色々な事が起こった翌日、もう少しでお昼時の時間では、
理 「さとり無理しなくても良いんだぞ?」
さと「大丈夫ですよ私もやらなければならない事も
多いためおちおち寝てられませんよ」
理 「そうか‥‥」
昨日ぐっすりと眠り療養したためかさとりは体も動かせれるようになったみたいだ。本当ならもう1日は寝ていても良いんだがな。
さと「そっそれに介助生活はもう嫌なので」
理 「気持ちは分かるがただ頼むから無理だけはし
ないでくれよ」
さと「ふふっ大丈夫ですって理久兎さんは心配性で
すね」
心配性いぜんにチョロいくせして変な所で頑固だから言っているんだよ。
理 「やれやれ‥‥」
何て言っている自分達は何をしているのかというとそろそろ約束の時間のためロビーで美寿々を待っているのだ。すると扉が開き、
美 「おっす理久兎、約束とおり来たよ」
と、美寿々が入ってくる。自分とさとりは会話を止め、
理 「うっすわざわざありがとうな」
美 「気にすんな仕事だからな♪」
さと「美寿々さん今回はよろしくお願いします」
美 「あぁ任せなよそれよりも‥‥」
美寿々は何かを言いかけるが、さとりは即座に心を読んだのか、
さと「えぇ具合は問題ありませんよ昨日はしっかり
と眠りましたので」
美 「そうか無茶‥‥」
さと「はしませんよ‥‥心遣いを感謝しますそれより
理久兎さんあまり周りに言わないでもらえま
すかね?」
ジト目でこちらを見てくる。これには目をそらし苦笑いを浮かべることしか出来ない。
理 「いやついね‥‥」
さと「まぁ構いませんけどね‥‥おっと失礼しました
美寿々さん理久兎さんから粗方の事は聞いて
おります見積もりですよね?」
美 「あぁどこまで被害があるのかそしてそれを直
す材料費やらの計算しなきゃならないからね
何処が壊れてるか見せてもらえるかい?」
理 「あいよ着いてきな」
そうして自分達は美寿々に地霊殿の被害状況を見せる。そうして数時間後、
理 「とりあえずこんなもんだな」
美 「ふむふむ‥‥窓ガラス20枚の損傷に新たに貼
る壁紙の面積合計そして他の備品やちょっと
した所の修理を全て含めてこの額だな他に何
かしらの注文はあるかい?」
理 「だったら庭にレンガの道を敷きたいんだがそ
れもやってくれるか?」
美 「あいよレンガの道ねならまずは庭を見せてく
れるかい?」
理 「あぁもちろんだ」
庭へと出ると美寿々はキョトンした顔をすると、
美 「話では聞いてはいたし窓からも覗いて見ては
いたかまさかここまで植物が枯れるとは」
理 「アハハ‥‥まぁ仕方なかったよ」
さと「本当にすいません‥‥」
理 「そんな謝んなくても良いよわざとじゃないん
だしな」
正直な話で俺に謝られても困るんだよな。そこはしっかりと黒に謝ってほしい。
理 「まぁ宛はあるからな」
美 「ほう宛ねぇどうなるか楽しみにさせて貰おう
かねぇ」
理 「まぁ見ておきなよ」
美 「ハハハあぁ♪さてどういう感じでレンガの道
を敷くんだい?」
理 「そうだね‥‥」
とりあえずおおまかに敷く所を教えると美寿々は設計図を書くと、
美 「うんこんなもんだね」
理 「良い感じじゃん」
美 「お誉めの言葉をありがとうな‥‥そんで注文は
これで全部かい?」
と、他に注文がないかを聞いてくる。とりあえずは注文はそれぐらいだな。
理 「あぁ」
さと「そうですね」
美 「あいよちょっと待ってな」
そう言い見てササッと計算しすると見積書を見せてくれる。その額はある程度は予測できていた額だったが、
理 「ある程度は予測範囲内の額だが少し安すぎや
しないか?」
さと「そうですね」
