終局特異点クリア!!
記念に10連するも当たりなしでしたが、呼符でモードレッドを当てました!!
さてさてでは本篇をどうぞ!!
「ここは・・・」
弓弦が目を覚ました時、そこは見慣れた弓弦の部屋の天井が見えた。
「目覚めたみたいですね」
枕元にいる女性が声をかけてきた。銀髪のメイド、グレイフィアだった。
「グレイフィアさん!勝負はどうなったんですか!?」
「勝負はお嬢様が
ーッッ!クソッ!!負けたのか俺は!誓いを立てたのに・・・情けないな。
「現在お嬢様とライザー様の婚約パーティが冥界の会場で行われています。お嬢様の眷属全員お嬢様にお付き添いになられております」
「・・・そうですか。俺は何日眠っていましたか?」
「3日です。ゲームが終わった後アーシア様の神器で治療しましたが、中々治らず半日すると青セイバー様が出て来て、弓弦様の傷が全て回復しました」
「そうですか(半日でアルトリア召喚に必要な魔力が回復したって事か。それより部長・・・・・・婚約・・・・・・。今頃、パーティの最中なのか・・・・・・)」
「・・・・・・納得されてませんか?」
グレイフィアがそう訊いてくる。
「はい。勝負が着いたとしても、部長が家の決定に従ったとしても俺は納得できません。俺は部長に誓いを立てましたから」
「その為に悪魔全て敵に回してもですか?」
「誓いを守れるなら覚悟の上です」
「ふふふ」
突然グレイフィアが小さく笑った。
「あなたは本当に面白い方ですね。私の主、サーゼクス様も貴方の活躍を他の場所で見ていて、『おもしろい』とおっしゃっていたのですよ?」
「それは光栄ですね」
するとグレイフィアが懐から、魔法陣が描かれた紙を取り出した。
「この魔法陣は、グレモリー家とフェニックス家の婚約パーティの会場へ転移できるものです」
「何故俺にこれを?」
「サーゼクス様からのお言葉を貴方にお伝えします。『妹を助けたいなら、会場に殴りこんで来なさい』、だそうです。その紙の裏側にも魔法陣があります。お嬢様を奪還した際にお使いください。必ずお役に立つと思いますので」
「ですが不法入国になるのでは?」
「その魔法陣はサーゼクス様が直に描いた物ですので、魔王様からの正式な物です」
「なら有り難く使わせていただきます」
弓弦はグレイフィアから魔法陣が書かれた紙を受け取った。紙を渡すとグレイフィアは弓弦の部屋を後にした。
「話は終わったようですね」
グレイフィアと入れ替わるようアルトリアが部屋に入って来た。
「ああ。アルトリアあの時魔力を分けて貰ったのに負けて済まなかった」
弓弦はアルトリアに頭を下げた。
「確かに負けてしまいましたが、まだ誓いを破っていません。なら果たしに行きましょう」
「そうだな」
シュゥゥゥゥン・・・・・・。
弓弦はグレイフィアからもらった魔法陣で転移した。
弓弦が転移する少し前冥界の婚約パーティ会場
「皆様ようこそお集まり下さいましてありがとうございます!今夜は私ライザー・フェニックスと、グレモリー家次期当主。リアス・グレモリーの婚約に立ち会っていただき嬉しいく思います。では我が妃リアス・グレモリーの登場です!」
ライザーが登場しパーティに来ている悪魔達に口上を言い、赤いドレスに身を包んだリアスが登場した。
ドォオオオオオオン!!
