理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、実習が始まるため鬱になりそうな怠惰のクソ悪魔です。実習に行くならゲームだったり小説を書きたい‥‥失礼。それでは本編へどうぞ。


第507話 緑の巨人と絶する箱

少名針妙丸との弾幕ごっこが始まり空は弾幕の光に包まれる。

 

少名「せいやっ!!」

 

針剣で目に見えぬ程の速度で連続突きをしてくる。しかし、

 

耶狛「見える!見えるよ!君の攻撃が!」

 

自分からしたらあまりにも遅く見えたため回避が簡単にできてしまう。これならマスターの攻撃の方が速くて怖かったな。

 

少名「うっ!このっ!」

 

大きく構えると重い突き攻撃を放ってきた。すぐさま上へと飛び回避するが、

 

少名「かかった!」

 

と、叫んだため向くと何と驚きな事に少し大きめのフックがこっちに向かって迫ってきていたのだ。

 

耶狛「わわわ!?」

 

体を反らして何とかギリギリで回避をするが何故にフックなんだろう。針妙丸を見ると両手に針を持って構えていた。よく見るとそのフォームは釣りをする者のフォームだ。

 

耶狛「言っておくけど私は魚じゃないよ!?」

 

少名「ううん魚だよ貴女という魚を釣って勝利する

   からね♪」

 

耶狛「ワォーオ!」

 

お兄ちゃんやマスターそれに黒君だったら絶対に「誰がそんな上手いこと言えと言った」とか言いそうだよね。因みに私は言わないけどね。だって上手い下手が分からないし。だけど問題なのは、

 

耶狛「さっきから貴女ばっかりずるい次は私が攻撃

   をする番ね」

 

そう先程から針妙丸しか攻撃してなくて自分は何にも出来ていないのだ。だから次は私の番だ。錫杖に神力を込めてを振るい無数の狼達を形作り出現させる。

 

少名「狼!?」

 

耶狛「Go!」

 

と、指示を与え錫杖で針妙丸を指すと無数の追尾狼弾幕は針妙丸を狙って攻撃を開始する。

 

少名「何のそれしき!!」

 

針を振るい狼を撃退し更に攻撃されそうになるとお椀に隠り攻撃を防ぐといった行動に出る。まさかお椀で防ぐとは私も想像つかなかったよ。大体は避けきるか得物で弾く等が多かったがまさかあんなお椀で防ぐとは。

 

耶狛「おぉ~凄い凄い!」

 

狼弾幕が消えるとあまりの事に拍手してしまう。だってお椀に隠って攻撃を防ぐなんていうその発想はなかったため拍手してしまうのだ。だけどこれで、

 

耶狛「おっもうニホウ‥‥ううんサンポウだ♪」

 

少名「何をぶつぶつとそれに拍手はまだ早いよ!」

 

お椀から飛び出た針妙丸は今度は針ではなく先程に振るった金色の小槌を構えると、

 

少名「小槌 伝説の椀飯振舞」

 

小槌を構え回りだすと金色の竜巻が発生しそれが自分に向かって近づいてくる。

 

耶狛「仙術十七式空壁!」

 

神力で組み上げた障壁を展開し針妙丸の攻撃の防ぐ。そして頃合いを見計らい、

 

耶狛「爆!」

 

空壁を自ら破壊し圧縮した空気の爆発を起こし針妙丸を吹っ飛ばす。

 

少名「うっつつ‥‥」

 

スペルをブレイクすると針妙丸は少しふらつくがすぐに態勢を立て直して此方を向く。

 

少名「流石だね‥‥」

 

耶狛「ふっふっふ‥‥ただやられる訳ではないのだよ

   そうただ黙ってやられる訳では!」

 

錫杖を振るい2つの大小の箱を出現させる。

 

耶狛「大小 大きな葛と小さな葛」

 

2つの箱の内の1つの大きな葛が開かれるとその中から、

 

ヘル「グルルルル!!」

 

ヘルバウンドことヘルちゃんがプルプルと体を振るわせながらも出てくる。そして牙を向け針妙丸にじゃれつき始める。

 

少名「キャー~ーー!!?」

 

