ゼロの使い魔導書   作:すぴんど

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(追記・いつも誤字報告ありがとうございます。)

なのは特有の若者の人間離れ(主に頭脳や精神面)

舞踏会が遠いなあ!(前も似たこと言った気が)

他の作品呼んでばかりいると自分の物語の世界線のルイズの性格が変になりそうで何回か自分で読み返したり…やっぱり素直な良い子になりすぎてしまった感がありますが、これはこれでどうでしょうか。


第17話 形変わる繋り

「な、何者ですあなたは!!」

 

「あ、あわあわ、あのあのあのわた…わたしは!」

 

トリステイン王宮内、その中でも最たる厳重な警備体制の整っているであろう奥地にて、それは起きていた。

 

突如自分の寝室に現れた黒髪のメイドに驚いているのは、この国の王女であるアンリエッタ・ド・トリステイン。

 

そしてシャマルに飛ばされた黒髪のメイドことシエスタがそこには居た。

 

「えう、えうえうえう…。」

 

「………。」

 

賊が忍び込んだと最初は考えたアンリエッタだが、その忍び込んだ相手は腰を抜かし、メソメソと泣き、しゃっくりをあげている。

 

とても何かできるような状態でもなく、その意思も感じ取れなかった。無理もない、彼女自身は単に王室内、王女の御前でこうなっているだけなのだから。一平民の心にこの場所は重たすぎるのだ。

 

「落ち着きなさい。あなたは誰で、どうやってここに来たのですか?」

 

泣き崩れて動けないシエスタの元に寄り、しゃがみこんで彼女の顔を覗くアンリエッタの行動は迂闊や、女王あるまじき行為とも取れるかもしれないが、その歩みよりが少しだけシエスタの心をほぐした。

 

「あ、あの…っ、わたしは…トリステイン魔法学院の給仕のシエスタと、も…もうします!」

 

そう言って彼女はおずおずと手に持っていた本、モットの作戦書をアンリエッタの前に出し、勇気で震える唇を更に動かす。

 

「ミスーー"おい"~っ!?」

 

誰からのものか言おうとしたところを、どこからか聞こえてきたヴィータの声が止めた。トリステイン到着後、こっそり路地裏で旅の鏡で様子を見ていたルイズ達の、ヴィータ本人からの念話である。

 

「どうしました、大丈夫?」

 

突然冷や汗を吹き出したメイドに慌てるアンリエッタだが、しばらくするとシエスタは、カタカタと震えなが再び口を開いた。

 

「つーー」

 

「つ?」

 

「土くれのフーケが、これをあなた様にお渡しするようにと…!」

 

「なーーっ!?」

 

言われてアンリエッタは本をはたき落すと、シエスタから離れて杖を向けた。

 

「ひいいいっ!?」

 

もう既に立てなくなっているシエスタは、動くことができずに目をつむり、その場でガタガタと怯えてしまうがアンリエッタの緊張は解けない。

 

彼女はディテクトマジックを使い、本に罠がないと解るとそれを手に取り、杖をシエスタへと向けたままに机へと移ってから本を覗くと、そこに書いてあることに驚愕した。

 

「これはっ!?」

 

そこにあった内容に、次第に顔の険しくなるアンリエッタ。

 

やがてすべてを読み終え、最後の頁にシエスタの名前を見つけ、魔法学院から引き抜くモットの作戦を読み終えると、彼女は杖をしまい再びシエスタの方へと歩み寄った。

 

「フーケは平民の英雄と聞いておりましたが、まさかこのようなこともするとは思いませんでした。」

 

「あっ…?」

 

ふいに、シエスタを温もりが包む。彼女を軽く包容し、背中を優しくアンリエッタが叩いていた。

 

「辛い思いをしたのでしょう…申し訳ありません。わたくしが、国がふがいないばかりにモットのような貴族をのさばらせ、あなた達守るべき民をこのような目に遭わせてしまうなんて…。」

 

「え、あの…そんなっ!」

 

何をどう言えばよいのかわからず、シエスタが更にパニックに旅立つ前に、彼女の頭は限界を迎え…パタリとその意識を手放した。

 

「あら、だ、大丈夫ですか!?」

 

シエスタを起こそうとしていると、寝室のドアが勢いよく開けられた。

 

「無礼をお許しください女王陛下! 緊急事態で…むっ、その者は!?」

 

「お気になさらず、近くで単に給仕が一人倒れていたので介護していただけです。それよりどうしたというのですか? ノックもなしにこの部屋の扉を開けるなど。」

 

「はっ、トリスタニアの広場を中心に、メイドたちが突然現れて妙な本を周りの市民に見せ、それを見た市民たちが騒ぎ始めています!」

 

メイド、本…アンリエッタはもしやと思いつつも確認をとる。

 

「まさか、それはフーケからのモット伯の本とのことではありませんか?」

 

「な!? ご存知でしたか…その通りです。しかしどこでその噂を?」

 

