三日月の光が照らす午前0時。人はもう眠りに落ち静かなこの夜に、
理 「準備は出来た?」
亜狛「もちろんですマスター」
耶狛「大丈夫だ問題ない……」(・∀・)
亜狛「その台詞は問題しかないだろ耶狛……」
亜狛の言う通り問題しか感じない。だがそんなのは気にしてはいけない。
理 「なら行くぞ亜狛!耶狛!妖怪の山まで
繋げろ!」
亜狛「了解!マスター!!」
耶狛「イエスマスター!」
そう言って2人は力を合わせて裂け目を作り出す。
亜狛「座標地点問題なし!」
耶狛「こっちも問題ないよ♪」
理 「なら行くよ2人共!!」
亜狛「了解!!」
耶狛「イエッサー!」
そう言うと3人は裂け目に飛び込むのだった。そして場所は変わって妖怪の山天狗の大広場に移る。
紫 「皆さんは準備は大丈夫かしら?」
美 「私ら鬼は大丈夫だ」
萃香「私も大丈夫♪」
勇儀「さ~て美須々様達に悪評をもたらした嘘
つき野郎共をぶん殴らねぇとな!!」
華扇「偽物達に慈悲はないですね……」
鬼達はもう殺る気満々だ。
風雅「我ら天狗も問題ないそして紫殿ここに
残る天狗達も編成しておいた」
紫 「ありがとう天魔♪」
風雅「礼には及ばない……」
理久兎に言われた山に残るメンバーも編成し終えたと伝えると、
ゲン「俺ら河童も準備はできました後それから
天魔様これを……」
ゲンガイはそう言うと風雅にあるものを渡した。
風雅「ついにできたのか!」
ゲン「えぇなんとか今日中に出来ました♪」
美 「それなんだ天魔?」
風雅「これは西洋の方で見られた銃と言う物
ですよ美須々様」
ゲンガイが風雅に渡したのは銃またを火縄銃(改造版)だ。今から五年前に理久兎が土産で持ってきた物の1つそれは火縄銃の設計図だ。偶然に理久兎はある鍛冶屋でその設計図を見つけ興味が出たので金塊2個と交換してもらいそれを風雅が土産選びで見つけて風雅は興味を示し理久兎からそれを土産として貰ったのだ。だが設計図だけでは意味がないので河童達(主にゲンガイ)に頼んで作ってもらった。しかも従来の火縄銃とは違いゲンガイが独自に改造を施されたので現代で言うマスケット銃のようになっている。
ゲン「後、天魔様その銃の弾なのですが……」
風雅「弾がどうした?」
ゲン「その銃の弾は天魔様自身の妖力を使って
弾を自動で生成しますので妖力切れには
気を付けてください……」
風雅「成る程何から何までありがとうな」
ゲン「いえいえ♪最後にそれはまだ試作品なので
扱いにはご注意してくださいね……?」
風雅「分かった……」
美 「私はそんな火器より殴る方が好きだね」
風雅「まぁ妖怪もそれぞれですからね」
美須々や風雅、ゲンガイがそんなことを話していて数分の時が経つ。すると紫は何かに気がついたのか、
紫 「あらふふっ♪どうやら来たみたいよ?」
紫の言葉と共に裂け目が現れるそしてその裂け目から3人の男女が現れる。
理 「着いたか……」
亜狛「えぇマスター」
耶狛「到着~!」
そう理久兎達が妖怪の山に到着したのだ。
紫 「はるばる御苦労様です御師匠様♪」
理 「おう♪所で準備できた?」
紫 「えぇ♪ご覧のとうり♪」
紫に言われて周りを見渡すと無数の妖怪達がいた。そして理久兎の視線に気づいたのか妖怪達は、
妖怪 「おぉ~~~!!」
妖怪 「総大将!!!」
全員ヤル気満々に大声をあげた。どうやら皆準備できているようだ。
理 「にしてもすごい熱気だな…」
紫 「えぇ♪」
紫と話していると亜狛が提案をしてきた。
亜 「マスターここは1つ励みの言葉を
言ってみてはどうでしょう?」
耶 「お兄ちゃん良い考え♪」
その提案に賛成するように耶狛も言ってくる。
理 「俺がか?…分かった…だがこう言うのは
あんまり柄じゃないんだけどな……」
そう呟きながら自分は皆の前に立つ。そして全員は息を飲むと、
理 「ふぅ~皆よ良く集まってくれた!皆は知って
いるかと思うが俺らの偽者共を今宵狩る!!
奴等に慈悲は要らない!全員粛清してやれ!」
全員「おぉ~~~!!!」
と、張り切って声を出すのだが、
理 「最後に言い忘れたけど……」
全員「なんだ?なんだ?」
少しgdgdになったが理久兎の最後の励みの言葉を唱えた。
理 「やるなら派手にやれ!!」
妖怪「そうこなくっちゃな!」
妖怪「やってやるぜ!!」
理 「以上で話は終わりだ」
そう言い理久兎は下がった。すると紫が笑顔で楽しそうに、
紫 「お疲れ様です御師匠様♪」
と、楽しそうにいってきた。
理 「ありがとうこんな感じで良いかな?」
自分が上手く出来たのか紫達に評価を求めると、
耶狛「良い感じだよ♪」
亜狛「えぇ良いと思います」
理 「なら良かった……紫、皆の指揮は頼むよ」
紫狛「えぇもちろんです♪」
そして今度は紫が妖怪達の前に立つ。
紫 「では皆さん今からスキマを開きますわ♪」
パチン!
紫が指パッチンをすると境界を操って大きなスキマが展開される。
紫 「準備が出来た者から入って頂戴♪」
美 「おめぇら行くぞ!!」
全員「おぉ~~~」
萃香「よっしゃ~~!!」
勇儀「行くぞ華扇!!」
華扇「あっ!ちょまって勇儀!」
美須々の、掛け声と共に妖怪達(特に鬼達)がどんどんスキマに入ていく。
狼牙「天魔様どうかお気を付けて……」
風雅「少しの間、お前達にここを預ける頼むぞ」
文 「任せてください!」
はた「敵が来ても死守しますよ」
風雅「頼もしいな♪では我も行く……」
そう言うと風雅は警備の班の者達に背中を向けてスキマの方に向かって歩いていった。警備班を除いて理久兎と亜狛、邪狛そして紫が今残っている状態だ。
理 「亜狛、耶狛…俺達もスキマから行くよ」
亜狛「了解しました!」
耶狛「分かったよマスター♪」
理 「紫、行こうか♪」
紫 「はい!御師匠様♪」
そう言って理久兎と紫もスキマに入ると同時にスキマは閉じられたのだった。そしてこれは理久兎達が妖怪の山に着く暫く前に戻る。
晴明「やっとついた……ありがとう朱雀戻って♪」
朱雀門「キュルル」
晴明がそう言うと朱雀は式神札に戻る……
晴明「さてと理久兎にこれまでの行い全てに責
任をとらせないと!待ってなさいよ!」
そう言って晴明は理久兎が住まうと言われる廃村に向かうのであった。