理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第90話 晴明の怒り

夜の11時頃。もうじき1日が終わろうとしようとする時間。

 

晴明「この村ね……」

 

晴明は理久兎が今現在ここに住んでいると言われる廃村にたどり着いていた。

 

晴明「うわぁ妖怪共がうじゃうじゃいる……」

 

そう晴明から見ても分かるとうり妖怪達は無数にいるのは容易に分かる。

 

晴明「う~んでも問題は理久兎がどこにいるか……

   なのよね……」

 

あくまで目的はこの妖怪達の親玉である。理久兎とその幹部格である鬼子母神そして天魔の討伐だ。こいつらを倒せれば他の妖怪達も自然に解体させれていくのと残ってまだ抗おうとする妖怪の残党はすぐに片付けられるとも考えていた。

 

晴明「ん?あれは……」

 

晴明が覗きこむとそこには妖怪達が頭をたれているその中心には男の妖怪と鬼と天狗らしき妖怪もいた……

 

晴明「あいつね……」

 

そうその妖怪達こそ理久兎達(偽物)だ。

 

晴明「あいつらあそこの山に入って行ってる

   わね」

 

その理久兎達(偽物)はその村の北側にある洞穴の中に入っていった…そしてそいつらが洞穴に入ると妖怪達も頭をあげた。

 

晴 「バレずにいくかなくちゃ」

 

そう言って晴明は現代でいう伝説の傭兵のようなスニーキングを開始した。

 

晴明(とりあえず聞き耳をたてるか)

 

そう思い晴明は聞き耳をたてたすると、

 

妖怪「いや~本当にあの御方の所につけれる何

   てね」

 

妖怪「本当だな♪人間達を襲いまくって金やら

   人間の女やら何でも手にはいるし人間が

   うざいと思ったら理久兎様に言えばすぐ

   に殺す許可をくれるしな♪」

 

妖怪「最高だなここは♪」

 

妖怪「あぁこの拠点手にいれるにいたっては逆らう

   男達は殺してさ女共は遊ぶだけ遊んで殺して

   楽しく人肉タイムも味わえる最高だよ♪」

 

そんな会話をしているようだ。

 

晴明(彼奴ら…これも理久兎のせいだ!)

 

晴明は心から理久兎に怒りを覚えたしかも唇から血が垂れているそれほどまでの憎悪を抱いたのだ。

 

晴明(今は耐えるんだ理久兎を滅するまでは!)

 

そう心に刻み晴明はスニーキングを再開し理久兎が向かった洞穴に向かう。そして見つかりそうなると隠れまた隠れを繰り返すこと数時間後、

 

晴明「なんとかたどり着いた…」

 

晴明は何とか理久兎が向かった洞穴にたどり着いた。妖怪が多すぎるのは問題だと感じた。

 

晴明「入るか……」

 

そして晴明はその洞穴に入っていく。そんな時だった。

 

ドゥーーー!!

 

と、何処かで爆発したかのような音が響いた。

 

晴明(暗いな……ん?今何か外で音が聞こえた

   ような…いや今はこっちに集中しよう)

 

何か聞こえたが晴明は先に進んでいくそして洞穴の最新部に辿り着く。

 

晴 「ここは……」

 

その際深部は美須々達の住処の洞窟よりちょっと広く見ると大広間になっている。そして辺りを見渡すと鉄格子も見えた。その中には子供達や女性が何人か収容されているしかも遠目で見てもわかるのがかなり衰弱している。

 

晴明「酷い……ここまで酷いなんて……」

 

そして晴明はある大広間にいる妖怪に気がつく。

 

晴明(あれは理久兎だ!)

 

そうこの妖怪達のグループボス理久兎(偽物)がそこにいたのだ。

 

晴明「この村の人達そして理久兎達が襲った

   村人の無念を私がはらす!」

 

そう言って晴明は怒りに身をまかせて物陰から飛び出した。

 

晴明「そこまでだ深常理久兎!!」

 

理偽「あぁ!なんだてめぇは!!」

 

大きな巨体を持つ理久兎の海賊版が此方を振り向く。その姿は週明けそのものだ。

 

晴明「私は陰陽師の安倍晴明お前を  

   滅するものだ!」

 

理偽「ほぅ~俺を滅するか…クククハハハ!」

 

晴 「何が可笑しい!!」

 

理偽「ハハハてめぇみたいなクソガキが陰陽師

   とは世も末だな!」

 

ちなみに晴明の年齢は十六歳だ。前にお酒を飲んでいたと思うがお酒は二十歳からだ。

 

晴明「貴様!!」

 

シュン!シュン!シュン!

 

そう言って晴明は御札を飛ばすが、

 

理偽「おうらよ!」

 

ブーーン!!パシ!パシ!パシ!

 

理久兎偽は近くにあるこん棒を手に持ち凪ぎ払って御札を弾き飛ばす。

 

理偽「なんだ?今のは攻撃か?かとんぼと

   変わらんぞ?」

 

晴明「くっ!ならこれなら!」

 

そう言って晴明は式神の札を手にする。

 

晴 「行け白虎!!」

 

そう唱えるとその札から式神白虎が現れる……

 

白虎「グゥワ~~~!!」

 

理偽「こいつ!式神が使えるのか!」

 

晴明「行って!!」

 

白虎「ガーーーー!!」

 

晴明がそう言うと白虎は理久兎偽に襲いかかる。

 

理偽「あの小娘が!!」

 

ガーーン!!ギ!ギ!ギ!

