理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、実習という名のハデスを倒し安息の休みを満喫していた怠惰のクソ悪魔です。ようやく終わった長かったような短かったような‥‥失礼それでは久々に本編へどうぞ。


第532話 来たる秘封倶楽部初代会長

勢いよく開かれた扉から耶狛が侵入者と言いながらやってきた。

 

さと「耶狛さん?」

 

理 「それに侵入者だ?」

 

耶狛「そう侵入‥‥ってえぇ!?」

 

驚いた顔をすると耶狛は此方へと近づき顔やら体をペタペタと触り更には鼻を動かし匂いまでかぎだす。そして、

 

耶狛「まさかのまさかでマスター!?」

 

理 「あぁそのまさかのまさかでな‥‥というか離れ

   てくれないか?」

 

というかいい加減にペタペタと触るな。というか身長が低くなっているからお前の胸の肉が当たったりして息苦しいったらない。

 

耶狛「わぉ!ごめんねまさかマスターが子供のよう

   な姿になっているとは思わなくってそれに‥‥

   その姿だからまさかと思って‥‥」

 

そういえば耶狛は少し覚えているだの言ってたもんな。ならこの姿にトラウマを持つ者の1人なんだよな。これは耶狛にも慣れさせるしかないかな。

 

さと「それよりも耶狛さん侵入者とは?」 

 

耶狛「わぉ!そうだった侵入者がえぇっと昨日報告

   したあの秘封倶楽部初代会長がね!」

 

理 「あぁ確か絶賛お仕置き中の小娘か」

 

耶狛「そうそう!その子が地霊殿に入ってきてそれ

   でもう辺りを物色しまくってて」

 

おいおい黒だとか亜狛は何を‥‥そうだ彼奴らまだ風呂に入っているんだった。

 

理 「やれやれ‥‥さとり悪いが用事が出来たみたい

   だな」

 

さと「そのようですね」

 

理 「とりあえずその小娘は何処にいる?」

 

耶狛「えっとまだエントランスに‥‥」

 

理 「分かった俺が直々に行くよ」

 

その秘封倶楽部初代会長とやらには亜狛と耶狛が世話になったみたいだしな。挨拶はしておかないとな。

 

さと「付いていきます」

 

耶狛「あっ私も!」

 

理 「なら行くか‥‥」

 

力を更に自力で抑制し元の姿へと戻るとエントランスへと向かう。そうして向かっていると、

 

? 「わぁ!こんな所にもあんな所にも猫ちゃんに

   犬が!えっあれってまさかハシビロコウ!」

 

と、声が聞こえてくる。どうやら地霊殿のペット達に驚いているみたいだな。エントランスへと出るとそこには動物達を観察する変な服装にマントを着用しそして眼鏡をかける女子が板のような物で何かをしていた。

 

理 「へぇ君が侵入者か」

 

? 「えっ?あんた誰よ?」

 

理 「おっとその前に自分から名乗るのが筋だと

   思わないかい?」

 

? 「それ普通なら私の台詞よね‥‥」

 

理 「まっこういうのはレディーファーストだ早く

   言えよ?」

 

そう言うと眼鏡少女はクイッと眼鏡を直すとマントをなびかせ、

 

? 「ならば言いましょう私は秘封倶楽部初代会長

   にして世界の神秘や謎を探し求める者その名

   を宇佐美菫子よ」

 

自信満々にそう言うが確か報告が正しいとしたらこの菫子と言った娘は絶賛幻想郷に幽閉されて迷子になってる憐れな子羊(笑)の黒幕だった筈だ。

 

菫子「名乗ったんだからあんた達の名を‥‥」

 

耶狛「やっほ~♪」

 

菫子「げっ何であんたがここに!?」

 

耶狛を見た菫子はそう言い固まる。とりあえず名乗ってはおくかさとりを見てお先にどうぞとアイコンタクトをするとさとりが前へと出て、

 

さと「私はこの地霊殿そして旧地獄の管理をしてい

   る古明地さとりです」

 

耶狛「もう知ってるだろうけど私は深常耶狛で~す

   レディーファーストだから先に言いました♪

   それとお久びさだね菫子ちゃん」

 

