古雪椿は勇者である   作:メレク

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花結いの章 16話

『私、さっきまで椿さんの所に行ってたんです』

 

私の元を訪れてから数分して、ひなたはそう呟いた。

 

『告白に近いことをしてしまいました...自分で自分を、止められませんでした。流石に、気づかれた顔をしてましたね』

 

小さく、独り言のような声に耳を傾ける。

 

『凄く、大変そうだったのに...何か疲れてる様子だったのに、戻れるんだって言ってたのに...迷惑をかけるようなことを、言ってしまいました』

『......』

『私、これからどうしたら良いのでしょう』

 

それが、自問自答ではなく私に何か言って欲しいんだと気づくのは簡単だ。だが、かけるべき言葉が分からない。

 

(いや...そうだな)

 

分からないなら、そのままを口にすれば良い。何も言わず、伝わらないよりはずっと良いのだから。

 

『...ひなた。お前は好きなことをすれば良い』

『若葉ちゃん...?』

『もしちゃんと告白したいならすればいい。椿の隣にいたいならこの世界に居続けると宣言すればいい。すっぱり諦めるなら泣けばいい。私はお前の親友として、全力で支えてやる。だから自分に正直に、何がしたいかを見つけてくれ』

 

それが、唯一無二の親友のために、私がしたいことだった。

 

『...若葉ちゃんは、いいんですか?』

『?』

『貴方だって、椿さんのことが好きでしょう!!』

『......確かに好きだ。それこそ恋心だとも思う...いや、思っていた』

『思っていた?』

『ここで長いこと過ごしているうちに、私のこれは、好敵手としての感情じゃないかと思ったんだ。隣にいたいとは確かに思うが、あいつと共に、上へ、そしてあいつより高みへ登りたい』

『......』

『そんな顔しないでくれ。言い訳じゃない...この気持ちが変わることはそうないし、少なくともこの刀は、ひなたを守りたいと願ったからこそ私の手元にあり、バーテックスだけでなく、あいつを越えたいと思ったからこそ、今尚振り続けているのだから』

『若葉、ちゃん...』

『......お前が安心できるよう、敢えて言い方を変えよう。この気持ちが例え恋だとしても、私はひなたに譲る』

 

 

 

 

 

そして、ひなたは選んだ。ならば私は、その選択を貫き通す。

 

今はただその為だけに。本気で。

 

「だから、倒させてもらうぞ。歌野」

「熱烈な歓迎ね。でも、私も負ける気はナッシングよ!!!」

「若葉さん、アタシもいるんですからね?」

「......二人纏めて、切る」

 

 

 

 

 

----------------

 

 

 

 

 

「結城っち...」

「せっちゃん...」

 

遭遇したのはたまたまだった。移動した先に丁度現れたのが、友奈と園子。ただそれだけ。

 

「何呆けてんのよ」

「あたっ」

「雪花。譲れないんでしょ?」

 

私は多分、他の人よりは多く雪花と会ってると思う。一人で落ち着ける場所を作るために合鍵を渡したり、大変なツッコミ役として煮干しで労ったり。

 

だからこそ、恐らく目の前の二人も天秤にかけたものと比較し、こっちをとった。少なからず私もその天秤を用意する所まではやったのだから責めはしない。

 

だからこそ、会ったら全力で戦おうと決めていた。

 

「私達で全員倒して、さっさと終わらせるわよ」

「あはは...ありがと夏凜。結城っち!!園子!!覚悟はいい!?」

「私もそろそろ、完成型勇者の証明をしないとね」

 

刀と槍を同じ方向に向け、二人を睨んだ。

 

「...ごめんねせっちゃん。でも、ここで私の気持ちを変えるのはもっと失礼だと思うから」

「私はアッキーよりつっきーを選んだ。責めてくれていいよ...でも、この気持ちは負けるつもりがないんだ。ひなタンにも、ミノさんにも」

 

友奈も園子も、武器を構える。

 

(...乃木家の末裔と、勇者適性値最高と言われる友奈)

 

相手にとって不足はない。芽吹はやられる瞬間を見てしまったわけだし、この二人を倒し、ついでに椿を倒す。それで、完成型勇者を名実共に手にいれる。

 

例えこの世界に留まった結果待っているのが、天の神のように強くなってしまったとしても__________

 

「絶対倒してやるわよ。私達を敵に回したこと、後悔しなさい!!」

「...結城友奈!!いきます!!!」

 

 

 

 

 

---------------

 

 

 

 

 

「......」

「......」

「あ、あははー...」

「随分物静かなペアね」

 

目の前に現れたのは、千景と友奈。この二人が一緒に行動しているのは予想できてたし驚きはしない。

 

寧ろ、相手は私としずくというペアに戸惑っていそうだった。

 