そう言って不思議な顔をする兵士に、アンリエッタはシエスタが持ってきた本を手渡す。

 

「これは…では、もしやこのメイドも!?」

 

「ええ。恐らくフーケよりモット伯から『盗まれた』メイドなのでしょう。あなたは、すぐにマザリーニ枢機卿に連絡を。それと…モット伯の最近サインした書類と、メイドたちが持つという本を枢機卿にここまで持って来させなさい。」

 

アンリエッタは手近なペンを取り出して何枚かの書類を書き、サインをすると駆けつけた兵に手渡した。

 

「は? 姫様の御寝室にでございますか?」

 

「そうです。このようなこと…わたくしは知りませんでしたし、許した覚えもありません。勅使という立場を利用して何たることを! 貴族だという立場だからしても良いということでは…断じてありません!!」

 

蝶よ花よと育てられていた、麗しの王女の初めて見る怒りに染まった顔に、兵士は思わずうろたえた。

 

「誰かが私の耳に入らぬようにしているのでしょう、そのような工作が入らぬよう、わたくしが直接判断します。良いですね!!」

 

女としての尊厳を、身分差をいいことに踏み躙るモットの行動に、アンリエッタは相当頭に来たようである。世間知らずだった彼女は今、きっかけは何であれそれを脱ぎ捨て、自ら国の中へと踏み込む一歩を踏んだのだ。

 

その姿を見た兵士は彼女の思いを感じとると、しっかりと姿勢を正して敬礼を取る。

 

「畏まりました! …市民の方はいかがなさいますか? このままだと暴動の可能性もございますが。」

 

アンリエッタは逡巡してから、決断を下した。

 

「恥ずべきことですが…やむをえません。衛兵で押さえきれなさそうになるのであれば軍隊の派遣を。私の名のもとに暴れるものは鎮圧、メイドから調書を取った後に本を回収しなさい。」

 

そうして、また一歩、一歩と彼女は進む。

 

アンリエッタの行動は怒りと、入ってきた情報を直接得たことによる勢いが強いだろう。それはきっと大局で見たり、国の対応としては必ずしも適切ではないのだろう。何せ彼女はまだその世界を何も知らないのだ。

 

「ただしーー絶対に町の民を殺してはなりません! この度の問題はもしこれが本当であれば私たち王宮と、貴族の不始末によるもの。なのに民を殺め、これ以上民にわが国への不信と不満を募らせてはなりません。」

 

しかしそれでも、これは彼女が考えて国を思い、民を思い取った行動なのは間違いなかった。

 

「はっ!」

 

言われた兵士は再度一礼をすると、扉を出て駆けていく。

 

残されたシエスタをアンリエッタは長い高級なソファに、レビテーションで運ぶと窓を見てため息をついた。

 

「はぁ、これがフーケなどではなく…どこかの貴族であれば、私の近衛の一人にしたい程の成果ですのに。」

 

最近、王宮内に他国へ傅いてる裏切り者がいる。このことは別の件で枢機卿のマザリーニより、既に聞いていたことだ。

 

しかし今回のものは違うだろうと、アンリエッタは思う。なぜならこの話は国外に繋がっているものとは思えないからだ。

 

しかし、裏切っていないと本人は思っているであろう貴族ですら、このモットのような体たらく。

 

味方はどこに…貴族たる心を持ったものはどこにいるのか、もはやアンリエッタには解らなくなり、今回の件が更に不信感に拍車をかけた。

 

そうして思い出すのは、自身の幼馴染みの桃色の髪をした少女。

 

「ルイズ…。」

 

彼女はただひとり、間違いなく味方と信頼できる人間の名前を呟いてから、頭を振ると何かを考えるかのようにベッドに横たわり、肩腕を頭に載せるとひとり呟いた。

 

「いっそ…信じられるだけの相手ならば、貴族やランクにこだわる必要はないのかもしれません…。」

 

それはたとえ魔法がうまく使えなくても、正しきことを貫き通す親友の姿から思えた、彼女の新しい考えだった。

 

――後に彼女の命令通り死者も無く、怒り狂いかけていた平民たちは無事に鎮められた。

 

アンリエッタ直々に、モット伯の平民の女性にして行われた行為にもの申すという…そんな兵士たちが平民に流した噂が更に再発の防止となり、街に平和が戻る。

 

そして馬車の中からメイドが消え、瓦礫の山となった家へ戻ったモット伯は、直後に飛竜で飛んできた王宮の使いに連れられてトリスタニアへと向い、そこで王女直々にその勅使の地位と爵位を剥奪され、ただの貴族の一人と成り下がったのである。

 

その数日後、更に今度は魔法学院よりフーケ捕縛の知らせが届く。

 

そのせいでこの事件は、フーケが己の逃亡の限界と近いうちに拿捕されることを悟り、最後に何かひとつ、自身の矜持に乗っ取ったもので善行をすることで、絞首刑を免れるためにしたことなのでは…とトリスタニアでは新たな噂となった。

