やはり俺がウルトラマンジードなのはまちがっている。 作:焼き鮭
ジードたち六人は奇怪な数列が覆う空を越え、惑星クシアの地に突入した。
クシアはギルバリスによって生命を生み出す自然環境が全て奪われ、鋼と炎、排気ガスが充満する不毛の世界となっている。
『ここが、元は愛瑠さんの故郷だったなんて……』
『「おぞましい……」』
これを『永遠の平和』と宣うギルバリスの所業に、雪乃の血の気が引いた。
『「あっ、あそこだよ!」』
結衣が指差した先に、オーブの背中が見えた。ジードたちは彼の側に降り立って合流する。
『すみません、遅くなりました』
『主役だもんな』
軽口で返すオーブの姿は、十三色もの色彩に包まれた非常に派手でありながら、整いがある美しいもの。アイドルたち全員と融合することで変身することが出来る、ウルトラマンオーブ・オールスターだ。
それに対していたのは、全員武骨な鋼鉄の怪物……。
[宇宙に永遠の平和を築くため、不要な知的生命体は全て抹殺します]
ウォォォォオオオオオ――――――ン……!!
全身から蒸気を噴き出し、鉄と鉄がこすり合う金切り音を咆哮のように轟かせるのは、ジードたちよりもひと回りも大きい、ケンタウロス体型の機械龍。背面にはバーニア、左腕はガトリングガン、右腕はシザーアーム、そして数え切れないほどの砲身を生やした、兵器という概念そのもの。ロボット怪獣というより最早機動要塞だ。
これが最後の敵……ギルバリス・ジャッジメントデイ!
『やれるものならやってみろ』
『俺たちが、お前を止める!』
『愛瑠さんが望んだ、本当の宇宙の平和のためにッ!!』
巨大なる殺意の塊を前にしても、ジードたちは決してひるまず、力を合わせて一挙にギルバリスに向かっていく。ギルバリスもバーニアからジェットを噴かせて、鉄の大地を砕きながら猛然と突進してきた!
× × ×
地球の外で様子を窺っていたウルティメイトフォースゼロの四人は、クシアに全ウルトラ戦士の気配が集まったのを感じ、こちらも行動を起こす。
『ゼロたちが始めたようだな』
『よっしゃあッ! 俺たちも派手にぶちかまそうぜ!』
『私は華麗に行かせてもらうよ』
それぞれエネルギーを集中したグレンファイヤーたちは、一斉に地球を覆うバリアに向かって、シルバークロス、グレンスパーク、ビームエメラルド、ジャンバスターの各必殺技を繰り出した!
『最強光線、発射ぁ!』
力を合わせ、バリアを破ろうとする。
× × ×
[知的生命体は平和を望みながら、争いをやめることも、星を汚すこともやめられない、矛盾と欠陥を抱えた弱い存在です]
ギルバリスを囲んで四方から飛び掛かっていくジードたちだが、敵のあまりに堅牢な防御力に、攻撃をことごとくはねのけられる。拳を振るうソリッドバーニングとマグニフィセントはビームで撃ち返され、ジードクローとキングソードで斬りつけるアクロスマッシャーとロイヤルメガマスターはミサイルで撃ち落とされ、ゼロがガトリングガンを食らい、オーブが電磁光線を浴びせられ、ジードのギガファイナライザーの一撃がシザーアームで受け止められた上に角の振り下ろしを食らう。ギルバリスには死角が一切なかった。
[宇宙と平和のために、全てをリセットするのです]
「ウワアアアアアッ!」
ジルサデスビームがジードたちを纏めて薙ぎ払うが、七人は毅然と起き上がっていく。
『「そういうのを本末転倒というのだっ!」』
『「生き物が何もいない世界を、平和となんて呼ばないし!」』
『「こうして面と向かうとよく分かりますね……。あいつ頭おかしいですよ!」』
『「リセットボタンが必要なのは、あなたの方よ!」』
雪乃たちが激しく言い返し、全員そろってギルバリスに再び飛び掛かっていこうとする。
しかしギルバリスは全砲門をジードたちに向け、ありとあらゆる砲撃を一斉に発射して面制圧爆撃を仕掛けてきた!
『うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ―――――――――――――!!!』
土地ごと爆砕してくる圧倒的破壊の前には、ウルトラ戦士でも風に吹かれる木の葉のよう。何とかしのぎ切るものの、全員ばったりと倒れ、カラータイマーが点滅してピンチを示した。
命はこのままギルバリスに消し飛ばされてしまうのか!
『「……確かに、俺たち人間は矛盾や欠陥だらけの、駄目な生き物さ……!」』
そんな時に、ジードのインナースペースから、八幡が苦痛に耐えながら語り出した。
『「雪乃は誰に対しても毒舌が止まらねぇ……!」』
『「八幡くん……」』
『「結衣は優柔不断で、人の顔色ばっか窺うような奴だった……!」』
『「ハッチー……」』
『「一色は何かと面倒事持ってきといて悪びれもしねぇし……!」』
『「先輩……」』
『「平塚先生はいつまで経っても結婚できねぇ!」』
『「おい」』
『「材木座はもう色々とアレだ! とても言い切れねぇッ!」』
『「ひどいぞ八幡!」』
後半になるほどひどくなりながら、それでも続ける八幡。
『「どんなに完璧そうな人間も、何かしらも問題を抱えてるのを奉仕部で見てきた! そして一番駄目だったのが俺だ! 自分じゃ何も頑張らねぇのに、不平不満ばっか! 他人を妬んでばっか! 何でも分かってるような顔して、人の気持ちをちっとも分かっちゃいねぇ! 自分が傷つくのが怖くて、自分の気持ちに嘘を吐いて! そんなクズだったよッ!」』
八幡が言葉を並べるのとともに、ジードが立ち上がって再びギルバリスに挑んでいく。
『僕だって、駄目なところだらけだ! 子供っぽいのが抜けないし、すぐカッとなったりすねたりするし! さっきだって、意地ばっか張ってみんなにすごい迷惑を掛けた!』
ホーミングレーザーやミサイル、ガトリングガンに晒されるジードだが、倒れない。気力をエネルギーに変え、ギルバリスに抗い続ける。
『「だけど俺は、俺たちは、変われたッ!」』
『運命を変えることが出来た!』」
『「ひとりぼっちで泣いてる心を救うことが出来た!」』
『みんなが僕を信じてくれた!』
『「最初が欠点だらけでも、人間はいい方向に進めるんだ! だから生きてるんだッ!」』
『完璧じゃないから、明日を目指して歩くんだッ!』
『「その進歩は!」』『止めさせはしないッ!』
『僕はッ!』『「俺はッ!」』
「『みんなと生きていく!!」』
気合いを爆発させたジードが、ギルバリスの巨体を押し返した!
『今こそ、君たちの絆を一つにするんだ!!』
オーブが叫ぶと、ジードを中心にした雪乃たち四人が光となり、ジード本体に吸収されていく。
『「八幡くん! ジード! 私たちも一緒よ!」』
『「みんないれば、あんなの怖くないし!」』
『「君たち、いや私たちの未来はまだまだ続いていくのだ!」』
『「わたしたちの願いで、あいつをぶち抜きましょう!」』
そうしてジードのインナースペース内、八幡の左右に雪乃たちが並び、五人のジードが一つとなることで、ジードが更なる姿に進化していく!
[エボリューション・アンリミテッド!!]
「「「「「『願いをつないで!! 限界の先へ!!!」」」」」』
ジードの全身から光が弾け、新しい姿となって立ち上がった!
ウルティメイトファイナルの肉体を基調としながらも、ソリッドバーニングの右腕、アクロスマッシャーの左腕、マグニフィセントの下半身、ロイヤルメガマスターの胸とマントを持った、秘められたジード自身の能力を解放した更にその先のジード!
