仮面ライダーハルコニー First and First 作:Ohm
車に乗って
パンデミックスケアフェルの反応がある場所に
優徳さんの運転で移動する。
助手席には雷刃
その後ろには僕と限利が座っている。
まだつかないのかと焦っていると
車のカーナビに科学部門から
連絡があった。
「はい、こちら優徳。」
「科学部門の責任者の優雅 龍氏(ゆうが たきし)だ。
パンデミックスケアフェルについて
話がある。」
「話?
なんだ?」
「前回の戦闘現場に沈殿していた紫色のガスを採取して
調べたがスケアウィルスは見つからなかった。
だがスケアフェルに使用した結果
ガスはスケアウィルスを活性化させる事が分かった。
白色のガスはまだ調査中だ。」
「ストレスが無くても
スケアウィルスに感染していれば
スケアフェルになるのか。
厄介な能力を・・・。」
紫色のガスがスケアウィルスを活性化させるという事は
スケアフェルになったあの人達は
感染していたという事か。
だとしても感染は結構広がってる。
「あれか?」
限利が見ている先には
一つの倉庫が見えた。
長年使われていないのか壁には落書きが残っており
錆びたドラム缶などが放置されていた。
>>倉庫<<
近くのエージェント六人と合流して
倉庫に入るとパンデミックスケアフェルと
十体以上の変異体がいた。
「なんだこの数は!?」
「これは流石に多過ぎるな。」
戦闘狂の限利までもが
あまりの多さに驚いている。
端末を取り出してボタンを押すが
いくら待ってもオペレータが出てこない。
そうこうしている間にも
スケアフェルが向かってくる。
もう時間が無い。
Mark-XIVを取り出して装着する。
「変身!」
「装着!」
優徳さん、限利、僕の三つの緑色の輪が現れて
黒色のアンダースーツと白色の装甲が装着される。
HTVの装着者三人と
短刀やハンドガンで武装したエージェント七人で
交戦するがパンデミックスケアフェル以外で
十体以上もいる上に倉庫の中では狭すぎる。
「パンデミックスケアフェルが逃げるぞ!」
雷刃に言われて周りを見渡すと
パンデミックスケアフェルだけが
どこかへと歩いていく。
「あいつ、外で人間を襲う気か!」
「晴人、限利、お前達はパンデミックスケアフェルを追え!
こっちは俺と雷刃と他のエージェントで抑える!」
「分かりました!」
「頑張れよ!」
周りのスケアフェルを跳ね除けて
パンデミックスケアフェルを追っていく。
すると端末の電源が勝手に入る。
『こちらアンジェ本部
付近で大量のスケアフェルが確認されている。
全エージェントは至急向かってくれ。
場所は端末に送信してある。
繰り返す・・・』
「他の場所でもスケアフェルが!?」
「あいつ、変異体を集めてたやがったか。」
遠くからヘリのローター音が聞こえてきた。
頭上をヘリが通過すると
パンデミックスケアフェルに銃弾が降り注いだ。
周りには秘密組織アンジェのエージェントが
銃を持って向かって来ていた。
だがHTVの装着者でも勝てないのに
銃で戦うなんて無茶だ!
「二人共、これを使え。」
こっちに走ってやってきたエージェントは
Mark-XIVの細部の色が変わったドライバを
差し出してきた。
「科学部門が開発したMark-XVだ。」
「新しいドライバ・・・。」
「新型か、良いね!」
今のドライバを外してエージェントに渡す。
パンデミックスケアフェルを見て
Mark-XVを装着する。
<Mark of XV>
ドライバを中心に緑色の二つの輪が現れて
自分の周りを回転し始める。
二つの輪を目指して
白色の装甲が本部から転送される。
黒色のアンダースーツが装着されて
二つの輪が停止する。
「変身!」
緑色の輪から放たれた赤色の稲妻が
装甲を撃ち装着される。
これが新しいHTVシステム"Mark-XV"
「見た目は変わってないけど・・・。」
「見た目なんてどうでもいいだろ!
早く試すぞ!」
ドライバの細部の色が変わっただけか。
良いけど、地味だ。
もっとカッコイイのを期待してたけど・・・。