きさらぎ駅から帰り裂け目から出るとそこには、
耶狛「よいしょっ!よいしょっ!よいしょっ!」
コトリバコを逆さまにして上下に激しく振っていた。その姿はさながら何処か怪しげな宗教みたいだ。しかしどうやらこっちはしっかりと倒したみたいだ。
亜狛「終わったのか?」
耶狛「あっお兄ちゃんうん終わったよ♪」
ニコリと笑い耶狛は更に激しく上下に振るう。そうしていると箱から葉っぱやメガネや徳利はたまた何かグラサンを掛けた人間がエイリアン達と戦うSF映画で出てくるマイクみたいな物が落ちてくる。
耶狛「う~んしぶといなぁ!!」
更に激しく残像が残る速度で振ったその瞬間、
マミ「キャフッ!?」
マミゾウがコトリバコから飛び出してきた。しかも、
亜狛「ぶっ!!?」
耶狛「わぉ‥‥意外にもグラマー‥‥」
マミ「つつ‥‥ってなんじゃこれは!?」
全身が真っ裸でだ。胸やら下を両手で隠しながらすぐさま落ちている葉を頭に乗せると煙が上がり元の服を着たマミゾウへと戻る。
マミ「おっお主達は儂の身ぐるみを剥いでこんな卑
猥なこれはエロ同人誌か何かか!?客受け層
は凄いマイナー的な同人誌になるぞ!?」
耶狛「何でそうなるのマミゾウちゃんお兄ちゃん違
うよね‥‥お兄ちゃん?」
亜狛「おっおう‥‥」
中々に立派な物をお持ちでした。ありがとうございます。
耶狛「もうお兄ちゃんのエッチ!!」
バチんっ!
亜狛「そげぶっ!?」
何だ何が起きたんだろうか。気づいたら自分は宙を舞って何回か回転し地面に落ちた。
亜狛「つつ‥‥何がどうなって」
耶狛「本当にお兄ちゃんはムッツリなんだから」
亜狛「誰がムッツリだ!!!?」
本当にいい加減にしろよ。誰がムッツリだ俺はムッツリでもオープンでもない。ノーマルそうただのノーマルなんだ。異論は認めない。
マミ「先からお主その鼻から垂れているもので説得
力は皆無に等しいんじゃがなぁ」
亜狛「えっ‥‥」
鼻を触って見ると何かが手につく感触が残る。見てみるとそれは血だ。まさかまた鼻血を出したのか。すぐさま腕で拭い鼻血を拭く。
耶狛「ラッキースケベが多いよねお兄ちゃん‥‥もし
かしてエロ同人誌の主人公か何かなのそれと
もその世界から時空を渡って来たの?どうな
のお兄ちゃん?」
亜狛「違うって!?それにそんな怖いことを言うな
よ!?」
俺ってエロ同人誌とかから来たキャラではないよな。絶対に違うと思いたいんだが。それとラッキースケベは余計だ。
マミ「しかしこの年の肉体で興奮されても少し所か
ドン引きなレベルなんじゃがなぁ」
苦笑いを浮かべマミゾウは頬を少し掻く。いやさっきも言ったと思うが自分達よりも年下または同い年くらいだろ。
耶狛「マミゾウちゃんって私達と同い年くらいまた
は少し年下だよね?」
マミ「‥‥‥‥にしてはお主達には貫禄がないのぉ」
亜狛「そこは余計です!?」
それは仕方がない。不老不死になって何千年と過ごせば貫禄もあったもんじゃないんだから。というか見た目が現代の中学生で止まっている自分は少しは身長やら顔つきが成長したいと悩んでいるんだからな。
マミ「ふむ‥‥そなたが良ければやはり儂の下に来な
いか?というか責任と‥‥」
亜狛「遠慮しておきます」
耶狛「お兄ちゃんは渡さないよ?」
マミ「くぅ残念じゃなぁ」
数時間前にも言ったがマミゾウの軍門に下る気は更々ない。
耶狛「ねぇ所でマミゾウちゃんのオカルトって何?
