やぁやぁ、おはようございます。
絶賛授業中の、ハリー・エバンズです。
科目は魔法薬学。本日、朝一で時間割変更の知らせが張り出されていて、呪文学と交代になりました。
しかも、この授業グリフィンドールと合同授業。
そう言えば、原作でもありましたね、こんなシーン。
そして何故か私がスリザリンであろうとお構いなしに、睨みつけてくるスネイプ先生。
その視線にはどう見ても敵意というか、最早殺意に近いまでのものが籠っているように感じているのは、はたして僕だけだろうか?
「な、なぁ先生がスッゲーこっち睨んでるんだが・・・・・」
「分かってる、分かっているとも・・・・・・」
だがね、マルフォイ君よ。こんな原因不明の殺意を向けてくる人にどうしろというんだよ・・・・・・!!
そうして、皆が席に着いたところで教卓に立った先生が出席を取り始める。(この間、彼はずっとこちらを睨み続けている)
そして俺の所で一度呼ぶのを止め、そして嫌に柔らかい声で話した。
「ああ、左様。ハリー・ポッター・・・・・・我らが新しい――スターだね」
「あの、ハリー・エバンズです」
その台詞にグリフィンドールからはクスクスと笑い声があがり、次の瞬間「バッ!」というローブのはためきが起こる程の勢いで、声がした方を睨みつけた。勿論、その途端に笑い声は止んだ。
その後出席を取り終えたスネイプは生徒を見渡し、己が受け持つ授業について語る。
これから自分が教えるのは杖を振るようなものではなく、魔法調剤の微妙な科学と厳密な芸術である、と。
だがその語りを終えるや否や、「ポッター!」と突然叫び、ハリーに教鞭を突きつけた。
「アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じたものを加えると何になるか?」
(あ、これが原作や二次創作で有名なハリーいびりか)
そう、判断した私はとっさに答えた。
「その二つに対して、更に刻んだカノコソウの根、催眠豆の汁を加えれば、『生ける屍の水薬』と呼ばれる強力な眠り薬となります。そして、先程も申し上げましたが、僕はハリー・エバンズです」
・・・・・・。
まぁ、後は皆わかるよね。二次創作あるある。
ちゃんと、質問には全部答えました。
その際に、何となく母リリーを意識してみたら、予想外な大ダメージを受けていたのには内心笑った。
そんなこんなで、無事(?)魔法薬学を終えて、続く呪文学も順調に終了。
問題は最後の、防衛術だった。
僕はこの日、この授業を最後まで受けることなく、保健室に運ばれることとなった。
俺は、重度の
本当に、今年は前途多難である。
階段で、転びました。
ただの、捻挫かと思っていたら、まさかの骨折。
しかも、下手に治りかけていた為、医者の手で再び骨折。
やれやれ、筆者もまた前途多難であった。