Fate/Everlasting Shine 作:かってぃー
「あぁ……暇だなぁ」
心の奥底から漏れ出た偽りのない言葉が、誰にも応えを返してもらうこともなく白一色の廊下に霧散する。ここは国連承認機関であるフィニス・カルデアの廊下であった。
オルガマリーにマスター候補生としてスカウトを受け、遥がカルデアに来てから早1週間という時が過ぎようとしていた。初めは魔術と科学の交錯という、ある種禁忌に踏み入ったカルデアに目を輝かせていた遥だが慣れてしまえばどうということはない。
そもそも、カルデアに来る以前から電気製品などの現代文明を一切抵抗なく使っていた遥である。この科学に溢れた環境に適応するのは現在カルデアに来ているどの魔術師よりも早かった。中には今でも戸惑っている魔術師もいるくらいである。
持ち込んだ小説や漫画も既にあらかたを読みつくした。一応、自室と図書室両方に大量の魔導書があるがこれからここで生活していくというのに早くに全てを読み終えてしまってはこれからの楽しみがなくなる。
マスター候補生としてすべきことも既に全て済ませてある。そのために明日のブリーフィングに出席する必要がないため、レイシフトまで何もすることがなく、こうして行くあてもなくカルデアを彷徨っているのである。幸い、カルデアはかなり広く探検するには困らない。
「とはいえ、カルデアの構造は全部記憶しちまったからな……新鮮味がねぇ」
遥の起源は『不朽』。これにより、遥は一度見たものを忘れるというのは余程のことがない限り発生しない。カルデアの案内図を見て全て記憶してしまった以上、探検したところで新たに見つかるものはない。
遥がオルガマリーとレフに許可を取って持ち込んだ私物は何も、漫画や小説だけではない。魔術に関係ないものでは携帯ゲーム機やプラモデル、魔術関連であれば夜桜家に伝わる宝具は勿論、その他の礼装なども持ち込んである。
礼装は魔術師にとって自らの魔導の秘奥を詰め込んだ必殺兵器のようなものだ。遥の最強礼装は自らの魔導とは直接的な関係はないが、その他の礼装の整備は大事である。特に、遥は近代兵器である銃を魔術的に加工したものを礼装としている。整備の重要性は他の魔術師の比ではない。
だが、それもやる気にならない。完全に手持ち無沙汰だ。口笛を吹きながら廊下を歩いていると、不意にロングコートの裾に重みを感じた。それは遥が反応するより早くにロングコートを駆けあがると、遥の右肩に乗った。
「フォーウ」
「ん? おぉ、フォウか」
そう言いながら遥が指でフォウの頬をつつくと、フォウがくすぐったそうに眼を細めた。
有無を言わさず遥の右肩に乗ってきたリスのような、或いは猫のような、小さく白いもふもふとした生物の名前はフォウ。いつの間にかカルデアに住み着き、カルデアの全域を散歩する権利を与えられた特権生物である。
一見人懐っこそうな小動物だが、その可愛らしい見た目に反して人の好き嫌いが激しいのか、今のところカルデアでは遥ともうひとりの局員以外の人間には積極的に近づこうとしない。特に、遥以外に到着している46人のマスター候補生には。
対照的に遥には彼がカルデアに来た日にフォウ自ら近づいてきた。どういう訳かフォウは人間の言葉を完全に解することができているからか、つい友人に接するように対応しているが、結局フォウが何なのかは遥も分からない。
「どうした? 腹減ったのか?」
「フォウ、フォーウ!」
まるで遥の問いに対して肯定しているかのような鳴き声だった。気を付けずにただ聞いているだけではフォウの鳴き声は動物の鳴き声でしかないが、注意して聞いていると何を言っているのかが大まかにだが感じ取ることができる。
フォウの存在についてこの1週の間に、遥はオルガマリーたちカルデアの幹部についてそれとなく聞いたことがあった。しかしそれでフォウの正体が判明したかと言えばそうではなく、皆口を揃えていつの間にか居たと言う始末であった。
