仮面ライダーハルコニー First and First 作:Ohm
医療部門の見解によると
雷刃は感染しているのではなく
毒のような物に侵されている
という事だった。
解毒剤を作成しているらしいが
すぐに出来る物でもなければ
テストをする時間も無いので
雷刃の免疫力に任せるしかないらしい。
「まさか、次の能力は毒関係?」
「かもな。」
晴人と部屋に変えるために
通路を歩いていると
端末に通話がかかって来た。
科学部門の室長
優雅 龍氏(ゆうが たきし)からだった。
「はい、こちら優徳。」
「晴人と限利は一緒かい?」
「晴人は一緒です。」
「丁度良かった。
科学部門の研究室まで来てくれないか?
限利は・・・こっちで呼んでおくよ。」
「分かりました。」
通話を切って端末をしまう。
科学部門に行くのは
新しい武器やHTVシステムを開発した時だけだ。
後は使い方についての厳重注意とか・・・。
>>科学部門 研究室<<
しばらく待っていると
限利が扉を開けて入って来た。
急いできたのか
服はヨレヨレだった。
「急に呼んだんだから
いい事だよな?
違うなら殴るぞ。」
入ってきて最初の言葉は
脅しのような内容だった。
この性格が直る事は
ないだろうな。
「君たちを呼んだのは
これを見せる為だ。」
龍氏は資料の束を
自分を含めた三人に渡す。
その表紙には
新型HTVシステム"Mark-XX"
と書かれていた。
「ダブルエックス!?」
「新しいHTVシステムか!」
限利と晴人は
かなりテンションが上がっていた。
めくっていくが
出力データやグラフなどが書かれていて
専門ではない自分には
読む気さえ起きない。
「なるほど
twentyではなくDouble Xか。
このMark-XXの完成が近い。
そこで君たちに使ってもらいたい。」
新しいHTVシステムがあれば
俺だって強くなれる。
戦える
「俺に使わせてください。
いいよな晴人?」
「良いですよ。」
「Mark-XIVでは邪魔になるからな。
一人の力を増すよりも
数を増やした方が良い。
俺も賛成だ。」
意外な事に限利までもが賛成した。
これで、俺に決まりだ。
「残念だが、それは出来ない。」
「え?」
「Mark-XXは
まだ細かい調整が出来ていない。
だから実戦でデータを取りつつ
調整していくしかない。
しかも調整が出来てないせいで
負担も大きい。
だから優秀な装着体質者にお願いしたい。」
「優秀・・・。」
「大丈夫だ。
君にはMark-XVを使ってもらう。
Mark-XVでも対処は出来る。」
俺では実戦データを取れない?
俺では負担に耐えられない?
「分かりました。」
もう晴人と限利だけで十分じゃないのか?