理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

551 / 565
こんばんは読者様、学校が始まり憂鬱な気分な怠惰のクソ悪魔です。本当に何が楽しいのやら。失礼それでは本編へどうぞ。


第543話 女子高生のお見送り

宴会の翌日、自分はある意味で窮地に立たされていた。

 

理 「どうする‥‥」

 

まじめな話で究極的な二択、1つは月読達の月の民達に力を貸してへカーティア達の地獄軍団を追い払うか。2つ目は逆にへカーティア達の軍に協力し月の民を含め嫦娥とか言う女神を倒すか。

 

理 「はぁ‥‥」

 

だがどちらを選択しても重大な損失が出てしまう。月の民に協力すればへカーティア達を含め地獄の連中に目をつけられ旧都の維持が難しくなる。逆にへカーティア達に協力すれば月読に嫌われ挙げ句の果てにはそれは高天ヶ原にいる自分の弟や姪に甥といった奴等に目をつけられ何かしらの処罰が下る。それに、

 

理 「どちらにもなりの恩があるからなぁ」

 

どちらにも恩がある故に無下にしたくない。だからこそ悩むのだ。

 

理 「マジでどうしよう」

 

いっそのことで協力を2つ共に断るか。嫌々そうすれば永琳との約束は破ることになるしへカーティア達から文句を言われるだろうし。これが八方塞がりってやつか。

 

理 「う~ん‥‥」

 

と、考えていると部屋の扉が開きそこから亜狛と耶狛が入ってきた。

 

理 「ん?どうかしたかお前達?」

 

亜狛「マスター今日が何の日か覚えてませんか?」

 

理 「えっ?えぇ~と‥‥なんだっけ?」

 

耶狛「もう~菫子ちゃんのお見送りする日だよ」

 

あぁそういえば今日、彼奴は帰るんだったな。この案件に悩んでいたためすっかり頭から離れていた。

 

理 「そういえばそうだったな‥‥なら見送りに行く

   としますか」

 

耶狛「なら作るね」

 

亜狛「やりますか」

 

立ち上がると亜狛と耶狛は裂け目を作り出す。そしてその作った裂け目へと自分達は入るのだった。そして裂け目を通り出るとそこには菫子や蓮は当然のことながら他には泥棒でお馴染みの魔理沙に聖、神子に華扇やマミゾウと揃い踏みだった。

 

亜狛「今日お帰りとのことで見送りに参りました」

 

耶狛「来たよ♪」

 

理 「これはこれは幻想郷の有力者達が揃い踏みの

   ようで」

 

そういえば霊夢はどこだと思い探すと神社の本殿の方へ向かって黙って意識を集中させ瞑想していた。恐らく菫子を帰すための何かしているんだろうな。

 

菫子「私なんかのためにわざわざ?」

 

霧雨「おいおい悲観するなよ」

 

魔理沙の言う通りなんか悲観した言い方をするな。まぁもう初対面って訳ではないからな。

 

理 「だな‥‥まぁお前がどう思おうが知った事では

   ないが繋がり方はどうであれお前とここにい

   る奴達がいやお前と関わった奴達は何かしら

   の不思議な形で繋がっているのさ‥‥俺はそれ

   を良く知っているそれを教えたのは他でもな

   くこいつだからな♪」

 

チラッと蓮を見ると蓮は顔を赤くして照れ臭そうに顔を背ける。

 

菫子「蓮お兄ちゃんが?」

 

理 「あぁ俺はこいつのその繋がりの強さを幾度と

   見せつけられてきただからこそ分かるのさ繋

   がりは力になるってなそれに一度繋がっちま

   うと捨てても捨てきれないもんだぞ?」

 

現にその繋がりで俺は幾度と敗れ時には救われたりしているからな。だから繋がりはとても強い力だ。

 

菫子「繋がりね‥‥言うことが本当にコトワリ様なの

   かって疑問に思うけど?」

 

理 「うるせぇやい断つのは悪縁だけだっての」

 

断つ者だからこそ、その繋がりを語れるのだよ。ただ断つだけが取り柄じゃないっての。

 

蓮 「えっとさっきから何の話をそれにコトワリ様

   って‥‥?」

 

理 「俺のオカルトさ‥‥だから気にすんなよ♪」

 

こいつの表情からして気になるって感じで見てくるな。まぁいずれ機会があったら見せれるかもな。機会があればの話だけど。

 

菫子「昨日も思ったけど誰かと話すのって面白いも

   のなのね‥‥考え直す必要があるわねありがと

   う少しくらい人と話してはみるわよ」

 

蓮 「おぉ菫子‥‥」

 

良い傾向に向かっていきそうだな。ここで得た幻想郷の住人達との繋がりを是非とも現世でも有効に使って欲しいな。というか菫子に対する蓮のバカっぷりは笑ってしまうよな。

 

菫子「もう大袈裟よ」

 

蓮 「だってさぁ」

 

だがそれくらい菫子の身を案じているのは容易に分かるな。菫子は面白くそして良い繋がりを得たんだな。そんな事を思っていると瞑想していた霊夢はこちらへと振り返ると、

 

霊夢「準備できたわ」

 

どうやら準備は完了のようだな。

 

菫子「そう‥‥やっとの思いで見つけたお兄ちゃんは

   こっちで幸せに暮らしているそれを取り上げ

   る権利は私にはない‥‥けどやっぱり寂しい」

 

蓮に対して最後の別れの言葉を言い出すと霊夢は呪文を唱え出す。すると菫子の体は徐々にと光の粒子となって消えていく。

 

理 「へぇ」

 