初めはカルデアの幹部が何かしらの実験で作り出した合成魔獣かとも考えていたのだが、そうではなく本当に外部から来たらしかった。人間ですら登頂が難しいこの雪山に小動物1匹で。
肩に乗っているフォウの首の後ろの皮をつまんで持ち上げると、遥はフォウを自分の目の前に持ってきた。
「そういや、お前って何食うんだ? 食えないモンとかあるか? 玉葱とか」
「フォウ?」
君が作るの、とでも言いたげなフォウの視線に遥が肯定の笑みを返す。
遥は両親が殺されてから数年来独り暮らしだったために自炊を余儀なくされていた。とはいえ、自炊が嫌な訳ではなくむしろ遥は料理好きであった。本人は自覚していないが腕前はかなりのもので、プロの料理人が裸足で逃げ出すレベルである。
遥が真面目に考えていると、フォウが身体をばたつかせて遥の手から離れた。じたばたとしていた勢いを利用して跳びあがり、遥の頭に乗ると前足でアホ毛を弄り始める。遥はそれを特に咎めず、苦笑するだけに留めた。
カルデアは魔術協会の施設ではあるが、キッチンにはかなり現代的な調理器具が多く備え付けられている。料理を趣味とする遥としては有難いことだった。もしも原始的なものしかなければ、自ら持ってくるところであった。
フォウを頭に乗せたまま遥がキッチンへと向かう。すると、その途中で見知った人影が向こう側から歩いてくるのが見えた。紫銀の髪を肩辺りで切り揃えた、眼鏡を掛けた少女。カルデアに来てから常に自分の礼装を着用している遥とは違い、きちんとカルデアの制服を着ている。
その少女は何冊かの本を抱えたままキョロキョロと周囲を見ながら歩いていたが、遥を見付けると近づいて会釈をした。
「〝ハルさん〟、フォウさん、こんにちは」
「よう、〝マシュ〟。どうした? こんなトコで」
遥に声を掛けてきた少女の名前は『マシュ・キリエライト』。遥と同じマスター候補生A
遥は知らないことだが、マシュは本当に好感を抱いた人間に対しては『先輩』という呼称を使う。だからといってマシュが遥を警戒しているのかと言えばそうではなく、マシュにとって遥は初めて出会う類の人間だった。
〝脅威も敵意も感じない非常に人間らしい人間だが、どこか一般人とはかけ離れたものがある〟というのがマシュが遥に抱いている感想だった。故にマシュは遥を『先輩』とは呼ばず、さりとて距離を取ることもせず、渾名で呼ぶことにしたのである。
遥も『ハルさん』という渾名で呼ばれたことがなかったために狼狽はしたが、これまでの人生で付けられてきた酷すぎる渾名に比べれば何倍も〝マシ〟というものであった。
「あの、ちょうどハルさんを探していて……」
「俺を? ……あぁ、それか」
そう言って遥が指したのはマシュが抱えている数冊の本とDVD、ブルーレイの山であった。遥の確認にマシュが頷く。
マシュと知り合ってすぐに知ったことだが、マシュは相当の読書家であった。遥もかなりの読書家である自信があったが、読書量で言えばマシュに軍配が上がる。
しかし生まれてからずっとカルデアにいたため、カルデアに貯蔵されている本とドクターから与えられた本しか読んだことがなかった。マシュにとって、遥が持ち込んだものは初めて見る類の本だったのである。
かと言って、ふたりの読んでいる本のジャンルが全く一致していないかと言えばそうではなく、その話になった時は初めて何時間も話し込んでしまったほどである。
本などを遥に返しながら、若干興奮気味にマシュが言う。
「大変興味深い内容でした! わたしが知り得ていた創作世界とは全く異なる新鮮なもので……!」
「それは良かった。それだけ喜んでくれれば俺も嬉しいよ」
