やはり俺がウルトラマンジードなのはまちがっている。   作:焼き鮭

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融合獣マグマゴメスを倒せ。(B)

 

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

「!!」

 

 八幡たちの見上げていた花火の炸裂音が、耳をつんざく咆哮によってかき消された。見れば、夜の闇の中にいつの間にか巨大な怪物の影がそびえ立っている。

 頭部に巨大で前に曲がった一本角を生やした、毛皮のある恐竜型の怪獣。背筋にはサメのようなヒレがズラッと並び、双眸は真っ赤に爛々と光っている。皮膚には亀裂が走り、裂け目から赤いマグマエネルギーが煮えたぎって煙を噴き出していた。

 八幡と結衣は怪獣の胸部に紫色の光体が七つ並んでいるのを目にして、それが融合獣であることをすぐに見て取った。レイデュエス融合獣マグマゴメスだ!

 

「ヒッキー……!」

「ちッ……まぁた現れやがったか……!」

 

 融合獣の影に会場は一気にパニック状態になり、平穏なひと時は瞬く間に破られた。その混乱の中で忌々しげに舌打ちする八幡。一方で陽乃は何やら手を懐に突っ込んでいたが、

 

「……あっ、今は持ってないんだった……」

「陽乃さん? どうしたんですか?」

 

 小さくつぶやいて手を抜いた陽乃に、彼女の様子を訝しんだ結衣が尋ねかけた。

 

「あっ、何でもないよ。それより早く避難しなきゃね! 怪獣こっちに来るし!」

 

 陽乃の言う通り、マグマゴメスは地響きを引き起こしながらこちらへと接近してきている。そのため確かにすぐ避難すべき状況なのだが、

 

「そ、そうっすね……」

「は、早く逃げないと危ないですよねー! はは……」

 

 当然、八幡たちは他と同じようにはしていられない。しかしどんな口実をつけて陽乃から離れて変身するべきか……。曖昧に返事しながらそれを考えていたら、

 

「じゃ、悪いけどわたし先に行くね! 二人も急いでねー!」

「え……」

 

 意外にも陽乃の方から八幡たちより離れ、あっという間に避難する群衆の中に紛れていった。その背中を呆然と見送る結衣と八幡。

 

「お、置いてかれちゃった……」

「ああ……。まぁ、こっちとしちゃ好都合ではあるが……」

 

 予想外の陽乃の行動にしばし立ち尽くしていた二人だったが、そんなことをしている場合ではない。気を取り直して、自分たちは避難する客たちとは別の方向、身を隠せる植林エリアに飛び込んでいった。

 そこで他に人目がないことを確認してから、ウルトラカプセルとジードライザーを取り出す。

 

『ユーゴー!』『テヤッ!』

『アイゴー!』『タァッ!』

『ヒアウィーゴー!!』

[フュージョンライズ! ウルトラマンヒカリ! ウルトラマンコスモス!]

[ウルトラマンジード! アクロスマッシャー!!]

 

 八幡と結衣はヒカリとコスモスのカプセルをスキャンして、ウルトラマンジード・アクロスマッシャーに変身! 植林を飛び出して、群衆をつけ狙っているマグマゴメスの正面に着地して立ちはだかった。

 

「ハッ!」

 

 ジードの登場に振り返る人々。子供たちの間からは歓声が沸き上がる。

 

「あッ、ウルトラマンジードだぁ~!」

「ジード、がんばれー!」

 

 子供たちの声を背に受けながら、ジードが融合獣に立ち向かっていく!

 

『「よし……行くぜッ!」』

 

 まずは右腕から光剣を伸ばして武装。

 

『スマッシュビームブレード!』

 

 それを片手に、アクロスマッシャー特有の軽やかで素早い身のこなしでマグマゴメスに肉薄。先制の一撃を叩き込む!

 

「ハァッ!」

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

 

 マグマゴメスは反応も出来ずに斬撃を食らう。

 ……が、その体表にはかすかなすり傷しか入っていなかった。

 

『「効いてないよ!?」』

『「ちッ……!」』

 

 ジードはもう一度マグマゴメスに飛びかかって、連続で四肢を斬りつける。しかしやはり微々たるダメージしか与えられない。

 

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

「ウッ!」

 

 てこずっている内にマグマゴメスの反撃により、ビームブレードを半ばからへし折られてしまった。

 

『「だったらこっちだ!」』

 

 ジードはめげずに武器を取り換え、ジードクローを握って一回レバーを握り込んだ。

 

『クローカッティング!』

 

 クローを回転させて光刃を飛ばすも、マグマゴメスの鉤爪によってあっさりと粉砕された。

 

『「ん何……!?」』

『「あいつの身体、チョー硬いよ……!?」』

 

 攻撃が通用せずに動揺するジードたち。マグマゴメスは二体とも重量級の怪獣による融合獣という、生粋のパワータイプ。動きは速くとも、一撃が軽いアクロスマッシャーでは相性が悪かった。

 

(♪ピンチの戦い)

 

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

 

 有効打を与えられない間に、マグマゴメスからの反撃が来た。背びれがビカビカと赤く光ったかと思うと、大口から灼熱の強力熱線を吐き出してくる!

