現れた蓮に自分達はビックリする。というか何で蓮さんがこんな所に来たんだ。
亜狛「蓮さんどうしてここへ?」
蓮 「えぇと空を飛んでいたら光弾が見えたもので
して何かと思ってきてみたらという事ですか
ね?」
どうやら自分達がドンパチしていたの目撃して来たみたいだ。
耶狛「わぉ凄い目が良いんだね」
蓮 「あの耶狛さんさりげなく僕をディスっていま
せんか?」
亜狛「こら耶狛!すいません蓮さん」
耶狛の頭を掴み頭を下げさ自分も下げる。
蓮 「いえそんな気にしていませんよ」
亜狛「そう言って頂けるとありがたいです」
蓮さんとの友好関係をもし絶ってしまう行為をしようものなら自分達はマスターの手によって鍋で骨になるまで煮込まれるのがオチだ。
蓮 「あっいえ全然気にしてませんよ♪所で2人も
ボール集めですか?」
耶狛「うんそうだよ」
亜狛「えぇ‥‥」
蓮さんはこの事をいやこの異変の全貌を知っているのか。いや知っていようがいなかろうが話す義務がある。何故ならば蓮さんはれっきとした異変解決者の1人なのだから。
亜狛「蓮さんはこの異変の事についてもう分かって
いますか?」
蓮 「この異変の事‥‥それってその玉をばらまいた
黒幕がいるみたいな話ですよね」
どうやら知っているみたいだな。それなら話が助かる。
耶狛「つまり私達と同じ場所にいるって事だよね」
蓮 「よく分かりませんが僕は華扇さんあっえっと
博麗神社によく来る仙人の方に頼まれていま
してそれでボール集めをしていますが‥‥」
それを聞き耶狛と顔を合わせる。
耶狛「お兄ちゃん」
亜狛「あぁ構えてはおけよ」
つまり蓮はマミゾウそして華扇のグループの仲間という事だろう。これはすぐにでも争い事になっても大丈夫なように心構えだけはしておこう。そういえば華扇は何処に行ったのか。裂け目から外に出して暫く経つがな。そんな事を思っていると近くの草むらが揺れ華扇が左腕を押さえて出てくる。
華扇「ふぅ私としたことが少し眠りすぎたわ」
どうやら暴走電車にはねられて気絶していたみたいだったのかようやく出てきたという事か。
蓮 「華扇さん?それに何でそんなボロボロに」
華扇「さっきそこの2人とで弾幕ごっこをしたもの
で‥‥」
マミ「結果はご覧のありさまじゃがな」
それを聞くと蓮は自分達と華扇とマミゾウを交互に見て、
蓮 「つまりボールは」
華扇「えぇ取られたわね」
そういえば賭け的には自分達がボールの所持者になるのか。というかボールっていくつあるんだよ。マミゾウ達のと合わせて10個ぐらいあるぞ。聞いた話だと7個集めれば良いとかって話しはどうなってるんだ。
蓮 「‥‥すいませんがそれは必要なものなんですが
返しては‥‥いただけませんよね?」
刀の柄に手をかけて蓮はそう言ってくる。やはりやるしかないのかな。
亜狛「えぇこっちもこっちでマスターに信頼されて
この仕事をやっているんで」
耶狛「蓮くんその刀に手をかけるって事は私達と抗
争するって意味があるっていう事で良いんだ
よね?」
やるなら徹底的にだ。蓮さんには悪いけどここで暫く眠ってもらうか。自分は後ろに差す小太刀を構えようとし耶狛は縮めてある錫杖を取り出した瞬間、