針妙丸はそんなヘルちゃんから逃走を始める。

 

耶狛「あぁ待ってよ!まだ小さな葛を開けてないん

   だから!」

 

そう言い小さな葛を開封した瞬間、真っ赤な蜥蜴ことサラマンダーのサラちゃんが顔を覗かせる。そして箱から飛び出ると、

 

サラ「フゥーーボォォォ!!」

 

頬を大きく膨らませ炎を吹き出す。

 

少名「今度はこっちから炎!!?」

 

ヘル「キャイン!!?」

 

針妙丸とヘルちゃんは一緒にダッシュして炎から逃げ出す。やはりヘルちゃんとサラちゃんの相性はあまりよろしくないみたいだ。流石にこれは見てられないため、

 

耶狛「ハウス!」

 

と、叫ぶとサラちゃんとヘルちゃんはそれぞれ出てきた葛へと戻りいなくなる。

 

少名「しっ死ぬかと思った‥‥」

 

耶狛「大袈裟だなぁ2匹共じゃれてるだけだよ」

 

端から見たら襲っているように見えるかもしれない。けれど実際の所、本当にじゃれているだけなのだ。

 

少名「あんなのじゃれてないよ!」

 

針を構えて突くと1本の長い細い針を模様した弾が現れ此方へと向かってくる。

 

耶狛「よっと!」

 

攻撃を簡単に回避するが針弾が通っていた箇所にレーザーが残留していた。これってまさか裁縫を模様した弾幕なのかな。

 

少名「なんの!」

 

突きをして針弾を誘導しているのか通りすぎていった針弾が此方に向かってくる。

 

耶狛「その弾幕の発想はなかったよ!」

 

裁縫を模様した弾幕なんて見たことがないためつい感想を述べてしまう。それを聞いた針妙丸は嬉しそうにそして少し恥ずかしそうに顔を赤くさせる。

 

少名「それ程でも‥‥」

 

耶狛「そんな面白いものを見せられたなら私も見せ

   ないとね」

 

懐からおもちゃパズルキューブみたいな箱を取り出す。そして、

 

耶狛「う~んとあっもうロッポウだそれなら♪」

 

そう言い妖力を込めた瞬間、箱が鈍く輝くと同時に体の奥底から力が漲り出す。

 

耶狛「さてと耶狛ちゃんの本気を少し見せちゃおう

   かな♪遊び足りない子供の遊び!」

 

箱を掲げると無数の四つん這いの赤ん坊や小さな子供の形を模様した弾幕が展開される。そして子供達の顔は楽しそうに口を歪めて笑うと針妙丸へと向かっていく。

 

少名「その箱が貴女のオカルトね」

 

耶狛「そうだよ♪」

 

少名「そう‥‥そんなオカルト私のオカルトの前では

   意味ないよ!」

 

そう言い小槌を振るい小さな緑の小人達を出現させる。

 

少名「緑の小人が転んだ」

 

と、言うと小人達は向かっていく子供達とでぶつかると子供と小人達は達磨さんが転んだをやり始める。

 

少名「ってえぇ!?」

 

耶狛「ありゃりゃりゃ」

 

まさか遊びだすとは思いもしなかったよ。しかし本当に純粋無垢に楽しそうに遊んでるよ。そう思っていると、

 

少名「小人 一寸法師にも五分の魂」

 

と、唱えると針妙丸は凄く小さくなりまるで豆粒ぐらいの大きさに変化し此方へと針剣を構えて向かってくる。恐らく服の中にでも侵入して針で身体中を刺してボロボロにするんだろうが私には効かない。何故ならば、

 

耶狛「縮小!」

 

自分自身が小さくなれるからだ。小さくなりそして錫杖を回転させ薙刀へと変化させ針妙丸の進行を止める。

 

少名「貴女も小さくなれるの!?」

 

耶狛「なれるよ逆に大きくもなれちゃいます」

 

針剣を振るってくる針妙丸の攻撃を薙刀で防いでいく。

 

少名「さっきよりも何か強くなってる気がする」

 

耶狛「あっ気づいた?そうなんだよこれ私の不思議

   なんだよね」

 

少名「箱ごときと思っていたけど貴女の不思議って

   何なの」

 

