地霊殿を出た理久兎は現在、地上と地底を繋ぐ地下洞窟を飛行していた。
理 「亜狛がいないとやっぱし不便だなぁ」
亜狛がいればもう少し楽だったんだがなぁと思いながらも進んでいく。正直な話で買い物があるとかなら別に良いんだが、ただ直行するのは面倒で嫌になる。
理 「はぁ‥‥」
ため息を吐きながらも進んでいると目の前に光が差し込む。どうやらもう外へと出れるみたいだな。
理 「そういえばヤマメとキスメに会ってないな」
だいたいこの通路にいるんだがな。あっそういえばさっき美寿々が飲む約束とか言ってたから飲んでいるのかな。待てよそれって2日連続で飲んでるってことか。
理 「彼奴達は2日連ちゃんの飲み会でよくもまぁ
飽きないものだなぁ」
何て吐露しながら外へと出る。外は昼時となっており太陽の日差しが眩しく地底の灼熱地獄には及ばないが暑いな。そうか季節的にはもう夏なのか。
理 「こうして考えると季節の移り変わりそして
時間の流れも速いもんだな‥‥」
時間の流れか‥‥気づいたら蓮や霊夢に魔理沙とかもシワだらけの爺さんや婆さんになるのかな。そう考えると時間の流れとは非常に残酷だよな。
理 「おっといけねぇ‥‥こんな事を考えるとは俺も
もうろくしたものだな‥‥」
友人であるのは変わりないが俺は腐っても理神であり世界の秩序を保つ役割がある。故にそこは仕方のない事だと割りきらなければな。
理 「さてとやることをやらないと‥‥」
何て呟いていると何か気配を感じる。気配のする方向を向いた瞬間、何か小さな物がこちらへ飛んでくる。
理 「っ!」
すぐさま回避すると何かは地面に当たり小さな焦げ跡を作る。見た感じからしてこれは弾丸だ。
理 「何者だ!」
と、叫ぶと空から6人近くのスーツを着た黒ずくめが現れる。
理 「‥‥‥‥俺に何の用だ?」
黒ス「敵は消音されている銃による銃弾を回避その
実力は未知数‥‥各自警戒し目撃者をやれ」
と、1人の黒ずくめの指示で残りの5人は外の世界の近代兵器であるアサルトライフルを構える。何者かは分からないが俺に敵対したってのは容易に分かった。
理 「俺はこれでも優しい方だ故に一度だけ警告を
するぞ即刻にこの場から去れでなければこの
場は真っ赤に染まることになるぞ?」
念のために言うと黒ずくめ達は引き金を引き一斉に発泡してくる。
理 「やれやれ‥‥まったくなぁ!!」
翼を展開し自分を包み込み銃弾の嵐から身を守る。だが受けてみて感じたことがある。
理 「っ!これは魔力か成る程どうやらあの連中は
ただ単に銃をぶっぱなす連中ではないって事
だな」
近代兵器に頼る弱い人間だとかなら加減しようと思ったがただ者ではないのはよく分かった。そうなれば加減なくやるか。拳を構え、
理 「ふんっ!!」
思いっきり地面を殴り辺りの地面を割ると割れた地面は大地の剣となって黒ずくめへと向かっていくが黒ずくめ達は見事なフットワークで回避する。どうやら身のこなしも普通ではなさそうだな。
理 「ふぅ‥‥仙術十八式瞬雷」
超加速による跳躍と高速移動一気に移動し黒ずくめの1人の背後へと回り込み、
理 「くらっとけ‥‥」
脊髄を目掛けて霊力を込めた蹴りで思いっきり蹴り飛ばす。
黒ス「っ!!?」
蹴りが炸裂し黒スーツを地面へと叩きつける。そして龍翼を翻し近くの木へと飛び足をかけ、
理 「瞬雷」
再び跳躍からの高速移動で次なる黒ずくめへと狙いを定め、
理 「そらよっ」
黒ス「くっ!!?」
また1人、地面へと叩きつけるのだが、
黒ス「対象目掛け機銃掃射!」
その瞬間を狙って黒スーツの2人はマシンガンを残りの2人はどこからともなくガトリング砲を取り出し自分へと銃を向け乱射してくる。
