Re:ゼロから始める英雄談   作:BBB@ikeda

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コンパスやってて遅くなりました。レムは無事に当たりました。( ≧∀≦)ノ
後、キャラ崩壊ありです。


3話

エミリアの探し物を手伝うことになったクロは、エミリアに問い掛ける。

 

「エミリア探し物についてだが、なんか心当たりでもないか?」

 

そう問われたエミリアは、「ないわ」と答える。クロは一応納得し、エミリアに別の質問をする。

 

「じゃあ。この街で貧民街かスラムはどこにあるんだ?」

 

「あるけど、どうして?」

 

エミリアはクロの質問に首をかしげる。そんなエミリアにクロは呆れる。

 

「まさか、お前こんな広い街を何の手がかりもなく、闇雲に探すつもりだったんじゃないだろうな」

 

「そうだけど」

 

あたりまえだと言わんばかりに、エミリアは答える。そんなエミリアにクロは説明する。

 

「物を盗むってことは、金に困っているんだろ。そんな奴らはこんな上等な所じゃあ住んでない。だったら答えは限られるだろ」

 

そんなクロに、エミリアは驚いた顔をする。

 

「クロは以外と賢いのね」

 

「リア。それだとバカにしてるよ」

 

エミリアのセリフにつっこむパック。そうつっこまれたエミリアは慌てて弁解をする。

 

「別にクロの事をバカにしてわけじゃないのよ!ただすごーく驚いただけだから」

 

エミリアは弁解しているつもりだろうが、先ほどとあまり変わっていない。

 

「さっきとあんま変わって無いけど」

 

クロそう一蹴する。

 

「許してあげてよクロ。リアも悪気があったわけじゃないしさ」

 

パックはエミリアにかばう。クロ自身も、エミリアが悪気があって言ったわけじゃないと理解しているので、パックに許しを請われるほど怒ってはいない。

むしろ気になった自分がどうゆうふうに見られていたのかを、だから2人に聞いた。

 

「むしろお前らは、どうゆうふうに俺を見てたんだ?」

 

するとパックは間髪入れずに言う。

 

「間抜け」

 

「こら!パックそんなこと言ったらだめでしょ」

 

エミリアはパックを咎める。間抜けと言われた本人はフッと笑い、黙ってパックに手を伸ばし、親指と人差し指でわっかを作る。

 

「ねぇ、クロそれをどうするつもりだい?」

 

パックは焦りつつクロに問う。それをクロは無視し力を込める。

 

「待って、クロ。パックも悪気があったわけじゃあ」

 

エミリアは、パックを庇い始める。

 

「そうだよ。ぼくだって悪気があったわけじゃあないんだ。そんなわけだから早くその手を降ろぷぎゅっ!」

 

得意気に語るパックの鼻にクロの攻撃がバチンッと音ならしクリティカルヒットする。

 

「パック!?」

 

鼻を押さえて黙るパックをエミリアは心配をするが、

 

「ほっとけ。どう考えてもこいつの自業自得だ」

 

とクロはそれを咎める。するとパックは、急に笑い始める。

 

「フッフッフッ」

 

「あっ。壊れた」

 

クロは笑うパックを見てそう言った。

パックは涙目になっている目こちらに向ける。精霊と言えど鼻への攻撃は効いたようだ。

 

「この大精霊パック様をこんな事で、倒せると思うなよ!」

 

パックはどや顔で言った。

クロは、パックの謎のテンションに、

 

「な、なんだと!?」

 

取り敢えず乗った。

 

「どうしたの2人とも?」

 

謎のテンションに、エミリアは不思議そうに首をかしげ2人に問うが、パックはそれを無視し続ける。

 

「このぼくがクロに本当の攻撃と言うもの見せてあげるよ!」

 

パックはそう言って右手に力を込め始める。

 

「フッ、そんな物で俺を倒せると思わないことだな!」

 

そう言ってクロはパックを指差す。

 

「本当にどうかしちゃたの?」

 

エミリアは焦りながら2人に問う。

 

「ならば、食らうがいい!」

 

パックは右手振りかぶる。

 

「必殺スーパーミラクルプリチーパンチ!」

 

先ほどの剣呑な雰囲気を壊すようにあざとい声を出し肉球パンチを放つ。ぺちっとクロの頬に威力の欠片もないパンチが当たるが、正直かわいいだけだった。

だがクロはそれを

 