と、2人が自己紹介を終えるを確認し最後は自分が名乗る。

 

理 「そんで俺はさとりと同様に旧地獄と幻想郷の

   間の外交官をしている深常理久兎ってもんだ

   お前の事は俺の神使の耶狛とその兄の亜狛か

   ら色々と聞いているぜ」

 

菫子「えっあんたとあの忍者は確か性悪眼鏡タヌキ

   の部下でしょ!?」

 

耶狛「えぇ~酷いなぁあれは主人でも何でもないよ

   あくまで友人?悪友?としてマミゾウちゃん

   の手伝いしただけだよそれに狸ごときに私達

   狼が従う訳がないよね?」

 

サラリと毒を吐いていくな。本当にヒロインの1人とは思えないぜ。

 

菫子「それじゃ真のラスボスはあんた?」

 

理 「ハハハラスボスとか酷いなぁ」

 

自分に指差してラスボスとか言ってきたよ。地味に失礼な奴だな。すると、

 

さと「理久兎さん」

 

理 「どうした?」 

 

小声でさとりが呼んできたため耳を傾けると、

 

さと「どうやら彼女はここに来るまでに相当な数と

   戦って心身共に参ってるみたいですねそのせ

   いなのか先程からソワソワしているんですよ

   ね‥‥」

 

理 「言われてみると」

 

言われてみると確かにビビっているのかソワソワキョロキョロもしているな。これは結構なぐらいに堪えているみたいだな。

 

理 「少しカマかけてみるか何かしらの事情があり

   そうならコンタクト頼むぞ」

 

さと「はい」

 

小声で話すのを止め菫子を見てニヤリと笑い、

 

理 「お前の事は色々と報告で聞いているぜ化け狸

   に化かされて幻想郷に閉じ込められたんだっ

   てな~♪何でまたお前は罠かもしれないのに

   関わらず幻想郷に?」

 

菫子「っ!あんたには関係ないでしょ!」

 

若干だが言葉に怒りが籠っているな。これは何かしらの事情があるとみた。さとりをチラリと見るとアイコンタクトしてくる。やはり事情はあるみたいだな。

 

理 「まぁそこは別にどういでも良い問題はどうし

   てこんな危険で無法的な地底に?」

 

菫子「知らないわよ!逃げてたらいつの間にかここ

   へと来てたんだから!」

 

成る程ね。地上で追いかけられている際に誤ってここへと来てしまったという事か。しかしその道中の間でよくもまぁ無事で来れたものだ。そこは褒めてやりたい。

 

菫子「ここに来るにも殺されるかと思ったしもう本

   当に嫌になってきちゃう‥‥あの人ももしかし

   たら」

 

あの人か。どうやらその事情はあの人という者にかかわり合いがあるとみた。再びチラリとさとりを見ると今度は頷く。どうやらビンゴみたいだな。

 

理 「まぁ詳しい事は知らねぇがここに人間なんぞ

   いないぞ?いるのは嫌われた妖怪だとか交渉

   なんて通用しない奴達だけだからな言わば人

   間のお前なんかは妖怪の好物だぜ?」

 

菫子「ひっ!たっ食べる気!?」

 

理 「生憎な話で俺は人肉を食べる趣味はないんで

   な安心しな」

 

菫子「そっそう‥‥ねっねぇ地上にいえ外界に帰れる

   方法なんて何かない?」

 

あるにはあるんだよな。現に亜狛がその一例だからな。だが教えるわけにはいかない。教えたりして帰すとこいつは懲りずにまたしでかして来そうだからな。

 

耶狛「えっと帰れる方法は‥‥」

 

理 「耶狛♪」

 

ニコリと微笑むと耶狛は顔を青くして黙る。あれそんなに怖いか俺の顔。

 

理 「コホンッ!まぁ外界については皆目検討はつ

   かないが地上には帰してやれるぞ」

 

菫子「それ本当!」

 

理 「あぁ‥‥ただ」

 

ニヤリと笑うとさとりと耶狛はまさかといった顔をする。流石は察しが良いな。

 

理 「俺のリハビリに付き合えよここ最近、動いて

   なくてな‥‥」

 