年下に対しては態度が軟化してしまう自分を自覚しつつ、遥がマシュの言葉にそう返す。マシュが喜んでくれたことも嬉しいが、遥としては自分の趣味に共感してくれる人がいるというのは何より嬉しいことだった。
遥と同年代の人間は魔術師ばかりであるカルデアでは勿論のことだが、カルデアに来る以前から遥は趣味について語ることができる人間はそう多くなかった。多々事情はあるが、遥はあまり友達がいないのである。
マシュを友達と定義するのは何処か違うようにも思えるが、だからといって何か明確に定義付けできるような関係性もない。無難なところで言えば『同僚』だろう。それは絶対に間違っていない。
「続きが気になるなら最終巻まで俺の部屋にあるからさ、借りに来るといい。……ああ、でも。明日は特異点攻略当日だっけ。忙しくなるな」
「はい。ではお言葉に甘えて、時間に余裕のある時に伺いますね」
「おう。……そういえば、明日はマシュの誕生日でもあるんだったな」
何気なく遥が漏らした言葉にマシュが首肯する。明日はレイシフト実行予定日であると同時に、マシュ・キリエライトという少女がこの世に生を受けた日でもあった。
だが、それを素直に祝うことができるかと問われれば、それは否だ。マシュから告げられた訳でも、カルデア医療班のチーフである〝ロマニ・アーキマン〟から聞かされた訳でもないが、遥はマシュの出生に漠然と気付いていた。
遥はその性格こそ魔術師らしくもないものだが、魔力事象に関する知覚能力は現代の魔術師のそれを大きく凌駕する。それには遥の出生に関わるとあることが絡んでくるのだが、今は関係の無いことである。
その感覚が遥に告げている。マシュはホムンクルスか、或いはそれに近しい存在――例えばデザイナーベビー――であると。普通でない遥だからこそ、そういう普通でない存在への嗅覚は優れている。
(俺の想像が当たっているとすると……カルデアはマシュを使ってなにをしようとしていたんだ……?)
マシュと会話を交わしつつ、内心だけで思考を巡らせる。推理は遥の得意分野だが、あまりに情報の少ないこの状況では推理ではなくただの益体のない妄想だ。
魔術師が造り出した施設で人工的に生み出された人間というのは、まず何らかの魔術実験のために生み出されたと考えて間違いはない。魔術師というものは理由さえあれば、或いはなくとも他人を魔術実験の材料にできる生き物だ。
だが、研究試料がマシュだけだったとは思えない。それでは失敗した時にやり直しがきかない。では、その数多ある研究試料の中でマシュだけがその実験に成功し、生き残ることができたと考えた方が自然だ。どれだけ危険な実験だったのだろうか。
あくまで魔術実験の試料としてのみ生み出された人間に余分な寿命を持たせるとは考えにくい。恐らく、マシュには予め
決められた寿命。定められた死。遥がなおも思索の海に漕ぎ出そうとしていると、不意に遥の意識をマシュの声が現実に引き戻した。
「ハルさん? どうしたんですか?」
「あぁ、いや、なんでもねぇよ。ちょっと考え事をな」
意識を支配しかけた思考を頭を振って振り落とす。下から覗かれるような姿勢は漫画などでは互いの存在を意識してしまうような姿勢であろうが、遥とマシュほど身長が離れていればそのようなこともない。
余談だが、遥は非常に初心だ。経験はないが、もしも相手から好意を向けられていることに気付いた場合、それだけでときめいてしまう。それは遥の対人経験の無さによるものではなく、どの世界線でも変わらない癖のようなものだった。
「では、わたしはこれで。失礼します」
「おう」
これで用事は全て終えたとマシュが遥に一礼してから離れていく。身長差があるために当然のことだが、離れていく背中はひどく小さく見える。それはきっと、身長差によるものだけではない。
マシュが何を背負って生きているかなど、遥は知らないしきっとこれからも知ることはないだろう。そもそも無理に知ろうとも思わない。遥が他人にそれを伝えない以上、他人のそれを知る権利はない。
