転生オリ主チートハーレムでGO(仮)~アイテムアビリティこれだけあれば大丈夫~   作:バンダースナッチ

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第12話

 赤い世界が広がっている。

 目の前には息絶えた兵士、足元には血だまり、崩れ落ちる城壁、絶命の間際に聞こえる叫び声。

 

 私はこんな光景は見たくない、こんなことをするつもりもない、なかった。そう、なかったのだ……。

 

 そんな私を責めるように死んでいると思われた人たちが両目を開きこちらを見てくる。お前がやったことだと、お前が望んだことだと、お前が お前が お前が……。

 

 それでも私には後ろに下がることすら許されない、足が動かない……いや、違う……両の足を掴まれているのだ。

 自分の足を見たせいで視界が下がった。そして私の両手は…………ただ赤く染まっているだけだった。赤い世界で尚赤く、そして粘着質に。

 頭が焼ききれるような痛みを感じ……私の意識はさらに深く沈み込んでいった。多くの手に引かれながら、お前もこちらへ来いと言われるように。

 だから……だから私は。

 

「……触るな!」

 

 血まみれの手で剣を掴み、それらを振り払い、切り払っていく。

 

「お前たちだって殺すつもりだっただろうに! 殺されるのが嫌なら殺そうとしなければよかっただろ!」

 

 赤い刀身は薄く輝き、私にまとわりついてくる亡者を切り裂いていく。

 薄い輝きは強くなり、ついには紅い光へと変わっていった。私が足掻けば足掻くほど、抗えば抗うほどにその意思を写すように強く。

 

 落ちていく意識はその速度を止め、私の手にある剣の光りに応じる様に今度は上昇していった。

 

 

 

 

 意識が覚醒し、自分が夢を見ていた状態だと理解するのに暫くの時間を要した。

 瞼に光が差し込む感覚がする、何ということはない毎朝感じる日の光だ。

 

 しかし、私の体は動かない……というより何かにホールドされているような感覚である。一瞬あの夢は現実だったのか? と疑ってしまったが、もっと暖かく優しい存在に感じられる。そう、まるで人肌のように……。

 

 ……人肌? 思わず目を見開いてしまう。

 

 目の前には大きな肌色の山……これをなんと表現するべきか、女性の胸、乳房、胸部、色々と言い方は存在するが敢えてこう言おう。おっぱいであると!

 

 ついに来たのか私の時代が……今までなんだかんだと普通の子供とは逸脱した人生を送ってきたが、その報いが来たのだろうか。自分で言うのもなんだが私は結構頑張っているほうだと思うのだ。そう考えればこういったイベントを迎えるのも中々に感慨深いものであると言える。

 

「お目覚めですか?」

 

 ……このお胸さんは喋るのか。

 

「……上です」

 

 視線を声の発せられた方に向けてみる、目があった。それはもうばっちりと目があった。

 相手は金色のややカールがかった髪をしている。年の頃は20代半ばだろうか、若干目つきが悪いと感じたが、こちらの意識が回復しているとわかるとゆっくりと頭を撫でてくる。若干の心地よさを感じていると女性はゆっくりと布団から立ち上がった。

 そこでようやく頭が回ったが、全裸だ。いや、よくよく考えると私も裸なのだがこれはどんな状況なのだろうか……。

 いかに嬉しいイベントであっても状況が掴めなければ素直に楽しめないのだ。実はバッドエンドですと言われる場合も無きにしも非ずだし……。

 

「お体のほうは大丈夫ですか?」

 

「はい? ……ああ、いえ、はい大丈夫です」

 

 その言葉に自分の体をペタペタと触れていく。倦怠感が強く感じられるがそれ以外に異常は無さそうだ。

 女性は慣れた手つきで白いローブに着替え始めている。襟や裾の部分に赤いポイントが入っており、フードを被ったところで白魔道士そのままという事に気がついた。

 

「怪我は治療しましたが出血等で体温が低下していました。そこで私が温めていたのですが……問題なさそうですね、暫くは安静にしていて下さい」

 

「……怪我?」

 

 記憶を辿ってみるが、どうにも戦闘時の事が曖昧で思い出せない。体を見渡してみると左半身の皮膚の色が若干違うことと、数箇所に何かの痕が残っている。

 

「はい、救護所に運ばれてきた時は酷い状態でした……全身に火傷、手足に矢が刺さっていました、一番酷かった場所は左肩の出血でしたね」

 

 女性はこちらに近づき私の体をチェックしていく。私は自分がまだ裸である事にも気が回らずになされるがままの状態になっている。

 記憶を掘り返してみる、しかし思い出せるのはあの悪夢だけだ。赤い世界……どこまで現実でどこからが夢なのかも判断出来ない。

 

「では、目が覚めた事を伝えてまいります。食事の方も運ばせますのでなるべく食べてください」

 