どのくらいの力でやれるかリハビリ兼ねて試したいんだよな。まぁ所詮は弾幕ごっこつまりごっこ遊びだけどな。

 

菫子「へぇその顔に似合わず爺臭い事を言うのね

 

理 「アハハ君から見たらいくつに見える?」

 

菫子「う~ん貴方も妖怪よね?」

 

理 「さぁどうだろうね♪」

 

菫子「大方は高く見積もって3000歳?」

 

おやこれはこれは嬉しい事を言ってくれるな。これには少しニコニコしてしまう。まだそんな若く見えるのかそうかそうか。少し加減してやろうかな。

 

さと「因みに理久兎さんは幻想郷の中でも屈指いえ

   1番の年寄りですよ?」

 

菫子「うぇ!?」

 

理 「えっさとりいきなり何なの!?」

 

さとりの顔は不貞腐れ気味な顔をしていた。何あれか焼き餅か焼き餅なんですか。

 

菫子「えぇとそうなると6000歳とか!」

 

さと「いえ軽く50億は行っていますし世界の誕生

   をこの目で見ている方です」

 

菫子「Why!?」

 

理 「さっさとりさ~ん軽く人のまぁ人じゃないけ

   れど歳を言うのは止めて貰っても良いかな」

 

さとりは何故か楽しそうにクスリと笑う。あれどこに笑う要素があるんだろう。

 

耶狛「マスターとさとりちゃんはやっぱり仲が良い

   ようで♪」

 

菫子「てことは世界の全てを知る全知全能!」

 

理 「それは俺じゃないなまぁいいやとりあえず相

   手を頼むぜ小娘こっちは出来る限りで手加減

   して‥‥」

 

菫子「まぁ構わないわそれから言っておくけど私は

   年季の入ったお爺ちゃんに負けるほどの心の

   広さはないし優しくもないわよ!」

 

こいつ言うてはならぬ事を言いやがったな。手加減してやろうかと思ったが止めた爺らしく加減抜きで叩き潰す。

 

理 「良し分かったお前には手加減抜きでボコボコ

   にしてやろう♪」

 

菫子「えぇ!?」

 

耶狛「マスター大人げないなぁ」

 

さと「耶狛さんとりあえず下がりましょう巻き添え

   を受けますよ」

 

耶狛「はぁ~い」

 

大人げない?結構だ。喧嘩を売られたら買うのが俺の主義だ。それにまだ会っても数分も満たない小娘に年季の入ったお爺ちゃんと言われたのは流石に俺も少しキレる。

 

さと「理久兎さん無理しない程度でやって下さいね

   傷口が開いたりしても困りますので」

 

理 「へいへい‥‥」

 

2人が離れるのを確認し自分は菫子を見て笑う。俺にお爺ちゃん呼ばわりして喧嘩を売った事を軽く後悔させてやろう。

 

理 「さぁてめぇの勇気、知恵、力を全てを持って

   俺に挑めそしてお前の価値を俺が見定めてや

   るよ!」

 

菫子「貴方ごときに私の価値を見定めてもらおう気

   なんて更々ない私の価値を知るのは私だけで

   充分よ!」

 

そうして地底での弾幕ごっこが幕を開けたのだった。




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「うむしかし理久兎もついに爺呼ばわりか」

怠惰「まぁ仕方ないまだこの時の菫子は若干なが
   らも理久兎達いや幻想郷の住人達を嘗めて
   るからねそれに従者達を倒したっていうの
   もあってかその主人も弱いなんて思ってい
   るのかもね」

千 「あやつ死んだな‥‥」

怠惰「まぁ恐らくリハビリがてらでやられるよね」

千 「やれやれ‥‥して次回はやはり」 

怠惰「えぇ戦闘回ですそしてついにこれまで後書
   きにて語らていた理久兎のオカルトが分か
   るね」

千 「おぉ!」

怠惰「まぁそんなんもあるから次回に狂神だった
   りオカルトについて語っていこうか」

千 「うむ楽しみにしておるぞ」

怠惰「あいあい‥‥さて時間も時間だし今回はここ
   までにしようか」

千 「うむでは読者様今回はここまでじゃ!」
   
怠惰「また次回もよろしくね」

千 「それでは読者様」

怠惰「さようなら~♪」

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