理 「仙術十三式空壁!」
球体状に自分を包み込むように空壁を張り巡らせ放ってきた弾丸を押さえ込む。
理 「たく彼奴らどっからあんなもんを」
物理法則を無視しやがってと思いつつ待っていると発砲音が鳴り止む。
理 「爆!」
それを見計らい空壁を爆発させ押さえ込んだ弾丸を全て弾き飛ばす。
黒ス「ライオネットシールド!」
黒ス「ぐぁぁ!!」
黒ス「おっおのれ!!」
黒ずくめはすぐさまライオネットシールドを取り出し弾き飛ばした弾丸を防ぐがその内の2人は反応が遅れ弾丸が体を貫いていく。空壁が消え地面へと降りると残り2人となっていた。
理 「そんで‥‥まだ俺と遊ぶか気かい?」
黒ス「っ!」
何て言っていると突然、カランコロンと変な音が聞こえてくる。足元を見るとそこには、
理 「なっ!?」
片手で持てるぐらいの大きさの筒が転がってきたのだ。これってまさか。
理 「っ!!」
すぐさま翼を展開し防御の姿勢を取った瞬間、筒から煙が発せられた。
理 「なっスモークグレネード!?」
ただのグレネードかと思いきやスモークグレネードだったとは。翼を消し何があってもいいように構えるながら気配をたどるのだが、
理 「気配がない‥‥」
先程までの魔力だとかが感じられない。どういう事だと思っていると煙が止みその答えが現れる。
理 「彼奴ら逃げやがったな」
先程までいた黒ずくめ達は消えていたのだ。しかも倒した4人もいなくなっている始末だ。
理 「ちっ喧嘩を吹っ掛けて逃げるとか質の悪い連
中だな」
本当にピンポンダッシュされた気分だ。だがそんな損をした訳ではないんだよな。何せ、
理 「彼奴ら逃げるのに必死で忘れ物してやがる」
それは彼奴らの使っていた近代兵器がそのまま落ちていたのだ。アサルトライフル4丁、ガトリング砲2丁、ライオネットシールド2つとアイテムを置き土産してくれている。
理 「迷惑料として貰っていくか」
それらを断罪神書へとしまうと時計を見て驚く。彼奴らのせいで予定よりもタイムロスしているのだ。
理 「はぁ‥‥まったく彼奴らのせいでタイムロスし
ているじゃねぇかったくよ‥‥喧嘩を売ってく
るんじゃねぇよ」
次もしも会ったら彼奴らの頭を粉砕してやる。
理 「時間も時間だしさっさと行くか」
そう呟きながら翼を再び展開させ目的地の場所へと向かうのだった。
怠惰「では今回はここま‥‥」
千 「怠惰このアホがぁぁぁ!!」
怠惰「えっちょアアアアアア!!!!?」
千 「このバカたれが!貴様よくもまぁ1年近くも
放置しよってワシに愛想つかしたのか!」
怠惰「あっあぁ‥‥しっ死ぬぅ‥‥」
千 「貴様は1回‥‥いや10回は死んでこんかい!
このアホが!」
怠惰「ゴンザレス!!?」
千 「ふぅ‥‥まったく2つは半年近くじゃろうが
1年近く放置しよってからに‥‥」
怠惰「ふぅ‥‥死んだ死んだ‥‥‥‥いきなり酷いなぁ
あぁ~頭蓋骨が陥没してるし背骨なんてね
酷いね客観的に見ると‥‥」
千 「‥‥‥‥ちっ‥‥やはり死なぬか」
怠惰「もう千ちゃん酷いなぁ‥‥悪かったよ~後で
仁王2一緒にやろう手伝ってあげるから」
千 「‥‥秘伝書」
怠惰「えっ?」
千 「利家の秘伝書に義経と頼光の秘伝書が全部
出るまでやってもらうからの!!」
怠惰「うわぁ面倒くさいやつ!?‥‥まぁ分かった
よやるよ‥‥たく」
千 「うむなら許す」
怠惰「はぁまったく‥‥おっと千ちゃん尺が」
千 「おっとそうじゃなそれでは今回はここまで
じゃ!」
怠惰「また投稿したらよろしくね」
千 「それでは読者様!」
怠惰「バイバイ♪」