耶狛「私の不思議?貴女が教えてくれるなら良いよ

   教えてあげる!」

 

薙刀を振るい針妙丸を吹っ飛ばすと針妙丸の大きさは元に戻る。それに合わせ自分の身長も元に戻す。すると針妙丸は少し黙り口を開く。

 

少名「私の不思議は『リトルグリーンマン』」

 

と、言ってきた。リトルグリーンって何?という感じなんだよね。だってあんまり聞かないし。あれかなおもちゃ達が自分達の持ち主の元まで帰る的な話のやつで出てくる、エイリアン的なキャラをしたあれかな。

 

少名「ほら私は言ったよ貴女の不思議はなに?」

 

耶狛「私の不思議はね『コトリバコ』だったけ?」

 

それを聞くと針妙丸の顔は一気に青くなる。あれそんな青くする程の不思議だったかな。

 

少名「こっコトリバコってあの呪殺道具の!?」

 

耶狛「へぇ知ってるんだねでも私ねあんまり詳しく

   は知らないんだよねぇ」

 

そう言いコトリバコを取り出すと更に禍々しく光輝く。

 

耶狛「これでチッポウ♪」

 

と、呟くと更に体の奥底から力が涌き出てくる。

 

耶狛「そぉ~れ!!」

 

薙刀を振るうと無数の小粒弾幕がとてつもない早さで針妙丸へと向かっていく。

 

少名「とっ!?」

 

回避していくが放った小粒弾はそこら一帯に残留し、

 

耶狛「拡大」

 

と、唱えた瞬間、普段ならゆっくりと拡大していくものがとてつもない速度で拡大し針妙丸を包み込む。私のコトリバコの力は八段階あり段階が上がれば上がるほどに力、早さ等のステータスを上昇させる。つまり今のチッポウは7段階目であり普段よりも断然強いのです。

 

耶狛「‥‥あれ?被弾した音が聞こえないな」

 

と、言っていると何かが此方に向かって物凄い速度で転がってくる。よく見てみるとそれは針妙丸のお椀だ。しかもお椀の中がチラリと見える。見てみると針妙丸はお椀の中で回し車のように走って移動していたのだ。

 

耶狛「わぉ!?」

 

少名「負けるないから!!」

 

一気に此方へと詰めより走るのを止めると小槌を構え、

 

少名「もうここなら間合いだ!」

 

小槌が大きくなり発光しだすとそれを上空へと投げると、

 

少名「*緑の巨人よ、大きくなれよ!*」

 

と、唱えたその瞬間そこにはとんでもなく大きな何かがいた。その大きさは何とヨルちゃんと良い勝負‥‥いやヨルちゃんの方が長さ的には大きいや。

 

少名「さようなら!!」

 

腕を下ろすと共に緑色の大きな足が降ってきた。だがこんなんで負けるほど私は弱くないんだから。

 

耶狛「逆転 開けて驚きビックリ箱!」

 

そう唱えコトリバコを投げその箱を拡大化はせる。そして箱が開かれその中から先程に出てきたサラちゃん、ヘルちゃんその他にもオルちゃん、ヨルちゃん達が現れ巨人の一撃に対抗し出す。

 

少名「無駄だよ!緑の巨人は何でも踏み潰す!!」

 

ヘル「キュウン!?」

 

サラ「キュルル!!?」

 

オル「ガッ!!?」

 

ヨル「ぐっ!後は任せるぞ耶狛殿!」

 

そう言い4体の獣達は箱へと消えていくとコトリバコが禍々しく光だす。

 

耶狛「ふふっこれでハッカイ」

 

私のコトリバコは自分の狼弾幕やヨルちゃん達みたいな子達が敗れれば敗れる程に力を貯める。そしてヨルちゃん達のお陰でついに極限化状態へと突入した。もうこうなれば誰にも止められない。

 

少名「だから無駄だって!」

 

耶狛「無駄じゃないよこの子達の汗や思いは無駄と

   かなんかじゃない!」

 

コトリバコが鈍く禍々しい輝きを放ちそしてゆっくりと箱が開かれる。

 

耶狛「*生を絶するコトリバコ*」

 