 

そんなフーケを市民の英雄とする声と、前日の騒動がまた起きる危険性、そしてアンリエッタの考えが重なって、実際にフーケへの判決は無期懲役で留められることになる。

 

しかし実はこの結果が、メイドを助けたいという自分の頼みを聞いた騎士を使い、例え大泥棒でも死刑になってほしくなかったと思った少女が、その作戦と自分達の素性を気づかれないための、ついでに思い付いただけのことだと知るものは、王都には誰一人としていなかった。

 

八神はやて。彼女もまた作戦や策謀といった本来の歴史と同じ才能を、この世界でも宿している様である。

 

 

 

 

「流石です、我が主!」

 

時は戻ってシエスタが飛ばされてきた頃。そんな頭脳を働かせた少女、はやては自慢の部下に称賛されていた。

 

「えへへ、ありがとうリインフォース。でも…私だけやないんよ? シャマルもめいっぱい考えてくれたから、こういう作戦ができたんやで。」

 

破壊の杖を取り戻し、オールドオスマンの学院長室へと戻ったキュルケとタバサが、ヴィータが途中で明後日の方向へルイズと共に飛んでいった理由を聞いて絶句していた。

 

転移魔法のことは伝えていないし、基本チャートだけを話しメイドへの念話等は誤魔化したが、八神家の面々はそれぞれ念話ができるということだけは、でっちあげきれず言わざるを得なかった。

 

「何というか末恐ろしい子ね。それにしても、あんなに離れていても伝令が要らなかったり…本当に彼女達の魔法は戦闘向きなのね。」

 

「同感。」

 

もともとタバサはあまり喋らないが、彼女からも目をみれば驚きが解る。

 

「ホッホッホ…本当にのう。王宮におったら恐らく、姫殿下が参謀や近衛、はたまた諜報員にスカウトに来るじゃろうて。」

 

「でも、よろしいのですか? こんなことをして…。」

 

「なあに、宮内の問題を解決し、平民達の心も晴れる。こっそり国に貢献しただけじゃよ。」

 

全ては些事とはオスマンの口癖だが、彼は文字通り今回の事件をそう丸めてしまったのだった。

 

最近は王宮内も何やら不穏な気配があるし、その一手となると良いのうと他国の人間の二人に危うく言いかけて…咳払いをする。そして、だからこのことは秘密じゃぞと話題をそこで終わらせると、彼は姿勢を正してからキュルケとタバサに向き合った。

 

「恩人の杖を取り戻してくれて、例をいう。ミス・ヴァリエールとミス・ツェルプストーのふたりにはシュバリエの爵位を、既にもっとるミス・タバサには精霊勲章を申請しておこう。」

 

「本当ですか!?」

 

キュルケが思いもよらない大きな報酬にはねあがりそうな勢いで喜ぶ。

 

「うむ。数日中にはフーケ捕縛も含めて、王宮に書を出すでの。」

 

武門の家系で戦による名誉が誇らしいのか、やったあと嬉々として声を上げるキュルケと、相変わらずの無表情なタバサはまさに正反対で、他人から見るとどうしてこの相反した性格の二人は、仲がいいのだろうかと改めて思える光景だった。

 

それを見て孫への送りものをしたかの様に楽しそうな、もしくは嬉しそうな笑顔をして頷いたオスマンは、最後にヴィータの主でありルイズの使い魔であるはやてを見た。

 

「…すまんがヴィータ君の報酬はミス・ヴァリエールの分と合わせてじゃ。彼女は貴族ではないし、あまり東方の魔法を広めるわけにもいかんからのう。」

 

「お礼なんてええんです、無事に帰ってきてくれれば私はそれで。ただ…もしもオスマン校長先生がよければ、今度ヴィータの遊び相手にでもなったげてください。あの子、向こうでもお年寄りと結構仲良く遊んでいたんです。」

 

ヴィータがオスマンとゲートボールをしたいと言っていたのを思い出して、はやてはそれだけをお願いをする。

 

「そうじゃのお…しばらくは秘書もおらんようになってしまったし、暇ができたらそういう気分転換も悪くないかの。」

 

そう言って約束をオスマンがすると、彼は手を叩いて再び話を区切った。

 

「さあさあ、話はこの辺でおしまいじゃ。今宵ははフリッグの舞踏会じゃし、ミス・ツェルプストーもミス・タバサも、はやて君もそろそろ準備にはいるがよかろう。」

 

そう言われてふたりが退出していくと、後にはリインフォースとシグナムに、はやてだけが残った。

 

「おや、まだ何かあったかの?」

 

「いえ、ただ少し前にヴィータから連絡がありまして。その破壊の杖…私のルーンの力で調べて欲しいとのことなんですが、よろしいでしょうか?」

 

「ふむ…これは恩人の形見でのう。じゃがまあ、壊さないでくれるというのならよかろう。」

 

