理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、酷いスランプに陥っている怠惰のクソ悪魔です。小説が書けなくて書けなくて‥‥失礼。それでは本編へどうぞ。


第544話 解決策

菫子が帰った翌日、自分はまた例の案件に頭を悩ませていた。

 

理 「マジでどうすんだよこれさぁ」

 

月の連中に協力はするがそうすればへカーティア達そして地獄の頭の固い連中にに白い目で見られるしへカーティア達に協力すれば月の民もとい自分の姪そして永琳を裏切るようなものだしどうすんだよこれ。

 

理 「はぁ‥‥」

 

こんだけ悩むと十円ハゲが出来そうだな。そんな事を思っていると部屋の扉が開き、

 

亜狛「マスター大丈夫ですか?」

 

耶狛「ここ最近、やつれている感じだったから見に

   来たよ」

 

黒 「主よ無事か?」

 

心から信頼する従者達3人が部屋に入ってきた。3人に心配させないために作り笑いをして、

 

理 「まぁ大丈夫‥‥大丈夫だから」

 

黒 「絶対に大丈夫じゃないな」

 

耶狛「ねぇ何を悩んでるの?」

 

亜狛「教えていただけませんか?」

 

従者達にそう言われたため流石に教えないわけにはいかないよな。

 

理 「分かったなら教えるよ」

 

そうして今、自分がおかれている状況について話す。月の都の事にへカーティアのことそれらを包み隠さずに述べる。

 

理 「とまぁそんな感じなんだよ」

 

亜狛「なるほど‥‥」

 

耶狛「ありゃりゃ」

 

黒 「それで悩んでいるってことか」

 

理 「あぁ」

 

お陰でこのざまだよ本当にどうしたもんかな。

 

黒 「‥‥‥‥なぁ双方共に主の力を欲しているって

   事なんだよな?」

 

理 「そうなるな」

 

黒 「ならば主は貸さなければ良いだけだろ」

 

理 「はいっ?」

 

黒 「さっきの話であの薬師は自分の部下を送るの

   だろう?ならばそれと同じように」

 

そうか確かにそれがあったな。ニヤリと笑い、

 

理 「ありがとうな黒お陰で解決策は分かったんだ

   が亜狛に耶狛に黒お前達は俺のために命を賭

   けれるか?」

 

それはどういう事なのか。簡単に言うなら俺自身は手を貸さない。あくまでも貸すのは自分の従者達という事だ。それと月に地獄の双方の派閥に従者を送るという意味だ。そして自分の言葉を聞いた3人は笑いながら、

 

亜狛「マスターは何を言っているんですか自分達は

   もう死ねないんでマスターの仕事に命ぐらい

   賭けれますよ」

 

耶狛「まぁね♪ただ黒くんはどうかな?」

 

黒 「なめるな簡単には死なぬそれにお前達が不老

   不死なら俺は不死身だ」

 

いやお前の場合は不死身ではないよな。確かに決定的な一撃さえ気を付ければ不死身ではあるが不死身ではないだろうが。まぁでも嬉しいには嬉しいか。

 

理 「ありがとうな」

 

亜狛「いいえ」

 

耶狛「うん」

 

黒 「それでどうするんだ?」

 

どうするかねぇ。とりあえず送るなら送るで双方共にどうしてこうなっているのかの調査およびに内部事情等々も調べられる良い機会だからな。だが人選を謝ればそこまでは到達は不可能な話だ。

 

理 「恐らく蓬莱の薬を飲んだ亜狛と耶狛は月の民

   達からしたら異端児も良いところだからなぁ

   月の派閥には黒お前が行ってくれついでに俺

   の分身である骸共もお前に貸すだから有効に

   活用してくれ」

 

黒 「分かった」

 

亜狛「となると地獄の方は自分と」

 

耶狛「私だね」 

 

理 「あぁ」

 

とりあえず人選はそれで決まりだな。後は何をどうするかの指示だな。

 

理 「亜狛に耶狛お前達は地獄の派閥にいく訳だか

   らどうしてこうなっているのかそして前に報

   告したケルベロスについても何かありそうか

   調べてくれ」

 

亜狛「分かりました!」

 

耶狛「あいあい」

 

次に黒への仕事の内容の指示だな。

 

理 「黒お前にやってもらいたい仕事は亜狛と耶狛

   と同様にどうしてこんな事になったのかそし

   て月の内部事情についてそして今回の裏で行

   われていた遷都計画をここにしたのかという

   のも調べてくれ」

 

黒 「了解した」

 

とりあえず派遣先は大丈夫そうだな。後は双方に手紙を書くとしますか。

 

理 「とりあえず明後日頃には出発できるように

   準備を頼むな俺はささっと手紙を書いちま

   うからさ」

 

