理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんにちは読者様、軽く爆睡してしまった怠惰のクソ悪魔です。そしてここ最近、ポケモンにもはまっていますがパソコンが手に入り昔に親のパソコンでやっていた幻想人形演舞をプレイしています。今、この値段を見たらアマゾンで1万以上もしてビックリしていたりしています。続きの夢の欠片もやりたいけど何処も売ってないんですよね。失礼それではそろそろ本編へどうぞ。


第555話 美寿々宅での依頼

美寿々の家の厨房を借り理久兎は今回の酒に合う1品を作っていた。

 

理 「このぐらいが丁度良い固さだな」

 

大きな鍋には沸騰したお湯そしてそこには麺が浮かぶ。鍋を持ち上げザルへとお湯ごと麺を流し込みすぐさま流水で冷まさせる。そして茹でている時に下ごしらえ等を済ませている、梅干し、刻んだ大葉、鶏肉のささみを近くに寄せ、冷やしたパスタを盛り付けその上に先程の材料をのせ最後に冷やした和風出汁を少しかけて完成だ。

 

理 「出来上がりと」

 

自身を除いた人数分の皿を盆に乗せて美寿々達の元へと運ぶ。

 

理 「ほら出来たぞ」

 

料理をテーブルへと乗せると各々は1皿ずつ持っていく。

 

萃香「この爽やかな香りは梅干しだね」

 

勇儀「あぁ」

 

理 「その梅を箸で崩して他の薬味と一緒に食べて

   みてくれ」

 

そう言うと皆は箸で梅を崩すと梅の爽やかな香りが自分の鼻孔をつく。

 

黒谷「良い香り~」

 

パル「かっ香りはともかく味よ」

 

美 「だねぇ‥‥」

 

キス「‥‥いっいただき‥‥ます」

 

皆は一斉に麺をすすると目を煌めかせてもくもくと食べ進めていく。

 

美 「うめぇ‥‥まさか‥‥」

 

何を思ったのかは分からないが酒をクイッと飲むと凄く幸せそうな顔をする。それを見ていた他の者達も酒を飲むと幸せそうな顔をする。

 

理 「どうよお味の感想はさ♪」

 

美 「間違いなくうめぇ‥‥」

 

理 「今回は酒が何時もよりも良い酒だからな料理

   に合わせず酒に合わせてみたのさ」

 

パル「だからさっき飲んだのね」

 

理 「そういうことさ」

 

飲んだあの酒に残っていた冷たさ、外にある水が入ったタライから恐らく外のタライは氷水だったのだろう。そこに酒瓶を入れて冷酒として飲んでいたんだろうな。残っていた酒がやけに口当たりが良かったからな。

 

黒谷「ほへぇ‥‥考えているんだね」

 

理 「まぁな家には働きづめの奴が多かったり変な

   心配事だとかで栄養失調になる奴とかいるか

   ら少しでも栄養をつけて貰うために色々工夫

   しているんだぜ?」

 

まぁ俺は地獄から送られてくる資料の片付けとかしかやらないから家事やらは全然しないからな。だからこそあんなデカイ家の家事やらをしてくれる者達には栄養をつけてもらわないとな。それに言った通りで放浪癖の妹を心配しすぎて栄養失調になるような恋人もいるしな。

 

萃香「やだぁイケメン」

 

理 「誰がイケメンだっての‥‥そんな冗談はやめて

   くれや‥‥」

 

酒を飲み味の余韻に浸りながらそんな事を呟く。すると美寿々は満足げな顔から一転し、

 

美 「さてと仕事について聞こうじゃないか」

 

理 「あぁそういえばそうだ」

 

料理に夢中になりすぎて忘れる所だった。とりあえず仕事の話をするか。

 

理 「まぁとりあえず明日ぐらいに見積もりに来て

   くれないか?」

 

美 「見積もりって何するんだい?」

 

理 「実はまぁ~ねぇ‥‥」

 

とりあえず美寿々達には地霊殿の惨状を話しておくか。そう思いありのままの事を話す。ペット達の大運動会により壁紙はおろか窓やらも割れたことや偶然だったが怪物プラントが生まれそこから出た被害それらを話す。

 

理 「とまぁそんな感じなんだよね」

 

美 「なるほどね‥‥何かお前も大変だな‥‥」

 

理 「まぁなぁ」

 

美 「とりあえずは分かった明日の昼までには向か

   うとするよ」

 

理 「すまないが頼むな」

 

美 「良いってことよ♪さぁさぁもっと飲みなよ」

 

そう言い酒瓶を渡してくる。盃に酒を注いでもらい一気に飲み干す。

 

美 「おっ良い飲みっぷり♪もういっぱい‥‥」

 

理 「悪いそろそろ行かないとさとりが怖くてな」

 

そう言うと皆は残念そうな顔をするが納得いった顔をする。

 

萃香「まぁ理久兎からしたら恐いかぁ」

 