「ありがとうございます。それじゃ失礼して…よっと。」

 

はやてが破壊の杖に触れると、ガンダールヴのルーンが輝き彼女にその情報を送った。

 

「えっ…?」

 

あまりの不思議な情報に、はやては思わず声が止まる。

 

「我が主…どうなさいました?」

 

「何やの…これ。」

 

自分はその単語は解るのに、そんなものは見たことがない。何か解っても理解できないと言う意味不明な感覚、そんな複雑な表情がはやての顔には浮かんでいた。

 

「RH-01…ライトニングブラックバージョン。地球の仮想体感型ゲーム、ブレイブテュエルで全国ランキングプレイヤー上位のカード。高町なのはとフェイト・テスタロッサのカードをユニゾンリライズすることで、新しく手に入るカードの初期装備であり、もとはテスト時代のゲームの特訓中に高町なのはが生み出した新たなユニゾン…あのっ!」

 

あまりに不可思議な武器。はやてはオスマンへどうやってこの武器を手に入れたのかを尋ねると、彼は遠い昔話と言い、自分の失敗の話をし始めた。

 

「昔まだワシが若い頃のことじゃ…とある村で、ワイバーンが悪さをしておると聞いてのう。まだ血気盛んだったワシは己の力の誇示と、欲のためにその村へと討伐に出向いたんじゃ。結果としては見事にワシは村で悪さをするワイバーンを倒した。ところがのう、そのワイバーンはまだ幼生でな…礼を受け取り、村から帰る途中の林道にて、今度は親の二匹が襲いかかってきたのじゃ。ワシは何とか精神力を振り絞り、もう一体を討つことに成功したのじゃが、そこが心身ともに限界でのう。もう駄目かと思ったがその時、どこからか黄色の閃光と桃色の閃光がもう一体のワイバーンを討ち、ワシを救ってくれたのじゃよ。ワシの目の前でワイバーンがどっと倒れ土煙があがるなか、ワシは少女のようなふたりの声を聞いたのじゃ。」

 

「ほえ、女の子の声です?」

 

その言葉にますますゲームであるという可能性が強くなっていくが、未だ詳細ははやてには解らない。

 

「うむ、確かあの子達はこう言っておったよ。」

 

"あれ~? アインハルトさん、困ってる人を助けたのにクエストが始まりません~。"

 

"本当ですね。てっきりお約束でこれが開始のスイッチだと思っていたのですが…え? あ、はい…は? スカリエッティさん?"

 

"もう、アインハルトさん…こういうときはドクターって言わないとダメですってば、って…えええぇっ!? "

 

"い、異世界ですか…装置のエラーで。え、代わりに実体化のデータがとれた? はあ…。"

 

"まさか、時間の次は次元を飛び越えちゃうなんて…しかもまたわたしたちふたりが~!?"

 

"え、あぁはい。今回はもうすぐにでも戻れると…ほっ。良かったですねヴィヴィオさん!"

 

"うぷ、そうですね…アインハルトさん……。"

 

"どうしました、何で急に杖を落として青い顔を…ひっ、ドドドクター!早く、早く転送を!"

 

"あ、透けてきた…ってちょっと待ってください! 杖、私の杖~‼ せっかくママたちから借りてきたのに、なくしたら怒られちゃうよお~‼"

 

"だ、大丈夫ですヴィヴィオさん! カードはそのままなのですから、なくすものはありません!"

 

"あ、そっか…じゃ、じゃあはやく、ドクターはやくぅ! これ以上見たり嗅いでたら…本当に吐いちゃいます。"

 

"勘違いとはいえ、こんな無惨に生き物を殺してしまうなど…申し訳ありませんでしたねーーー。"

 

「そう声が聞こえ終わると、残ったのは腹と頭半分を撃ち抜かれたワイバーンの死体とわし、そして破壊の杖だけじゃった。するとしばらくして、破壊の杖が透けて消え始めたのでな。ワシは大急ぎで最後の力で固定化をかけてそれの消失を防いだのじゃよ。固定化でそれをどうにかできるかは賭けじゃったが、無事にこうして命の恩人の品として残すことができたという訳じゃ。お主達に話をしていて思い出したが、なるほど…会話から察するに、彼女達もまた何処かの世界からか来た子じゃったということか……。」

 

そうしてオスマンの話は終わった。

 

話を聞き終えても、はやて達も、そのまま念話で話を中継されてたルイズたちにも、この杖がどうできているのかはよくわからなかった。

 

その子達の会話から解るのは、時間と次元を跳躍するような装置をゲームに組み込めるような世界の人間、そんな天才が地球に生まれたということだけだった。

 

"未来の地球の人やったんやろうか?"

 

"でもよー、間違いなくその杖の形は高町なんとかと、シグナムに付きまとってた金髪のをくっつけたような感じだよはやて。こんな偶然あんのかなぁ?"