「ぐあぁぁぁ!」

 

悲鳴を上げながら胸を押さえてその場に倒れる。

 

「えぇぇぇーー!?」

 

エミリアは悲鳴上げて倒れるクロに驚く。

 

「フハハハハ」

 

高笑いをあげるパック。

 

「本当に2人ともどうかしちゃたみたい。どうすれば」

 

エミリアはオロオロし始める。クロは胸を押さえてピクリとも動かない。

 

「さて、おふざけもこのくらいにしてさっさと先を急ごうか。2人とも」

 

パックはこのカオス納めるためににそう切り込む。

 

「そうだな」

 

倒れていたクロはスッと立ち上がりパックに肯定する。

そんな2人にエミリアは、

 

「え?え?」

 

と混乱するばかりだった。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

さっきの茶番は、エミリアをからかって遊んでいた。とパックに説明されたエミリアは、顔を赤くし、頬を膨らませクロとパックの前を進む。心なしかぷんぷんと効果音が聞こえてくる気がする。

 

「ごめんよ。リアもうしないから」

「そうだな。悪かったなエミリア」

 

エミリアの後をついていくクロとクロの隣にいるパックが言った。

 

「本当に反省してる?」

 

エミリアは2人に聞く。だが2人は、

 

「「いや、全然」」

 

と声を合わせて答える。

 

「ふんっ!もう知らない!」

 

エミリアはさらに怒り、はや歩きで前に進む。

 

「あっ。リアそこ、右ね」

 

エミリアはさっきと別の意味で赤くし、右に曲がって進む。その時にエミリアはあるものを見つける。

 

「ねぇ、クロあれって迷子なんじゃ…」

 

エミリアは怒っていたことも忘れて、クロに問う。

 

「まぁ、そうだろうな」

 

クロは肯定する。するとエミリアは迷子の少女に近づいて行く。

 

「まさかとは思うが助けるつもりなのか?」

 

「うん。あの子は今泣いている。声をかけてあげないと!」

 

エミリアはそう息巻いて迷子の少女に話しかける。クロはパックの方をちらりと見たがパックは、首を振るだけだった。

 

「お父さんとお母さんは一緒じゃないの?」

 

エミリアは迷子の少女に親はどうしたのか聞くが、迷子の子は泣いたままで何も答えない。

 

「泣かないで。お姉ちゃんはあなたに何もしたりしないから」

 

エミリアが安心させるように話しかけるが効果はいまいちで、いまだ泣き止まない迷子の少女にエミリアは焦り始める。

 

「ねぇ、クロこの子どうしたらなきやむかな?」

「いや、俺に振るなよ」

 

エミリアの問いにクロそうは答えるが、良い案は無いのでとりあえず2人で励ます。

 

「ほら、大丈夫よ。きっとあなたのお父さんとお母さんはみつかるわ」

「そうだぞ。だから泣き止めって」

 

できるだけ優しく話しかけるが、やはり効果は無い。

 

「ここはぼくの出番だね」

 

パックはそう言って2人を迷子の少女の前から退かせる。

 

「大丈夫?お嬢さん」

 

パックは迷子の少女に話しかける。するとその子は、

 

「わぁ!ねこさんだ!」

 

と目を輝かせる。

 

「俺、必要なかったな」

 

パックを抱えてはしゃぐ姿を見てクロはつい呆然と呟く。

 

「そ、そんなことないわよ?」

「目を見て言え」

 

エミリア目を反らしながらクロのフォローをしているつもりだろうが出来ていない。

 

「お姉ちゃん!」

 

迷子の少女はパックを片手で抱き抱えエミリアに向かって手を伸ばす。だがエミリアはその手を取るのをためらっている。だからクロは、

 

「取ってやれよ」

 

エミリアにそう言って背中をポンッと押す。

手をつないで2人共嬉しそうにしている。そんな2人を見てクロは微笑む。エミリアはさっきから黙っているクロを寂しがっていると勘違いし、

 

「寂しいの?私が手をつないであげるから私で我慢してね」

「いや、違う」

 

そう言って手を伸ばしてくるエミリアにクロは即答する。すると迷子の少女はパックを頭に置いてエミリアとつないでいる逆の手をクロに向かって伸ばす。クロはその手を取って少女の親探しを始める。