勇儀「1人の女にそこまで恐れるとはかつて妖怪達

   に総大将と呼ばれ恐れられた男とは本当に思

   えないねぇ」

 

理 「年をくって丸くなっただけさそう‥‥ただ単純

   にね‥‥」

 

菫子に爺呼ばわりされたが実際の所、爺であるのは否定は出来ないからな。まぁ初対面の奴に爺呼ばわりはされたくはないがな。それに言っておくが昔から怖かった女なんて何人もいたからな。紫、諏訪子、神奈子、永琳ともうあの辺は怒らせたら怖いの何の。

 

理 「さてとそんじゃ俺は行くよ」

 

美 「おうまた明日な♪」

 

理 「あぁ頼むな♪」

 

そうして部屋を出て美寿々の家から出ると地霊殿へと帰る。

 

理 「さてとまずはこれで良し後は‥‥」

 

何て言っていると玄関に木箱が置かれておりその上には1枚の紙が置かれていた。

 

理 「ハーゲンティからの荷物か」

 

紙を見ると荷物は届けましたと書かれており下にはハーゲンティのサインと印が押されていた。

 

理 「間違いないな」

 

木箱の蓋をこじ開けると中には注文していた身代わり板が大量に入っていた。

 

理 「よしよし」

 

それらを断罪神書へと入れ木箱も中へといれる。

 

理 「こういうのは物入れに便利なんだよなぁ♪」

 

何て述べながら中へと入ると、

 

お燐「お帰りなさい理久兎様」

 

お空「お帰り理久兎様」

 

と、お燐とお空が笑顔で迎えてくれる。

 

理 「おうただいま‥‥掃除か?」

 

お燐「えぇあと少しで終わりですよ」

 

お空「あと少しだよ」

 

理 「そうかそうかありがとうな♪」

 

何て言っているとお燐は少しかしこまった表情になると、

 

お燐「えっと報告させていただきますね理久兎様が

   留守の間、掃除そして出来る範囲で後片付け

   しておりました」

 

お空「後はさとり様をトイレにも連れていったよ」

 

理 「あっそうだったのか掃除とさとりの介助をあ

   りがとうな」

 

2人は褒められて嬉しそうだ。お空は背中の翼をパタパタと動かしお燐は2本の尾をピンと伸ばす。だがすぐに2人の表情は暗くなりお空の翼も動かなくなりお燐の尻尾は小刻みに動く。

 

お空「理久兎様‥‥さとり様はずっとあんな感じなの

   かな?もう前みたいに普通に歩けない?」

 

お燐「実際の所で‥‥どうなんですか?」

 

さとりの事を案じていてくれるなんて亜狛と耶狛は良い娘達を持ったな。

 

理 「安心しろ妖力を吸われた直後で無理してあん

   な感じになってるだけだからすぐ良くなるよ

   だから心配するな♪それに妹だとかを残して

   くたばるような女じゃないよ第一に俺を動か

   した女なんだからな」

 

と、言うと2人は胸を撫で下ろす。それに続き自分は口を開き、

 

理 「ごめんな亜狛や耶狛みたいに気のきいたこと

   を言えなくて頼りない主人だよな」

 

お燐「そんなことないですよ!」

 

お空「うん理久兎様は頼りになるよ!」

 

理 「そう言ってくれると少しは楽になるよ‥‥」

 

ニコリと微笑み2人の頭をなで、

 

理 「さて俺は俺の仕事をしますか残りの仕事を頼

   むな」

 

お燐「はい!」

 

お空「うん!」

 

そうして自分達は自分達がやれる事をするのだった。




怠惰「ではでは今回はここまで」

千 「うむ所で怠惰よこれを選ぶなら誰が良いん
   じゃ?」

怠惰「えっあぁ‥‥最初ねぇ‥‥誰でも良いんじゃな
   い?コンセプトは嫁キャラとプレイっての
   がコンセプトだしね」

千 「そうじゃのう‥‥リアルのお主は誰を選んだ
   のかのぉ?」

怠惰「リアルの俺?リアルの怠惰さんは‥‥確か神
   綺を選んだよね」

千 「何故にまた?」

怠惰「いや~何か感じることがあったんじゃない
   かな?」

千 「何じゃ感じることとは‥‥」

怠惰「さぁ?あっでも人形演舞で使いたいキャラ
   がいないって時はとりあえず神綺を選べっ
   てのはあるよね」

千 「そんなに強いのか‥‥」

怠惰「うん純粋に強い夢の欠片だと弱点が増えて
   弱体化したにはしたけどそれでも強い」

千 「ほう‥‥良し決まったワシは天子を選ぼうか
   のぉね

怠惰「結局、天子ちゃんなのね‥‥」

千 「馴染みは深いからのぉ」

怠惰「良いんじゃない好きなのを選べばさ」

千 「うむ‥‥さてそれではそろそろ終わろうかの」

怠惰「あいあいそれでは今回はここまで」

千 「また次回もよろしくの」

怠惰「それでは読者様」

千 「またの!」

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