ヴォルデモート(闇の帝王)と紅い美女 作:Tuuri_ecru
どうぞ、ご覧あれ。
〜大広間(ダンスホール)のすみっコにて〜
「ごめんお待たせ、…はいアイリーン、ジュースをどうぞ。…にしてもここの屋敷しもべ妖精良い仕事してるね。どの料理も本当に美味しいよ」
「あ、ありがとうピアズくん。しかもさっきなんて、私の為にサラダを運んできてくださいましたわ」
「…屋敷……何?」
「屋敷しもべ妖精。大抵の魔法使いの家にいる、人間で言うとメイドや執事の様なもの。…ほら、ヴォレットくん、今肉料理を盛り付けている!」
「どれ、ピアズ…。!あれのことか!あの生き物なら屋敷の中で何度かみた事があるよ。…そうか…あれが…」
「きっと我が君なら君専用の屋敷しもべ妖精を用意してくれるよ」
「!!僕、行ってくる!」
「え!?………行ってしまいましたね」
「……ああいうところをみると“ハリー・ポッター”の頃と変わらないよね」
「そうですね」
「良いって!ねぇ、良いって言ってくださった!」
「お、落ち着いて…。良いって?」
「あぁ!で、好きなしもべ妖精に父さんのこれ、渡して、僕の枕カバーを渡すんだって」
「これはハンカチか。枕カバーを取ってきた方が…」
「これだよね、これは僕のだよ。…さて、皆行こうよ!あれ、ドラコどこ行くの?」
「すまないが、フランと話があって。3人で行ってきていいよ」
「わかった。2人とも行こう!」
「うん!…ねぇ、ヴォレットくん。枕カバーいつ取ってきたの?」
「父さんがハンカチと一緒に呼び寄せ呪文で」
「あぁ、なるほどね」
「勿論私も行くわ、楽しそう!」
「じゃ、2人とも行こう」
「あぁ」
「えぇ!」
〜厨房兼作業室にて〜
「…結構いるのね」
「…どうしよう」
「ヴォレット様、いかがいたしましたか?」
「!!君は?」
「レイニーと申します。ここの屋敷しもべ妖精をしております」
「この間僕の部屋に来た?」
「えぇ、荷物整理をいたしました…」
「…!君、僕のしもべ妖精になってくれないかな?」
「えぇ!?」
「これ、父さんのハンカチ…こっちは僕の枕カバー、君が望む仕事をあたえよう。どうかな?」
「…良いのですか?…その…お許しとかは…?」
「父さんの許可を取ってこれをもらってきた」
「…では、全身全霊貴方様にお仕えさせていただきます」
「あぁ、ありがとう」
「お礼の言葉など私めにはもったいないことにございます」
「僕が言いたいんだから良いだろう?」
「私めの様なしもべ妖精は、使い古した道具の様に扱われる身分でございます。ですから道具に感謝を表すのは…その…変わっていると思います」
「…そうなの?アイリーン、ピアズ」
「私の父はそうですね…」
「僕は話し相手になってもらっているけれど…、父はアイリーンと同じく、酷い扱いだよ」
「…悪い事をしたからでは、ないよね」
「勿論、彼らは優秀で有能だ。悪事は働かないし主人の命令は必ず遂行する」
「ご主人様のどんなお願いでも私めらしもべ妖精は必ず叶えて差し上げます」
「…魔法界って凄いね…(〜♪)…!ダンスの時間だ!…あれ?僕アイリーンと踊るけれど、ピアズは?」
「言ってなかったと思うんだけど、僕妹がいてね。ユーリ・マクミランって言うんだ、だから、大丈夫。…じゃ、行こう!」
「良かった!それじゃ、また後でねレイニー」
「はいでございます」
「急ぎましょう〜!」
「間に合いましたねっ!…それではよろしくお願いいたします」
「こちらこそよろしくね。……(ボソッ)この僕が優しくエスコートしてあげよう」
「…!光栄にございます!」
「レミリア、何の話をしていたのだ?」
「新しい学校で教師をするかについてよ。ワームテールは考え中、セブルスは今まで通り魔法薬学ですって」
「やはりな、ならその話は任せた。今は踊る事に集中しろ…ほらっ!」
「きゃっ!!……ヴォルったら…」
「フフフ、面白くなりそうだ」
ではまた次のお話で会いましょう♪see you♩♪