「「「「「『ウルトラマンジード!! ウルティメイトアドヴァンス!!!」」」」」』
カラータイマーも完全回復した、ジードの更なる形態にゼロが目を奪われた。
『ジードたちの絆が、そのまま形となってる!』
限界を突破したジードに、ギルバリスがガトリングガンを連射してくる。対するジードは右手首が開き、エネルギー充填。あまりもの熱量に、腕は雪のように白く輝く。
「「『バーニングスノウブースト!!!」」』
純白の超熱線がガトリングガンの弾丸を焼き尽くして飛んでいき、砲身も爆破して焼き尽くした。
左腕を失ったギルバリスが、ならばと右腕のシザーアームからレーザーを放とうとするも、ジードは左腕を右腕の腹に当て、十字を組んだ。
「「『バインドインパクト!!!」」』
放たれた光線がシザーアームに巻きつき、レーザーを封じ込んだ上で破壊した。
両腕を失ったギルバリスは胸部からネオマキシマ砲を発射! これをジードは正面から迎え撃つ構えを取り、両腕をL字に組む。
「「『サイレントバスターノバ!!!」」』
あまりの弾速の速さに音が遅れて一瞬無音になるほどの速度の破壊光線が、ネオマキシマ砲を切り裂いてギルバリス本体に命中! ギルバリスの超重量のボディが後ろに押される!
『いいぞジード! みんな!』
どんどんとギルバリスを追い込んでいくジードたちに、オーブが声援を送った。
武装を一つずつ失っていくギルバリスは、最早出し惜しみしないとばかりに全ての砲門を開いて全火力をジードに集中する。
『みんなと明日に向かって進み続けるんだ!』
ジードは砲撃の嵐を飛び越えてギルバリスの頭上を取り、ギガファイナライザーに左手を当てて十字を作った。
「「『カラフルエンド!!!」」』
極彩色の光の粒子がギガファイナライザーから発射され、ギルバリスの頭上に降り注ぐ。バーニアが爆破され、ギルバリス本体にもダメージが入る。
[ウルトラマンジードのエネルギーが計算される限界値を超えています。なおも増幅中。理解不能]
ギルバリスは高次元増殖物質置換により、クシアの大地をデータ化して取り込んで機体の修復を図る。しかしそうはさせまいと、ゼロとオーブが動いた。
『あの装甲を破壊するぞ!』
『はい!』
ゼロがスラッガーをつないでひと振りのビヨンドツインエッジを作り、猛ダッシュでギルバリスに突撃。
『ツインギガブレイク!』
光速の一閃が、ギルバリスの胸部に裂傷を刻んだ。
ゼロが作った突破口に、オーブが全身全霊の光線を叩き込む!
「「「「「「『レインボーミラクル光線!!!!!!!」」」」」」』
オーブの全身より放たれる莫大な光線がギルバリス全体を呑み込み、巨大な機体をバラバラにして吹き飛ばしていく。
後に残るのは、赤い球状のコアのみ。
[人間、可能性、未来、希望、奇跡、明日……命……理解、不能]
全ての武器を失ったギルバリス・コアは浮上し、電脳空間に逃げ込んでいく。
『「分からないものから逃げるんじゃねぇッ!」』
怒声を放った八幡が、ギガファイナライザーをジードライザーでスキャン。
[見せつけろ!! つないだ絆!!!]
――ギガファイナライザーを構えるリクの肩に、愛瑠の幻影が手を置いた。リクが彼女にうなずき返す。
「シェアッ!」
そしてジードがギルバリスを追って飛び立ち、電脳空間に突入していく!
『僕らはみんな、みんなで、ウルトラマンなんだッ!!』
ジードの手にするギガファイナライザーの穂に赤いエネルギーが結集し、全てを貫き通す槍の刃となる。
「「「「「『アドヴァンスドジードロンギヌス!!!!!!」」」」」』
ジードたちの願いを一つにした明日に進むための槍が、ギルバリスを貫通した!