と、唱えた直後、無数の黒い手がコトリバコから現れ緑の巨人を掴みやがて手が緑の巨人を侵食していく。

 

少名「そんな手ごとき振り払っちゃえ!」

 

耶狛「無理だよその腕の数々は怨念の集合体みたい

   なものだから一度掴まれたら普通じゃ絶対に

   振り払えないんだよ」

 

少名「ならやられる前にそんな箱なんか壊してしま

   うのみ!」

 

針剣を構えコトリバコへと向かっていくが止めておいた方が良い。だってコトリバコは全てを呪うから。緑の巨大を一気に侵食し箱へと引きずり込んだその瞬間に針妙丸はコトリバコに針剣を突き刺す。

 

少名「私の勝‥‥えっ?」

 

耶狛「残念だけどハッカイになったら手遅れだよ」

 

コトリバコには段階がある。イッポウ、ニホウ、サンポウ、シホウ、ゴホウ、ロッポウ、チッポウ、ハッカイとあり小さいのがイッポウそして最大でハッカイである。ハッカイになってしまえばもう終わるまで手がつけられない。箱から腕が伸びそして針妙丸を掴み、

 

少名「えっ!?えぇ!!?」

 

そのまま箱へと引きずり込まれていきそして蓋がしまった瞬間、

 

ピチューーン!!

 

被弾する音が鳴り響く。地面に落ちているコトリバコを回収し、

 

耶狛「私の勝利だね♪」

 

と、耶狛は勝ち誇りながらそう呟く。そしてこの勝負は耶狛の勝利となったのだった。




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「うむしかし耶狛はコトリバコか」

怠惰「えぇそれとコトリバコって何か知ってる?」

千 「‥‥聞いてると恐ろしい道具じゃろ?」

怠惰「まぁ合ってるよ聞きたいのは作り方だったり
   どんな呪術効果かって事さ」

千 「よく分からぬわい」

怠惰「なら教えてしんぜようか♪コトリバコこれを
   漢字に書くと子取り箱って読むんだよそして
   読んで字のごとく子供を取る俗に殺す意味が
   ある」

千 「ほう」

怠惰「しかも殺すのは子供だけでなくその母親も殺
   すという大変危険な呪いです」

千 「何故その母親まで?父親は良いのか?」

怠惰「母親は子供を授ける器‥‥まぁ今の言葉でいう
   子宮がある訳だよそれも殺すんだコトリバコ
   ってのは一族を根絶やしにする呪殺道具だか
   らね」

千 「しゃっ洒落にならぬぞ」

怠惰「まぁ作り方がエグくてね箱に畜生の血を注ぎ
   満タンになったらその中に子供を入れて完成
   するんだよ」

千 「もっもう夏ではないんじゃぞ!?」

怠惰「それでそのコトリバコのイッポウ~ハッポウ
   の数値は呪いの強さでその値はコトリバコに
   入れた子供の数で決まるよそんで呪術士はね
   基本はチッポウぐらいしか作らないんだよ」

千 「えっ何故じゃ?」

怠惰「ハッカイは熟練の呪術士でも扱いきれないか
   らだよやろうとしたとして作ったら基本的に
   死ぬねだからチッポウまでが限界点なのさ」

千 「そんな限界に挑戦するでないわ‥‥」

怠惰「そしてこの呪いにかかると何と腸がネジ切れ
   て苦しみながら死ぬらしいよ♪」

千 「笑いながら言うでないわ!怖すぎるわい!」

怠惰「まぁだから皆様は真似をしないようにね」

千 「絶対じゃぞ!絶対じゃからな!」

怠惰「はいはいてな訳で‥‥」

千 「待てポケモンの投稿するのと後、言うことが
   あるじゃろ?」

怠惰「そうそう実はまた明日というか今日というか
   からまた2週間不定期になりますリアルで行
   きたくもない実習第2段があるんですよ」

千 「すまぬがよろしく頼むぞ」

怠惰「本当にすいませんそれでは今回はここまで」

千 「うむポケモンも10分~20分で投稿するか
   らよろしくの」

怠惰「それでは読者様」

千 「さらばじゃ!」

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