 

頭の回る少女たちでも思えたことは、せいぜいこの程度だった。

 

"確かに、テスタロッサのデバイスの色や性質、魔力光をもつ高町なのはのデバイスだ。しかし、これがゲームというのはどういうことなのだろうな。"

 

"管理世界になった地球と、非殺傷設定がより発展して生まれたスポーツみたいなもの…なんてことはないかしら?"

 

会議に更にふたりの女性が加わる。

 

"それでは仮想体感型ゲームという主はやて言葉の意味が消える。ガンダールヴのルーンで読み取っている以上、嘘はないだろう。それに、実体化のデータという言葉も気になる。"

 

"ならば私の…闇の書の力のように夢をみせることができる、そんなゲームということか? しかも事故のように聞こえるとはいえ、そこで見る夢を実体化させたというのか。そんなロストロギアのようなことが出来てしまう可能性のあるものを、果たして監理局が許すのか? そもそもどういう原理でこれの魔法は放たれているのだ…。"

 

一家総動員で考えたが、結局答えはでなかった。

 

「すみません、オスマン校長先生。私にもこれは何なのかは、結局良く解りません。ただ、固定化?の魔法がかけてあるうちは、ずっと使える武器だと思います。」

 

「そうか…。あいや、使い方が解っただけでも十分じゃよ。いざというときには国を守る切り札のひとつにもなろう。」

 

破壊の杖は結局一部の神秘を残したままに、再び宝物庫へと戻されて一同は今度こそ解散となり、はやて達はルイズ達の帰りを待つべく部屋へと戻った。

 

彼女達は知らない。今の彼女達の魔法が全て空想と妄想の産物の、ゲームとなった地球の平行世界があることを。

 

そこではルイズ以外の八神家の人間が不自由なく幸せに暮らし、家族全員が地球の人類で、本当の家族になっているということを。

 

そして、その世界の未来に生まれた偏屈の天才が、あるゲームの装置で時間を跳躍どころか、未来と過去の通信を可能にし、挙げ句にはその過去の施設からでも送還さえさせてしまうことも知るよしは無かった。

 

そんなものを作り出してしまう天才が、今回もたまたま失敗より生み出した…前後だけではなく左右にも空間を飛び越えた奇跡による出合い。それが今ここに破壊の杖があることの理由である。

 

人間という情報を移動し生成してしまう奇跡と、移動先のハルケギニアが現実を捻じ曲げることが出来る世界だったために、情報であるデータの物質化を今回偶然に生み出した。そしてその捻じ曲げることで起きる現象、系統魔法を仕えるメイジの精神力より放たれて世界が歪むロジック。これが、ブレイブデュエルの仮想空間で考えを反映する思いの力のプログラムに酷似していたのだ。

 

このことにより、破壊の杖に現実空間で同じプロセスを踏ませることで魔砲を放てたのが、今回の真相であるのだが、それを知るものはここには誰もおらず、また知る必要もなかった。

 

 

 

 

さて、同時刻、まだ騒動が本格化する前のトリスタニアに転移してきたルイズ達が何をしていたのかと言うと――

 

「おいルイズ、どこに行くんだよ?」

 

破壊の杖会議が終わり、またシエスタの無事と民衆の火種がくすぶるのを見届け、学園への帰路につこうとしていたはずなのに突然ルイズが思い出したように足を止め、この前のブラジャーと服を仕立てた店へと踵を返して歩き始めたのだ。

 

「服屋よ、まったく、肝心なことを忘れていたわ。」

 

そうルイズはヴィータとシャマルに言ってから軽く説明をする。本日はフリッグの舞踏会。しかし、ルイズにはドレスが無かったのだ。彼女のではない…彼女の大切な妹のドレスが無いのである。

 

「はやての?」

 

「ええ、そうよ。昨日の買い出しでもうあまり余裕がないからあなたたち全員分ってわけにはいかないけれど…まだはやての分くらいはあったはずだから。」

 

そう歩きながら後ろを振り返るルイズの視線にあるのはシャマルの顔。

 

「というわけでシャマル、鏡だしてあたしの部屋から金貨袋とって。」

 

「はあ!? お前、あたし達の魔法を何だと思ってんだ!」

 

まるでファミレスで食事中に、そこのティッシュとってというノリのルイズにヴィータは眉根を寄せた。

 

「いいのよヴィータちゃん。下手に戦闘で使おうと思われるよりも、こういう使われ方のがむしろ平和でうれしい。それに……ほら?」

 

シャマルが意地の悪そうな笑みを浮かべてヴィータを見る。

 

「シグナムのレヴァンティンを、湯沸し器にさせたヴィータちゃんが言えたことじゃないんじゃないかしら♪」

 

「ぐ…っ。」

 

言い返せなくなって、眉根だけでなく顔全体で不機嫌を表すヴィータを無視してシャマルは鏡を小さくこっそりと展開、ルイズの金貨袋をとりだした。

 