突如扉が破壊された。
「な、何だ!?」
その場にいた悪魔達は驚き何が起こったか分からなかった。
「誓いを果たすため参上した。俺は魔術師神上弓弦。リアス・グレモリーは返してもらおう」
弓弦は新品の魔術服を着て、手に黒い長剣を握ってそう言った。
弓弦の言葉で会場が更にガヤガヤとうるさくなった。
「人間であるお前がどうしてここにいる!?衛兵奴を排除しろ!!」
ライザーの命で衛兵達が弓弦に襲い掛かった。
「ユズルには指一本たりとも触れさせません」
「同感だ」
襲い掛かって来た衛兵をアルトリアが
他にもクー・フーリン達が衛兵を抑えていた。
「あの時は名乗れませんでしたから、今名乗りましょう。サーヴァントセイバー、真名べディヴィエール」
「同じくサーヴァントアーチャー、真名トリスタン」
「べディヴィエールとトリスタンだと!?あの円卓の騎士か!!」
2人の真名を聞き悪魔達は驚いた。
アルトリア達以外が真名を言うと衛兵達は一歩下がった。
そんな中弓弦はリアスの元に向かい、リアスの前に立つと片膝を着き言った。
「誓いを果たしに来ました」
「・・・ユズル。貴方って人は・・・」
「おい!貴様何しに来た!!」
そんな中ライザーが弓弦に睨みながら言った。
「決まっているだろ?この婚約をぶち壊しに来たんだ」
弓弦はライザーだけに殺気を向け言った。
「やぁ待っていたよ」
その時一番奥にいた紅髪の男性が歩み寄って来た。
(この紅髪、間違いなくリアスの兄で魔王のサーゼクス・ルシファーだな)
弓弦はその男性の正体に気付いた。
「私が用意した余興ですよ」
「サ、サーゼクス様!そ、そのような勝手は!」
「いいではないですか。この間の『レーティングゲーム』ライザー君と戦った彼は大きく疲弊していたにも関わらずライザー君と互角だったのですよ。今度は万全な状態の彼の力を見たいと思いまして。ライザー君今一度その力を私達に見せてくれるかな?」
「いいでしょう。サーゼクス様に頼まれたのなら断るわけもない。このライザー、身を固める前の最後の炎をお見せしましょう!」
サーゼクスが余興と言うと周りの貴族が慌てふためいて言い、それをやんわりと躱しライザーに提案した。
「人間君君は?」
「勿論受けさしていただきます」
「人間君、君が勝った場合の代価は何がいい?」
「サーゼクス様!?」
「なんということを!?」
サーゼクスの言葉に非難の声があがる。
「彼は人間ですが、私達は悪魔ですから何かをさせる以上こちらも相応のものを払わねばならないでしょう。さぁ、君。何でもあげるよ。何がいい?」
「自分が望むのはただ一つ。リアスを返してもらおう」
「わかった。君が勝ったら、リアスを連れていけばいい」
「ありがとうございます」
このやり取りによって、ライザーとの決闘が会場で執り行われる事になった。
会場の中央に急遽作られた空間。そこにライザーが先に入った。弓弦が入ろうとしたら声を掛けられた。
「ユズル頑張って下さい」
「あの者に君の本当の力を見せてやれ」
「燃やしてしまいなさい」
「ご武運を」
アルトリア達が激を飛ばし弓弦は頷いて空間に入った。
「開始してください!」
空間に入りライザーと対峙すると、開始を告げた。
「何度来ても同じだ。コレで貴様を消してやる」
ライザーの手には魔法陣が書かれた紙が握られていた。そして魔力を流すが・・・・・・
「な、何故反応しない!?」
「どうやらそれは一回しか使えないみたいだな。ギルガメッシュを召喚したのもその紙か」
「なら直接俺が息の根を止めてやる!!」
「やってみろ」
━体は剣で出来ている
━血潮は鉄で、心は硝子
━幾たびの戦場を越えて不敗
━ただ一度の敗走もなく、ただ一度の勝利もなく
━ただの一度も理解されない
━故に、我が生涯に意味はなく
━この体は無限の剣で出来ていた
詠唱が終わると、果てなき荒野に無数の剣が突き刺さり、空中に巨大な歯車が回っている風景となった。
今回、アルトリア達と弓弦のパスを通じて得られた内部の状況を、タマモの呪術で全員に見えるようにされており、見た事のある者達以外は驚いた。