 

「ウワアァァッ!」

 

 熱線はジードに襲い掛かるばかりか、周囲の地面を燃やして火の手で囲い込む。ジードは足が取られて身動きが取れない。

 そこにマグマゴメスが突っ込んできて、ジードはぶちかましをもらった。

 

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

「ウワァァ――――!」

 

 大きく吹っ飛ばされるジード。更に尻尾の殴打も食らい、したたかに地面に打ちつけられる。

 

『「ぐッ……!」』

『「うぅ……!」』

 

 衝撃が伝わってきてうめく八幡と結衣。カラータイマーも鳴り、窮地を報せる。

 

『このままじゃやばい……! カプセルを交換するんだ! パワーのある奴に!』

 

 この状況を脱するためにフュージョンライズ形態の変更を促すジードであったが、

 

『「けど、今は雪ノ下がいねぇ!」』

『ああそうだった……!』

 

 マグマゴメスに張り合えるだけのパワーがある形態といえばソリッドバーニングかリーオーバーフィストだが、どちらも雪乃が不在のために変身することが出来ない。万事休すか!

 

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

「ウッ……!」

 

 マグマゴメスは容赦なくジードへと迫り来る。思わず身構えるジードであったが、その時、

 ターンッ!

 

「アアオオウ! ギャアアオウ!」

 

 どこからか光弾が飛んできてマグマゴメスの左目に炸裂。想定外の方向からの攻撃を急所にもらったマグマゴメスは反射的に動きを止めた。

 

「フッ!?」

 

 突然のことに一瞬驚くジードであったが、これはまたとない好機。このチャンスを逃してはなるまいと、八幡たちは一番勝算のある形態へのチェンジを敢行した。

 

『ユーゴー!』

『オリャアッ!』

 

 八幡がオーブ・エメリウムスラッガーカプセルを起動して装填ナックルに押し込む。

 

『アイゴー!』

『フエアッ!』

 

 結衣はベリアルカプセルを起動し、八幡は再びジードライザーを取り出した。

 

『ヒアウィーゴー!!』

 

 装填ナックルに収めた二つのカプセルをライザーでスキャンし、再変身!

 

[フュージョンライズ!]

『ジィィィ―――――――ドッ!』

 

 オーブとベリアルのビジョンが八幡たちと重なって、ジードは姿を変える!

 

[ウルトラマンオーブ! ウルトラマンベリアル!]

[ウルトラマンジード! トライスラッガー!!]

「シュアッ!」

 

 ジード・トライスラッガーとなって立ち上がり、マグマゴメスとの第二ラウンドを開始した。

 

(♪ジードの戦い・優勢2)

 

「ハァァッ!」

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

 

 マグマゴメスに飛びかかって膝蹴りを決め、その横面に平手打ちを入れる。だがあまり効いている様子は見られない。

 

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

「グゥッ!」

 

 パンチの反撃を食らって押し返されるジード。やはり、雪乃が起動できるカプセルを用いた形態でないとマグマゴメスに対してパワー不足のようだ。

 しかし、それでもジードはあきらめずに戦い続ける!

 

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

 

 マグマゴメスが再び熱線を吐いて攻撃してくる。その瞬間、ジードは三本のスラッガーを同時に放った。

 

「セアッ!」

 

 三振りのスラッガーは渦を描くように飛んでいって熱線と衝突。スクリューのような回転によって熱線を分散させて突き進んでいく。

 

「!?」

 

 熱線を打ち消したスラッガーがマグマゴメスの膝関節を斬りつけた。どんなに頑丈なボディを持っていようとも、関節部はどうしても他より弱くなる。

 

「アアオオウ! ギャアアオウ!」

 

 マグマゴメスは自重を支え切れずに片膝を突いた。今こそが絶好のチャンス!