黒 「あいよ」

 

耶狛「はぁ~い」

 

亜狛「分かりました」

 

そう言い3人は部屋を出ていく。そうして自分は月読そしてへカーティア宛の手紙を書きだすのだった。そして時間は経ち明後日、地霊殿の玄関では3人を見送るためさとり、お燐、お空も集まっていた。

 

理 「さてお前達、準備は万端か?」

 

亜狛「はい」

 

黒 「あぁ」

 

耶狛「大丈夫だ問題ない‥‥」

 

とりあえず耶狛以外は問題なさそうだな。

 

理 「そうか」

 

耶狛「‥‥あれスルー?ねぇスルーなの!?お願いだ

   から突っ込んでよ!?」

 

突っ込んでよと言われてもな。いちいちツッコミするのご面倒くさいんだよな。

 

さと「やれやれですね」

 

お燐「アハハ‥‥」

 

お空「え~と‥‥何でやねん!」

 

さとりとお燐は呆れお空は悲痛の叫びをあげる耶狛を思ってかツッコミをいれる。

 

耶狛「唯一でツッコミしてくれるのはお空ちゃんだ

   けだよぉ」

 

亜狛「まったく‥‥お燐にお空しばらく俺達はいない

   からその間マスターや地霊殿の事を頼むな」

 

お燐「任せてよ父さん」

 

お空「うん!何か来ても1発で壊すから♪」

 

黒 「何故だか安心できん」

 

まっまぁ最悪は俺がいるから問題ないさ。恐らくきっと多分だけど。

 

理 「まぁ何とかなるだろうよ亜狛に耶狛に黒もし

   何かあったり危なくなったら逃げろぶっちゃ

   けた話で任務の達成も大切だが何よりもお前

   らが無事で帰ってくる事にこそ意味があるも

   のだからな」

 

亜狛「はい!」

 

耶狛「頑張って五体満足で帰ってくるね」

 

黒 「死なずに帰るさ」

 

理 「あぁ頼むな♪」

 

そう自分が言うと亜狛と耶狛は頷き裂け目を作る。

 

亜狛「黒さんはこちらへ」

 

黒 「分かった‥‥行くぞ骸共」

 

そう言うと黒は背を向け骸達を連れて裂け目へと歩き出す。

 

理 「無事に帰ってこいよ黒」

 

さと「黒さんがいない間は庭の事はやっておきま

   すね」

 

お空「頑張って黒さん」

 

お燐「いってらっしゃい黒さん」

 

と、皆が送りの言葉を言うと黒は此方を向き、

 

黒 「行ってくるそれと庭は頼むな」

 

そう言い裂け目へと入っていくと裂け目は消える。そしてまた新たに亜狛と耶狛は裂け目を作る。

 

亜狛「それじゃ俺達も行くか」

 

耶狛「そうだね♪」

 

そう言い黒と同様に裂け目へと歩いていく。

 

理 「気を付けてな」

 

さと「亜狛さん耶狛さんどうかご無事で」

 

お燐「いってらっしゃい父さん母さん!」

 

お空「お土産を楽しみにしてるね!」

 

と、言うと2人は笑って、

 

亜狛「行ってきます♪」

 

耶狛「お土産を楽しみにしててね♪」

 

そうして亜狛と耶狛も裂け目を通りいなくなるのだった。

 

理 「さてといない間は俺達が3人の仕事をする

   けど‥‥」

 

お燐「それじゃ私はお父さんの仕事をやるよ」

 

お空「なら私はお母さんの仕事をするね」

 

さと「それでは予告通り私は黒さんの仕事を兼任し

   ますね理久兎さんはもしも私達に何かあった

   らバックアップをお願いしますね」

 

バックアップねぇ。だけどお燐もお空もやる気になっているしここはさとりの言う通りバックアップにまわるな。

 

理 「了解したそれじゃやりますか」

 

さと「はい」

 

お燐「おぉ~♪」

 

お空「うん!」

 

そうして従者達は旅立ち自分は従者達の仕事をやりながら自分達の仕事をこなすのだった。

 




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「うむしかしここ最近になって投稿頻度が落ち
   ておるぞ」

怠惰「いやね‥‥スランプに陥って前よりも抜け出す
   のに時間がかかるぐらい酷くてさ」

千 「おいおい」

怠惰「今回はもう本当にスランプから抜け出すのに
   苦労してんだよね」

千 「まぁこんだけ書いてくると余計にか」

怠惰「うん‥‥」

千 「ここまでくると無理せずにの」

怠惰「あい‥‥」

千 「すまぬがしばらく不定期になるやもしれぬ
   が許してくれ」

怠惰「すいません」

千 「それでは今回はここまで」

怠惰「また次回もよろしくね」

千 「それでらさらばじゃ!」

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