仮面ライダーハルコニー First and First   作:Ohm

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12話:Mark-Double X

医療部門の見解によると

雷刃は感染しているのではなく

毒のような物に侵されている

という事だった。

解毒剤を作成しているらしいが

すぐに出来る物でもなければ

テストをする時間も無いので

雷刃の免疫力に任せるしかないらしい。

 

「まさか、次の能力は毒関係?」

 

「かもな。」

 

晴人と部屋に変えるために

通路を歩いていると

端末に通話がかかって来た。

科学部門の室長

優雅 龍氏(ゆうが たきし)からだった。

 

「はい、こちら優徳。」

 

「晴人と限利は一緒かい?」

 

「晴人は一緒です。」

 

「丁度良かった。

 科学部門の研究室まで来てくれないか?

 限利は・・・こっちで呼んでおくよ。」

 

「分かりました。」

 

通話を切って端末をしまう。

科学部門に行くのは

新しい武器やHTVシステムを開発した時だけだ。

後は使い方についての厳重注意とか・・・。

 

 

>>科学部門 研究室<<

 

しばらく待っていると

限利が扉を開けて入って来た。

急いできたのか

服はヨレヨレだった。

 

「急に呼んだんだから

 いい事だよな?

 違うなら殴るぞ。」

 

入ってきて最初の言葉は

脅しのような内容だった。

この性格が直る事は

ないだろうな。

 

「君たちを呼んだのは

 これを見せる為だ。」

 

龍氏は資料の束を

自分を含めた三人に渡す。

その表紙には

新型HTVシステム"Mark-XX"

と書かれていた。

 

「ダブルエックス!?」

 

「新しいHTVシステムか!」

 

限利と晴人は

かなりテンションが上がっていた。

めくっていくが

出力データやグラフなどが書かれていて

専門ではない自分には

読む気さえ起きない。

 

「なるほど

 twentyではなくDouble Xか。

 このMark-XXの完成が近い。

 そこで君たちに使ってもらいたい。」

 

新しいHTVシステムがあれば

俺だって強くなれる。

戦える

 

「俺に使わせてください。

 いいよな晴人?」

 

「良いですよ。」

 

「Mark-XIVでは邪魔になるからな。

 一人の力を増すよりも

 数を増やした方が良い。

 俺も賛成だ。」

 

意外な事に限利までもが賛成した。

これで、俺に決まりだ。

 

「残念だが、それは出来ない。」

 

「え?」

 

「Mark-XXは

 まだ細かい調整が出来ていない。

 だから実戦でデータを取りつつ

 調整していくしかない。

 しかも調整が出来てないせいで

 負担も大きい。

 だから優秀な装着体質者にお願いしたい。」

 

「優秀・・・。」

 

「大丈夫だ。

 君にはMark-XVを使ってもらう。

 Mark-XVでも対処は出来る。」

 

俺では実戦データを取れない?

俺では負担に耐えられない?

 

「分かりました。」

 

もう晴人と限利だけで十分じゃないのか?

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