日も陰り部屋を燈台が照らし外の縁側付近は灯籠が照らす。そんな中、理久兎はというと、
理 「ふぅ午後の仕事も終わったしのんびり♪
のんびり♪」
今現在、蕎麦屋で昼飯を済ませて今の家に帰還して残りの書類を片付けた終えた。その結果時間も夜の7時となった。そして亜狛と耶狛はというと、
耶狛「行くよお兄ちゃん!」
亜狛「来い!邪狛!」
今、亜狛と邪狛は貴族の間で流行りの遊びである「けまり」をプレイしている。そのルールは灯籠と灯籠の間に蹴鞠の玉がに入ったら負けと実にシンプルな遊びだ。
耶狛「いっけ~~!」《*≧∀≦》
バーーーン!!
耶狛はボールを蹴り亜狛へと蹴り飛ばした。
亜狛「そんなもの俺のパンチングで!」
耶狛「拡大!」
そう唱えるとボールの大きさが大きくなる。それも10mぐらいにだ。
亜 「ちょま!アァーー!!」( ̄□ ̄|||)
バーーーン!!
亜狛「グヘ……!?」
耶狛「やった~」(*≧∇≦)ノ!
突然の事だったのか亜狛も対応できずしかもパンチングでも押さえきれないほどに大きくなりしまいには邪狛の蹴りの1発も強かったため亜狛はパンチングをすることはおろか何もできず吹っ飛び蹴鞠がゴールインした。
理 (絶対蹴鞠じゃないよなこれ……?)
自分は密かにそう思っていたなお実際の蹴鞠とはまったく違っていてこれはもはやサッカーのPKだ。
亜狛「痛ててて……邪狛!それは反則だろ!」
耶狛「勝てばよいのだよお兄ちゃん!」
耶狛は亜狛にドヤ顔をすると亜狛は悔しそうにして、
亜狛「くっ!ならもう1回だ!」
耶狛「望む所だよ!近所の子供達と遊んで鍛えた
蹴りをもう一度見せてあげるお兄ちゃん!」
2人はどうやらもう1回戦やるみたいだ。
理 「そうだ酒のつまみを作るか……」
この2人の蹴鞠?勝負を酒とつまみを食べながら観戦しようと考えつまみを作ることにした。そして数分後には、
理 「うんこれでいいかな♪」
今日の晩御飯兼酒のつまみはアユの塩焼き、焼とうもろこしだ。
理 「さ~て試合を観戦するかな♪」
そう思2人の所に戻ると、
耶狛「ずるい!さっきから蹴っても蹴っても
裂け目を作って別の場所に移動させる
何てずるいよ!!」
亜 「ハハハ!勝てば良いのだろ?」
今度は亜狛が耶狛に向かってドヤ顔ならぬゲス顔をした。
耶 「ぐぬぬ!!」(≧口≦)ノ
なおどうやらまだPK戦で決着がつかないようだ。
理 「さ~てどっちが勝つかな♪」
そんなことを考えながら座ると突然、自分の右隣にスキマが開きそこから久々に紫が出てきた。
紫 「御師匠様少しよろしいですか?」
理 「お!紫ちゃん久々だね!!何年ぶり?」
紫 「2週間前に来ましたわよね私?」
冷静なツッコミをされる。これにはもう苦笑いしか出来ない。
理 「ハハハハ……冗談だよ後…立ってるのもなん
だから座りなよ♪」
紫 「それでは失礼しますわ……」
そう言って紫は座ルと自分は持ってきたおちょこを紫に差し出す。
理 「どうだ1杯飲むか?」
紫 「ではいただきます御師匠樣♪」
そう言って紫はおちょこを受け取とると酒を注ぐ。
理 「ここに来たって事は報告か?」
紫 「えぇそうですね……」
理 「内容は?」
紫 「いくつかありますが1つは計画が順調に
進んでいるわ御師匠様♪」
紫は嬉しそうに報告をする。自分もそれを見て聞き嬉しくなる。
理 「そいつは重畳だね♪」
紫 「えぇですが次に話すことが少々厄介な
内容でして……」
理 「どんな内容だ?」
紫 「どうやら御師匠様達の名を語っている
偽物が現れたのみたいなのよ………」
理 「へぇ~……は?偽物だと?」
紫の言っている偽物の意味がまったくもって分からなかった。何故に自分の偽物が現れるのやら。
紫 「えぇ…‥その妖怪は自分のことを百鬼夜行
の主、深常理久兎と嘘を語っているそう
なのよ」
理 「ふ~ん……紫ちゃんそいつは何かした?」
紫 「3日前に人間の村を壊滅させたわ」
どうやら自分の海賊版は好き勝手に暴れているようだ。
理 「そうか…哀れだな……」
紫 「そしてその偽物が悪事を働いているせいで
今現在において朝廷からの評価は人間達の
害悪とまで認識されている筈よ御師匠様?」
理 「とんだとばっちりだろそれ!!」
要注意危険妖怪として認知されているのは知ってはいるがまさか害悪とまで言われるとは思ってもみなかった。本当にとばっちは勘弁して欲しいものだ。
紫 「えぇしかもつい先程に朝廷の帝が御師匠樣
を討伐するように安倍晴明に指令を送って
いましたわ……」…
理 「おいおい…てことはその妖怪達がいる事で
俺達の夢への障害に繋がるのか?」
紫 「恐らくこのまま野放しにすれば……」
理 「困るな…所でさっき御師匠様達といった
がそれはどういう意味だ?」
先程に紫が言った達という言葉に引っ掛かった。自分1人ならそれは言わない筈だ。それすなわち、
紫 「言葉のとおり風雅さんや美須々様の名も
語っているそうよ……?」
理 「命知らずの奴もいたんだな………風雅達何か
はプライドが特に高い種族だろ?それに美
須々も嘘つきは殴る!の性格だからな……」
紫 「本当よね……私もビックリしているわ」
理 「この事は美須々や風雅それにゲンガイ
達には伝えたのか?」
紫 「いえ、これから伝えにいくところよ」
これは一騒動が起きそうだと予測する。とりあえずは伝えることが先なため、
理 「そうかならとりあえず美須々達の意見も
聞きたい…‥話すこと話したら明日の晩に
俺のもとに3人を連れてきてくれ紫……」
紫 「かしこまりました御師匠様♪」
そう言っているとピクリと自身の右脳が反応する。
理 (結界に反応あり……人間か……)
紫 「どうかしましたか御師匠様?」
理 「どうやら人間の客人みたいだな」
それを聞くと紫は驚く。
紫 「あら!なら私はこれで!」
理 「悪いなとりあえず頼んだよ♪」
紫 「わかりました♪」
そう言いながら紫はスキマを作ってその中に入ると同時にそのスキマも消え失せた。因にだが神隠しの主犯として自分同様に指名手配妖怪として知られているのは内緒だ。
理 「お~い亜狛!耶狛!」
亜狛「は~は~何…ですか…マスター…」
耶狛「は~は~どうか…したの……マスター」
どうやら2人は紫と話している間も必死に勝負を繰り返していたようだったのか疲れてヘトヘトになっていた。
理 「人間の客人だ耳と尻尾を隠せ」
亜狛「了解……しました……マスター」
耶狛「了解…なの……」
そう言うと、2人は指輪を着けて体のパーツを隠した。
理 「さてとそろそろかな?」
? 「すみませんここは理桜さんのお宅ですか?」
その声と共に見たことのある1人の少女が現れるのだった。