「こけおどしだ!!」
ライザーは炎を投げてくるが全て地面に刺さっている剣で斬り下ろした。
「それとここの剣に注意しろよ?」
「何を言っている」
「その身で受ければわかる」
その言葉と同時に大小様々な剣がライザーに向かう。ライザーは避けるが数が多く幾つか掠った。
「グアアアアアア!!なんだこれは!?再生しない!!?」
「この空間の剣には不死殺しの概念を付与した物もある。つまりこの中にある剣はお前にとって毒の様な物だ」
「くそがぁ!!」
ライザーは特大な炎を投げた。
「これは憎悪によって磨かれた我が魂の咆哮・・・・・・!『
弓弦からの炎がライザーの炎を焼き、ライザーも焼いた。
「私が最初ですね」
空間外ではジャンヌ・オルタがドヤ顔しながらアルトリア達に言っていた。
「いや弓弦とエミヤが最初だろ?」
「そ、そんなの知ってますぅ!!攻撃系の最初って意味ですからね!!」
クーに指摘されるとジャンヌ・オルタは顔を赤くしながら反論した。
「グ八ッ・・・」
ライザーは再生したが吐血した。
「今の宝具には呪いもついている。まぁ休む暇など与えないが。一歩音超え・・・・・・二歩無間・・・・・・三歩絶刀!『
「今度は沖田さんのです!!」
「今回は魔力が丸々残っているので、宝具が使い放題ですね」
「次だ。刺し穿ち・・・・・・突き穿つ!『
「今度は師匠のか」
「全快のユズルなら彼に苦戦しないでしょう」
ライザーは度重なる宝具で精神的にも疲労していた。
「くそが、この化け物め・・・」
「化け物で結構。それで誓いが果たせるなら。この最後の一撃で沈め」
弓弦はそう言い会場に入って来た時に持っていた黒い長剣を手に持った。
「見せてやろう俺の宝具を」
その瞬間その場の魔力が全て剣に吸収された。
「刻むは全ての時、過去現在未来。駆け抜けろ!『
瞬間剣より膨大な魔力がライザーに直撃し、ライザーは地面に落下した。
「答えろ。お前にあの魔法陣が書かれた紙を渡したのは誰だ?」
「し、知らない男だ。・・・フードを深く被っていたから、顔は見てない・・・」
「そうか・・・分かった」
弓弦はライザーに近づき、ギルガメッシュを召喚した魔法陣が書かれた紙を誰から貰ったかライザーに質問するが、ライザーは知らないと答えた。
用が済んだ弓弦がグレモリーの元へ行こうとすると、ライザーの妹が弓弦とライザーの間に入り込んで来て、弓弦を無言で睨んだ。
「文句があるなら、俺のところに来い。何時でも相手になってやる!」
弓弦は自身の剣を突きつけながらそう言い、グレモリーの元へ向かった。
「部長、帰りましょう」
「・・・ユズル」
弓弦はその場である宣言をした。
「またこのようにリアスの夢を奪う事になれば、俺は何処にいようが駆け付け、リアスの夢を奪う者を倒す!」
そう言い弓弦はグレモリーの手を取り、グレイフィアから貰った魔法陣の紙を取り出し裏向けた。
キュィィィィィッ!
裏向けた時、眩い光が発せられその中からグリフォンが出て来た。
「部室で待ってるからな」
集まって来た姫島達にそう言い、弓弦はアルトリア達を戻し、グレモリーを抱えグリフォンに乗り、冥界の空へ飛び出した。
冥界の空を眺めているとグレモリーの手が弓弦の頬に触れた。
「バカね。全悪魔を敵に回すようなことをして」
「いいんです。誓いを果たせるなら、悪魔だろうが、天使・堕天使だって敵に回しますよ」
「・・・・・・ユズルこっちを見なさい」
「何ですか?ぶちょ・・・」チュ
弓弦がグレモリーの方を向いた瞬間、弓弦の唇がグレモリーの唇で塞がれた。
「私のファーストキスよ。日本では、女の子が大切にするものよね?」
「い、いいんですか!?俺なんかで?」
「それだけの価値があるのよ、貴方がしたことは。これはそのご褒美よ。何時か私の処女もあげるわ」
そう言うグレモリーの顔は笑顔だった。弓弦はこの笑顔が一番のご褒美だと思った。
主人公の宝具、いい口上、名があれば言って下さい!!