 

「ハッ!」

 

 ジードは三枚のスラッガーをマグマゴメスの頭上に移動させ、そこへ必殺光線を発射。

 

「『リフレクトスラッガー!!」』

 

 乱反射した光線がマグマゴメスに降り注ぎ、無数の光線がマグマゴメスの全身に突き刺さる。

 

「アアオオウ! ギャアアオウ! シャウシャ――――――!」

 

 全身をズタズタにされたマグマゴメスは爆散。消滅していった。

 

「やった――――――!」

 

 子供たちを始めとした人々はジードの逆転勝利に歓声を発した。途切れていた花火も空に打ち上がり、ジードを称えるように夜空に花を咲かす。

 

「……」

 

 肩で息をしていたジードは空へと飛び上がることなく、その場でスゥッと薄れて消えていった。もう変身時間の残りがほとんどなかったのだ。今回はギリギリの勝利であった。

 

「ふぅ~……危なかったねヒッキー。でも何とかなってよかったぁ」

 

 結衣も元の姿に戻ってからどっと息を吐いた。しかしその一方で、八幡は一つ、あることを気に掛けていた。

 

「……途中で融合獣に攻撃をして助けてくれたのは、一体誰なんだ?」

『それはもちろんAIBでしょ。他にいないでしょ?』

 

 ペガがそう指摘する。

 

「いや、普通に考えればそうだろうけどよ……AIBの誰かって意味だよ。あれ、結構遠くから狙撃したみたいだったぜ」

『多分ゼナさんだよ。あの人、かなりの腕だからそれくらい出来てもおかしくないさ』

 

 ジードはそのように推測したが、八幡は今一つ腑に落ちていなかった。

 

「あの人、花火大会に来てたのか……?」

 

 

 マグマゴメスの左目を狙撃した光弾が飛んできた、その方角で、

 

「ふ~……危ないところだったなぁ。全く、世話が焼けるヒーローなんだから」

 

 陽乃が一人、スナイパーライフルを下ろして安堵のため息を漏らしていた。

 

 

 × × ×

 

 

 融合獣の襲撃はあったものの、どうにか混乱は収まって花火大会は終了。その陰には、AIBの人知れずの尽力もあった。

 八幡と結衣は陽乃と合流し、帰りが混雑する前にとさっさと会場を後にした。有料エリアから駐車場に出ると、彼らの前に雪ノ下家のハイヤーが静かに横づけされる。

 

「よかったら送っていくけど?」

 

 打診する陽乃だが、八幡はそれに返答せずにハイヤーをじっと観察していた。その目の動きに気づいて、陽乃がクスクスと笑う。

 

「そんなに探しても見えるところに傷なんて残ってないよ」

 

 ――彼女としては冗談のつもりだったのだろうが、八幡と結衣がぴくりとも笑わないので、陽乃も戸惑ったようであった。

 

「あ、あれ? 雪乃ちゃんに聞いてなかったんだ。悪いことしちゃったかなぁ……」

「じゃあ……やっぱり……」

 

 小さくつぶやく結衣。陽乃は取り繕うように八幡たちに言い添える。

 

「でも勘違いしないでね。雪乃ちゃんが悪い訳じゃないんだから。あの子はただ乗っていただけだし、何一つ悪いことはしていない。それでいいよね、比企谷くん?」

 

 同意を求められると、八幡はそっけなく返した。

 

「そーっすね。まぁ事故起こしたのあいつじゃないし。なら無関係でしょ。済んだ話ですしね!」

「そっか、もう終わった話なら別にいいよね」

 

 大袈裟に胸を撫で下ろす陽乃。今の言葉は、それでこの話題を終わらせてしまいたいというようであった。

 

「……じゃあ、俺ら帰ります」

「うん。じゃあ、比企谷くん。またね」

 

 陽乃は無理に引き止めることなく、八幡たちに別れを告げてハイヤーに乗り込んだ。最後に「ありがとう」と告げ、ドアを閉められたハイヤーが発進していった。

 八幡と結衣は、しばらく無言のままで駅に向けて歩き始めた。

 

 

 × × ×

 

 

 八幡は結衣を家の前まで送った後に、繁華街を抜けて自宅までの道のりを一人黙々と歩いていた。しかし人通りがない道に入ったところで、ペガが顔だけ出して八幡に呼び掛ける。

 

「八幡……結衣も言ってたけどさ、雪乃のこと悪く思っちゃ駄目だよ……。ほら、話の流れとかあるでしょ? 八幡もいい思い出じゃないって言ってたし、無理に掘り返すのは良くないって雪乃も思ってるんだよ、きっと……」

 

 ペガは陽乃の話を聞いてから、八幡の様子がおかしいということに気づいているようだった。自分を気遣うペガに、八幡は言い返す。

 

「別に雪ノ下を恨んでるとか、そんなんじゃねぇよ。陽乃さんも言ったように、あいつに非がある訳じゃねぇしな。それに、誰にだって触れられたくないことがあるのだって分かってるし。だからそのことについて俺は何とも思わねぇし、何も言わねぇ。ただそれだけのことだ」

