イベントと第六特異点クリアーしたので投稿します!!
キンキンキンキン
鉄と鉄が当たる音が結界内に響き渡る。
ギルガメッシュは無数の砲台から宝具を射出している。弓弦は射出される前に地面に刺さっている剣などで射出を防いでいるが、間に合わない物は干将・莫耶で防いでいた。
「ならこれでどうだ」
次にギルガメッシュは弓弦の足元にゲートを開いて宝具を射出した。
弓弦はバックステップで避けた。
「それ次だ」
再び正面から宝具が射出された。
「
弓弦はロー・アイアスで防御し、魔力で身体能力を上げ一気にギルガメッシュに接近した。
「天の鎖」
「なっ!?」
回避しようとしたがスピードが出ていた為、天の鎖は左手を捕らえた。
「まさか天の鎖を使うとは・・・」
「生憎
そう言いある剣を宝物庫から出した。
「おいおいエアを抜くのか」
「誇りに思うがいい雑種。
言い終わるとギルガメッシュはエアを右手で持ち、弓弦に振り下ろした。
弓弦は左腕に力を籠め天の鎖でエアを受け止め、そのままエアに天の鎖を巻き付けて引っ張った。
「クッ!」
ギルガメッシュはやもなく天の鎖を消した。天の鎖の拘束から抜け出した弓弦は距離を取った。
「やりよるわ。ならこれで決めてやろう」
ギルガメッシュはエアに魔力を集中し始めた。
「宝具か!なら俺も」
弓弦は右手に剣ーエクスカリバーを出現させた。
「ふん。エクスカリバーではエアには勝てんぞ」
「分かってる。だが2本ならどうだ?」
更に弓弦は左手にもエクスカリバーを出現させた。
「成程、いいだろう。裁きの時だ。世界を裂くは我が乖離剣!」
「束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流」
弓弦とギルガメッシュは詠唱し魔力を集め始めた。
「受けよ!『
「受けるがいい!『
2人の攻撃は中間点でぶつかり拮抗した後、爆発した。
その爆発で結界が崩壊した。
ドォオオオオオオン!!
ドォオオオオオオン!!
「な、何だ!?」
「決着が着いたようですね」
「やっとあの人間を殺したか」
「いいえ。ユズルは生きています」
「何故そう言える?」
「私達が消えないからです。ユズルが死ぬと私達弓弦のサーヴァントは消えるからです」
現在屋上には、グレモリー、イッセー、アーシア、アルトリア、ジャンヌ、タマモ、ライザーと残っている全員(レイヴェル以外)が居た。
ライザーは肩で息をしていた。その理由は少し遡る・・・
弓弦がギルガメッシュと共に結界に入って行って直ぐアルトリア達は行動に移った。
相手の『
その時エミヤの矢でユーベルーナを地面に落としそして・・・
「此よりは地獄。わたしたちは炎、雨、力――殺戮をここに。『
『
『
メドゥーサとエミヤは残り魔力全て宝具に使い、ライザーに突貫した。その結果ライザーに大ダメージを与え、2人は消えた。
「だがこのゲームは俺の勝ちだ」
「寝言は寝て言え。まだ俺達は戦える」
「「「「「「ユズル(さん)/弓弦/ご主人様!!」」」」」」
屋上に現れた弓弦にアルトリア達は反応した。
「お前がどうやってギルガメッシュを召喚したかは、お前を負かしてから聞くとしよう」
「やってみろ人間風情が!」
ライザーは弓弦に向かって火球を投げつけるが、全てアルトリアが切り捨てた。
「ユズルあの男はメドゥーサとエミヤの宝具によって疲弊しています。ここが勝負所です」
「O、K。イッセー倍増を始めろ!」
「分かった!」
『
弓弦に言われ、イッセーは倍増を始めた。
「やらせるか!」
ライザーはイッセーに向かって無数の火球を投げるが、弓弦とアルトリアに防がれた。
「イッセーの力が溜まるまであと一撃入れておきたいな・・・」
「・・・ユズル後は任せました」
ジャンヌはそう言い腰に刺した剣を抜き、ライザーに対峙した。
「ジャンヌまさか!!?」
「主よ、この身を委ねますーーー」
そう言い剣で自分の掌を傷つけ、祈りと共に剣を掲げると炎が具現化しライザーもろとも焼き尽くした。
これはジャンヌが持つもう一つの宝具『
「ジャンヌ!!」
弓弦はジャンヌに駆け寄った。
「待ってろ今令呪で・・・!」
「駄、目です・・・」
令呪を使おうとしたらジャンヌが弱弱しく、弓弦の右手に触れた。
「ユズル、魔力・・・が、少ないのに・・・使ったらユズルが・・・」
「だけど・・・!」
「大丈夫、です・・・一日、したら・・・戻れます。ご武運を・・・」
そう言いジャンヌは金の粒子となって消えた。
「ジャンヌ!!」
「・・・ご主人様、私の魔力をお使い下さい」
タマモが弓弦に近づき、右手に両手を重ね魔力を弓弦に戻した。
「タマモ・・・」
「ご主人様なら勝つと信じています」
タマモも段々と透けていき消えた。
「・・・弓弦」
「アル、セイバーか。何だ?」
「分かっているのではないですか?」
「そう、だよな。セイバー俺に魔力を」
「はい」
アルトリアも両手を弓弦の右手に重ね、魔力を戻した。
「私達は離れていても共にいます。武運を」
アルトリアもタマモ同様に消えた。
「ありがとう。ジャンヌ、タマモ、セイバー」
『
「弓弦待たせたな!!」
「道は俺が作る!イッセーは奴に全力で叩き込め!」
「分かった!」
「
弓弦はゲイ・ボルクを投影し構えた。
「行くぞ。この一撃、手向けとして受け取るがいい!!