「はい、ルイズ様。でも…あまり目立つ使い方はさせないでくださいね? 私の魔法は便利に思われるかもしれませんが…しょっちゅう使っていると嗅ぎまわる人もきっと出てきますから。」

 

「ん、そうね。はやてのこと考えたらその通りだわ、ごめんなさい。」

 

姉力の高まってる今のルイズははやての模範足らんと振る舞うので良し悪しに分別がきく、絶賛素直である。

 

「はい。それじゃはやてちゃんのドレス、買いに行きましょうか。」

 

三人は目的の服屋へと歩き出す。

 

「ヴィータにも、ドレスをあげられたら良いんだけどね。」

 

「うえ、何だよ急に気持ち悪い。」

 

そんな道中、ルイズの似合わない発言に即座にヴィータが引いて反応する。

 

「ちょっとあんたねえ……だって、今回助けてくれたじゃない。だから…そのお礼にと思ったんだけどーー」

 

「だけど?」

 

「このお金、ほとんどがこの前あんたがくれた残りなのよ。あたしのはボロ剣かった辺りでもう大分なくなっちゃって。」

 

「………。」

 

スリ相手に昨日一稼ぎした時に、のろうさを買ってきた後に渡してくれたものが、ルイズの財布の財の半分以上を占めていた。メイジのスリ相手も多く含まれており、その報酬の金額はなかなかのものである。

 

「まあ、あたしは着たいわけじゃねえし、それをはやてに使ってくれるだけで十分だよ。てか、お礼って何だ?」

 

「だ、だからフーケの討伐についてきてくれたこととか、戦い方を教えてくれたのとか…失敗でも倒す方が格好いいと言ってくれた事とかよ! ……私一人だったらきっと…あんたが居なかったら私は今頃、こうしていられなかったと思うから。」

 

少しもじもじとしながらルイズは答えた。そしてそんな恥ずかしさの中に、わずかに苦味が彼女にあった。

 

まるではしばみ草が隠し味に使われたような、そんな料理を食べたときの苦味だった。隠し味なので大した刺激ではないが、それでも口の中でずっと残り続けているような、そんな感じでが心をつつき続けているのである。

 

理由は単純に彼女が今最後にぼそりと吐き出した、一人だったらどうなっていたかという感情だ。出発前にはやてに伝えたことは彼女にとって本当に譲れないもので、どんな状況だろうと曲げることはなかっただろう。

 

しかし、ルイズのとった行動は一人だったのならば恐らくまともに戦い方も解らず、任務は成功せずに結果も下手すれば最悪のものになっていたと、ルイズは気づけたのだ。

 

「それ、お礼いるのか?」

 

「えっ。」

 

しかし、ヴィータはそんなルイズの意見を受け入れなかった。というより理解できないという顔をしている。

 

「いや、手を挙げさせたのあたしだしさ…それに、お前が一度決めたらもう止まりそうにない人間ってのは、出会ってから今日までですげー理解できてたし。」

 

ぐっ…とルイズが顔をしかめた。

 

「なによ、初めて会った時、はやての困ることをしたら私をダルマ?とかいう状態にして、監禁するって言った子とは思えないこと言うじゃない。」

 

ぐっ…とヴィータも顔をしかめた。

 

「だってよ、ほら…う~、あのときはしょーがねーだろ! お前、あからさまに便利な手駒が来たって感じにしかあたし達のこと、見てなさそうだったし。」

 

「そ、そんなこと…っ!」

 

「でもよ…ルイズははやてのこと、ちゃんといろいろ考えてくれてたじゃん。だからあたしも考えを変えたんだよ。」

 

「えっ。」

 

ないとは言えない…そう良い淀み、出会ったときの図星をさされた後に来る優しい声に、ルイズは味方にはとことん頼もしい、そんなヴィータの優しさを見た。

 

それはつまり、ルイズが少なくともヴィータに認められた証なのだろう。ヴィータはそのままルイズへの感想をどんどん述べていく。

 

「教室ではやてのことを守ろうとしてくれたこと、すげー嬉しかった。はやてを妹みたいに可愛がってくれたことも、めっちゃ嬉しかった。」

 

何よりーーと、すこしの間をおいてから、林檎のように顔を赤くしながら笑顔でヴィータはルイズを見た。

 

「昨日の夜の宝物庫のやつ…あたしらに頼らないで、先にはやてを守ろうとしてくれた気持ちが一番嬉しかったんだ。会ってまだ数日しか経ってないのにさ…。」

 

そう言われて、今度はルイズの顔が染まる。薄く白い肌の彼女は、林檎ではなく桃のように変わりながら、顔を熱くしてしまう。

 

「な、ななななな!」

 

誉められ慣れてないルイズは何も答えられない。

 

「まー確かに結果を考えるとどれも無謀だけどな。」

 

「うぅっ…何よ、結局そこに帰結するんじゃない。」

 