 私の体に問題が無いと判断したのか、再び立ち上がり部屋を出ていこうとする。そこで一度立ち止まり、こちらへと向き直ってきた。

 

「それと……そちらの剣に見覚えはありますか?」

 

「剣?」

 

 女性が指差した方向には……夢で見た赤い剣。

 それは鞘から抜き出され、地に突き刺さっていた。刀身は赤く、不思議な存在感がある。まるで自分の存在を私に示すように刀身は私を映し出していた。

 

「夜にうなされている時に現れた剣です。最初は紅く輝いていたのですが……次第に今の状態になりました。

剣を抜こうにもびくともしなかったのでそのままにしてあるのですが……」

 

「いえ……知らない……です」

 

「そうですか、とにかく一度報告に行ってまいります」

 

 そう言って今度は立ち止まらずに女性は部屋を出て行った。しかし、私にはあの剣から目を離すことが出来ない。

 近くに置いてあった着替え用のローブを纏い、その剣へと近づいていく。

 柄に手をかけるとその剣の情報が流れ込んできた。

 

カオスブレイド 攻撃力40 回避率20 永久リジェネ 付与石化

 

 作中における最強の武器である騎士剣。エクスカリバーのようにヘイストが付く鬼畜仕様では無いが、それでも攻撃力がほぼ倍という最強の名に恥じない武器である。

 ……まぁ石化付与だがこの武器が出てる時で攻撃するとほぼ一撃だったりするから微妙にその効果を感じる事がなかったりもするのだが……。

 

 しかし何故これがこんなところにあるのだろうか? 意識の中でアイテムを呼び出して確認してみる。そうするとカオスブレイドの所持数が50から49に変更されている。

 しかしいつまでもこの状態にしておく訳にはいかない、剣を鞘に収めてアイテムボックスに収納しておく。

 思い出してしまうのはあの悪夢……私は無意識にコレを求めたのだろうか? 分からない、分からないことだらけではあるが、ただひとつ言えることが有るとすれば……私はこの剣によって救われたのであろう。

 もしあの夢であのまま引きずり落とされていたら、私は私のままで居ることはできなかっただろう。ならば護られたのか? 頭に鈍い痛みを感じてきたところで考えを中断させるかのように食事が運ばれてきた……。

 

 

 運ばれてきたスープを無理やりに飲み干し、天幕の外へと出てみる。

 私の怪我、あの夢、答えを求めるように。

 

 場所は当初の陣地の場所よりも砦に近い場所だったのだろう、こんなに近くに陣を張って大丈夫なのか? そんな疑問を感じながら私の視界に砦が入ってきた。

 

「…………なんだこれ」

 

 頭が痛い。

 砦の門はひしゃげてその機能を果たしていない、壁は砕けており、所々にこべりついたように血の跡が残っている。

 そして弓塔だ……いや、そこには弓塔があったはずだ……西側の塔は残っているもの、東塔は原型を留めていない。かつてニュースなどで見た爆撃された都市のように、焼け焦げ、建造物としての役割から戦争があったと知らしめる役割へと変わったオブジェクトのように。

 胃が痛い。手が震えてくる。

 そうだ、あれは夢なんかじゃない……これは……私がやったのだ。

 

 

 目の前の光景に目を奪われていると、周囲から嫌な視線を感じ始めた。

 まとまらぬ頭でも尚気づくほどの視線、そちらに目を向ければ一人は視線をそらし、また一人は恐怖の視線をぶつけ、さらに嫌悪や畏怖……。

 私のどのジョブのレベルが関連したのかは分からない、しかし風に流れてくる会話の一部は私の耳にまで届いた。

 

「おい……あれが例の?」「ああ、味方ごと吹き飛ばした奴だ」

「いい身分だよな、自分は最優先で治療を受けたらしいぜ」「けっ、まさに『災厄の魔道師』だな」

 

 頭が真っ白になった。私は……私はただ戦えと言われたのだ、将来のため、自分のため、殺されないため、生き残るため……ああ、そうか……杖を振り下ろしたのは私の意志か……。

 

 私は逃げ出すように、来た道へ駆け出した……。

 

 

――――――

 

 時間をトリスタンが目覚める前へと遡る。

 その部屋にはリシューナ・ブランシュ両子爵を始め、副官であるダレンを含む幾人かの士官、そして先の戦いで壊滅した魔道師隊の指揮官を担当していたローブを纏ったやや太り気味の男がいた。

 

「それで、トリスの容態は?」

 

「はい、医療神官からは怪我自体は完治したそうです。意識もいずれ回復するとも」

 

 その言葉に安堵の息を漏らしたのは二人の子爵のみだった。

 

「しかし……あの力は……」

 