だが、そうであっても気になったことは知らずにはいられない。遥は明日の予定を決めると、空腹のフォウには申し訳ないが本を部屋に置くために、来た道を引き返した。
翌日。食事と身支度を整えた遥は部屋に待機するのではなく、両手に自作のケーキを持ったまま廊下を歩いていた。この時間、他の候補生たちは
本来は遥の用のある人物は医務室にいる筈なのだが、先程医務室を訪れたら何処かに行ったのかそこにはいなかった。だが以前からサボり癖のある人物であることを知っていた遥は、サボっていた場合のサボり場所にある程度目途を付けていた。
未だに到着していない48人目、一般枠のマスター候補生に与えられる予定の部屋。遥はその扉の前で深呼吸を零すと、塞がれている両手の代わりに足で扉をノックした。直後に扉がスライドし、中からひとりの男が現れる。
オレンジ色の長い髪をポニーテールに纏めている白衣の男。カルデア医療班のチーフである〝Dr.ロマン〟こと〝ロマニ・アーキマン〟。遥とは10歳ほど歳の差があるが、カルデアに来てから遥にできた初めての友人でもあった。
ロマニは遥が来るとは思っていなかったのか、不思議そうな表情を浮かべる。
「遥君、どうしたんだい?」
「ちょっとドクターと話したいことがあってな。あ、ケーキ持ってきたんだけど、食う?」
「いいのかい? じゃあ頂こうかな」
遥からケーキを受け取ると、ロマニは部屋に備え付けられている湯沸かし器を使って湯を沸かしてコーヒーを入れた。ロマニは机の傍にある椅子、遥はベッドに腰かける。
フォークでチョコケーキを切り分けて口に運びながら、ちらと遥はロマニを見た。こうしてとあることを聞き出すためにロマニの許を訪れた遥だが、遥の中には未だ疑問が残っていた。
ロマニは魔術の知識はあるが、魔術師ではない。レフとは学友だったと言うが、遥の見る限りはカルデアの中では比較的一般人に近い正常な感性の持ち主である。そんな人間が、人間を研究試料にする実験があったと知って尚カルデアに協力するのだろうか。
だが、仮にも一部門のトップを任されるような人間がその実験を知らないとも考えにくい。遥がそう思考を巡らせていると、先にロマニが話の口火を切った。
「それで、どうしたんだい? てっきりコフィンの前で最後の調整に入ってると思ったケド」
「礼装の調整なら昨日のうちに済ませたよ。俺自身の調整は特に考慮する必要はない。ホラ、必要な時はいつでも全力を出せるようにするのが魔術師だろ?」
「アハハ、それもそうだね」
必要時にはいつでも全力を出せるようにしておくのが魔術師。遥はそれを冗談で言ったつもりはなく、心の底からそう思っていた。
魔術師には魔術回路の調子が良い時間帯というものがあるが、いざとなれば遥は何時であっても魔術回路を全力稼働させることができる。さらに、何度も魔術回路を構築し直しているため、魔術回路の強度も群を抜いていた。一般的な魔術師が針金だとすれば、遥の強度はワイヤーだ。
自らの才能に胡坐をかかず、他人を大きく凌駕する才能を持っていながら他人の何倍もの努力をする。遥のこれまでの人生を聞いた時にロマニが遥に下した評価はそのようなものだった。そして、事実それは遥の人間性を正しく見抜いていた。
場の空気を変えるように、遥が何度か咳払いを漏らす。
「……それで。俺が聞きたかったことだが……ドクター、単刀直入に訊くが、マシュは何の為に生み出された?」
「!? ……気付いてたんだ。マシュが普通に生まれたんじゃないって」
どこか悟ったようなロマニの言葉に遥が無言で頷きを返す。普通の魔術師であれば何のために生み出されたのかなど気にしないのだろうが、遥はそれが気になっていた。他ならぬ、とある目的によって生み出された遥だからこそそれが異常に気になる。