あんなヘンテコな機械を取り出すんだからそ
れ相応のオカルトだよね?
マミ「まぁ良いか儂のオカルトはMIBじゃ」
MIBってまんま前に地霊殿で見た映画メ
マミ「何じゃその諦めきったその目は‥‥」
亜狛「いやその怒られそうだなって」
マミ「怒られるも何もあるか」
耶狛「ねぇねぇマミゾウちゃんはエイリアンを何体
退治したの?」
マミ「そうじゃな退治はしてはおらぬがエイリアン
というか幻想郷のエイリアンというのかとは
友達じゃな」
幻想郷のエイリアンか地上にはそんな者がいるんだな。
耶狛「ふぅ~ん」
マミ「お主も何じゃその表情は?」
耶狛「何ってそろそろマミゾウちゃんも言いたい事
は言ったかなぁって」
マミ「それはどういう」
あれ何でだろうか耶狛の顔が何か怖い。耶狛はニコリと微笑むと、
耶狛「マミゾウちゃんは今日、私に解体されて食卓
に並ぶからさ♪」
マミ「おっおい冗談じゃよな?」
亜狛「さっさぁ?」
この感じからして恐らくはガチだな。しかし何でまたこうなるんだ。
マミ「おっお主らは!」
耶狛「良し今日は狸汁だね♪」
亜狛「おいおい冗談が」
耶狛「これ冗談に聞こえるの?」
すいません全然、冗談な話に聞こえません。というか本当に耶狛はヒロインとしてあるまじきバイオレンスな言動がここ最近になってより一層に目立つようになったな。そんな事を思っていると背後から何か変な音がなる。それには耶狛も気づいたのか後ろを振り向くとそこには、
? 「えっ‥‥あっ!」
長い髪を結び腰には刀を差し顔もちはどこか幼さを残す少年がいた。いやあれは自分達もよく知る者だ。
マミ「おっお前さんは」
耶狛「ん?」
亜狛「あっ貴方は」
そこには地上に存在する博麗神社に住み幾度とマスターを退けてきた者こと蓮がそこにいたのだった。
怠惰「ではでは今回はここまで」
千 「しかしこれは全年齢対象の小説じゃよな」
怠惰「えぇそうですよ‥‥というかマミゾウさんは原
作の心綺桜や深秘録そして憑依華とかでも唯
一でサービスシーンを提供してくれるキャラ
だね」
千 「ほう」
怠惰「因みに聞いた話だとマミゾウに化けた部下の
子狸は本当のマミゾウよりも胸を大きくして
化けて出た瞬間に本物に蹴られて退場させら
れるっていうバトル登場シーンがあるとかな
いとかね」
千 「ワシと同じ属性を感じるのにこうも違うと言
うのか‥‥くっやはりお色気なのか‥‥」
怠惰「そこ悔しがらないそんでMIBについてこれ
はまぁ分かる通りで本当にその映画を題材に
しているのかニュー
マミゾウの眼鏡がグラサンに化けたりと結構
凝った演出をするんだよ服もスーツだしね」
千 「ほう‥‥それと幻想郷のエイリアンとは誰じゃ
ったかのぉ?」
怠惰「それは封獣ぬえまたの名をぬえちゃんだね」
千 「そうじゃったな」
怠惰「もしかしたら星蓮船でこのネタになったのか
もしれないねZUN様の考えは深いからね」
千 「神主様、さまさまじゃな」
怠惰「だねさてそろそろ時間だし今回はここまでに
しようか」
千 「うむ♪‥‥」
スッ‥‥
怠惰「はいそこ肩を見せないロリババア属性のお色
気とか需要あると思ってる?ねぇねぇ♪」
千 「貴様は言うてはならぬ事を!?」
怠惰「では読者様サラダバー!」
千 「待てコラ怠惰ぁぁ!!」