「でも、そんなの仲間がどうにでもしてやれる。」

 

「えっ。」

 

仲間とはっきり言ったヴィータの言葉が、ルイズは信じられなかった。思わず自分とヴィータを何回か見返して、ようやく小さな言葉が出ただけだ。

 

「仲間…。」

 

「繰り返すんじゃねー! …恥ずかしいだろ。」

 

そういう台詞を家族の者たち以外に向けたことがないのとか、怒鳴り付けた後に、また小さな声になるヴィータはどこか愛くるしく、年相応の幼子が背伸びをしているよう見える。

 

「とにかく! あたし達に大事なのは、ルイズがはやてを思ってくれた方なんだよ。だから、他はどうでも良いんだ!」

 

「で、でもそれじゃ間違ったままじゃない! やっぱりそんなのダメ、主としてらしくないわ。」

 

「まあな。だから、もし間違ってたらひっぱたいてでも止める。お前はあたし達の守るべき相手でもあるから。けどなルイズーー」

 

横で話してたヴィータはルイズの目の前にくると、まだ少し染めている頬をそのままに、真剣な目でいうのだった。

 

「あたしたちの仲間のしたいことは、なるべくしてやりたいのも今のあたしの本音だ。」

 

「仲間…。」

 

「だから言い返すなって! 言っとくけど調子に乗るなよ!! 度が過ぎた無茶なわがままは、本当に殴ってでも止めるかんな!」

 

そう指を指をさして、ヴィータが恥ずかしがりつつも言ってくれたことが嬉しくて、そして何より、彼女に仲間と認めてもらえたことがもっと嬉しくて、ルイズは微笑みを浮かべる。

 

上気していた頬の赤みがほどよく薄くなり、花が咲いたように見える彼女はとても愛おしく見えた。

 

「もう、昨日と今日であんたは態度が変わりすぎよ…本当は何か隠してんじゃないでしょうね?」

 

ほんの少しだけ素直になれない心から思わずからかうルイズの言葉に、ヴィータは必死な表情で返す。

 

「な、なんも無えよっ、人の好意を勘ぐんな!」

 

そんな相手が面白くて、良い気分のままにルイズはヴィータをからかい続けて止まない。

 

しかしどうしたことか、次のルイズの一言が状況を変えた。

 

「そうかしら? 今朝だってあんなにはやてを庇わずにすんなり私の話を受け入れてくれたなんてやっぱり怪しいわ…あら?」

 

「………。」

 

今朝のこと、そう言われてあからさまにヴィータの反応が変わったのだ。汗が滝のように流れ、さっきまでまっすぐルイズの瞳を見つめた目は逸れて、怪しく泳いでいる。

 

「え、ちょっと待って…あんたまさか本当に……。」

 

「そ、そんなことねえよ! あの時お前がしたいことをさせたかったのは本当だ!! た、ただ……。」

 

「ただ?」

 

「……訓練にもちょうど良いなって思ったから、もとからそうさせるつもりだったんだよ。ほ、ほら! あたしがついてけば十分安全だっろ?」

 

素直なヴィータの企みの告白にルイズは顔がひきつった。ひくひくと口の片方が笑顔のまま固まっている。

 

「ねえヴィータ、あたしその"訓練"のゴーレムで死にかけたんだけど?」

 

「で…でもあたしの手伝いと指導でどうにかしただろ!」

 

特に太陽の向きもなにも変わっていないのに、ルイズの笑顔に陰がかかったように見える。

 

「破壊の杖にも殺されかけたわよね?」

 

「そ、それもあたしがどうにかしたしたじゃんか…。」

 

必死の弁解をするヴィータに肩を震わせどんどんルイズの回りの空気が寒くなっていくような錯覚を覚える。

 

「ふ、ふふふふふ…。」

 

「ル、ルイズ?」

 

「ふっざけんじゃないわよぉ! 何よそれぇ! ひ、人の名誉回復のチャンスを訓練に利用してたって…あんた貴族の誇りをなんだと思ってんの!? し、ししししかも…仲間の提案したその訓練に殺されかけるなんて!」

 

やや理不尽に、ルイズはとうとう爆発した。素直になっても別に怒らないわけではないし、短期が直ったわけでもないのだ。

 

「何だよ! お前今さっきまで感謝してた癖に! だったら良いだろ別に!!」

 

「良いわけないでしょ! 決めたわ、このことははやてに言いつけるんだからねっ!!」

 

「はあ!? ざけんなこらぁ! 仲間として考えてこうしてやったのになんだよそれ! 結局一人でも行くつもりだったみてえだし、お前あたしが居なかったら死んでんだぞ!!」

 

「あら? 私のその過ちは仲間が支えてくれるか、正してくれるから気にしなくて良いって言ったのは、ど・こ・の誰だったかしら!? だったら、あとは死なせかけたあんたの罰だけじゃない。」

「て…てめぇ! 都合の良いとこだけ守られる人としての立場を利用してんじゃねぇ!!」

 