華扇「待ちなさい!」
華扇が自分達の間に入り止めに入った。
華扇「あなた達そして私達の目的は同じそうわよね
亜狛に耶狛?」
と、聞かれたため耶狛と顔を合わせ自分達は武器を構えるのを止め、
亜狛「えぇ自分達の目的はこのボールをばらまいた
黒幕を引きずり出す事ですがそれが?」
華扇「そう‥‥なら蓮さんは?」
蓮 「僕も亜狛さんと同じです黒幕の正体を突き止
めてこんな事を止めさせるつもりです」
華扇「それならここにいる私達は同じ相手が敵って
事なら手を取り合うべきじゃないかしら?」
そう言われ蓮さんと顔を合わせる。
耶狛「お兄ちゃん」
亜狛「‥‥‥‥あぁここは大人になろう」
前へと踏み出し蓮に手が届く距離まで行くと手を差し出す。
亜狛「蓮さん共闘といきませんか?」
蓮 「亜狛さん‥‥分かりました」
刀に手を添えていた手を差し出し互いに握手をする。
華扇「これなら問題はなさそうね」
マミ「お主達と相手した労力を返して欲しいんじゃ
がなぁ」
耶狛「だってそれは2人が先に喧嘩を売ってきたよ
ね?」
それを言われたマミゾウと華扇は苦し紛れな表情で顔をそらす。耶狛の言い分はもっともだ先にそっちから共闘を申し込めば戦う必要はなかったよな。
蓮 「まぁまぁ‥‥」
亜狛「それよりも華扇仙人さん何か策はあるんです
かね?」
耶狛「おっお兄ちゃん?」
と、わざと仙人とつけて言うと華扇は冷や汗を流し拳を作り口に当て、
華扇「コッコホン!なら作戦を話ましょうですがま
ずは蓮さんにこの作戦をするに当たっての黒
幕は何処にいるこか何をしようとしているの
かの説明をさせて頂いてもよろしいでしょう
か?」
蓮 「黒幕ってそれじゃ」
華扇「そこも含めて話いんですが」
亜狛「構いませんよ」
華扇「すいませんでは‥‥」
そうして華扇とマミゾウは自分達に話した事を蓮さんにも話すのだった。
蓮 「そういう事ですか」
華扇「えぇそういう事ですねそしてこの作戦は外界
に出て黒幕を此方に誘きだすためにある事を
して欲しいという事です」
亜狛「ある事とは?」
マミ「これじゃよ♪」
そういいマミゾウはボールを1つ取り出して見せてくる。これで何をするんだ。
耶狛「ってそこにあるボールと何が違うの?」
マミ「これは儂の手作りで黒幕が作った物とは全然
違うんじゃよ」
華扇「えぇこれらのボールには外の世界にある謂わ
ばパワースポットなるものがありますそこに
ある石などを埋め込んで作られた可能性があ
るんです‥‥ならそのシステムを利用して幻想
郷の力を封したこのボールを相手の黒幕へと
送り相手を此方に来させるという事です」
マミ「まぁ早い話これは幻想郷への片道切符みたい
なもんじゃ」
いやそれだったら自分とか紫さんに頼んだ方が早い気がさるんだがな。いやでもそれは華扇とマミゾウには出来ないか。この2人からしたら紫さんとマスターの2人とは対立し合う関係になる。何せ幻想郷のルールを破る行為に等しいのだから。それ故に頼みにくいから作ったんだろうな。
耶狛「へぇ‥‥でも何でまた幻想郷に連れてくるの?
