勝負が終わったため耶狛へとすぐに近づく。
亜狛「耶狛!!!?」
耶狛「あっお兄ちゃん終わったよ♪」
亜狛「終わったよじゃない!速くその子を!!」
耶狛「あぁそうだった!」
箱を少しだけ開けひっくり返して振るとその中からまず小槌が出てきてその次に戦っていて針妙丸が目を回しながら出てくる。コトリバコに霊力を吸われたのかさっきよりも小さくなってる。
亜狛「やっぱりこれか‥‥」
耶狛「ごめんよお兄ちゃん‥‥」
実の所で自分達がこのオカルトに目覚めたのはついさっきボールを地霊殿で触れてからであり耶狛は何処からともなくコトリバコを出現させ自分は行った事すらないきさらぎ駅の座標が頭に出てきたりと不思議なことが起こっている。そして何よりも耶狛のコトリバコは恐らく最凶クラスの怪異であるのは間違いないだろう。そのため不安で心配なのだそんな物を耶狛が持っていることが。
耶狛「ねぇねぇ大丈夫?」
倒れている針妙丸に近づいた耶狛は優しく頬をペチペチしだす。すると、
少名「う~ここは‥‥」
耶狛「あっ起きた?おはよう♪」
少名「うわっ!!?」
驚いた針妙丸はそのまま後退りしていく。
耶狛「無理しちゃダメだよ」
亜狛「そうですよ針妙丸さん今の貴女は力をコトリ
バコに吸われ過ぎているんですから」
少名「へっ?‥‥あぁ小さくなってる!?」
今の姿に気づいてなかったのか針妙丸は驚きながら自分の姿を見ていた。
耶狛「えぇと出来るか分からないけどそれ拡大!」
と、耶狛が唱える。すると針妙丸の身長が少しだけ大きくなり先程と変わらぬ大きさになる。だが、
亜狛「耶狛!あんまりそれを人体に使うなって言わ
れてるだろ!」
耶狛「だって‥‥」
耶狛の拡大、縮小させる力は耶狛自身に掛けるのは問題ないらしいが他者の人体などに使う事はマスター曰くで使った相手に悪影響をもたらすらしい。無理に大きさを変えれば体の内部が千切れたりしてしまうらしく使っても良いのは体の再生を瞬時に行える奴とか不老不死ぐらいにしておけとの事だ。だが、
少名「おぉ!戻ったよありがとう♪」
見た感じ大丈夫そうだ。恐らく10cmぐらいなら問題はなさそうな感じだ。マスターが思ったいたのはその更に10倍だとかした数値のことを言っていたのだろう。
亜狛「はぁ今のは見なかったからな‥‥」
耶狛「お兄ちゃんは何時も優しいね♪」
亜狛「そこは余計だ」
これを他者の人体に使ったなど言えばマスターにどやされるのがオチだ。そのため伏せれる話しは伏せるに限る。とりあえず勝負の賭けの報酬を貰うか。
亜狛「針妙丸さんすいませんがボールを譲ってもら
っても良いですか?」
少名「‥‥まぁ勝負だしね」
そう言うと懐からボールを取り出し落ちている小槌を拾い振るうとボールは元の大きさへと戻る。それを自分達は貰い受ける。
耶狛「ありがとう
少名「針ちゃんって‥‥そんな事を言うと耶狛ちゃん
になるよ?」
耶狛「全然OK♪」
少名「良いんだ!?」
まぁ耶狛はその辺は全然、許容範囲内だ。現に友達という友達があまりいないため出来る限りで友達を是非とも増やしてほしい。ただその優しさに甘える奴また下心がある奴と分かったその時は1人の兄として問答無用で地獄への片道切符をくれてやる。
少名「なっ何か恥ずかしくなってきた」
耶狛「そうかな?親しみ易いと思うけどな♪」
亜狛「‥‥‥‥友達がまたこれで増えてくれたかな」
やはり兄としてこの光景を見れるのはとても嬉しく思う。しかし今は任務を優先させなくては。
亜狛「耶狛そろそろ行くぞあまりボサッとしている
と日が暮れてしまうしな」
耶狛「あっそうだねそれじゃ私達は行くね♪」
少名「うんそれと次は絶対に負けないから!」
耶狛「その時は何時だって勝負してあげるから♪」
そうして自分達は空を飛びその場を後にした。これでボールは2つとなった訳だが、
耶狛「ねぇお兄ちゃん」
亜狛「ん?」
耶狛「やっぱり地上は地上で面白いね」
亜狛「かもな‥‥」
もしかしたら耶狛は変化があまり訪れない地底でくすぶるよりも常に変化が起こる地上で悠々と自由に生きている方が幸せなのかもしれないよな。
耶狛「お兄ちゃん?」
亜狛「うん?なんだ?」
耶狛「どうしたのさっきからボーとしてさてはエロい
事を思い出して‥‥」
ゴミを見るような目で耶狛が見てくる。敢えていうがそんな事を思い浮かべるわけないだろうが。お前の心配をしているんだよ。
亜狛「そんな訳ないだろ!?」
耶狛「わぉ!?びっくりした‥‥それだったらどうし
たの?」
亜狛「内緒だ内緒‥」
耶狛「やっぱりエロい事を考えてたんだお兄ちゃん
はムッツリスケベだからなぁ」
亜狛「誰がムッツリスケベだ!?」
何処をどうしたらムッツリスケベになるんだ。
耶狛「えっ?だってお兄ちゃんの部屋の本棚の本の
奥に確か本が」
亜狛「やっ耶狛!そろそろ何か食べないか!?」
耶狛「ふぇ?奢ってくれるの?」
亜狛「あぁたい焼き1個ぐらいなら任務に支障だと
かもないしな!」
そう言うと耶狛はニコニコと笑う。
耶狛「わぁ~い♪なら速く人里に行こう!」
亜狛「あっあぁ」
そうして自分達は人里へと向かうのだった。
怠惰「ではでは今回はここまで」
千 「うむ本当に久々じゃな」
怠惰「ねぇ~」
千 「それでどうじゃリアルの方は?」
怠惰「もうキツいのなんの‥‥実習先がもうねぇ‥‥
就職したくなくなっちまうよ」
千 「そんなにか!?」
怠惰「一部の人は優しいんだよ?けど残りの達が自
棄に俺に対して冷たいような感じがしていて
ね‥‥仲が良い職場とか言ってた最初の一言は
何だったのか」
千 「たっ大変なんじゃな」
怠惰「もうね‥‥リアル怠惰さん人間不振になりそう
だよ」
千 「元気を出さぬか」
怠惰「もう何人か別の学校からの実習生はいるけど
その子達は仲良くしてるけどね俺だけに対し
ては冷たいよね」
千 「おいおい」
怠惰「これから就職する方々に伝えておくけどアッ
トホームな職場!みたいな一言は出来る限り
疑った方が良いとだけ言っておくからね」
千 「そんなにか!?」
怠惰「リアル怠惰さんは実習先の職場の偉い方がそ
う言ってたけどそんな事はなかったから言っ
ているのさ」
千 「あくまでこれは怠惰の考えじゃからな皆は皆
のやり方で決めるのじゃぞ」
怠惰「もしもその企業やらを目で見ることが出来る
なら見た方が言いとも伝えておくよ」
千 「まぁ所感を持てるのは大切じゃからな」
怠惰「その通りだね‥‥さてそろそろ時間だし終わろ
うか」
千 「うむそれではこんな話になってしまってすま
ぬな読者様よまた次回もよろしくの」
怠惰「そんじゃさいなら♪」