「しずく、シズク、よろしく頼む」

「ん、任せて」

 

しずくを誘ったのは私からだった。理由としては、端的に言ってしまえば集中出来そうだったからだ。

 

この勝負は、勝ち負けはともかく己のやりきれることを全て出したい。椿や銀と行動した時もチームプレーとしては120%出せて良いかもしれないが、自分自身の力を100%出せるのかと心に問いかけた時、そうではないとも思ったのだ。

 

だからしずくに声をかけ、組む前にこの話をした。ダメなら一人で行動するつもりで。

 

『...ん、わかった。任せて』

 

しかし、しずくはすんなり首を縦に振ってくれた。口が達者ではない私の言い回しを理解した上で、認めてくれた。

 

(......私は、私自身の証明をする。沖縄の地に一人戻ったとしても、皆が不安になるようなことにはならないと。どんなバーテックスにも負けないと)

 

一歩前に出て、ヌンチャクを両手で持った。これももうずっと長い付き合いだ。

 

(私は、勇者なのだから)

 

「余計な言葉は必要ないだろう」

「棗さん...はい。分かってます」

 

すっと構えをとる友奈。武術を使う姿を正面から見る機会も少なければ、相手にすることもそうなかった。

 

「......」

 

無言で鎌をこちらに向ける千景。こちらより遠いリーチはそれだけ接近が難しい。

 

「古波蔵棗。参る」

 

でももう、余計な言葉は不要だった。

 

「華により散れ」

 

 

 

 

 

----------------

 

 

 

 

 

「えーと、それで、アタシの相手が一人なの?」

「その言い方はなくないですか?ミノさん先輩」

 

私の前に立ち塞がった女の子は、長いこと一緒にいる相手であり、そうでもないとも言える相手だった。

 

「だって、アタシだよ?言わずとも分かるでしょ?」

 

今までの戦いから、小さい園子がたった一人で倒せる相手ではないと分かってる筈なのだ。それこそ敵味方全員が。

 

それでもこうなった理由はただ一つ。

 

「分かってますよ。私も流石に勝てるか怪しいです」

「勝てないとは言えないんだね」

「私だけ勝つ必要はないですから」

 

周りが決着つくまでの時間稼ぎ。アタシの力を拡大させないための罠。最後に全員で殴ってくる作戦。

 

それは分かっているけど、流石に今の状態から逃がしてくれる程、この子も弱くないだろう。

 

(じゃあ...)

 

「遠慮はしないよ。園子」

「出来ればして欲しいんですけど~?」

「問答無用!!」

 

細かいことは考えない。アタシはいつも通り最前線を戦い抜くだけ。決まっていれば行動も早く、口から出た言葉と共に、アタシは弾丸のように飛び出した。

 

 

 

 

 

----------------

 

 

 

 

 

大剣を大きくされ、逃げ場のない場所で振り回されたらたまったもんじゃない。そう結論づけた俺達は極めてはやく城の外へ出た。

 

「はぁぁぁぁぁぁ!!!」

「おぉぉぉぉっ!!!」

 

いつぞやの光景をフラッシュバックさせるように、斧と大剣がぶつかり合う。とはいえ、あの頃と違うこともあった。

 

お互いの手札をあの頃より知っている。お互いの性格をあの頃より理解している。お互いの気持ちがあの頃より違う。それだけで戦いは全く違った。

 

つばぜり合いは止まることなく加速する。互いにパワータイプである俺達は、相手を捩じ伏せるために力を更にいれていく。

 

(ま、当然罠だがな)

 

「!?」

 

俺の真後ろ、彼女にとって死角の部分から飛ばされた樹のワイヤーに驚いた風は、すぐにバックステップをとる。

 

そんな隙を逃す筈がなかった。

 

「おらあっ!!」

「くうっ!」

 

伸ばした斧はすんでのところで体を捻られるも、もう一方は風の大剣を叩いた。手首を痛めかねない角度になれば当然大剣を離す。

 

(どうせ戻すだろうが!!!)

 

弾かれた武器を一度消し再顕現させることで手元に戻すテクニックは、俺もよく使ってきた技。風がそれをしない筈がない。

 

だから、そこの先を読む。

 

(武器は大剣。基本的に風は両手で持つ。その手の向きや揃え方を見れば、どんな攻撃がくるか予測出来る!!)

 

今回は目ではなく手だけを覗く。風の動きは分かりやすく、すぐに次の行動が読めた。

 

(左下からの切り上げ!!)

 

始動位置からすぐに邪魔になるよう斧をさらに伸ばした。

 

「いっけぇ!!」

「!そんなっ!?」

 

案の定、大剣は進もうとしたルートを通らず、寧ろ逆へ押し込んでやった。がっちり握っていた風はそれにつられてバランスを崩す。

 

(これでッ!!)