ギルバリスはとうとうコアを粉砕され、同時に惑星クシアのデータも破断。地球を覆っていたバリアは、跡形もなく消滅していった。
× × ×
地球を覆うバリアの消滅は、ウルティメイトフォースゼロの目撃するところとなる。
『おおッ!? やったぁーッ!』
バリアがなくなったことに歓喜する四人。
『よしッ!』
『やったな、兄弟!』
『うん!』
『効くとは思わなかったよオイ!』
× × ×
バリアの消滅に伴い、デジタル浸食されていた世界中の街や人々が復元され、元の場所へ戻っていく。
「身体が、元に戻ってる!」
「生きてる……!」
「よかったぁ~!」
沙希や留美、めぐりなど、八幡たち奉仕部が関わってきた人たちももちろん、千葉市に帰ってきた。
情報網も回復し、世界中にウルトラマンジードたちがロボット怪獣たちを倒して地球を救ったことが一斉に報じられた。
「ジードがみんなを助けてくれたんだ! ジード……ありがとう!」
戸塚が空の彼方に向けて感謝の言葉を送る。
八幡の自宅では、小町も窓から青く戻った空を見上げてニコニコ笑っていた。
「やったね、お兄ちゃん! 帰ってきたら雪乃さんたちも一緒にパーティしよっと。それにしてもお兄ちゃん、最終的に誰を選ぶんだろうな~?」
歓喜に沸いている那覇市を一望できる丘の上で、澄んだ紅玉色の瞳の男がフッと微笑を浮かべた。
街の平穏が戻ったことを視認した彼は、独特なデザインの金色のサンダルの踵を返して、どこかへと歩み去っていった。
× × ×
戦いが終わり、夕陽が水平線に沈もうとする頃、リクたちは砂浜に集って地球に降りてきたウルティメイトフォースゼロの五人と向かい合っていた。
『これにて一件落着!』
『よくやった!』
「ありがとうゼロ! ウルティメイトフォースゼロ!」
『いいってことよぉ!』
『騎士として、当然のことをしたまでだ』
『おい前立つなよ!』
ミラーナイトに文句をつけるグレンファイヤーの様子に苦笑する八幡たち。……一方で、ジャンボットが妙にそわそわしているのにジャンナインが振り向く。
『どうしたの? 兄さん』
『いや……誰かに似ているような……』
ジャンボットはリクに注目してそう言った。
「え?」
八幡たちがリクの顔に振り返ったが、ジャンボットが何を言っているのかさっぱり分からない。しかしゼロたちは何か得心したようである。
『確かに……』
『言われてみれば……』
『ちょっとすまないが、ジャンファイト! と言ってみてくれないか?』
とジャンボットに頼まれ、リクは少し戸惑いながらも、ポーズを取って叫んだ。
「ジャーンファイッ!」
果たして、反応は――。
『何か違う……』
首をひねられたのでリクたちはガクッと肩を落とした。
『何だそりゃ! おめぇどっか壊れてんじゃねぇか焼き鳥!』
『焼き鳥ではないジャンボットだ!』
言い争うグレンファイヤーとジャンボットに肩をすくめるゼロ。
『あーあーうるせぇなったく! とにかく、地球は任せたぜリク! いや、ウルトラマンジード! 男なら、宇宙の一つや二つは背負ってみせるんだぜ!』
「はい!」
『八幡たちも、遠く離れた場所にいてもリクのことを支えてやりな! お前たちも、みんなでウルトラマンジードなんだからな!』
「ああ!」
「いいなー。俺もヒーローの輪に入りてぇ」
ゼロに呼びかけられてうなずき返している八幡たちを、戸部が羨んでいた。
そしてウルティメイトゼロを先頭にして、ゼロたちは次元を超えて彼らの宇宙へと帰っていく。
「シェアッ!」
『ウルトラ兄弟になりてーなー!』
『うるさいぞグレン!』
ゼロたちが帰っていった直後に、遅刻してきた材木座が慌てて叫ぶ。
「ま、待ってくれゼロぉーッ! ネタをッ! 小説のネタを我にプリィーズッ! プリーズヘルプミー!!」
天に手を伸ばして、虚しく空を切る材木座の情けないありさまに、結衣や平塚たちが思わず苦笑いした。
「もう。みっともないよ中二~」
「自分の歩む未来なのだろう。他人をアテにしてないで、自分の力でどうにかしたまえ」
