理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、ドラビル1をやろうか悩んでいる怠惰のクソ悪魔です。2も面白かったため1も面白いよなと思っている次第です。それではこんな話もあれなので本編へどうぞ。


第527話 女子高生は幻想郷へ

光の嵐に飲まれた後、

 

亜狛「つつ‥‥」

 

目を覚ました自分は周りを見る。すると隣にはボロボロの耶狛が眠っていた。

 

亜狛「おい耶狛‥‥」

 

耶狛「うぅん‥‥もう少し」

 

まったくまだ眠る気なのか。やりたくない手だが仕方ないあの方法で起こすか。

 

亜狛「耶狛‥‥悪いマスターから俺とお前は解雇だっ

   て知らせが‥‥」

 

耶狛「うぅん‥‥‥‥‥‥‥‥へっ!!!!!?」

 

飛び起き耶狛は驚くほどの汗を流しながらキョロキョロと辺りを見だす。

 

耶狛「マスター!!ごめんなさい!捨てないで!」

 

亜狛「冗談だ!冗談だから落ち着けって‥‥」

 

耶狛「ふぇ?」

 

落ち着いた耶狛は自分を見て両肩を掴むと、

 

耶狛「大丈夫だよね!解雇されてないよね!」

 

亜狛「してない‥‥してない‥‥それにマスターが俺達

   を捨てるわけ無いだろ‥‥」

 

耶狛「だっだよねぇぇ‥‥‥‥」

 

耶狛は力が抜けたのかへたりこむ。そして安堵の息を漏らす。自分達のマスターへの忠義は今も忘れたことはない。だからこそ「いらない」「解雇」なんて言われた日には耶狛と共に溶岩ダイブするかもしれない。

 

耶狛「ってお兄ちゃんそんな冗談つかないでよね!

   心臓が止まるかと思ったよ」

 

亜狛「ごめんというかお前が起きないからだぞ?」

 

耶狛「うっうぅん‥‥」

 

耶狛は目をそらし頬を掻く何時もの癖だな。

 

亜狛「それよりも菫子さんは?」

 

耶狛「言われてみると‥‥それよりも再生しない?」

 

亜狛「だな‥‥リザレクト」

 

耶狛「リジェネーション!」

 

自分達は傷や服を元に戻し改めて菫子を探すと、

 

? 「あらやっと目覚めたの」

 

声がして向くと貯水タンクの上に菫子が楽しそうにニヤニヤしながら座っていた。

 

菫子「どう私の実力は♪」

 

耶狛「うん凄いねー」

 

亜狛「えぇ‥‥」

 

って凄い棒読みで耶狛は言うよな。まぁ仕方ないか、だって自分達がした試合はこっちが負けるように仕組んだ弾幕ごっこだったからな。

 

菫子「そうでしょう♪そうでしょう♪」

 

棒読みなのに気づいてないのか菫子はケタケタと嬉しそうに笑う。棒読みで褒められて嬉しいのだろうか。というか気づけよ。やれやれと呆れていると、

 

? 「ほう中々に見事じゃったぞ!」

 

パチパチと拍手する音と共に声が聞こえる。すると菫子の後ろにマミゾウが楽しそうに笑いながら飛んでいた。そしてビルへと降りるとニコやかに含みのあるような顔をする。

 

菫子「どうよ貴女の子分達はちょちょいと片付けた

   わよ?」

 

耶狛「むぅ‥‥マミゾウちゃんの子分じゃないのに」

 

亜狛「落ち着け後で言えば良いだろ?」

 

耶狛「うん‥‥」

 

ここでぶち壊したら作戦が台無しだ。

 

マミ「して?その言い方じゃとお主は儂との戦いを

   望むとでもいうのか?」

 

菫子「まぁ貴女がやるなら‥‥ね?」

 

顔をあげて見下したかのような表情で笑う。恐らくマミゾウを甘く見ているな。というかマミゾウはともかく自分達を甘く見られている事にイラッとくるな。

 

マミ「まぁ待て待て流石にお主の実力は分かったか

   らのそれで挑むのは野暮でもあるそれにお主

   の先程の言動から幻想郷に行きたいと言って

   おったが?」

 

菫子「えぇそれよりも戦う気はないと言うの?」

 

マミ「うむお主の実力では到底に及ばないと判断し

   たからのぉ~」

 

手をぶらぶらさせて変な演技をしだす。何が実力では到底に及ばないだよ。耶狛の顔を見ると耶狛も若干ながらに呆れてしまっていた。

 

菫子「フッフッ♪そうよね何せ私みたいなサイキッ

   カー少女は強いものね♪もののけなんてのは

   足元の存在よ♪」

 

マミ「中々に勝ち気じゃの‥‥ならそんなお主にはこ

   れを譲ろうかの」

 

そう言いマミゾウは例のボールを菫子へと渡す。

 

菫子「これオカルトボールじゃない‥‥でも私が作っ

   たのとは違う性質ね?」

 

マミ「ご名答それは幻想郷のオカルトボールじゃそ

   れを使えば幻想郷に‥‥」

 

