ロクでなし魔術士と赤い目を持つ義弟   作:ポポポンのポン

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5話

夜ある気配がして目が覚めた。何故だかわからないが俺はその時に部屋を出てしまった。そしてリビングでは…

 

「父さん!母さん!」

 

死んでいる両親がいた。そしてその側には2人の魔術師

 

「そういえばこの2人には子供がいましたね〜どうしますか?」

 

「この2人は我ら天の知恵研究会の障害になるから殺したまで。ガキには要はない…だが、現場を見られたんだ。殺すしかあるまい」

 

「えぇ、それでは」

 

そう言って2人の魔術師がこっちにくる。怖い、普通の子ならそう思うかもしれない。しかしその子は違った。

 

「父さんと母さんを殺したのはお前らか」

 

「あぁだったらどうする?まぁ安心しな。すぐにパパとママのとこに送ってやるよ」

 

「許さない許さない許さない許さない許さない」

 

その後の記憶はない。ただその後セリカ母さんに助けられて、息子として育てられた。ただそれだけだ。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

「魔術は偉大か…くだらない」

 

そう言って俺は廊下を歩く。そして前にある人を見つけた。壁に寄りかかって立っている女性。その美しさにあらゆる男を魅了する。そして彼女は何年も生き続けている伝説の魔女、そして俺の第2の母親である

 

「どうだ最近の様子は?」

 

「今ここにいるってことは教室での話聞いてたんだろ?てゆうか、なんでグレン兄をここに送り込んだんだよ。まだ傷も癒えてねぇだろ」

 

「なに…あいつには笑っていて欲しくてな…昔好きだった魔術をまだ若い卵達と一緒に触れ合ったら昔のように戻ると思ってな」

 

「まぁ母さんの気持ちもわかるけどな。あんな辛そうに魔術使うグレン兄は俺も見たくない…あんなことをするのは俺だけで十分だ」

 

俺はそう言って立ち去ろうとする

 

「お前はどうなんだ?私にとってお前もかけがえのない息子だ。仲の良い友でもできればと思って学院に入るように進めたが…」

 

母さんは暗い顔で俺を見てくる。俺はそんな母さんに微笑んだ

 

「大丈夫だよ。母さん。俺は今でもすごく楽しいから。でもやっぱり俺は魔術は好きになれないよ…俺の強さはあいつらに復讐するために手に入れた。あいつらを殺すために。だから、結局俺も外道魔術師達と一緒なんだよ」

 

そう言って今度こそ俺は立ち去った

 

「バカ息子が…」

 

そうつぶやく声を聞き流しながら…

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

俺は普段放課後は図書室にこもる。正直この学校で俺が学ぶことはない。だがここの図書室には面白い本が沢山ある。俺の知らないことが書いてあることも珍しくない。そして1人になれる。だからここは好きだ。

 

だが今日は違った。

 

「隣いい?」

 

そう言って座ってくるのはみんなの天使 ティンジェルさん

 

「いや、なんでさ。まだまだ席空いてんじゃん」

 

俺は1人でいたいから他の席に行けというが

 

「ここがいいの」

 

そんなことは気にしないとティンジェル さんが横に座る

 

「ねぇ、カインくん手伝って欲しいことがあるんだけどいいかな?」

 

「いや、俺は本を読むので忙しいから」

 

「じゃあ大丈夫だね。こっち」

 

そう言ってティンジェル さんは俺を引っ張って連れて行く。えぇ、俺の意見は無視ですかい…

 

そうしてティンジェル さんは俺を実験室に連れてきた。あれ?放課後の実験室の無断使用って禁止じゃなかったか?

 

「実は方陣の復習がしたくて…」

 

そう言ってティンジェルさんは方陣を描いていく。

あー魔力円環陣ねー、でも丁寧だけど所々が汚いな…

あーほら第3霊点が淀んでるし、あーそこは水銀が漏れ出てるし…

まぁなんというか…はっきり言って下手くそだな

 

そしてティンジェル さんは一応方陣を完成させた

 

「廻れ・廻れ・原初の命よ・理の円環にて・路を為せ」

 

しかし方陣は発動しない。まぁそりゃそうだろう

 

「あれぇ?発動しない…なんでだろ?システィとやった時はうまく言ったのに…」

そう言ってティンジェル さんは教科書と方陣を見比べている

 

「はぁ、水銀が足り「おい、放課後の実験室の無断使用は罰則だぞ」」

 

入ってきたのはグレン兄だった。ふぅ、あのめんどくさいハ・・なんとか先生とかじゃすげ〜怒られてたな

 

「すいません。今片付けます」

 

「いや、いいよ。ここまでできてるんだ。完成させてしまいな」

 

「でも…発動しないんです。だからもう諦めるつもりで…」

 

え?俺に聞かないの?それじゃあ俺のいる意味って…

 

「水銀が足りてねぇだけだよ。お前らは魔術を神聖視し過ぎで目に見えてるものには疎かになる。ほら、これで発動するはずだ。やってみ」

 

「は、はい。 廻れ・廻れ・原初の命よ・理の円環にて・路を為せ」

 

ティンジェル さんがそういうと魔法陣が発動し、綺麗な光を放った

 

「うわ〜綺麗」

 

ティンジェル さんも感動している

 

「これぐらい誰だってできる。あとほとんど組んだのはお前出しな。ていうかこらぐらいカインでもわかっただろ。なんで教えてやらないんだ」

 

「言おうとしたよ。でもその途中でグレン兄が入ってきたんだよ」

 

「あぁ、そうだったのか。そりゃ悪かった」

 

「まぁ別にいいんだけど」

 

「先生、今帰りですか?よかったら一緒に帰りません?」

 

ティンジェル さんがグレン兄に聞く

 

「嫌だ」

 

「え…」

 

ティンジェル さんの表情が曇る

 

「だが…付いてくるのは別にかまわねぇよ」

 

うわ〜素直じゃない。男のツンデレは需要ねぇぞ

 

「じゃあ俺は帰るな」

 

そう言って俺は部屋を出た。まぁ後はグレン兄がなんかするだろ

 

 




なんか楽くて色々書いたけど、明日からは更新速度落とします…まぁこんなに毎日かけるかないしね
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