構わないという方は読み進めてください。可愛く友奈ちゃんが書けていることを願います。
下から短編内容です。
なんてことはない夏休み。セミは鳴き、窓ガラス越しに太陽の日射しがじりじりと部屋を暑くする。
「......うーん」
暑苦しさで起きると隣に友奈がいた。
「......うん?」
俺は普通に起きようとして、もう一度隣を見た。隣には一切服を着ていない、生まれたままの姿の友奈が、幸せそうに寝ていた。
「......夢か」
結論をつけてもう一度ベッドに寝転がる。「やぁっ...」と声をあげているが気にしない。というか気にしたら襲ってしまう。
「しかし、欲求不満か...気まずいなぁ」
勇者部にいる五人は余所とは次元が違うレベルで美女揃いだ。クラス内で下世話な話をしている男子も少なくない。
だが夢で流されてしまえば、現実で気まずくなるのは確定である。
「まぁいい。寝よ寝よ」
起きた頃にはいつも通りの朝が待っている。
「んにゅー」
「!!」
友奈の方を見ないよう体制をとり寝ようとしたら、友奈が抱きついてきた。服越しに柔らかな肌と、確かな暖かみが__________
「つばきせんぱぁい」
「ひっ!」
耳元でぼそぼそっと甘い声が流れてきて、体が固まる。透き通った肌をした手がそんな体を捕まえた。
「私...待ってたんですよ?」
「友奈。や、やめっ...」
「ねぇっ...先輩が攻めてくれるの...想像しただけで熱くなって...」
どろどろの蜜が耳元を犯していく。血が沸騰したように熱くなる。
裏返った声も、友奈を止めることなんてできない。胸を指でつつかれる度に友奈のことしか考えられなく__________
「おい、夢なら俺の言うこと効いてくれよ...」
「ダメですよ。もう私ぃ...止まらないですもん。ふーっ...あむ」
「ーー!!!」
耳に息をかけられ、暖かくて湿った空間に放り込まれた。ぴちゃぴちゃ反響する音に声にならない悲鳴をあげて逃げようとするが、体は全く動かない。
「あむっ...んっ...美味しぃ」
「友奈...ホントに...ダメ......」
「なんでですかぁ?」
すりすりと後ろの温度がずれ、その度に甘い香りが思考を削っていく。
もうこのまま________
(いやいや!耐えろ!!)
夢でも後輩に迫るなどヤバい。
「もっとしましょう先輩。私...大好きなんですよ?せんぱいのこと...」
「わかった。わかったから!」
「わかってないですよー...強情だなぁ先輩は」
「友奈......頼むから」
「せんぱぁい」
「え」
「堕ちちゃえ♪」
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「うわぁぁぁぁ!?!?いってぇぇ!?」
飛び起きて部屋を出て、頭をぶつけて床を這いずり回った。
(......夢?)
静かに部屋に戻ると、友奈の姿はなかった。
「なんつー夢を...」
思い出しただけで体が火照る。
(でもよかったなぁ...じゃなくて!!)
結局、その日は川掃除に現れた半袖短パンの友奈を見て、挙動不審になっていた。
友奈スキーが一人でも増えることを祈りつつ...