今更実験の為に作り出されたことに是非を問うつもりは毛頭ない。だが、目的のために生まれた人間は本人の意思とは無関係に生き方を決められてしまう。そうなってしまった遥だから、マシュにはそうなって欲しくはないのである。
これは同僚が気にする範疇のことではない。敢えて言うならばそれは兄が妹を心配する感情に近いものがあった。この世界の遥には妹はないために、それを自覚することはないが。
ロマニは時計をちらと見やると、今まで遥には見せたことのない懐古と後悔に塗れた表情を見せた。
「もうすぐファーストオーダーだ。詳しいことは帰ってきてから話そう。……けど、これだけは約束してくれ。全てを知っても、マシュに対する態度は変えないで欲しい。彼女は君を信頼しているようだからね」
「当然だ。
ぶっきらぼうにそう言い放つと、遥は大口を開けて残っていたケーキを一口で頬張った。きちんと咀嚼してから嚥下し、ベッドから立ち上がる。このまま部屋には戻らず、レイシフトルームに向かうことになる。
攻撃用礼装である宝具の長刀と宝石、数挺の魔銃と交換用通常弾倉、特殊弾倉は全て防御用礼装であるロングコートの内に仕舞ってある。他の候補生はカルデア戦闘服を着ているのだろうが、性能では遥の礼装の方が上だ。
きちんと全て揃っていることを確認してから部屋を出ようとすると、センサが遥に反応するより早く扉が開いた。そこから姿を見せたのは、遥と同じくらいの年齢と思しき青年。恐らく48人目のマスター候補生であろう。
まさか自分の部屋に誰かがいるとは思っていなかったのか、呆気に取られた様子だった。遥は苦笑いを浮かべつつそのまま廊下に出てレイシフトルームに向かう。
レイシフトルームに入ると、他のマスターたちは既にコフィンの前に立っていた。遥の来訪に気付いたオルガマリーが叱責を飛ばす。
「遅い! 早く準備をしなさい」
「了解」
遥がそう返事をすると、遥は真面目に返事をしたことが意外だったのかオルガマリーが目を丸くする。確かに遥はオルガマリーに対しては反抗的だが、私情を挟んでも良い場面と悪い場面の区別くらいはつく。
自分に割り当てられたコフィンの前に立ってから周囲を見渡す。遥たちの頭上に浮かんでいるのは超巨大魔術礼装〝カルデアス〟と〝シバ〟。他の候補生たちは皆カルデア戦闘服を着ている中、遥だけが自前の礼装を着ていた。
そうしていると、Aチームのメンバーが視界に入った。マシュと遥を除けば〝キリシュタイア・ヴォーダイム〟〝オフェリア・ファムルソローネ〟〝カドック・ゼムルプス〟〝スカンジナビア・ペペロンチーノ〟〝芥ヒナコ〟〝ベリル・ガット〟〝デイビット・ゼム・ヴォイド〟の7人。
ロマニによって推薦されたマシュとオルガマリーによって強引にAチームにねじ込まれた遥を除けば、全員が前所長マリスビリーによって選ばれた魔術師である。遥が若干居心地の悪さを感じていると、ヴォーダイムと目が合った。動けない代わりに会釈をするヴォーダイムに、慌てて会釈を返す。
徹底した実力主義者である彼らは
遥がそうしてしかめっ面をしていると、コフィンが開いた。棺桶という意の言葉を名として冠する装置に入るのは気が引けるが、そんなことを言っている場合ではない。コフィンに入ると、扉が閉まってロックが掛けられた。
あとは装置が起動し、特異点に送り出されるのを待つだけだ。遥が瞑目し、ため息を吐いた時――。
――爆音が鳴り響いた。
遥はこの小説の主人公ですが、ヒロインはマシュではありません。マシュの相談役ポジションです。
では、遥の簡単な設定を。
夜桜 遥
年齢:19才 身長:182㎝ 体重:65㎏
起源:不朽 魔術属性:
特技:家事全般、機械いじり
好きなこと:料理、読書、アニメ・特撮鑑賞
天敵:レフ・ライノール
特徴:アルトリア顔