紫ちゃんを救出してから翌日、
理 「昨日は散々なことがあってできなかった
修行するよ♪」
紫 「お願いします御師匠様!!」
理 「昨日言った滝行からやってみようか?」
紫 「はい!!」
そんなこんなで滝行することになった。
ドバーーー
理 「気持ちを落ち着けるんだ力をだすことに
集中してね………」
紫 ( ̄ー ̄)………
理 「フム…………」
紫を観察しながら今の状態を考察する、
理 (妖力は、まだ本当にこれっぽっちしかないか
でも紫ちゃんの努力次第で結構変わるからな…)
そう考察して10分後、
紫 「はぁはぁはぁ………」
理 「お疲れ様まだ慣れてないからきつ
かった?」
明らかに息を切らしている紫に大丈夫かと訪ねる。だが元気よく、
紫 「大丈夫です!」(`・ω・´)
と、言ってきた。とても頑張り屋だ。
理 「ははっ♪そうかなら次はイメージトレー
二ングをしようか?」
紫 「イメージトレーニング?」
理 「そう簡単に体で説明すると……」
理久兎は自身の妖力を使って黒の丸い玉を作った。
理 「こういう風にまず形を考えてみて♪」
紫 「分かりました!ムムム……」
だけど紫ちゃんがどんなに頑張っても玉にならない。
理 「イメージをするんだ丸い玉のイメージを
頭でしっかり思い浮かべるんだよ……」
紫 「ふぅ分かる。………ハッ!」
するとポンという音がする。すると紫の手には、
紫 「出来ましたよ!御師匠様!!」
理 「やればできるじゃないか」( v^-゜)♪
まだ自分に比べれば小さいし直ぐに消えてしまいそうな薄く黒い光だ。でも良く出来た。初めてにしては上出来だった。
紫 「ハ~~~~~」
だが慣れないことをしているためか紫は座り込んでしまった。
理 「クスクス♪お疲れ様お昼にしようか?」
紫 「そうですね♪」
理久兎と紫は森を散策することにし森へと入るのだった。
神様 少女 移動中………
そしてここ森の中では、
理 「猪ゲット!!」
紫 「相変わらず凄いですね………」
紫 「あっ御師匠様これは食べられますか?」
理 「それは木苺だね食べれるよ♪少し食べて
みたら?」
紫 「ではいただきます………」
そう言うと紫は木苺を1粒、口に入れた。
紫 「意外に酸っぱいけど美味しいです!」
理 「そうか」( =^ω^)
紫 「御師匠様このキノコは食べられ
ますか?」
今度はキノコを手に取って聞いてきた。だがそのキノコは、
理 「それは毒キノコのツキヨタケだね食べた
ら猛毒でコロッと死ぬよ?」
紫 「え!?」
紫は、それを聞き直ぐに捨てた。
紫 「危うく食べるところでした………」
理 「キノコは気を付けてね………」
紫 「はい………じゃあこれもですね………」
また茸を取る。だがそのキノコは、
理 「おっと!これは大丈夫だよ♪」
理久兎は、そう言って幾つかのキノコを手に取った。
紫 「え?でも毒キノコなんじゃ………」
理 「これはシイタケだよ色々な料理に使えるん
だよね♪」
紫 「御師匠様詳しいですね………」
理 「まっ色々と見てるからね♪」
因みにあまり言えないがぶっちゃけこのツキヨタケを昔に食っていちころで死んだ事がある。そのためキノコの見極めはその後、永琳の元で学び今のキノコの見分けが出来るようになったのだ。
理 「そろそろお昼御飯にしようか?」
紫 「はい!!」
そうして理久兎の調理が始まったのだった。
神様調理中
理 「悪いけどこの1品で勘弁ね」
理久兎が作った料理は牡丹キノコ鍋だ。具材は猪の肉 シイタケそして調味料として持ってきた醤油に味噌。最後に出汁の為に猪の骨も使った鍋だ。
2人「いただきます!!」
そうして2人は食事にありつく。
紫 「お肉がとろとろで美味しいです♪」
理 「そうか」( =^ω^)
紫の幸せそうな顔が見れてとても良かった。そんなこんなで昼飯を食べ終わる。
紫 「ご馳走さまでした!」
理 「お粗末さんね………さてお昼も済んだし
もうひと頑張りしますか?」
紫 「はい!!」
理 「とりあえずまずは基礎からだからもう一回
さっきのをやるよ♪」
紫 「わかりました!」
そうしてその後も修行が続き初日の修行は終わった。
理 「今日はここまでね♪」
紫 「ありがとうございました!」
もう秋というのもあり日は早く沈んでいた。そのためもう真っ暗だ。
紫 「もうすっかり夜ですね………」
理 「紫ちゃんあっちを向いてみてよ♪」
そう言いその方向に指を指す。そして紫がその方向を向くと、
紫 「綺麗~~!!」
と、言った。その綺麗と言った物は森の中が綺麗な緑の淡い光で溢れている幻想的な景色の事だ。
理 「あれはねツキヨタケだよ♪」
紫 「えっ!さっきの毒キノコの?」
理 「そっ!食用ではないけど観賞するなら
綺麗なキノコなんだよ♪」
紫 「そうなんですか……」
理 「帰ろっか?明日に響くしね……」
紫 「そうですね!!」
2人は、その光に当てられながら帰っていく2人が並んだ姿を見ると父と娘みたいだだけど2人は知らない明日2人が驚くことが起きることに。