

 

さと「‥‥何ですか?」

 

憤怒は黙りさとりをじっと見つめるとさとりはため息を吐き、

 

さと「写真撮影はされましたがそれ以外は何もされ

   ていませんよ妹共々お世話になりました」

 

憤怒「そうか」

 

一体、何の話をしていたんだ。

 

理 「何を話したんだよ?」

 

憤怒「あぁ俺の仲間が変な粗相をしてないかを聞い

   ただけさ‥‥」

 

理 「何かあったのか?」

 

さと「いえ理久兎さんにはその恥ずかしくて言えま

   せん!」

 

本当に何があったんだ。憤怒はケラケラと笑い酒を飲む。

 

憤怒「女には秘密にしたい事がいくつもあるものと

   いう事なんだろうよ‥‥傲慢いわくだがな」

 

理 「‥‥‥‥」

 

女心というか乙女心というかそれらは今もあんまりよく分からないな。

 

憤怒「それともしも傲慢とか怠惰がしつこいなら俺

   に連絡しろその時は黙らせてやるからよ」

 

理 「そういえばお前、傲慢のルシファーと互角に

   殺り合ったとか文献に書いてあったが実際に

   どうなんだ?」

 

色々とおふくろから聞いたり文献から調べたりしているため聞いてみると憤怒は天井を見上げ少し間を置くと、

 

憤怒「殺り合ったぜ?結局は決着つかずそれでいて

   色々と事件があってなそこで義兄妹の盃を交

   わして小隊を結成したからな」

 

恐らくその小隊こそが7つの大罪なのだろう。つまりは憤怒や傲慢がいなかったらおふくろ曰で今の世はなかったのかもしれないという事なのか。

 

憤怒「さてとこんな血生臭くて辛気臭い話はなしに

   して旨い飯を食って明日に備えるか♪」

 

理 「おいおいあんまり派手に暴れるなよ?」

 

憤怒「分かってるっての♪」

 

そうして自分達は憤怒という客人と共に夜を過ごすのだった。過ごすのだったがその後にちょっとした事件が起こるのだがそれを今の理久兎達は知るよしもしないのだった。




暴食「それじゃここまでですね」

千 「うむそれでそなたの相棒というのは?」

? 「えっとその出てきてもよろしい‥‥ですか?」

暴食「あぁ良いよおいで♪」

? 「しっ失礼します」

千 「そなたな確かロンギヌスじゃったか?」

? 「はっはい暴食様の神器を勤めさせていただい
   ているロンギヌス‥です‥」

暴食「えっとこの子は臆病でねあまり怒鳴らいであ
   げて千ちゃん」

千 「うっうむ‥‥えぇとそなたと暴食との関係を教
   えて欲しいのと暴食の自慢できる所を教えて
   はくれぬか?」

ロン「はっはい暴食様はある計画の最中で私を助け
   てくれた恩人なんです」

千 「ある計画?」

ロン「はい四天使ガブリエルが立案した聖器計画と
   呼ばれるものですそこで創られたのが私なん
   です」

暴食「彼奴は許されざる事をしたからね個人的にも
   憎い相手だったんだ‥‥彼奴の実験施設を狙い
   撃ちにして破壊していっている過程で偶然に
   もこの子を見つけて僕が保護すると共に僕の
   神器になったんだよ」

千 「そうじゃったかすまぬな」

暴食「千ちゃんが謝る事じゃないよ」

ロン「えぇそして暴食様の自慢の点はやはり全てで
   すね♪」

千 「そっそれは説明になってはおらぬのぉ‥‥もう
   少し具体的に」

ロン「えぇとどう言えば良いか‥‥」

暴食「えっと取り込み中の所だけれどごめん時間が
   そろそろ」

千 「はっ気づけば!ならば次回までにまとめるの
   じゃぞ」

ロン「はっはい!」

千 「うむそれでは今回はここまでじゃ」

暴食「また次回もよろしく」

千 「それでは読者様」

ロン「あっありがとうございました」

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