終末なにしてますか?死にたくないですか?助けてもらっていいですか? 作:朝が嫌いな人間
いつも通りの朝/
ゴーン、ゴーンという鐘の音で目が覚める。
「眠い………。」
朝起きようとすればするほど眠くなるのは何故だろう。きっと布団が悪いんだ、これが俺たちを誘惑するんだ。そんなバカなことを考えながら、布団でモゾモゾしている。ああ、でも早く起きないとうるさい姉さん達が起こしにきてしまう。仕方なく布団から出て、顔を洗いに行く。朝から元気に廊下を走り回っているチビたちを注意しながらかおを洗いに行く。顔を洗ってさっぱりと目が覚める・・・なんてわけもなく相変わらず眠い。このまま眠そうにしていると姉さんに怒られそうなので風に当たりに外に行く。そうして、しばらくしてから食堂に行く。
「こらー、食べながら歩かない!」
一番上の姉が朝から小さな妹たちと追いかけっこしているのを横目にしながら端っこの席に座る。
「おはようレン」
見慣れた灰色の髪の一つ下の妹に挨拶する。
「おはようルツ」
眠そうな目をこちらに向けてそう返す。
「相変わらず眠そうだね」
「ルツにだけは言われたくない……」
ジト目でそう返されてしまった。そんなに、眠そうだろうか・・・確かに眠いけど、顔に出しているつもりはないんだけどな~。そんなことを思いながら、いつもと同じように食事をしていつもと同じように片付ける。今日は何もすることもないし、本でも読もうかな……。
「はーい、注目~。」赤い髪を揺らした20歳~25歳位の美女が手をたたいた。
この妖精倉庫管理者のナイグラートである。一見、人間族に見えるがトロールである。こんな見た目をしておいて、実は少女趣味なんだよな~。最初は、驚いたものだ。
「今日は、お客様が来るから大人しくしてるのよ~、ちゃんとクトリの言うこと聞くのよ~。それじゃあ解散!」
「はーい」
みんなちりじりに部屋に戻って行く。不思議だそんなこと聞かされた覚えがないし、こんなところに来る物好きなどそうそういない。
「いやー、一体誰なんすかねー。その来客ってのは。」
そんなことを言いながら近ついて来るのは明るい稲穂色の髪をした少女だ。そしてそのまま『ガバァ』と抱きついて来る。「離れろアイセア…………重い」気恥ずかしくてそんな言葉が出てくる。
「うわ~、そんなこといちゃうんっすか~。女の子に重さを意識させるなんてサイテーっすよ!」
アイセアはプンプンと、擬音が聞こえそうな顔で怒ってくる。
「でも確かにに気になるわよね」青い髪を揺らしながら一番上の姉が近付いて来る。
「おはようクトリ………その内来たらわかるよ。」そう返しながらも、心の中で気になっていた…。
★★★★
「ルツちょっといいかしら。」
食堂から部屋にときに戻る途中ナイグラートに呼び止められた。
「何?」
ナイグラートに聞き返す。
「今日来るお客様はあなたに用があるみたいなの。」
「俺に?」予想外の答えに思わず聞き返してしまう。
「そう…だから一緒にきて会ってくれるかしら?」
「わかった」色々と気になったが取り合えず会って見ることにした。
ナイグラートと客室に向かっていると、こそこそしてる4人の影が見えた。ちょっとしたいたずら心で近づいてみる。そーっと後ろから近付いて声を掛ける。
「何してんだ、君たち」
「うあ~」
「おう、ルツ奇遇だ~」
「やあ~ルツいい朝だね。別に何も企んでないとも。」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」
上から、ティアット、コロン、パ二バル、ラキシュだ。期待通りの反応だ。何度見ても飽きない。
「こんなところにいるってことは、客がだれか気になるんだろ。」
「おう~気になる~」
コロンが言い放つ後ろで、ラキシュがアワアワしている。
「ナイグラートに言われただろ、部屋でおとなしくしてなさいって。」
「きちんと守らないと・・・「食べちゃうわよ」」
後ろからナイグラートが来て、セリフをかぶせる。そうすると面白いぐらい、ピシッっと擬音が聞こえそうな速さで気を付けをし、一斉に逃げていく。本当に仲のいいことだ。4人の背中を見送った後、気を取り直して部屋に向かう。部屋の前に着く・・・扉を開けるとそこには軍服を着た黒い毛をした兎徴族|≪ハンレサントロポス≫がいた。
設定
主人公
ルツ・イア・アグニール
好きなもの
読書、甘いもの、ネフレンといる時間
嫌いなもの
軍の偉そうにしてる人
容姿
黒い髪、身長は、ネフレンより少し高い位