亜狛「どんどん透けていっていますね」

 

耶狛「おぉ面白いね」

 

正規で帰す方法ってこんなにも幻想的でやられたらパニックになりそうな感じなんだな。そんな事を思っていると、

 

蓮 「菫子‥‥僕は今とっても幸せだよ皆がいて菫子

   がこうして成長してくれて僕はとても幸せ者

   だよだから菫子‥‥同じように幸せになってよ

   僕の事を思い出しても良いからさ♪」

 

そう言うと蓮は優しく菫子の手を握ると悲しみを堪え微笑んでいるのが容易に分かる表情をする。すると菫子はゆっくりと蓮へと顔を近づけ、

 

菫子「蓮お兄ちゃん‥‥」

 

蓮 「菫っ!?」

 

大胆にも蓮の口にキスをする。突然の事で俺もビックリする。

 

菫子「んっ‥‥」

 

蓮 「!!?」

 

霊夢「なぁっ!?」

 

霧雨「おっおっおっおう‥‥」

 

理 「おぉ~!」

 

これを見ていて思うのは今の人間それも女達って昔に比べると大胆になったんだな。

 

菫子「何年もの私の思い受け取ってよね♪」

 

蓮 「それって‥‥」

 

菫子「ふふんっ内緒よ蓮お兄ちゃん大好きだよ♪」

 

そう言い菫子はニコリと笑うと光の粒子となって消えた。しかし蓮は罪作りな奴だな。何時か衆合地獄にでも落ちるんじゃないか。

 

聖 「へっへへぇ!?」

 

神子「おっおお落ち着け素数をだな!」

 

華扇「だっ大胆なことするわねぇ」

 

マミ「いや~青春じゃなぁ♪」

 

慣れてない奴は顔を赤くさせパニックになり見慣れた奴達は俺と同じような感じで冷静だな。

 

耶狛「面白かったねお兄ちゃんお兄ちゃん?」

 

亜狛 (゜ρ゜)

 

理 「おいおい‥‥」

 

亜狛に限っては免疫が無さすぎて何時もと同じように気絶している始末だ。まったく何千年と生きているんだから少しは慣れろよな。そんな事を思っていると、

 

霧雨「おっおいこいつ立ったまま気絶してやがる」

 

と、魔理沙が言うため向くとそこには立ち尽くし微動だにしない霊夢の姿があった。しかしよく見ると霊夢の目は光を失っていた。

 

蓮 「えぇ!?」

 

理 「くくく‥‥まっマジかよ」

 

器用な奴だな。というかそれくらいショックを受けたのかよ。もうこれには笑うことしかできないな。

 

理 「アハハハ面白いなぁお前達は♪」

 

蓮 「笑い事じゃないですよもう!」

 

そうして1人の高校生が起こした波乱な異変は幕を閉じたのだったが視点は変わり凍結されている月の都では、

 

?「‥‥‥‥事態は悪くなる」

 

と、片翼の1人の少女がそう呟く。それを見て聞いていた仲間であろうマイペースな感じの少女と細身の男性は、

 

? 「やれやれこれで事態が収集すると良いんです

   けれどねぇ」

 

? 「そうですねしかしサグメ様の能力は凄まじい

   の一言ですねドレミー様」

 

? 「まぁねぇ‥‥それとドレミーで良いですよ貴方

   の方が全然、立場は上ですから仲瀬さん」

 

ここ月の都の都において知恵たる者である月の賢者の1人こと舌禍をもたらす女神、稀神サグメそして夢を支配するドレミースイートそして現、月の都の軍の半分を受け持つ責任者の1人である大将の一堂仲瀬といった面々が凍結されている月の都に集まっていた。

 

ドレ「しかし八意見様はどういう援軍を出すのかど

   ちらにせよ何とかしないと刻は迫るだけ」

 

仲瀬「ですね‥‥」

 

稀神「‥‥‥‥」

 

凍結された月の都では極度の穢れをもつ妖精がはびこり跋扈していた。これらが他の民に穢れを蔓延させる前に何とかしなければ。

 

仲瀬「とりあえず私はまた門の警戒に入りますので

   何かありましたらまた連絡を」

 

ドレ「よろしくお願いしますね」

 

稀神「頼むよ」

 

ペコリとお辞儀し仲瀬は外へとでる。残ったサグメとドレミーは凍結した都を眺め、

 

ドレ「どうにかなると良いですね」

 

稀神「えぇ‥‥」

 

そうして何時、来るのか分からぬ助けをただ待つのだった。




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「うむしかし月は大変な事になっておるのぉ」

怠惰「ねぇ~何か報告あった?」

千 「うむまぁイザナギから色々と聞いてはおるが
   月読も立派な大人じゃからのぉ自分の事ぐら
   いは自分でやってもらわねば困るわい」

怠惰「でも最悪は手を貸すんでしょう?」

千 「本当に最後の手段じゃがの‥‥」

怠惰「やれやれ甘いねぇ」

千 「ふん言うでないわ」

怠惰「まぁでも理久兎くんも大変だねぇ」

千 「じゃなどっちにつくかと考えさせられると
   はなぁ」

怠惰「ねぇ~俺は優柔不断すぎて決めれないんだ
   よねぇこういうの」

千 「じゃろうな」

怠惰「アハハカードゲームとかならサクサクって
   決めれるんだけどね」

千 「世の中は甘くないからのぉ」

怠惰「そうなんだよね‥‥っとそろそろ時間だねそ
   れじゃ今回はここまで」

千 「うむまた次回もよろしくの」

怠惰「それではまた次回」

千 「さらばじゃ!」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。