これからもよろしくお願いします
「よーしお前らこれからBクラス戦の説明始めるぞー」
「全くどこ行ってたのよ坂本。早くしてよね」
教室に戻って早々に作戦会議を始める。島田の小言は無視だ
「いいか、始めに言っておくが今回はDクラス戦程甘くない。今回の勝率は高く見ても五分五分、それを理解した上で聞いてもらいたい」
「やっぱりBクラスとの点数差ですか?」
「その通り。FクラスとBクラスとではレベルが違いすぎる。多対一で挑んでも被害は大きいだろうし姫路の存在も既に全クラスに知れ渡ってるから切り札になりえない」
「しかし切り札の1枚や2枚持っとらんとワシらは勝負にならんぞ。どんな策があるのじゃ?」
姫路の存在がバレてる以上決戦火力にはなれない。元々火力でゴリ押しなんて戦い方をするつもりは無いが可能性の1つが始めから潰れているのは大きい
「今回の切り札はムッツリーニだ。そして作戦の御膳立てに姫路・風見・藤原を使う」
「・・・俺か?」
「ほー、土屋がジョーカーねぇ。今回は情報戦なのか?」
察しがいいな・・・まだ信じられねぇが明久の知り合いなだけあるってことなのか?
「そうだ、Bクラスの代表は根元恭二。お前らも名前くらい聞いたことあるだろ?」
「あぁ、勝つためなら手段を選ばないっていう卑怯な奴な」
「いい話は聞かないわね」
「卑怯な手を思いつくのは頭がキレるという面も持つ。情報戦無しに半端な作戦で仕掛ければ確実にやられるだろう」
そこでムッツリーニだ。情報戦・裏工作置いては奴の右に出るものはいない。根元を出し抜くならムッツリーニの力は必要不可欠だ
「土屋が鍵なのは分かったわ。それで、瑞希達がお膳立てっていうのは?」
「情報戦が鍵と言ってもそれを有利に進めるには開戦直後の純粋な力比べで主導権を握る必要がある。そこで姫路には開戦から前線に出向いて戦線を押し上げてもらう。近衛兵数人以外は全員投入するから渡り廊下での攻防は絶対に負けるなよ?Bクラスを教室内に押し込めれられれば理想だな。風見と藤原に関しては戦局に応じて動いてもらうことになる。決行前に説明するからそれまでは待機だ」
「つまんないなぁ」
「それで、作戦は理解したところで今回の死者は誰かしら?」
「字が違うぞ幽香〜」
まぁ間違いでもないだろう
「今回はそうだな・・・須川!お前が行ってこい」
「はいはい了k・・・ん?おい待て坂本!なんで俺なんだよ!?」
ここまで全く関係のなかった須川は突然の死刑宣告に反発してきた。まあ「死ね」と命じられて「はい、喜んで」なんて言う奴はそういないわな
「安心しろ須川、Bクラスは美少年好きが多いらしい。お前なら問題ないだろう」
「な、なるほど。確かに俺は365°どこから見ても美少年だからな!」
「おうだから自信もって逝ってこーい」
「あぁ行ってくるぜ!」
須川は機嫌よく教室を飛び出した。ホントバカは扱いやすくて助かる
「5°多かったな」
「実質5°じゃな」
秀吉も藤原もそんなこと言ってやるな。本人はあれで幸せなんだからよ
「さて、お前らBクラス戦に備えて勉強しとけよ〜」
「「「うぃ〜っす」」」
当然、須川はボロボロになって帰ってきたがそんなことには構いもせず準備を進める。そして時は流れ
キーンコーンカーンコーン
「開戦だな。姫路、前線で指揮を取れ。前に進むためなら捨て駒にして構わん」
「は、はい・・・み、皆さん、頑張りましょう!」
「「「ウオォォォォォ!姫路さんのために!姫路さんのために!!!」」」
姫路と一緒に戦えるとあってか士気は素晴らしいものだ。これなら前線は確保できるだろう
「よしお前ら!姫路を最前線に送り届けるために逝ってこい!」
「「「オォォォォォォオ!!!!」」」
コイツらはホント扱いやすくて助かるぜ。戦力としては微々たるもんだが指揮が高ければそう簡単には負けないし捨て駒にはピッタリだ
「風見と藤原は指示があるまでここで待機だ。ムッツリーニ、戦局は逐一報告しろ」
「了解・・・」
「待機かー、暇だな」
「あら、私達は動かないに越したことはないわよ?」
「本音は?」
「早く暴れたいわ」
「だろ?」
コイツらは・・・頼むから好き勝手暴れるのはやめてくれよな?
「突撃部隊が敵前衛部隊と接触。戦闘開始」
「会話をこちらにも聞こえるようにしてくれ」
「了解」
・・・・・
『ザザッ…いたぞ!Bクラスだ!』
『生かして返すなー!』
『Fクラスの雑魚が!