「しょ、しょんな~……。僕たちはみんなでウルトラマンなのでは……」
「それは他人に甘えるための言葉ではないわよ」
「うぅ~……」
雪乃に咎められて、がっくりする材木座。ショックのあまり、普通に話せていることにも気づいていなかった。
「765プロの人たちもいないけど、もう帰っちゃったんですかね?」
「風のように現れて風のように去っていく……まさに風来坊だな」
いろはと葉山が話している傍らで、リクが八幡に向き直った。
「僕たちはもう一日くらい滞在していくよ。モアやレイトさんたちに、お土産用意しないとね」
「そっか。じゃあ買い物つき合うぜ」
「ありがとう。……何だか不思議な感じだね。君と面と向かって、こんな他愛ない話をするのって」
「まぁ、分離してからはゆっくりしてられる状況なんてほぼなかったしなぁ」
苦笑した八幡が、リクに呼び掛ける。
「今度はさ、こっちからお前んとこの地球に行くよ。どんなに時間が掛かってもな。約束するぜ」
「ああ! 楽しみに待ってるよ!」
八幡が握り拳を差し出すと、リクもそれに応じて、コツンと拳と拳をぶつけ合わせて約束を交わした。
皆と一緒に、戻ってきた平和を談笑しながら堪能するリク。――そうして砂浜から立ち去る寸前、リクはふと後ろを振り返った。
岩場の傍らに、夕陽を背にした愛瑠が笑顔でうなずいたのを垣間見たリクは、消え去った彼女に笑顔を返した。
――僕には仲間がいるんだ。みんなとの絆があれば、どんなことでも乗り越えていける。そうだよね、愛瑠さん!
僕たちはみんな、みんなでウルトラマンなんだ!――
『英雄たちは、願いをつなぐ。』
終
首里城のふもと、最初に赤き鋼が置かれていた場所に、戦いを終えて石像の状態に戻ったグクルシーサーが、元と同じように戻ってきていた。ゼナがグクルシーサーに礼を告げる。
『ありがとう……ゆっくり休んでくれ』
その傍らで、タブレットで太平風土記の記述を改めて確かめていた陽乃が、不意に手を止めた。
「あれ? ゼナ先輩、これ……」
『何だ?』
振り向いたゼナにタブレットの画面を見せる陽乃。
「このページ、シーサーしか描かれてなかったのに……」
画面に表示されている太平風土記の挿絵の一つ、赤い棍棒をくわえる獅子――ギガファイナライザーを持ったグクルシーサーとともに、愛瑠が「大地の守護神」として描かれていた。
次回予告!
――八幡がある日目覚めると、世界が全て変わっていた。
小町「ウルトラマンジード? 何それ?」
小町「お兄ちゃん、夢でも見てたんじゃない?」
――ジードは、リクたちは存在しなかった!? 全て自分の夢だったのか!?
――それだけではない。
葉山「雪ノ下……? 由比ヶ浜……? 誰だそれ」
戸部「平塚なんて名前の先生、聞いたことねーべ」
――雪乃や結衣、奉仕部すら存在しない!?
――そして自分は、カースト最下位どころか虐めを受ける身……!
「比企谷ぁ! 黙って殴られろってんだよぉ!」
「何必死な顔してんの? だっせぇ」
――今までのことは全て、自分の妄想だったのか……?
八幡「……そんなはずないッ! あの日々は、確かに現実だった!!」
――己の真実を探し求め、奔走する八幡!
――しかし、彼の行く手をさえぎる謎の女……!
女「あなたは自分がウルトラマンジードだという夢を見ていただけよ」
――自分の現実を否定され、追いつめられていく八幡……!
――しかし、存在を消された仲間たちの声が八幡を助ける!
雪乃『……くん……八幡くん……聞こえる……!?』
結衣『ハッチー! 必ず助けるから……あきらめないで!』
――そして駆けつけてくれた、頼れる仲間!
リク「八幡! 一緒に行こう!」
八幡「ああ! ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」
――虚構と現実が入り乱れる果てに、八幡は何を見るのか!
八幡「そうか……そうだったのか!」
八幡「デザストロの正体はッ!!」
乞うご期待!
※この次回予告は全くの嘘偽りです。