ゲイ・ボルクは一直線にライザーに飛んで行き、ライザーにダメージを与えたが直ぐに不死の能力で再生した。
「無駄だ!!」
ライザーは火球を特大サイズ投げつけた。
「
弓弦はロー・アイアスでガードした。
「うおおおお!」
「行けイッセー!」
ライザーの後ろからイッセーがブーステッド・ギアを構えて仕掛けた。
イッセーは弓弦がロー・アイアスでガードした直後、弓弦からのアイコンタクトを受けてライザーの後ろに回ったのだ。
だがライザーはその拳を避け、手に炎を出しイッセーに当てようとした。
「イッセー!!」
だがその攻撃はイッセーを庇った弓弦の背中に当たり、弓弦の服が燃え、背中には火傷が出来た。
「弓弦どうして俺を庇ったんだよ!?」
「現状奴を倒せるのはお前だけだ。俺の魔力はタマモとセイバー分の少量だけだ。なら俺が出来る事は、お前を奴へと続く道を作る事だ」
そう言い弓弦は再びライザーと対峙した。
イッセーside
弓弦・・・俺を信じてくれてるんだな。だったら俺はそれに答えなきゃならない!!
━━━ほぅ。まだまだ未熟だが、精神面が成長したな。
いきなり目の前が暗くなったと思うと、目の前に赤いドラゴンが佇んでいた。
━━━俺は赤龍帝ドライグ。お前の左腕に宿っている者だ。
ならドライグ俺に力を貸してくれ!
━━━勝算はあるのか?
勝算?そんなもんねえよ。だが!弓弦が俺を信じているんだ!それを裏切る訳にはいかねぇ!!
━━━・・・十秒だけだ。それ以上はお前の体が保たない。
「上等だ!!輝きやがれぇぇぇぇぇッッ!!オーバーブーストォッ!!」
『
イッセーの全身を真紅のオーラが包み込み、その中でイッセーの体には真っ赤な鎧が装着されていた。
「この『
そこからイッセーは何度も何度もライザー殴りつけた。
━━━残り五秒だ
五秒あれば十分だ!!
そう言うイッセーだったが突然膝を着いた。
━━━体が限界を迎えたみたいだな。
そんな・・・
「限界の様だな。消えるがいい」
ライザーはイッセー目がけて火球を投げつけた。
「はあああああ!!」
弓弦はイッセーの前に立ち、
「・・・弓弦すまねぇ。折角弓弦が時間を稼いでくれたのに・・・」
「気にするなイッセー。後は任せろ。セイバーには悪いが宝具を使う」
弓弦は
「束ねるは・・・」
しかし途中で霧散してしまい、
(しまったっ!?魔力切れだ)
「貴様も限界の様だな!!」
そう言いライザーは弓弦に無数の火球を投げつけた。弓弦は避けるが数が多く、幾つかは当たってしまう。
「可笑しいだろ・・・あれだけダメージを食らえば普通転移するんじゃ・・・」
━━━相棒、奴は人間だ。リアス・グレモリーの眷属ではない。
「それじゃこのままだと弓弦は・・・」
━━━ああ、死ぬ。
「これで死ね!!」
ライザーは弓弦に止めを刺そうおと特大の炎を作り出した。
「待って!!」
投げようとすると、グレモリーが待ったを掛けた。
「ユズル、イッセーもういいわ。これ以上貴方達に傷ついてほしくないの・・・」
そう言いグレモリーはボロボロの弓弦を抱きしめた。
「ぶ、部長・・・」
「お疲れ様、ユズル」
その言葉を聞き弓弦は気を失った。
ユズルはこのゲームの為に全力を尽くしてくれた。合宿では彼はサーヴァント達と協力して私達を鍛えてくれた。
彼等のアドバイスは的確で十日間は濃い日々となった。
そして本番ではこんなにボロボロになるまで戦ってくれた。もう十分よ、これ以上はユズルが死んでしまう。それだけは嫌。
「ありがとう、朱乃、佑斗、小猫、アーシア、イッセー・・・ユズル。不甲斐ない私の為に、よく頑張ってくれたわ」
そっと、リアスは弓弦の頭を撫でた後、ライザーに言う。
「私の負けよ。