 

勝ちを確信し、止めの一撃を繰り出そうとした。慢心だとは思わない。『何もなければ』確実に勝負が決まる瞬間だったのだから。

 

そして、風は『何か』をした。

 

「ま、だぁっ!!!」

「!?」

 

突然目の前に迫る剣。予測してなかった上、前へ突き進んでいる俺には避けることが不可能。

 

(~ッ!?!?)

 

声にならない悲鳴が脳を支配し、本能的に手を体の前に出す。

 

その時点で、この戦いは終わっていた。

 

カキンと金属音が鳴り、大剣と斧が俺の左右へ飛んでいく。

 

「ぁ......」

「......」

「......えーっと。樹。もう離してくれる?お姉ちゃんの手痛いんだけど」

 

間抜けな声と、気まずい空気に飲まれながら、ワイヤーに囚われた風がポツリと言った。

 

「っ、はっ」

「椿さん、大丈夫ですか?」

「いたぁ!?うぉい妹!急に解くことないでしょうが!!」

 

突然落とされ尻餅をついた風がブーブー文句を言ってきているが、樹はこれを無視。俺もまだそこに意識を持っていけなかった。

 

(し、死ぬかと思った...)

 

最近恐怖を感じたり、動揺したりすることが多かったからか、胃とか心臓の辺りがキュッとなった。まさかあの風があそこから攻撃に転じてくるとは思わなかったのだ。

 

だが、さっきの攻撃は________丁度良い位置に大剣を再顕現し、足で蹴り飛ばしてぶつけようとする________というのは、このルールではかなり有効な手段である。流石に小石を投げつけられたくらいでは起動しないバリアも、バーテックスを倒すための剣(というより、鉄のような塊)が当たりそうになれば起動し、失格の条件を満たしてしまう。

 

(......いや、それ以前に、怖かったんだ)

 

理屈なんかどうにでも並べられる。でも、今はただひたすらに目の前の攻撃が怖かった。以前の恐怖にまだ引っ張られている。

 

(くそっ。判断を鈍らせてる場合じゃねぇだろうが)

 

小さく舌打ちして、伸ばしてくれていた樹の手を握った。

 

「ありがとう。助かった」

「いえ!」

「ふぅ...とりあえず、お前は脱落だな。風」

「うー...ま、まぁ?この勝負はあたしの負けよ。悔しいことにね。あー残念残念!!」

 

両手を上げて降参のポーズを取る風。しかし、その顔だけが行動と合ってなかった。

 

「...なに笑ってるんだ」

「えー?だって椿のあんな驚いた顔そうそう見れるもんでもないし」

 

笑顔だった彼女は、更に口角をあげる。

 

「やっぱり椿と樹なんだなってね」

「?何が...」

「失格したあたしとそんなに意味のない会話をしてくれてる優しさがね」

「「!!」」

「というわけで、時間は稼いだわ。後は頑張ってね」

 

しまったと思う頃には、もう遅いと悟った。せめてもの抵抗で風が手を振った方を向く。音を立たせながら森から出てきたのは__________

 

「......若葉」

 

 

 

 

 

----------------

 

 

 

 

 

「あー負けたー!!ミノさん先輩強すぎ!!」

「ごめんね」

 

特に見所らしいところもなく、アタシと小さい園子の戦いは終わった。ひたすら攻撃したアタシに園子の防御が間に合わなくなっただけ。 寧ろファインプレーを纏めるならあっちの防御テクニックだろう。

 

(流石園子だな...攻撃までしてくる暇はなかったっぽいけど、時間は結構かかっちゃった)

 

「ほら、立てる?」

「あ、ありがとうございます~」

 

当たった攻撃は一撃。しかもそんなに重くないからダメージはほぼなかった筈だろう。

 

「それにしても、ミノさん先輩優しいですね」

「何で?」

「私が時間稼ぎで来たのに、勝ってからも優しくしてくれて...」

 

小さい園子は、口で三日月を描かせて。

 

「本当、嬉しいです!」

「ッ!!!」

 

気づいたのは比較的長い付き合いだった彼女の顔を見たアタシの経験と、勘。たったそれだけで気づけたのは我ながら称賛する。

 

ギリギリで避けた場所には、土煙が舞っていた。

 

「後ちょっとだったから声大きくして誤魔化したのにー!!」

「寧ろそれが気づく原因になってたね。残念」

「は?」

 

声を聞いたアタシは、一瞬動きが止まってしまった。聞き覚えのある相手ではある。ここ数日はよく聞いてもいる。

 

でも、ここにいる筈のない存在だったから。いつでも動けるようにしていた筈の体が固まった。

 

「まぁ、こうなったらやるだけだし...後は任せろなんて言える仲じゃないけど、休んでて」

「じゃあ、お願いします!」

「い、いやいや待て」

「待たないよ。この前は横やりが入ってきたけど、今日はそんなことなさそうだし」

「いやだから!!何でお前がここにいるんだよ!?赤嶺!!」

 

