始まりの時
今まさに、子供部屋の扉が破壊されようとしている。
「大丈夫よ、ハリー。お母さんがちゃんと守ってあげるからね」
そうして、私は扉の方に杖を向ける。
(大丈夫、扉が破られた瞬間に攻撃し杖を奪えばまだ勝算は・・・・・・)
その瞬間、ついに扉は破られ
「エクス「エクスペリアームス(武器よ去れ)」キャッ」
しかし、その一撃でもって私は杖ごと吹き飛ばされてしまう。
「やめて!一体私たちがあなた達に何をしたというの!?」
「フン。純血の家に生れた者でありながら、この俺様に逆らい牙をむいた。おまけに貴様のような『穢れた血』などと婚姻。十分に万死に値するというのに、よりにもよってなした子は『予言の子』。むしろ特に苦しませることなく殺しているこの慈悲深さに感謝すべきではないかね、ン?」
「くっ!?」
「さて、長かった因縁もここまでだ。今宵俺様は完全な不死となる。さらばだ、『予言の子』よ。―――アバダ・ケダブラ (息絶えよ)」
「やめてーっ!!」
迸る緑の閃光を前に咄嗟に身を投げ出そうとするも、それはあと一歩間に合わず、
「 」
我が子の口から紡がれたその言葉と共にその緑光は弾け飛んだ。
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はろはろ、皆様こんにちは。
突然ですが、皆様にお知らせがございます。
本日、私は目出度く転生したようでございます。
「はいそうです、私が転生者です」というやつですよ、ハイ。
赤ん坊だったからか、最初は上手く聞き取れなかったけど、両親らしき2人が話しているのが英語だって気付いてからは早かった。
ここ、ハリーポッターの世界じゃん!
ついでに、私
やったぜ。
前世では魔術厨という奴だった私にしてみれば、願ってもない話である。
しかも英雄になることがある程度確定してるから、やる気も出ようというものである。
とはいえ、とある系や型月系の転生先であった方が良かったが、わがままを言っている場合ではなかろう。
もしかしたら、そっちの知識を応用可能かもしれないしな。
何せ、まだ完全にハリーポッターの世界かどうかが確定していない点。
まず、俺がハリーである段階で原作から確実にずれているのだから、ほかにもズレはあるかもしれない。
別にハリーポッターの世界に他作品の設定が同居しないという根拠はないわけだし。
方針としては原作での死亡キャラをできる限り死なせず、陣営の強化を図る方向で。
まずは、数か月後に死んでしまうであろう両親からいってみよう。
・主人公は前世も今世も男性であり、TS要素はありません。
・また、一人称が安定しないキャラとなっていますのでご注意ください。
(場合によっては、一つのセリフの中で複数種類の一人称が用いられることも)
・魔術は基本とある系と型月系を基に書きます。
つたないですが何卒よろしくお願いいたします。