額は予測の額より少し安かったのだ。そのため聞くと美寿々は笑いながら、
美 「まぁ昨日だとか世話になったからな少しだけ
だが色をつけておいたよ」
理 「そんなんで本当に良いのかよ‥‥」
美 「ハハハ気にしない気にしない‥‥だが金だけは
先に払って欲しいんだレンガだとか張り替え
の窓だとかの材料を発注するのにも金がかか
るからねぇ」
理 「それならお安いご用だよ」
断罪神書から見積書で要求された金額を取り出し美寿々に渡す。
理 「念のために数えてみてくれ」
美 「あいよ‥‥ひ~ふ~み~」
渡した金を美寿々は丁寧に数えていく。そして数え終えると笑顔で、
美 「確かに受け取ったよ」
理 「あっそういえば工事は何時からするんだ?」
肝心な工事は何時するのかを聞き忘れたため聞くと美寿々は顎に手を添えて、
美 「そうさねぇ窓ガラスだとかレンガの発注だと
かもあるから3日後になるかねぇ」
理 「3日後ね了解した」
さと「美寿々さんよろしくお願いします」
と、さとりはペコリと頭を下げると美寿々はニカッと笑い、
美 「あぁ任せておきなよ♪そんじゃ私は行くよこ
の後は皆で飲む約束があるからね」
理 「あいよそんじゃ3日後よろしくな」
美 「おう♪」
そう言い美寿々は扉を潜り出ていった。
さと「とりあえずはこれで何とかなりそうですね」
理 「あぁ後はこの庭だな」
さと「そういえば考えがあると言っていましたが何
をするんですか?」
考えが何かって。昔の古い友人に助力してもらいに行くだけさ。
理 「ちょっと友人に頼ろうかとね‥‥すまないけど
俺は今から地上に行くよ」
さと「えっ構いませんけど何時、帰りますか?」
理 「出来る限りですぐに帰るよ遅くなっても夕方
くらいには帰るさ」
さと「分かりました気を付けてくださいね」
理 「大丈夫だって♪そんじゃ行ってくるな」
そうして自分も昔の友人に会いに地上へと向かうのだった。
怠惰「ではでは今回はここまで」
千 「もうワシはお主のダメな所にはツッコミは
せぬからな?」
怠惰「いやはや本当にすんませんね」
千 「まったく‥‥しかしこうして思うのじゃが聞
いても良いか?」
怠惰「なにかな?」
千 「さとりは実際の所で強いか弱いかといわれ
たらどうなんじゃ?」
怠惰「あぁ~なるほど‥‥ならそこの所を怠惰さん
の考察で答えようかね‥‥皆大好きなさとり
ちゃんだけどそこまで病弱ではないよただ
戦闘については不得意って感じかな」
千 「不得意ってそうでもない気が‥‥」
怠惰「さとり妖怪の十八番の能力である読心術が
あるからこそさとりちゃんは恐れられてい
るってのが事実なんだよ戦闘になれば相手
の心を読み取って相手のトラウマだとかを
利用した精神攻撃だとかを得意としている
けどそれを除いた戦闘能力は低いんだよね
これがまた」
千 「何故に低いと言いきれるのじゃ?」
怠惰「理由としては漫画の茨華仙で魔理沙のイメ
トレとして、さとりが出てくるけどそこで
瞬殺されてピヨっていたってのが理由にな
るのかな」
千 「なるほどのぉ」
怠惰「まぁそりゃ普通のごくごく一般の人間が戦
おうものなら瞬殺されるのがオチだけれど
霊夢だとか魔理沙みたいな人間になってく
るとそっちの方が分があるよね」
千 「あやつ達は手練れておるからのぉ」
怠惰「そうなんだけどね‥‥っともうこんな時間か
それと次回からは狐組を投稿します」
千 「2、3ヶ月はサボっておるじゃろ」
怠惰「そうなんだよねだからそろそろと思ってね
なのでよろしくお願いしますそれでは今回
はここまで」
千 「うむまた次回もよろしくの」
怠惰「それでは読者様」
千 「さらばじゃ!」