土煙が晴れ、見えるようになった彼女_______赤嶺友奈は、手を胸の前で構えて、脚の幅を広げる。

 

「気配をギリギリまで消せるのはこの世界に来る前に身につけた技術の賜物で」

「いやそうじゃない!!この試合にお前は出れない筈!!」

「確かに私は部外者。でもこの試合に出れないわけじゃない」

「はぁ?」

「この戦いの参加者は、お互いのスタート地点にいた人」

「それがどうして...」

「残る派と戻る派でチーム分けはしたけど、開始時点で出たい人はその場にいればルール違反じゃないんだよ」

「!!」

 

屁理屈のような言い回しに目を見開く。まるで椿が言いそうな_____

 

「ルールを決める時にさりげなく抜け道を作り、そっちは私達との話し合いでそれを認めた。文句を言われる筋合いはないし、審判である大赦にも聞いてOK貰ったよ?」

「......なるほど。よーく分かった。確かにこれはこっち側のミスだな」

 

(椿を含め誰も気づかなかったんだ。仕方ない)

 

言い分は納得できて、諦められた。

 

だからこそ、すぐに吹っ切れる。

 

「じゃ、アタシがあんたをすぐに片せば問題無いわけだ?」

「...そうこなくっちゃ。この前は横やりが入っちゃったからね」

「あぁ...決着、つけようか」

「神花、開放」

 

ここまで相手の思惑通りだったとしても、乗らざるを得ない。この状態の赤嶺を奇襲された皆が対処するのは難しいだろうから。

 

(だったら今ここで決着をつける。罠ごと噛み砕くまで!!)

 

この斧に思いを込めてる限り、負けはしない。

 

「緋色舞うよ!」

「ハァァァァ!!!」

 

真正面から斧と拳がぶつかって、戦いの開始を告げる音が鳴った。

 

 

 

 

 

--------------

 

 

 

 

 

私は、遠くない未来で死ぬらしい。別に持病なんかは持ってないし、寧ろ畑仕事をバリバリこなせる健康体そのもの。

 

ただ、西暦の勇者としてなら十分に可能性はある。勝手に攻撃から守ってくれる精霊はいない。一緒に歩める人はいるけど、一緒にバーテックスと戦ってくれる頼もしい仲間もいない。

 

この世界は凄く安心できた。敵が来た時は基本警報が知らせてくれるから安心して農作業が出来る。万一被弾しても傷はつかない。数が多くても一緒に戦ってくれる仲間が大勢いる。

 

だから、この世界にいた方がいいのかもしれない。怖い思いをしないというのは、それだけ甘美な蜜のようで__________

 

(そう。怖くない。それだけじゃない。でも、違うから)

 

例え一緒に戦う仲間がいなくても、私の戦いを見てくれている人がいるから。私を待っている諏訪の皆がいるから。

 

(...私と一緒に帰ってくれる、みーちゃんがいるから)

 

私は白鳥歌野。諏訪を守り農業王であり勇者。

 

そんな私が、未来を変えれるんだと示すために。

 

 

 

 

 

「そう、思ってたんだけどなぁ」

 

もたれかかった木に頭を預け、空を見上げる。何でもないような青空は、さっきまで戦ってた相手を思わせる色をしていた。

 

『私は、自分の未来を変えてみせると言ったお前を尊敬しているし、応援したいと思っている。一方で、まだ帰したくない気持ちもある』

『嬉しいこといってくれるじゃない!』

『そのくらい好きなんだ...だが、この勝負は別だ』

『分かってるわよ!!そんなこと!!!』

 

確かに彼女は強い。とはいえこちらは彼女より長いリーチの鞭に、銀ちゃんと二人がかり。勝ち目は十分にある筈だった。

 

まず、私の鞭を避けながら銀ちゃんが圧倒的な速さで本人の抵抗も虚しく切られ。

 

次に狙われた私は、 なんとか刀を弾き飛ばすことは出来た。

 

『頂いたわよ!!』

『...ッ!』

 

しかし彼女は、刀を気にすることなく突撃。驚いた私の隙をついて、鞘による一撃を肩に当ててきた。

 

(......)

 

あの動きは、武器こそ手元に戻していないものの『彼女』らしい動きと言うよりは、寧ろ『彼』らしい__________

 

「歌野さん、もう大丈夫ですか?」

「あぁごめんね?もう大丈夫よ。行きましょうか」

 

ともあれ、私のやれることはもうなくなってしまった。なら、ライバルの応援くらいしたい。

 

「...若葉、頑張ってね」

 

誰がいるわけでもない場所へ向かって、私は小さく呟いた。

 

 

 

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