 士官の一人がそう漏らした。先の戦いにおける自軍の被害は大きいと言える。敵の奇襲に始まり、砦からの騎兵の突撃……混乱していた状態への砦との連携した攻撃。

 特に魔道師隊の壊滅は痛手だった。また弓兵の被害も無視できないものがある。

 戦時における隊の壊滅や被害は当然の事である。しかし今回についてはその被害の中に、あの連発された大魔法の被害も入っているのだ。

 

「だが、結果として見れば被害は少なくて済んだ……あれを責める理由にはならん」

 

「ですが、兵からしてみればいい感情は持ちません」

 

「それをどうにかするのが貴様等士官の役目だろう!」

 

 両子爵の考えは間違えてはいない。乱戦において最も効率よく敵を殲滅する方法とは、敵味方区別なく攻撃してしまえばいいのである。その状況の良し悪しあるにせよ、今回の戦いにおいても畏国と鴎国の被害を見るならば畏国の大勝とも言えた。

 しかし……。

 

「しかし、あの光景を目にした者は……」

 

 その言葉は部屋に沈黙をもたらした。

 魔法とは奇跡の体現である、では奇跡とは? その字面を見るならば10人が10人良き存在であると認識するであろう。だが人は自身の理解を超えるものを恐る。それが兵にとって巨大な……文字通りの壁である城壁を破壊するものならば尚更である。

 畏国軍のなかにも同様の魔法を扱える者は居る。だが、黒魔法、時魔法とその真髄とも言える最強魔法を共に扱える者はどれだけいようか?

 

「かつて、あのエリディブス導爵は若干12歳にしてバハムートを呼び寄せたと言うが……」

 

「ふむ、クロムウェンよ……魔道師としての貴公からはどう見える?」

 

 ローブを纏った男……クロムウェンは内心苦虫を噛み潰した様な思いでいる。

 有り得ない ただその一言に尽きるのだ。

 クロムウェン自身、魔道師隊の指揮官を務めるだけあって相応の魔法を扱える。しかしそれは自身の30年以上に渡る研鑽があってこそなのだ。それですらサンダガを扱えるのが精々……事前の魔法陣などの準備を加え、アイテムなどで一時強化をすればジャ魔法の域に届く可能性も有り得た。だがそこまでだ。

 そもそも戦場において魔法を扱うには精神力と集中力が高いレベルで必要とされる。

 白魔法ならば神に祈る行為とも言え、その信仰心を問われると言う。しかし黒魔法とは自身の魔力とその知識によって辿り着けるものだ。平時ならばともかく、戦時の……しかも軍が混乱状態にあった中でその精神力と集中力を維持するなどとてもではないが出来ない。

 だが、それを認めてしまえば自身の今までの道はなんだったのか……そしてこれからの自分の立ち位置は? そう思い至ってしまった。

 

「魔力の暴走……ですな」

 

「……暴走だと?」

 

「はい、ご子息の魔力が高いのは事実でしょう……しかし、あの状態で敵味方問わずに撃ち放ち、そして砦を破壊しております。

そこに制御は存在しないのでしょう……ならば、ご子息の魔力が時魔法や黒魔法の高位レベルにまで到達したのではないでしょうか」

 

「ならば、普段はあれだけの力を扱えない……と?」

 

「待て! フィーナスの町に出没したベヒーモスをフレアにて屠ったと報告もあったのだぞ?!」

 

「それこそ……フレアなど扱える者はかの魔導王エリディブスのみでしょう、それに町の警備の者がそのような魔法を知っているとは思えません」

 

「む……」

 

 制御が出来ていたか否かと問われれば制御は出来ていた、クロムウェン自身あれだけの大魔法で単純に魔力が到達すれば扱えるものではないとは分かっている。しかしそれを認める事は自身の今までを否定される事と同義。ならばそれをどうして認めることが出来ようか……。

 

「今回は結果として見れば上手く事が運びました……しかし、兵の一部では彼を排斥するべきだという声も出ています」

 

 これは事実だ。結果がどうあれ、それを理解し許容できる者は多くはない。

 

「だが、今の我々には力が必要だ……兵たちにはそれを徹底させよ」

 

 リシューナ自身もそれを分かっている、分かっているからこそ手を打たなければならない事を。

 しかし、次の問題は軍内における扱いである。

 

「魔道師隊は壊滅状態……どこに配置する?」

 

「ならば私の傍に置けば良い!」

 

 ブランシュからすれば息子が危険因子と見なされる空気は耐え難いものである、何よりトリスタンを連れてきた自分にも非があるような空気になる。

 しかし、ブランシュ自身はあまり積極的に前線には出ない、ほぼ後方での指揮が殆どになる。そこに配置するならば町に帰すのと同義なのではと疑問も出てしまう。

 

 そのブランシュの考えを見透かすように、クロムウェンは考える。

 あの子供は危険なのだ……異質、異常、異端、魔に通ずれば通ずるほどにその異彩が分かってしまう。

 排除するべきか? そんな考えが頭をよぎっただけで、思考はそちらへと向かっていった。

 