あっちで殺っちゃえば良くない?」
蓮 「やっ殺る!?」
亜狛「殺るっておいおい‥‥」
何か本当に言っている事が物騒だな。そんな事すれば外界は大きく騒ぐことになるだろうが。マミゾウと華扇はニコリと笑うと、
マミ「外の世界の黒幕は幻想郷に住まう儂達に喧嘩
を売ったんじゃからの♪少しはこらしめない
とのぉ♪」
華扇「えぇ少しは幻想郷の怖さを知ってもらおうと
思いまして♪」
成る程、確かに力を持たぬ者それも外の世界という事は人間である可能性が高い。つまり幻想郷の妖怪達からしたら幻想郷のルールを知らない外来人は格好の餌食という事か。
蓮 「えっまさか本当に殺す気なんですか!?」
華扇「まさか殺しはしませんよただ臨死体験にだい
ぶ近い‥‥ですけどね」
亜狛「いやそれ近いって言うより」
蓮 「最早、臨死体験ところか走馬灯を見て死んで
しまいますよ!?」
自分達みたいな不老不死なんかではない。一度死んだらもう終わりだ。
マミ「安心せい儂の部下に監視させるからの」
耶狛「う~ん何か泥船に乗った気分だよね」
マミ「おいコラそこの妹それは皮肉か?」
華扇「まぁまぁそれで作戦なんですがそのボールを
黒幕に渡さなければ話しは進みませんので」
亜狛「わざと負けるなりして渡せって事ですね」
そう言うと華扇は頷きマミゾウはニヤリと笑う。ならその道化を自分達がやってやるか。
亜狛「分かりましたならその役は自分と耶狛でやり
ましょう耶狛、協力してくれるか?」
耶狛「うん良いよ♪」
マミ「なら儂は見届け人としてついて行こうかの」
つまり外の世界に行くのは自分と耶狛そしてマミゾウの3人は決まりだな。
華扇「分かりましたなら蓮さんは私とここに残って
いただけませんか?」
蓮 「構いませんが何でまた?」
華扇「もしものための実行隊として動くためですよ
それにもう夕暮れですが霊夢は大丈夫なんで
すか?」
蓮 「‥‥‥‥はっ!!!?」
一気に蓮の顔が血の気を引き真っ青になる。どうやら蓮さんからしたら霊夢は怖いみたいだな。何かマスターに似ているな。
華扇「霊夢をなだめさせる事が出来るのは貴方だけ
ですからねそれと霊夢達にも話すとしたらそ
ろそろ都合もいい頃合いですので話してもら
ってきても良いですか?」
蓮 「分かりましたならやらせていただきます」
華扇「お願いしますね蓮さん」
蓮 「はいそれでは!」
そう言い蓮は颯爽に去っていった。残った自分達は、
マミ「それじゃ後少し待っていてくれ残りの調整を
してしまうからの」
そう言いマミゾウは座りボールを手に取り作業を開始する。自分は華扇の顔を見てニコリと微笑みそして一気に表情を変えて睨む。それを見た華扇は困った顔をするとため息を吐き出す。
華扇「はぁ‥‥耶狛ちょっと良いかしら」
耶狛「えっあっでも‥‥」
亜狛「言っておいで何かあったら呼ぶから」
耶狛「うっうん‥‥」
そうして耶狛を送る。1人残った自分は、
亜狛「華扇さん俺は別に貴女がどうしようがどうで
も良いんですよただ耶狛を傷つけたのならそ
の時は‥‥‥‥」
と、言いかけ止める。これ以上は言って何にもならないからな。日が沈む空を眺めながら準備が終わるのを待つのだった。
怠惰「ではでは今回はここまで」
千 「亜狛ってあんなキャラか!?」
怠惰「何時もはギャグでコミカルに書いてるだけで
実際にシリアスに書くとあんな性格だよ」
千 「意外じゃなぁ」
怠惰「まぁね基本的には耶狛と同じで社交的なんだ
けれど耶狛と根本的に違うのはあまり人を信
用しないんだよねそういった意味では耶狛と
は真逆だよね」
千 「ほう」
怠惰「まぁ境遇とかもあるけど元々の性格が結構疑
り深いからねぇ」
千 「唯一心を開いているのは理久兎達ぐらいなの
かの?」
怠惰「まぁそうだね話し方も基本は下から出て丁寧
に話すけど1人とか耶狛だけなら素の口調が
出てくるんだよね」
千 「確かに1人とかだと俺とか言っておるのぉ」
怠惰「でもマスターである理久兎くんには凄い敬意
を表してるから一人称は自分とかって言って
いるんだよそれと今の所で耶狛以外で仲が良
いのは同業者で後輩にあたる黒君とか昔から
の馴染みで妹紅とかとは仲は良かったりする
よね後はツッコミ仲間、同じ苦労人として蓮
くんとも仲は良い方なんだよ?」
千 「聞いてると意外じゃな本編ではやる気満々で
あったのに」
怠惰「因みに読者様が気になるであろう狗神さんは
どう思っているかと言うと」
千 「言うと‥‥?」
怠惰「内緒♪」
千 「こやつ」
怠惰「それ言ったらつまらんよさてそろそろ時間な
ので今回はここまで」
千 「うむまた次回もよろしくの!」
怠惰「では読者様」
千 「さらばじゃ」