だけど今の状態で、その夢を成し得られるのか?
俺たちの進む道はいったい何処に……
プロデューサーに裏切られてから1ヶ月が経った
あの日から冬馬は俺達と会っていない
俺達は、あの場で解散して自宅に戻ったら冬馬から
「今は誰とも会いたくない。ゴメンな」と言うメールが来た
信じられなかった。冬馬が誰とも会いたくないというのが
俺の名前は伊集院北斗。「Jupiter」と言うアイドルユニットのフェロモン?担当だ
アイドルになった理由は、961プロの黒井社長にスカウトされたから
961プロを抜けた後は冬馬に付いていった
今のJupiterは、ほぼ崩壊していた。冬馬は家から出てこないし、ケータイも繋がらない
翔太と2人で今は活動しているが、翔太自身も前と比べるとダンスも歌もかなり劣っている
冬馬がいないだけでこんなにも影響されると言うのに驚いた
俺たちはいつも通りレッスンを終えて帰宅途中。冬馬に電話を掛けた
北斗「…………………」
翔太「北斗君どう?冬馬君でそう?」
北斗「…………ダメだ。全く反応がない。どうすれば良いんだ?」
翔太「北斗君。こう言う時に悩んだってしょうがないよ。冬馬君から連絡が来るまでは
僕たちが焦っちゃダメじゃない?」
北斗「………そうだよね...ありがとう、翔太。でも翔太にそんな事を言われる日が
来るとはね....翔太も、大人になったんじゃない?」
翔太「北斗ク~ン?それって、どう言う事かなぁ~?」
北斗「ふふ♪でも翔太は、大人になったよ。色んな所がね...おっと、もうこんな
所まで来たのか...じゃあね、翔太。また明日」
翔太「北斗くん、バイバイ。気を付けてね!」
北斗「翔太も気を付けてね」
そう言って、俺たちは、それぞれの帰路を歩いた
自宅に着いた時に、誰かから電話が掛かってきた
北斗「………もしもし?」
冬馬「…俺だ、北斗」
北斗「………冬馬?!冬馬なのか!」
電話相手は冬馬からだった
久しぶりに会う感じがした
冬馬「悪いな...今まで会えなくて。それより明日の午前中って予定はあるか?」
北斗「いや、明日の午前中は予定はないよ。なんか用があるのかい?」
冬馬「あぁ。俺たちJupiterに会いたいっていう人がいるんだよ」
北斗「冬馬、どう言う事だい?会いたい人って?」
冬馬「時間と場所はメールで伝える。それじゃあな、北斗。おやすみ」
北斗「ちょっと待って!冬馬...切れたか」
俺と冬馬は少しの間だが、喋ることができた
だけど、俺たちに会いたい人...いったい誰だ?
翌日。俺と冬馬は指定されたカフェに来た
翔太は、学校なので来ていない
俺と冬馬....なんとなくだけど、気まずい
そんな事を思ってると、一人のスーツ姿の男性がこちらに気付いて歩いてきた
?「お待たせしました。天ケ瀬冬馬さん。伊集院北斗さん」
北斗「あの...あなたは一体?」
?「申し遅れました。こちら名刺になります。お受け取り下さい」
冬馬&北斗「……………!」
俺たちは驚いた。まさかとは思っていたが
その名刺には、こう書かれていた
346プロダクション
PROJECT PRINCE 責任者