ロクでなし魔術士と赤い目を持つ義弟   作:ポポポンのポン

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2話

「朝から寝てるんじゃないわよ!このおばか!」

 

そう言って俺は教科書の角で頭を殴られた。普通に痛い…ていうかこんなに太い教科書だったらもう鈍器並みだぞこれ。

俺を殴ったのはシスティーナ・フィーベル とても可愛い美少女だが性格は厳しく「説教女神」とか言われている、まぁ残念な人だ

 

「あはは、相変わらずだね カインくんは」

 

そう言って話しかけてくるのはいつもフィーベルの横にいるからまた美少女 ルミア・ティンジェル 誰にでも優しく接している女神みたいな人だ。

 

「もう、ルミアは甘いのよ!こいつにはこの魔術学院で学べることにもっと誇りを持ってもらわないと!」

 

「まぁまぁ、カインくんも疲れているんだよ」

 

怒るフィーベルにそれを止めるティンジェル 、そしてそれを無視して寝る俺 まぁいつもの光景だ。だが男子諸君。その殺気を込めた視線をぶつけないでくれたまえ。俺だってクラスの平凡な一人としていきたいんだ…この2人に目をつけられているだけなんだ!

 

「別にいいだろ。テストでも実習でもそこそこの成績は出してるんだし」

 

「そうゆうことじゃない!私が言いたいのは・・・」

 

「あぁ、そーだなフィーベル。俺が悪かったよ…だから寝ていいか?」

 

「全然わかってないじゃない」

 

「あ、あははは」

 

そんな感じて過ごし、授業のチャイムが鳴る。そして授業は 始まらなかった…

 

「ちょっと!どうゆうこと!なんで今日からから新任の講師がまだこないのよ!」

 

授業が開始して20分ほどが過ぎフィーベルさんが怒りだした

 

「まぁまぁ落ち着いてシスティ。なんかあったのかもしれないでしょ」

 

「甘いわよルミア!この学院の講師としてくるんだからもっと自覚を持ってもらわないと!きっとロクでもないやつに決まってるわ!はぁ、アルフォネア教授が推薦する人だからどんな人かと楽しみにしてたのに…来た時には説教してやるんだから」

 

はぁ、そんなことだから説教女神なんて言われるんだよ。

セリカ母さんが推薦する講師か…1人だけ心当たりはあるっちゃあるんだが…大丈夫だよな…?あいつはまだ…

 

すると教室のドアが開き、1人の男性が入って来た。

 

「すまん、遅れたわぁ」

 

全く悪そうに思ってない態度で入って来た男。グレン・レーダス。俺の義兄である

 

「あぁ!あなたは!」

 

「違います。人違いです」

 

「そんなわけないでしょ!」

 

フィーベルさんが立ち上がり、グレン兄を指差す。そして顔をそらすグレン兄。なんかあったんだろうか…

そしてグレンが俺に気づいた。

 

「な、なんでお前がいるんだよカイン」

 

「よ、久しぶりグレン兄。なんでって言われても俺学生だし」

 

「セリカが驚くって言ってたのはこのことかよ」

 

「カインくん。知り合いなの?」

 

ティンジェルさんが話しかけてくる。俺はそうだと答えておいた

 

 

「えーと、今日から1ヶ月君たちを教えることになりました非常勤講師のグレン・レーダスです。よろしくお願いしま〜す」

 

「先生!挨拶はいいのでさっさと授業を始めてください!」

 

フィーベルさんが立ち上がってそう言う。しかしグレンは大丈夫なんだろうか…多分まだあの時の傷は消えてないだろうに…

 

そしてグレン兄はチョークを手に取り黒板に『自習』と書いた

 

「「「「「「「はぁぁぁ⁉︎」」」」」」」

 

 

 

 

やっぱり…俺はそうため息を吐くのだった

 




カインはセリカに拾われて魔術を教えてもらったと言う設定です。今は独り立ちして一人暮らしをしている設定です。セリカとも仲が良く母さんと呼び学園でよく話ます。まぁセリカは有名なんでこっそりですけど
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