数日が経過しここ地霊殿の廊下では、
さと「理久兎さん大丈夫ですか?」
理 「あぁこの前よりはな」
憤怒から受けた傷も段々とだが癒えてはきていた。後残り数日もしないうちに怪我も治るだろう。しかしここまでが本当に辛かった。歩く、動かすといった動作はおろか腹部の肉を削ぎ落とすように斬られたため呼吸するだけでも痛いのだから。よくここまで耐えれたもんだと自分を褒めてやりたい。
理 「とりあえず久々に風呂に入りたいや」
さと「怪我のせいで入れてませんでしたしね」
理 「あぁ」
それに風呂にも入れてないから入りたい。負傷部位から血が流れてしまうと衛生的にもよくないためタオルで体を拭く生活が続いたため久々に風呂に浸かりたい。
理 「‥‥なぁまさか臭いか俺?」
さと「しっかりと拭いているのかそうでもといった
所ですが少しは匂いますよ?」
うんやっぱり早く風呂に入りたい。そう思いながら廊下を歩いていると少し先の扉が勢いよく開かれる。
耶狛「だからこれは私のだよお兄ちゃん!」
亜狛「耶狛それを早く捨てろって嫌な気配がするん
だから!」
亜狛と耶狛が何かを言い争っているみたいだ。さとりと目を合わせ互いに肩を透かす。とりあえず2人に近づく。
理 「何してんだお前達」
亜狛「あっマスター!マスターからも言って下さい
よ!」
耶狛「嫌だよこれは私の!」
理 「まぁ待て待て話を詳しく聞こうじゃないかま
ずはそれからだ‥‥な?」
それを聞いた2人は黙る。そして互いに顔を合わせて頷く。
耶狛「それじゃまずは私からねマスターこれ分かる
かな?」
と、言うと耶狛は紫色の玉を取り出す。
理 「それがどうかしたのか?」
耶狛「うんこれを手に取って気づいたんだよ不思議
と力が湧くって♪」
うん明らかに普通のアイテムじゃないな。
耶狛「それで捨てるのは勿体ないって思ってね」
理 「成る程‥‥亜狛の意見は?」
亜狛の意見を聞くと亜狛は自身の考えを述べる。
亜狛「自分の意見としてはそれは即刻に捨てるべき
と考えています確かにそのアイテムは使い方
次第では強いアイテムですしかし身に余る力
は自滅とマスターが言ってたじゃないですか
そのために捨てろって言っているんです」
耶狛「そんなの勿体ないよ!」
亜狛「勿体ないの問題じゃないそんな物は捨てるべ
きだぞ耶狛」
成る程ねぇ。耶狛の意見も分かるが亜狛の意見も分かる。こうなるとどうしたものかな。
理 「少しそれを見せて貰っても良いか?」
耶狛「いいよ♪」
そう言い耶狛は渡してくる。それに手を触れた瞬間、脳裏に何か過る。巨大な真っ赤なハサミを持ち無数の手と手が重なる禍々しい何かが一瞬だけ見えるがすぐに亜狛と耶狛の顔が写る。
理 「今のは何だ‥‥」
不気味な光景だ。だが見えたのはそれだけでなく先程に見えた巨大なハサミを持つ何かそして不気味な怪物とそれに似た巨大な何か。最後に赤と青のリボンが見えたのは何なのだろうか。そんな事を思っていると、
亜狛「ならマスター決断をください!」
耶狛「うん!捨てるか捨てないかはマスターの決断
に私も従うよ!」
と、言ってくる。待て話を聞いてなかったんだが。こいつ等は俺を巻き込んできたぞ。いきなりそんな事を言われてもな。チラリとさとりを見るとさとりも両手を上げてお手上げのポーズをする。つまり俺に任せると言いたいのだろう。
理 「ふむどうしたもんかねぇ‥‥ん?」
少し先の方でこいしがニコニコと笑っているのが見えた。
理 「こいし何してんだ?」
さと「えっ!?」
こい「も~う!また存在を話すんだから理久兎お兄
ちゃんは!」
存在を現したこいしはテクテクとこちらに近づく。
さと「こいし帰ってきてたの!?」
こい「今さっきね♪それよりも何を話しているの?