 

白虎の爪と理久兎(偽)のこん棒とでつばぜり合いになる。

 

晴明「そのまま押し潰せ!」

 

白 「ガウ!!」

 

理偽「この野郎!!」

 

このまま白虎が押し潰せば勝てそうだ。だがそこまでは上手くいったのだ。そうそこまではだ。

 

ガシ!チャキ……

 

晴明「な!!」Σ(*゚д゚ノ)ノ

 

一瞬で天狗の妖怪。恐らく天魔だろう。そいつに晴明は組み付かれそして天魔(偽)の短刀を晴明の首もとに当てられてしまうそう自分が人質になってしまったのだ。

 

天偽「おいそこの虎!」

 

白虎「ガっ!!?」

 

白虎も突然のことでビックリしている。

 

天偽「すぐに大将から離れろ!」

 

白虎「がルルルル!!」

 

天偽「動いてもいいがお前の主人は死ぬぞ?」

 

チャキ……

 

晴 「言うことを聞いてはダメ白虎!」

 

天偽「うるせぇ!」

 

ズッ!!

 

晴 「ぐ!!」

 

天魔(偽)は晴明の首もとの刀を更に押し付けるそこから血が垂れる……

 

天偽「言うことを聞けよ虎……?」

 

白虎「グルルル!!」

 

さすがの白虎も主人の命には代えられないのか理久兎偽から手を離す、すると……

 

鬼偽「とっとと退けよ屑が!!」

 

ガン!!

 

白虎「グゥ!!!」

 

鬼子母神(偽)が突然現れ白虎は顔を殴られる。しかも周りを見渡すと洞窟内いる妖怪達が集まっていた。

 

鬼偽「チッ!!おい野郎共!大将に牙を向けた

   このクソ虎をやっちまえ!!」

 

妖怪「やっちまうぞ!」

 

妖怪「この野郎大将に牙を向けやがって!」

 

ダン!ダン!ダン!ガンっ!ドンッ!

 

白虎は妖怪達に殴られそして蹴られて集団リンチを受けてしまう。

 

晴 「やめて!白虎を傷つけないで!!」

 

晴明は必死に訴えるが、

 

理偽「うるせぇんだよメスたガキが!!」

 

ダン!!

 

晴 「グフうっ!!」

 

晴明は理久兎(偽)の拳を腹に受け晴明は口嘔吐しそうなるが何とか耐える。

 

理偽「良い反応だなら今度は屈辱も味わおうか?」

 

そう言って理久兎(偽者)は晴明の着ている服を掴み、

 

ビリ!!

 

無惨に力ずくで破り捨てた。

 

晴明「なっ!!ヤダ!見ないで!」

 

破ります捨てられた晴明の肌はとても幼くて白い綺麗な肌だ。

 

理偽「ほほぅ良い肌だ♪だが乳はねぇな?」

 

晴明「貴様!!絶対に殺してやる!」

 

悔しくて恥ずかしく格好になるがこの理久兎(偽)は殺してやりたいと強く願った。

 

理偽「その状態でか?おい天魔そいつ連れて

   こっちに来い!」

 

天偽「どうするのだ?」

 

理偽「そいつを可愛がるからよ♪」

 

天偽「了解した……ほらさっさと歩け!」

 

そう言うと天魔(偽)は晴明を連れていく。

 

晴明(畜生!畜生!)

 

晴明の敗因は怒りに身を任せすぎた結果自身の周りを見ることも出来なかったそれが敗因だ。

 

白虎「ガ……」

 

晴明(白虎……ごめんね私が不甲斐ないばかりに

  ごめんね……)

 

晴明は絶望した自分の弱さに、

 

妖怪「さ~てこれでしまいだ!!」

 

妖怪がこん棒を白虎に降り下ろす。

 

晴明「っ!やめて~~!」

 

晴明は悲痛の叫びをあげるすると白虎に止めをさそうとした妖怪にあることが起きた。

 

バーーン!!!

 

と、音が鳴り響く。すると、

 

妖怪「あが!!」

 

バタン!

 

突然のことだった白虎に止めを刺そうとした妖怪が何かに頭をぶち抜かれたのか頭に穴が空きそこから血渋きがとびだし倒れた。さっきまさでの威勢にまみれた声は急に静まる。

 

妖怪「なんだ!!おい大丈夫か!」

 

妖怪が倒れその妖怪に向かうだが、

 

バーーン!!

 

妖怪「ガーー!!」

 

バタン!

 

近づいた妖怪も頭から血を吹き出して倒れた。

 

理偽「な!気を付けろなにかがいるぞ!」

 

天偽「クソ!なんだいったい!!」

 

鬼偽「何処にいやがる!!」

 

すると晴明が入ってきた入り口から足音が聞こえてくるそれも無数の足音が、

 

妖怪「なんだいったいなんなんだよ!」

 

晴明「何が起こっているの……」

 

そしてその入り口から1人の男を筆頭にその集団が姿を現す。だがその者達は人間ではないことがすぐに分かる。理由は角が生えている者もいればはたまた翼が生えている者もいるからだその集団達は一目見ただけで妖怪の集団だと分かる。そして、

 

? 「お前がボスか……」

 

理偽「だから何だよお前らは一体何なんだよ!!」

 

? 「おっと悪いねなら俺も名乗るよ俺は………

   幻想百鬼夜行の総大将ぬらりひょんまた

   の名前を」

 

晴明「嘘………」

 

晴明は驚く。その男は自分にとって知人となった男だったから。

 

理 「深常理久兎だよろしくね偽者」( ̄▽ ̄#)

 

そうそこから現れたのは正真正銘本物の百鬼夜行とその主である本物の深常理久兎だった。

 

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