「うるさいうるさいうるさい! 何よもう…せっかくの喜びに水をさされたわ!」

 

ぎゃんぎゃんとふたりの喧嘩は止まらないが、シャマルは手を出さない。なぜなら彼女は気づいていて、今の光景が微笑ましいものにしかならなかったからだ。

 

ヴィータにお礼をしようとしたこと。

 

爆発後でもルイズが使い魔や部下ではなく仲間に殺されかけたと言ったこと。

 

二人とも手を出さず口でしか攻撃していないこと。

 

そして、結局口論しながらも、暫く続けているとどこかそれを楽しむような顔を、二人ともしていること。

 

それら全てが、ルイズもヴィータも険悪なムードに逆戻りしていない、関係が進んだことの証だった。

 

「あぁ…でもマジではやてには言わないでくれ、頼む。」

 

肩で息をしあう程に言い合った後、ヴィータが手を合わせて拝むように頭を下げた。それは申し訳なさではなく、ただはやてに嫌われたくないからだけの感情が飛んでくる念のようなものとして感じとれたが、ルイズは今度は爆発しなかった。

 

「…解ってるわよ。わ、私だってああ言われたからって、ホントに感謝を全くしなくなるような、そんな都合でよたよたする貴族になりたいわけじゃないもの。」

 

ヴィータがルイズにこの日くれたものは、使い魔として当然のことだとか、そんな風にプライドで突っぱねて言えるような程度の恩ではないことを彼女自身が一番感じ取っている。そんな恩人を無碍に扱うことはやはり心根の正しい彼女には無理なことなのだ。

 

尤もそれは、はやてやヴィータがルイズより幼い体をしていて、無意識に尊敬する姉のようにまた振る舞おうとしていたことから出た行動なのかもしれないが、どんな形であれ今のルイズの本心には違いない。

 

そのヴィータの手に、さらにルイズが手を重ねて彼女は言う。

 

「はやてのことを思う仲間でも、はやての代わりの使い魔としてでも、恩には恩を…が貴族として当然のことよ。だからはやてには言わないわ。それと…やっぱりありがとうヴィータ。」

 

「なんなんだよ、結局…。」

 

「ふふ…だってその事を聞いてからでも、嬉しい気持ちの方が全然大きいんだもの。だから素直に受け取りなさいよ。私だって今は、素直に言うの頑張ってるんだから。」

 

「……おう。」

 

こうして最後に一波乱あったものの、無事に二人の間の全ての隠し事は消え、心のわだかまりもなくなり、綺麗なまま彼女達の仲は深まったーーーのだが、問題はまだ終わらない。

 

「あの~、ふたりとも? 仲良くなるのは良いんだけど…。」

 

止めなかったシャマル少し後悔と申し訳なさそうに手をあげて二人に声をかけた。

 

「もう少し周りのことも気にした方が良いかなーって、シャマル先生は思うわよ?」

 

そう、昨日の今日で桃色の髪と赤色の髪の人間の、幼い二人がまた騒ぎを起こしているのである。

 

人目につかないはずがないのだ。

 

ルイズとヴィータの周りには、昨日以上の人だかりができていた。見覚えのある光景に人かが集まり、更にそれで人が集まり、そのままに劇のワンシーンのような二人を多くの人々が良い話を見たような目で見つめている。

 

「~~~っ!」

 

もともとあまり目立つこと、というより外見のせいか人から奇異や、好奇の目で見られるのが嫌いなヴィータと…繰り返しになるが誉められてないルイズが、そんな視線を耐えられるわけもなく――

 

 

 

二人はまた顔を真っ赤にすると、大慌てでそそくさと服屋へ逃げ込むように走り去っていった。




黒レイハだった理由は、私がなのセント世界もからめたかったから、というよりヴィヴィアインを少しでいいので出したかったからです。前言した通りすっごく小さい理由です。
そのためにスカえもんを随分と、文字通りスカえもんにしてしまった気もします。

そしてアンリエったさま、少し強くなる(`・ω・´)

ルイズとヴィータの関係はもう少しツンツンのぶつかり合いにしてうまくできた気もします…うーん、やっぱりお話を作るのって難しい。

舞踏会も一波乱ありそう…かな?



そうそう、やっと買っておいたリフレクション見ました!
シャマルフィンガー!! もしくはシャマルフィスト!!
思わず変な顔に…。しかし物理干渉があそこまで強くできるとは…意外な性能を見てしまった感じがします。おかげで頭の中で浮かぶ戦術に幅が広がりました。だいぶ先ですがどこかで使おうかなって。

すっごく面白かったですけど欲を言えばもう少し必殺技を言ったり叫ぶシーンをくどくしてほしかった…とか贅沢なこと言ってみます。
なのは映画は前者2つがクオリティ高すぎてどうしても、どこまで良くできていてもより良い物を望んでしまいますね(・ω・;`)
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