終末なにしてますか?死にたくないですか?助けてもらっていいですか? 作:朝が嫌いな人間
「ハァ~」ため息をつき、覚悟を決める。
扉の前に立ち、扉をノックする。パタパタと足音がする。
誰か起きていたようだ。扉が開いた。
そこのいたのは、懐かしく感じてしまう灰色の髪をした少女・・・恐らく、一番心配してくれていたであろうと思われるネフレンだった。
体が痛むはずなのに、思わず抱き着いてしまった。ネフレンは驚いた顔をしていたが、事態を理解したのか抱きしめ返してくる。
「ただいま・・・ネフレン」
「おかえり・・・ルツ」
★★★★
「はい口を開けて」
そう言ってスプーンを差し出してくるネフレン・・・・
どうしてこうなった・・・・
数時間前に遡る。・・・
知ってる天井だ・・・。朝起きると、横にネフレンが居た。いつも任務から、帰ってくるとネフレンと寝るのが何時からか恒例になっている。ネフレンといると安心できるのだ。・・・ああ、帰ってきたなと感じる。ネフレンを起こさないようにして、ベットを出る。部屋を出て、顔を洗いに行くときに昨日のことを思い出していた。
あの後、ナイグラートも出てきて、大変だったのだ。結局、夜も遅いから、明日話すよといい何とか切り抜けたのだ。結構めんどくさい・・・。
自分でも、なんだかんだでいろいろありすぎて整理できてない。
そんなことを、思いながらいつもの日課の読書のため、図書室に行く。
本を読もうとしたら、左腕が使えないことに今頃気づいた。
・・・・・困った、これ朝食食べれないんじゃない?・・・・
包帯を巻いただけに見えるが、痛みがなくなっている。流石大賢者だ。というか、実は大賢者のほうが、俺らよりも不思議な存在だ。おかげで腕は痛くないのだが。・・・
だが、っ本格的にまずい。このままだと、ナイグラートが嬉々として飛んできて、食べさせてあげる!とか言ってきそうだ。そんな羞恥プレイは、イヤだーーー。
そんなことを考えているうちに、外が騒がしくなってきた。チビたちが起きてきたようだ。ぐずぐずしているとあっという間に朝食の時間になってしまう。
うぁぁぁぁぁと悶えていると・・・・「なにやってるの?」
後ろにネフレンが居た。・・・・・
「・・・」
恥ずかしさで顔が赤くなっていくのを感じる。
だからなのだろう。変なことを口走ってしまったのは。
「俺に、ご飯食べさせてくれない?」
・・・・・・何言ってんだ俺!!!!!
「良いよ。」
まさかのOKである。
そして、この状況である。
思春期真っ盛りなこの年にこれはつらい
食べさせてくるネフレンの顔がほんのり赤いのが余計にいけないことをしているようにさっかくさせてくる。
「いやーいいご身分っすねー」
アイセアが横から冷やかしてくる。
「こーんな可愛い美少女に毎朝アーンしてもらえるなんて」
いい加減殴りたくなってきた。
「こらこら、あんましからかわないの。」
クトリ姉さんが助け舟を出してくれる。アイセアが全く反省してなさそうに
「分かってるっスー」と言っているそんなこんなで朝食の時間は過ぎてい居た。
「今日は姉さんどっかに行くの?」
出かける準備をしているクトリ姉さんに話しかける。
「うん、ちょっと28番島まで」
「へー気を付けてね」
「ルツこそ怪我治ってないんだから無理しちゃだめだよ」
「分かってる、いってらしゃい」
「うん、行ってきます」
クトリ姉さんを送った後、本を読みに、図書室に来ていた。
そこには、レンが居た。いつも道理、レンの隣に座って、本を読む。
この時間が好きだった。
今、夜の森の中を走っている。なぜかというと・・・・
夜、夕飯を食べ終わった後、廊下を歩いていると、パ二バルが外に走っていくのが見えた。・・・気になってついていくことに。追いかけていると、「こらーパ二バルどこに行ったのー」と言いながら走り回っている姉さんと合流。今に至るというわけである。
「しかし、・・ハァハァ・・・まだ怪我を引きずっていて、早く走れないな。姉さん先に行って」
「分かった」
そう言って姉さんを先に行かせる。しばらくすると、ずぶ濡れの状態の徴なしの男と、パ二バル、そして姉さんが来た。どんな状況だこれ・・・・・・。
相手の人が、男の人なので風呂までの案内役を頼まれた。
「ここが風呂です。終わったら声をかけてください」
「わかった。悪いな・・・。」
そうして、出てくるのを待っている間彼について考える。
恐らく、軍から来た管理者だろうな。そんなことを考えていると、彼が出てきた。
では、ここのもう一人の管理者のところにお連れします。
「別に、敬語じゃなくていいぞ」
「・・・じゃあとりあえず、名前を教えてもらっても?」
「ヴィレムだ、ヴィレム・クメシュ。お前の名前は?」
「ルツ・・・ルツ・イア・アグニール」
「そうか。よろしくルツ。・・・ところで、ここは軍の管理倉庫だろ。なんで子供がいるんだ。」
「それは、もう一人の管理官に聞いてくれたほうが早いよ」
「ここだ。」そう言って、入り口まで連れてくる。
「じゃあ後は、頑張ってね。」
「ちょ・・・頑張っててどういうことだよ・・・」
「食べられないようにさ」
「はぁ!?食べられる?」
「それって、どういうことだ・・・・」
そんな叫び声が聞こえるが無視無視。
彼が、ナイグラートの餌にならないことを祈って自分の部屋へ帰ることにする。
次は、ネプレンside書くかも。