『な、なにーーー!?』
『バカな!?実力が違いすぎる!』
「なぁ坂本、Bクラスの連中そんなに強いか?」
「Bクラスの成績は150点~200点といったところだ。70点も取れれば上出来なFクラスとは文字通り強さの桁が違う」
「ふーん」
得意不得意もあるがAクラス、それも上位に入れる成績の奴からすれば大した脅威ではないんだろうが、
『お、遅れ、ました。ごめ・・・なさい』
『来たぞ!姫路瑞希だ』
お?やっと到着か。殺る気の奴らの足に着いていけなかったか
『姫路よ、来て早速ですまぬが』
『は、はい。行ってきますね』
『長谷川先生、Bクラス岩下律子、Fクラス姫路瑞希さんに数学勝負を申し込みます!』
『姫路瑞希受けます。よろしくお願いします』
『律子、私も手伝うよ』
『『『
ほう、姫路を相手に2人で挑むのか。だが姫路がこの前受けた数学の出来は確か・・・
数学
2-F姫路瑞希VS 2-B岩下律子&菊入真由美
412点 VS 189点&151点
400点超えてるから『腕輪持ち』だったよな
『う、腕輪!?』
『そんなの勝てるわけ――――』
『いきます!』
キュボッ!
『きゃあぁぁーっ!』
『律子!』
姫路の腕輪は『熱線』。広範囲の直線状に光線を放出して攻撃する、だったか。かわいそうにBクラスもここまで圧倒的な差を見せつけられるとは思ってなかっただろう
『な、なんて強さだ!?』
『姫路瑞希、噂以上に危険な相手ね』
『ごめんなさい!これも勝負ですので、皆さん頑張りましょう!』
『『『おおーーー!!!』』』
・・・・・
「さて、前線の方は一先ず大丈夫そうだな」
ここまでは順調だ。後は士気の高い奴らがどれだけ頑張ってくれるかが重要になってくるが・・・
「4だ」
「5よ」
「6」
「7だ」
「妹紅、ダウトよ」
「ぐっ」ガサガサ
「・・・お前らは何をやっている?」
「見たらわかるだろー、ダウトだよ」
「いくら何でも暇すぎるわ」
「何でムッツリーニまで混じってんだ?」
「欲望には抗えない」
コイツらは・・・
「何かアクシデントでも起こらないかなー。こう、突然の来客とか」
「今は戦争中よ?来客なんてそうそう来n「失礼する、俺はBクラスの使者だ。代表からFクラス代表への伝言を預かっている」・・・来たわね」
「悪い、フラグだった」
伝言か。根本の奴何考えてやがる?
「話を聞こうじゃないか」
ともかく、俺たちに利があればいいんだが果たして何が出るやら
~Bクラス前廊下~
「むぅ、Bクラスもしぶといのう」
「あと少しで教室に押し込めるのにね」
姫路の活躍でBクラスを教室前まで押すことに成功したもののそこからが攻め切れない。厳しいのじゃ
「行って来たぞ(小声)」
「ご苦労(小声)」
ん?あ奴はBクラス?どっから来たのじゃ?『次のBクラス戦だが、どうやら代表は根本らしい』・・・何だか嫌な予感がするのじゃ
「島田よ、悪いが一旦教室戻る。ここは頼むのじゃ」
「?わかったわ。早く戻ってきなさいよね」
「すまぬ」ダッ
わしの考えすぎならいいのじゃが、考えすぎであって欲しいのじゃ
~Fクラス~
「これは・・・!?」
教室に戻ってきたわしの目に入ったのは壊さた卓袱台と筆記用具じゃった。まさかこうくとはのう、根本のことを少し甘く見てたのじゃ
「そういえば雄二はどこじゃ?それに風見や藤原も「ガラガラ」ん?雄二!」
「秀吉か、いったいどうしt・・・なるほど」
教室に戻ってきた雄二は状況を見てすぐに理解したようじゃ。雄二と一緒に入ってきた風見と藤原も同様じゃ
「雄二よ、お主いったいどこに行っておったのじゃ?ここにいたならこんな事態にならんかったじゃろうに」
「根本から協定を結びたいとの申し出があってな。調印の為に教室を開けていたんだが、してやられたな」
「協定じゃと?」
「ああ。四時までに決着がつかなかった場合、戦局をそのまま翌日の午前九時に持ち越し。その間試召戦争に関する一切の行為を禁止する。とな」
「お主はそれを承諾したのかの?」
「ああ、この条件はこちらにもメリットがある」
「メリットじゃと?」
「姫路だよ。このまま体力勝負を続けるのは姫路が主戦力の私らにはリスクがあるからね」
それは確かにそうじゃな
「今日はBクラスを教室に押し込めて終了。作戦の本番は明日だ」
「では何としても押し込めねばならぬわけじゃな。それならわしは早く前線に戻ろうかの」
「筆記用具はこっちで何とかする。頼んだぞ」
「了解じゃ」
「た、大変だ!島田が人質に取られた!」
「はあ!?」
「なんじゃと!?」
「そのせいで敵は後二人なのに攻めあぐんでる」
「・・・すぐ行くのじゃ」
島田には前線を任せていたはずなんじゃが、どうしてこうなったのじゃ
次回
根本 死す
デュエルスタンバイ!(嘘)