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

「こうしていると若夫婦と子どもに見えるのかね」

 

親探しを始めて数十分とたった頃にクロは突然そう呟く。

 

「いきなりどうしたのクロ?」

 

エミリアは突然そんなことを言い出したクロに問う。

 

「いや、ただ突然そう思っただけ」

 

エミリアの問いにクロはそう返す。

 

「クロとこの子が兄妹にしか見えないと思うけど」

「そうか?俺とお前の歳はそんなに離れているようには、見えないけどな」

 

クロの歳の差はないと言うセリフにエミリアは異を唱える。

 

「その予想は当てにならないと思う私ハーフエルフだから…」

「ふ~ん」

 

エミリアは顔を暗くしながらそう言うがクロは簡潔に返す。

 

「えっ!それだけ?」

 

エミリアはその返しに納得がいかないのかクロに問いただす。

 

「えっ!ダメだったか?」

「だめじゃないけど」

 

クロの返しに戸惑うエミリア。

 

「ハーフエルフにどんな意味があるのか知らないけど、エミリアはエミリアだろ」

 

そう言ったクロにエミリアは、

 

「ありがとう」

 

赤くなった顔を隠そうともせずクロを見て嬉しそうに笑って言った。

 

「何だよいきなり」

「別に、ただそう言いたくなっただけ」

「あっそ」

 

クロは、どうしたのかを聞いたが誤魔化されたので深くは聞かなかった。

すると突然、

 

「ママ!パパ!」

 

と言ってつないでいた手を離し少女が走り出す。

 

「おぉ!!探したんだぞ!」

 

少女はパパと言って、男性に抱きつく。

 

「良かった見つかったのね」

「そうだな」

 

嬉しそう言うエミリアと疲れたように呟くクロ。すると少女の父親は、

 

「君たちは娘の恩人だ!礼がしたい!何でも言ってくれ!」

 

涙を流しながらそう言って来た。だからクロとエミリアは事情を説明した。

 

「なるほど……盗品を売りさばく場所が知りたいのか…貧民街に盗品蔵ってのがあるって聞いたことがあるな」

 

クロは少女の父親が気になる単語を言ったので聞く。

 

「盗品蔵?」

「なんでも盗品は一旦そこに預けて後は、まとめて市場で売りさばくって話しだ……売られる前なら取り戻せるかもしれん」

 

盗品蔵の説明を聞いた上で、最も重要なことをエミリアが聞く。

 

 

「…その場所は分かりますか?」

「さすがに場所までは分からねぇな…貧民街の連中なら知ってると思うが…」

 

エミリアの質問に分からないと答える少女の父親。重要な情報は得たのでクロは少女の父親に向かって、

 

「助かった。ありがとな、おっさん」

 

と礼を言った。

 

「おう!力になれたのらよかった」

 

少女の父親はそう言って嬉しそうにする。すると少女がエミリアの服に、

 

「お姉ちゃんにこれあげる!」

「え?」

 

と言って花のブローチをつける。戸惑うエミリアに少女の母親が

 

「もらってあげてください。娘なりにお礼がしたいと思っているみたいなので」

 

エミリアに受け取って欲しいと言う。それにエミリアは、

 

「ありがとう!」

 

笑顔で答える。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

場所は移動し、エミリア達は盗品蔵の前にいる。

 

「思った以上にでかいな…」

「小屋じゃなくて蔵って呼び方の理由が分かるわね…」

 

エミリア達は盗品蔵を見て大きいと言う感想を抱く。クロは、視界の端に見える壁を見て呟く。

 

「奥に見える壁って……」

「王都の防壁ね。いつの間にか街の端まで来てたみたい」

 

クロの呟きにエミリアは律儀に返す。それに納得する。

エミリアは扉に近づき開けようとするがガチャガチャと音を立てエミリア達が入るのを拒む。

 

「開かないわ」

「なら、退いてろ。俺がどうにかする」

 

そう言ってエミリアを扉の前から退かせ、クロは扉に近づく。

 

「お邪魔しまーすっ!」

 

言い終えるのを合図にクロは扉を蹴破り中に入る。中にいたのは、ポカーンとしたガタイがかなり大きい肌の黒いじいさんと同じくポカーンとした金髪で八重歯の目立つ見たことのある少女だった。




久しぶりにリゼロのopを見て鳥肌立ちました。
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