菫子「行けちゃうって訳ね!」

 

嬉々としてオカルトボールを掲げて楽しそうにくるくると踊る。

 

マミ「まぁ故に破壊するまでもないという事じゃ」

 

菫子「そうねまぁもう破壊はしないであげるわよ♪

   そんじゃ早速!」

 

そう言い菫子は踊るのを止めボールを掲げたその瞬間、光輝いたかと思うと菫子は光の中へと消えこの場からいなくなった。

 

耶狛「ありゃりゃ!?」

 

亜狛「‥‥‥‥これは幻想郷に行ったという事で良いん

   ですよねマミゾウさん?」

 

マミ「うむ‥‥まぁこれであの娘にとって長くて辛い

   夜が始まるという訳じゃな」

 

ニヤニヤと笑いながらマミゾウは煙管を大きく吸い溜めて大量の煙を吹く。

 

マミ「しっかし上から目線な娘じゃったな‥‥」

 

言動からして若干だがイラついていたみたいだな。まぁ確かに上から目線での物言いはあまり感心しないな。

 

亜狛「現代人は皆あんな何ですかね‥‥」

 

耶狛「確かにね‥‥」

 

そうだとしたら今の現代は昔よりも人の心は穢れているのかもしれないな。といっても昔も昔で汚かったけどな。

 

マミ「まぁ後はあっちの者達に任せるかのぉそんで

   もって時間が来たら様子見だけしようかの」

 

亜狛「1人だけ高見の見物ですか」

 

マミ「まぁの全てを出し抜き騙すのが化け狸の大将

   じゃからの♪」」

 

やっぱりマミゾウは食えないな性格していらっしゃる。そこはある意味でマスターとは違うよな。

 

耶狛「はいはい!」

 

と、突然、耶狛が手を挙げてぴょんぴょんと跳ねる。

 

マミ「何じゃ狼の妹?」

 

耶狛「仕事したんだから何かご褒美を受けとる権利

   があると私は思いま~す!」

 

マミ「こやつは‥‥まぁ良いか何じゃ服でも買えとで

   も言うのか?」

 

耶狛「うん買って♪」

 

眩しい満面の笑顔でそう言うとマミゾウは煙管を落とし固まる。

 

マミ「まっまぁあれじゃ‥‥良いぞ‥‥‥‥」

 

震えながらに落とした煙管を拾うと煙管の中身を捨て服の内ポケットにしまう。

 

耶狛「わぁい♪」

 

亜狛「はぁ‥‥耶狛がすいません」

 

マミ「まぁ一理はあるからの‥‥それではさっさと行

   くぞ!そんでさっさと帰るぞ!」

 

耶狛「おぉ~♪」

 

亜狛「はぁ‥‥」

 

そうして自分達はビルを降りて夜の街を歩くのだった。




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「うむしかしあの菫子なる者は大丈夫なのか
   不安になるのぉ」 

怠惰「まぁ幻想郷を舐めてかかると死ぬからねぇ」

千 「確かにのぉ」

怠惰「因みに幻想入りしてしまったら会った方が
   良い子とダメな子そして行くべき場所と行
   ってはダメな場所を紹介しようか」

千 「ほう」

怠惰「会った方が良い子は慧音先生に妹紅ちょん
   それから鈴仙にアリスそして聖に神子達と
   いった宗教組だったり早苗や霊夢といった
   具合かな?」

千 「その理由は?」

怠惰「それはね博麗神社に連れていってくれるか
   らだよ外来人達は博麗神社まで来てやっと
   帰れるからねアリスとか妹紅それから聖や
   神子になると家に泊めてもくれる筈だよ」

千 「ほう‥‥」

怠惰「で行った方が良い場所は博麗神社を筆頭に
   命蓮寺か人里になるかな?そこでなら殺し
   はご法度だしね」

千 「成る程なそれで会ったらダメな者と場所に
   ついては?」

怠惰「え~と会ったらダメな子は例で言ってしま
   うとルーミアだとか吸血姉妹だとかだった
   りとか後は‥‥幽香だとかになるのかな?」

千 「食われてしまうという意味じゃな」

怠惰「そういう事‥‥会ったら真っ先に夕食になる
   からね幽香の場合は‥‥殺しに来るよね」

千 「それで場所は?」 

怠惰「あぁ場所としては上記の行くべき場所以外と
   述べれば良いのかな?ただそれでももっとも
   行ってはダメなのは紅魔館と妖怪の山と魔法
   の森そして地底とかになるよね」

千 「妖怪の山は侵入すれば天狗などの妖怪に襲わ
   れて紅魔館になれば食事にされ魔法の森とな
   ると妖怪が潜んでいたり地底になるとそれよ
   りも狂暴な妖怪がおるしの‥‥」

怠惰「そうだから基本行ったらダメなんだよね食わ
   れて終わるかなぶり殺されるから」

千 「じゃな‥‥って怠惰よ時間が!」

怠惰「ヤバッオーバーしすぎたそれでは読者様今回
   はここまで」

千 「また次回もよろしくの!」

怠惰「それでは読者様!」

千 「さらばじゃ!」

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