『そう……? ならいいんだけど……』

 

 とつぶやいて首を引っ込ませるペガ。――しかし、八幡はこの瞬間、本当のことを言ってはいなかった。

 確かに恨んでいる訳ではないし、雪乃に対して文句をつけるつもりなどは毛頭ない。彼にとってはもう、事故に遭ったという事実自体はどうでもいいことなのだ。

 しかし八幡は、雪ノ下雪乃に対して、どんな時も常に正しく、己にも他人にも正直で、凡人にはたどり着けない完璧さがある、そんな超然とした人物だという、憧憬にも似た感情を抱いていた。――否、そのように見ていた。それが、比企谷八幡が勝手に持っていた雪ノ下雪乃像なのだ。

 だから、真に身勝手なことなのだが――雪乃が「隠し事をしていた」ということに、八幡は複雑な感情を抱えているのであった。

 

 

 × × ×

 

 

 九月一日。四十日間の夏休みは終わりを迎え、いよいよ今日から新しい学期が始まる。

 

「はぁ……始まっちまったなぁ、学校……」

『いきなりそんな暗い顔しないの! 自分から元気出していかないと、気分は落ち込んでくばかりだよ!』

 

 学校の廊下をとぼとぼと歩く八幡をジードが激励する。だがその途中で、ジードが短く声を漏らした。

 

『あ……』

 

 八幡が顔を上げて前方の階段を見やる。そこには、久しく見ていない凛然とした立ち姿――雪ノ下雪乃の姿があった。

 こちらの存在に気がついた雪乃が振り返る。

 

「あら、久しぶりね」

「おう、ご無沙汰」

 

 八幡は平素に雪乃と挨拶を交わし、彼女と等間隔に距離を保ったままに階段を上がっていく。そんな中で、雪乃は背中越しに八幡に問いかけた。

 

「比企谷くん……姉さんと、会ったのね」

「ああ、たまたまな」

 

 それだけ言葉を交わして、二人は二年の教室につながる廊下へと出た。この分かれ道で、雪乃は足を止める。

 

「あの……」

「――部活、今日から始めるのか?」

 

 八幡は雪乃の言葉をさえぎって、そう尋ねた。

 

「え、ええ……。そのつもり、だけれど……」

「了解。また後でな」

 

 そして彼女に何も言わせないまま、八幡は進み出して己の教室へと入っていった。

 ――勝手な理想像を裏切られたという、勝手な失望が心に沸き上がるのを抑えられない、勝手すぎる自分に嫌悪感を抱きながら。

 

 

 

『ウルトラストーリーナビ!』

 

八幡「今回は『ウルトラQ』第一話「ゴメスを倒せ!」だ」

八幡「東海道の弾丸道路の工事現場で、一人の工夫が狂ったように怪物を見たと喚く事態が起き、同時に奇妙な岩石が現場から見つかる。駆けつけた毎日新報の江戸川由利子と星川航空の万城目、一平らは現場周辺を調べ出す。すると本当に怪物ゴメスが見つかり、また岩石の正体が怪鳥リトラの蛹であることが判明する。ゴメスは外に出て工事現場の人間たちを襲い出し、ゴメスとリトラのことを突き止めた少年ジローはゴメスを倒すために、リトラを孵化させる……という内容だ」

八幡「シリーズの全ての始まり。テレビで見られる怪獣映画という特撮番組『ウルトラQ』のスタートに相応しい怪獣同士の対決がメインの作品だ。物語は終始怪獣たちの描写に注力され、主役の怪獣二体がクライマックスで激突するという王道な作りだな」

八幡「だが、実はこれは最初に制作された話じゃない。一番に作られたのはジュランが登場する「マンモスフラワー」だったんだが、視聴者の掴みのためにこの分かりやすく画面映えするエピソードが第一話に据えられたんだ」

ジード『ゴメスがゴジラの着ぐるみの改造、リトラがラドンの操演用人形の改造だというのはファンには有名な話だね』

八幡「それじゃ、また次回でな」

 




「それよか問題なのは、仕事量だよ」
「雪ノ下なんだが、今日は体調を崩して休みだ」
「ゆきのん、あたしとヒッキーを頼ってよ」
「やるなら、『今』しかない」
「――さっきのあれは何?」
レイデュエス! ヴォルカニック・ザンバードン!!
「頑張って、ジードさん!」
『「めぐり先輩から頼まれたら、やらない訳にはいかねぇな……」』
『「示すぜ……未来!」』



次回、『融合獣総武高校に迫る!』

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