亜狛お兄ちゃんと耶狛お姉ちゃんは何を言い
争ってるの?」
理 「あぁそれがな」
とりあえずこいしに事の成り行きを話す。こいしは頭に指を置き少しの沈黙をすると、
こい「そういえば地上だとその玉を巡って大乱闘し
てるね」
耶狛「そうなの?」
こい「うん何でも全部揃えると願いが叶うとか」
亜狛「それ完璧にドラ
確かにな。まじめな蓮がこの事を知ったら著作権がどうのとか言って突っかかってきそうだな。
さと「しかし願いが叶うですか」
理 「現実そんなもんあるのかねぇ」
さと「ありますよ‥‥」
こい「うんあるね」
理 「はい?‥‥あるの本当に?」
さとりとこいしは互いに首を縦に振る。
さと「現に私とこいしはその者の所に暫くいました
しね」
こい「でも凄い親切だったよね子供っぽいけど凄い
貫禄があったし」
さと「えぇ子供っぽい所はともかくとしてあのカリ
スマ性は見習いたいですね」
それってまさか男か。男なのか、そうだとしたら結構ショックなんだけど。
さと「どうかしました理久兎さん?」
理 「別に‥‥」
そこは後でこっそりさりげなくさとりから聞き出すか。それでまぁ俺よりも良い男なら‥‥
さと「大丈夫ですか本当に?」
理 「問題ないよ」
亜狛「しかし願いを叶えるですか」
耶狛「それが現実だとしてもしも悪い子えっとあの
ひねくれていた子‥‥名前なんだっけ?」
理 「正邪?」
耶狛「そうそう!そんな子が願いなんて叶えたら」
まぁ正邪はやら‥‥いやもしかしたらやるかもな。ボール集めは自力でやったと言えるしな。そこは置いておいて確かに耶狛の言い分はもっともだな。ならば此方から動くか。
理 「亜狛そして耶狛お前達に任務を受けてもらい
たいんだが良いか?」
耶狛「任務?」
亜狛「自分もですか?」
理 「あぁ内容は主にそのボールの回収そしてこの
裏で糸を引いてる奴を見つけて落とし前をつ
けさせろ」
と、言うとこの場の皆は首を傾げる。
さと「理久兎さん何でまたそれに裏って」
理 「考えてみろよいきなりこんな物が現れ挙げ句
の果てには大乱闘だろ偶然にしちゃ出来すぎ
てねぇか?それに誰が広めたんだろうなやっ
た事すらない願いが叶うなんていう噂話?」
さと「はっ!」
さとりも気づいたか。目的は何かはまだ分からん。だが誰かが裏で糸を引いているのは確定だろうな。とりあえず今はこの件を片付けないとな。
耶狛「つまりボール回収してボコせば良いんだよね
マスター!」
理 「あぁそうだ」
耶狛「オーケー!」
亜狛「生死は?」
理 「出来れば生かせもしもの時は躊躇うなよ?」
亜狛「御意!」
本当なら俺が行ければ良いがまだまだ本調子ではないからな。無理するとさとりに怒られちまう。
理 「それじゃ頼むぞお前達」
耶狛「行ってきます♪」
亜狛「吉報をお待ちくださいねマスター」
そうして2人は裂け目を通りこの場から姿を消した。そしてよくよく見て気づく。
理 「あれこいしは!?」
さと「言われてみれば!?」
さっきまでいたのにな。また旅にでも出たのかな。
理 「やれやれ‥‥」
チラリとさとりを見るとさとりはため息を吐き暗い顔をする。頭に手をおき、
理 「まぁあれだ可愛い子には旅させろって言うだ
ろさとり?」
さと「‥‥そうですねまた帰ってきてくれますよね」
理 「大丈夫だよあの子は強い子だからね‥‥とりあ
えず俺は風呂に入るよ」
さと「あっなら私も」
理 「あいよなら行こうぜ」
そうしてさとりを励まし自分達は風呂場へと向かうのだった。
怠惰「ではでは今回はここまで」
千 「生きておるか?」
怠惰「何とか生きてます‥‥さて暫く空いたけど後
書きしていきますか」
千 「うむ所でこれは深秘録で良いのじゃな?」
怠惰「はいそうですそして次回からは理久兎では
なく亜狛と耶狛が主人公として異変解決に
乗り出しますね」
千 「心綺桜と同じで耶狛なんじゃな」
怠惰「まぁそうだね実際の所で心綺桜の続編みた
いなもんだからね深秘録はただ前作とは違
うのは
千 「あれじゃろ2チャン
とかPi
怠惰「色々とぶっ込んでいくね‥‥まぁうんそうだ
ねそういうのだね」
千 「しかし理久兎のは何なんじゃ?あんなの当
てはまる不思議はないじゃろ?」
怠惰「えぇとですね理久兎はだいぶ特殊な不思議
になっておりまして普通に検索してもまず
ないです」
千 「てことはオリジナルか!?」
怠惰「いやいやオリジナルでもないよ?そうだな
メタい話かつネタバレになるけれど本当に
どうしても気になって仕方がない!って方
は理久兎くんが見た光景そのものを検索す
ると理久兎くんの不思議は出てはくるよ?
実際それやって検索結果に出たから」
千 「なに!?」
怠惰「まぁネタバレが嫌な方は検索しない方が良
いですよとだけ言ってはおきますね」
千 「うむむ気になるのぉ」
怠惰「それで一応、理久兎くんの出番はあるかな
いかは検討中です立ち位置的にはPs4の
深秘録の鈴仙と同じ立ち位置つまりダウン
ロードキャラみたいな立ち位置なためもし
かしたらあるかも‥‥という認識でいて下さ
いお願い致します」
千 「こやつは‥‥」
怠惰「そして最後に追加キャラについてのアンケ
を取ったんだけど締め切りが近いのでどう
かアンケにご協力をお願い致しますって事
でとりあえず今回はここまでかな?」
千 「うむ後書きだけでだいぶ使っておるしの」
怠惰「それでは読者様、久々の投稿となりました
がありがとうございました出来る限りで投
稿するように頑張らせていただきます」
千 「うむすまぬが頼むぞ読者様よではそろそろ
時間じゃしさらばじゃ!」
怠惰「ありがとうございました」