「ならば、私のところの隊を使いましょう……先の戦いで魔道師隊の再編は不可能でしょう、護衛隊をつけて遊軍として扱えばその戦力も発揮できましょう」

 

「おぉ、頼めるかクロムウェンよ」

 

「はい、良き部隊があります……間違いないでしょう」

 

 そのやり取りを怪しんだのはこの中にどれだけ居たのかは定かではない……しかし、リシューナ一人は確かに何かを感じていた。

 

 

――――――

 

 天幕へと戻り、布団へと潜り込んだ。

 体が震え、涙がにじみ出てくる。今すぐ屋敷に帰りたい……。

 

 最初は諦めだった、しかし誰に構わずに二人の友人と過ごすためにも必要な事だと思えた。

 だが現実は違ったのだ、私は……。

 

 そこで誰かが部屋に入ってきた、今は誰とも会いたくはない、誰も彼もがあの目をするのだろう……私を恐怖や憎悪の対象とするのだろう。

 

「……起きてるか?」

 

 その声はリシューナ子爵だった。

 

「……なんでしょうか?」

 

 布団に潜り込んだままに返す、失礼な状態ではあるが今の私にそこまで考える余裕は無いのだ。

 出来うることなら会話もしたくない。

 

「次は隊を率いてもらう、遊軍だ。自分の動きやすいように動いて構わない」

 

「僕はもう……戦いたくない」

 

 感情が抑えきれずに言葉が出ていく。自身はこんなにも弱い存在だったのだと改めて気づかされた。

 

「もう誰も殺したくない……もうこんなのは嫌だ」

 

「……トリスタン、お前は正しい事をした。この砦攻めではもっと多くの被害を想定していた、先の奇襲もそうだ……結果として多くの命を救えたんだ」

 

「なら……なんで僕は皆に怖がられてるんだ! 戦えと言われたから戦った! なのに……」

 

 滲んでいた涙が溢れ出てきた、殺されそうになったことに、殺したことに、恐れた事に、恐れられた事に。

 

「なあ、お前は何のために戦っている?」

 

「……最初は、二人の友達と過ごせるように……それを認めてもらうために」

 

「なら……なら今はその気持ちにすがれ。その思いがお前を守ってくれる」

 

「だけど、だけど僕は……自分が死にたくないから殺したんだ……理想も思いも何もない、ただ死ぬのが怖かったんだ」

 

「それは戦場において正しい気持ちだ、お前は間違っていない。俺が保証してやる。

だが、最初の思いだけは忘れるな……それを忘れたら、ただの獣になる」

 

 正しいのだろうか、正しければ人を殺していいのか? ああ……そうか……戦争とはそういうものだったのだ、私は戦いの中でそう感じたはずだ。

 

「なら……僕は許されるの?」

 

「それはこれからのお前次第だ……だが、お前に責任は無い、それは私達が負うべきものだ。

だから、お前は俺達を責めればいい。自分を苦しめているのは俺達だとな」

 

 今なら私は宗教にすがる人間の気持ちが分かる。人は誰かに許されたい、そして自分に責任が無いと言い訳をしたいのだ。

 だから懺悔をし、許しを請う。今の私のように……。

 

 だが、私は……私にどれだけ主体性があったかは別としても、自分で決めたのだ。答えは分からない。しかし私はまだ生きているのだ、ならば……。

 

「……そうですね、全部リシューナ子爵のせいって事ですね」

 

「そうはっきり言われると腹が立つな……」

 

 なんともわがままな人だと思うが……この人なりの気の使い方なのだろう。

 

「もう大丈夫です、すいません……失礼な態度を」

 

「なに、子供の癇癪だと思っといてやるさ……それで、戦えるか?」

 

 癇癪は起こしていないだろう……似たようなものではあるが。

 しかし、心は少しだけ軽くなった。私のなしたい事を思い出したから、そして新しくそれが増えたから。

 

「はい……僕は僕の大切な人たちと過ごすために……それと戦争を終わらせるために戦います、戦えます」

 

 これからも険しい道は多々続くのだろう。しかし、それでも私は今決めたのだ。このような事は間違っていると、だからそれを正そうと。

 

「そうか、大丈夫そうだな……さて、柄にもないことを喋ってしまったな。私はもう行くぞ、後でクロムウェンという魔道師に隊を案内してもらえ」

 

 そう言い残しリシューナ子爵は出て行った。その後しばらくして父がやってきたが、大丈夫だと伝えると安堵していた。

 余談だが、今回の私の砦を陥落させた功績はブランシュ家に入るそうだ。まぁ別に今更何が必要という訳でもないのでどうでもいいのだが。

 

 そして、私は自分の隊を持つことになる……色々な面倒と共に。


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